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2013年11月21日 (木)

いまの日本の政治ってのは、違憲状態の選挙で選ばれた違憲状態の総理大臣と違憲状態の国会議員が違憲状態の国会で、なんの権限もなく特定秘密保護法案という重要法案を審議するふりして、ついには改憲までしようって企んでるってことなんだね。

 昨日は、先月突然訃報の届いた中学時代の友人の墓参りで、遥か川越の先の霊園へ。遠くに秩父連峰をのぞむ、ひなびた農村風景の一角に佇む霊園はなんとも長閑で、風に乗って聴こえてくる小鳥のさえずりに、ちょいと都会の澱が洗われた気がする一日なのであった。穏やかな環境の中で、きっとやすらかな眠りについていることだろう。

 そんな具合に、平安な心で毎日が過ごせればいいのだけれど、そうもいかないのが俗世間というもので、日本維新の会はお約束通りに自民党とのボス交で転んじゃいました。笑っちまうのは、秘密指定期限を「30年限定」って息巻いてたのに、終わってみれば「60年間に延長」だって。バッカじゃないの。なんのための修正協議ってやつなんだろうね。ようするに、修正協議したふりして、実のところは自民党と談合してより反動的な法律にしようとしているってことなんじゃなかろうか。みんなの党も一緒です。

秘密保護法案 指定期間後退 維新賛成へ

 だいたい、国会で審議著中だってのに、国会の外で修正協議なんてしてること自体ヘンテコリンなことで、おかげで委員会はガラガラです。国会を軽視ということは、とりもなおさず国民を軽視しているってことで、自分たちがいかにして国会議員と言う資格をさずけられたか、ここらでよ~く考えてみるこった。国会議員というのは国民から負託された立場だってことを忘れちゃいけないよ。って、それこそ、ごまめの歯ぎしりにしかならないんだが、こんなにも国会が機能停止していていいんだろうか。

 ひるがえって思うに、こうした国会の機能不全こそ、特定秘密保護法案が目論んでいることてもあるんですね。なんてったって、「何が秘密? それは秘密です」という国政調査権すらまったく及ばない法律なんですからね。ま、官僚の官僚による官僚のための政治が始まるってことです。おい、みんなの党、情報公開と公務員改革は党是じゃなかったんかい。日本維新の会とあわせて、しょせんは自民党の会派みたいなもってことか。

 でもって、最高裁は、「一票の格差」問題を「違憲状態」というなんとも歯切れの悪い判決出しちゃいました。選挙無効を期待してたのに、「政治状況」を斟酌するというなんとも腰砕けなことをしてくれてたもんだ。「選挙は無効だとか、『〇増五減』の法改正は違憲状態という判決が出れば大変だったが、そうではなかった。読めば読むほどいい判決だ」(自民党・細田幹事長代行)なんて褒められちゃう始末だ。ここまで、司法が政治家に舐められちゃう世の中ってのは、とんでもなく危険ですね。婚外子の相続差別問題でも、最高裁の違憲判決に、「憲法が間違っている」ってアホ抜かした自民党議員がいたが、この風潮はおそらくますますはびこっていきますよ。

昨年衆院選「違憲状態」 政治に配慮? 判決後退

 とはいえ、現在の選挙制度が「違憲状態」であることは最高裁が改めて認めたわけで、ということはいまの日本の政治ってのは、違憲状態の選挙で選ばれた違憲状態の総理大臣と違憲状態の国会議員が違憲状態の国会で、なんの権限もなく特定秘密保護法案という重要法案を審議するふりして、ついには改憲までしようって企んでるってことなんだね。

 そこんところに思いをはせれば、まとも人間なら少しは謙虚にもなろうというものなんだが、この国の政治家センセイというのは厚かましさと図々しさにかけては天下一品ですからね。それでもって、国会をたばねる違憲総理は、70ケ国以上500人を超える専門家が2年以上もかけて起草した「国の秘密と知る権利の両立を図るための国際基準」である「ツワネ原則」について糺されて、「ただの民間の取り決め」って言い放っちゃう無教養、無知ときてるんだから、なんとも救いようのない今日この頃なのだ。

 というわけで、その無教養、無知ぶりを下記の動画でとくとご覧ください。「ツワネ原則」への発言は6分過ぎに出てきます。

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コメント

コイツら、何年生き延びようってんだ。

何、60年だって?しかも延長できるって?

60年経っちまえば、今の30代だって生きちゃあ、いネえんだ。

秘密が、秘密で良かったのか悪かったのか、てめえらァ自身じゃ検証しねえっていうのか。

無責任極まりねえ。

ミンナも維新も大臣の椅子欲しさに転びやがって、  

この裏切り者!!!

と、始めっから期待していないけれど。

投稿: 岡目五目 | 2013年11月21日 (木) 10時42分

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