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2013年10月 8日 (火)

「細目の中で(撤廃を)検討するのは公約変更ではない」(アンポンタン石破)なんて国民を舐めるのもいい加減にしろ。「公約変更」だあ。それを言うなら「公約違反」だろう。この慮外者めが。

 庭の金木犀が刺激的な香りを漂わせ、秋の深まりを告げる今日この頃・・・てな感慨に耽ろうとしていたら、夏の日差しが戻ってきちまった。なんとも不粋なことよ。

 で、「謙遜」「真実」というのが金木犀の花言葉らしいが、「謙遜」「真実」とはまったく無縁なのがいまどきの政治家というやつです。昨日も書いたように、TPP交渉における「聖域死守」なんてスローガンは、予想通りに単なるお題目だったようで、娘が東電のアカポンタン幹事長・石破君なんか「細目の中で(撤廃を)検討するのは公約変更ではない」てなことぬかしてます。

政府・自民 公約転換へ TPP聖域5項目 譲歩も

 「公約違反」ではなく「公約変更」ってところが、言葉をないがしろにする政治屋ならではの言い草ではあるのだが、なによりもここにきて「重要5項目の中には500を超える品目があるから、その中には関税撤廃しても支障のないものがある」なんてことを言い出すこと自体、国民を舐めてます。

 自民党のTPP部会で尾辻と言い争いした西川っていうオッサンがTPP対策委員長としてバリ島に行ってるんだが、こやつが「落としどころを探さなければ」なんてことをほざいている。おいおい、「落としどころを探る」ような取引するなら、即刻撤退するのが筋なんじゃないのか。「聖域死守」ってのは、そういうことだろう。

 ま、こうやってなにかもなし崩し的に公約違反を積み重ねて、好き勝手していこうっていう算段なんだろうが、「公約を守らないことなんかたいしたことない」ってのたまったソーリがいたくらいですから、いまさらながらにさもありなんてなもんです。そんな男がこのところ「脱原発」を声高に吠えてるわけだが、だからこそいまひとつ信用できない、女心と秋の空なのであった。

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コメント

細目(メ)だろうが、太目(メ)だろうが、「聖域」を壊すてェのは、蟻の一穴、公約違反なんじゃい。

農協中央会の萬歳とは話が着いているっていうし、可哀想なのは踊らされていた農家だ。

もともとTPPは、遅れてきた者の発言は認めない、決まっていることは変更しない、っていうところに、ネギ背負って参加したんだから、当然こうなることは予想されたこととはいえ、分かったらとっとと撤退しろてんだ。

土と格闘している農家のことを考えろってんだ。

投稿: 岡目五目 | 2013年10月 8日 (火) 21時46分

アレレ!
聖域5項目を死守できなかったら交渉から脱退するんじゃなかったの?

途中で脱退なんて出来ないだろうって!
安倍なら出来る。

戦前大好き人間なら
「連盟よさらば、我が代表堂々と退場す」の
松岡洋右に倣って、他の参加国に何言われようが、堂々とケツまくって脱退してみろ!

投稿: こなつ | 2013年10月 8日 (火) 13時04分

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