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2013年10月22日 (火)

中国の大気汚染をそしる資格は汚染水垂れ流している日本にはありません&経済政策をゴルフにたとえてオチャラケ答弁。まるで飲み屋でオダあげるオヤジです。知性のカケラもあったもんじゃない。

 中国の大気汚染が凄まじいことになっている。TVのワイドショーは、「よくこんなんで平気で住んでられますね」とか「もっと危機感をもたないと日本にも迷惑がかかる」なんてことを、コメンテーターがくっちゃべっている。言ってることは確かにその通りなんだが、ちょっと待てよ、よその国のことをとやかく言える立場か日本は。福島第一原発からは放射能が大気中に拡散し、汚染水は確実に海を汚してるってのに、自分のことは棚に上げってのはこういうことを言うんでしょうね。

 大気汚染でモヤがかかった中国の都市は、そのまま東京の姿かもしれませんよ。放射能は目に見えないだけで、確実に東北、関東に降り注いでいるんだから。中国の大気汚染を非難する資格は、日本にはありません。そのうち、海洋汚染の不始末で、外国から訴訟起こされることだって十分に考えらるんだからね。

 そうなったら大変だ、って思ったのかどうかは知らないが、原子力規制委員会は福島の沖合い1000~3000キロの海域で放射性物質の濃度を測定するってね。海面近くの海水を採取するらしいが、海洋汚染って表面をなぞっただけじゃハッキリしたことはわからないんじゃなかろうか。海底にホットスポットが散らばっていることがわかってるんだから、そこはどうするつもりなんだろう。

福島沖1000~3000キロで測定 放射性物質、範囲拡大

 海底のホットスポットは、カレイやヒラメといった底魚に多大な影響を及ぼしているはずで、単純に海面近くの海水の汚染度測ったからって、それで良しとはならないんだよね。ま、やらないよりはいいんだろうけど、深刻な汚染はなかった、っていう結論ありきの汚染調査にならなけりゃいいけどね。

 ところで、衆議院予算委員会で、レレレのシンゾーがゴルフに例えて経済政策を語ったそうだが、おいおい、飲み屋の会話じゃないんだからさ、ちったあ考えて答弁したらどうだ。「ボールがバンカーに入ってしまった。グリーンの先に崖があると心配して、ずっとパターで打っていたら出ない。われわれはサンドウエッジでグリーンに乗せようとしている」って、なんのこっちゃ。知性のカケラもありません。

 この国の政治は、政治が家業の世襲政治屋と選挙で選ばれたわけでもない有識者とかいう御用学者が好き勝手してるってわけです。「節度」って言葉が、この国からはどんどん失われ、なんだか、日々、心が疲れていく今日この頃なのだ。

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コメント

ふと、傍らを見ると「世界の理解を超えた日本人の思考」という文字が目に入った。

本の名称は「ホツマ伝(ツタエ)。
今や日本はそんな位置にいるのかと、妙に納得。

で、サンドウエッジでトップして、消費税やらTPPやらの崖下に落ちろと乞い願う「岡目五目」であります。

投稿: 岡目五目 | 2013年10月22日 (火) 21時59分

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