日本版NSC+特定秘密保護法案+集団的自衛権行使容認=解釈改憲・・・戦争できる国にするための方程式。
どうでもお手紙騒動の責任取らせようというんで、太郎君に皇室行事参加自粛を要請するそうだ。ま、「皇室の政治利用」なんて拳を振り上げたまではよかったが、自民党にすれば自分たちの政治利用常習犯ぶりにスポットが当たっちゃって、こののまだとヤブヘビだってんでこんなわけわかんない要請とやらになったんでしょう。いずれにしても、ズッコイやつらだこと。
お手紙騒動は煽りに煽りまくったマスメディアも、どうして国会無視して北朝鮮行きを強行したアントンはお咎めなしなんでしょう。こっちの方は明らかなルール違反で、それこそ懲罰に値するんじゃないんでしょうか。日本維新の会も最初は「けしからん」みたいなこと言ってたのに、このところなぜか口つぐんでるのも解せません。総連がらみで、何か暗躍してるのだろうか・・・妄想が膨らむなあ。
で、国会では日本版NSC関連法案が今日にも衆議院通過して参議院に送られ、同時に特定秘密保護法案が審議入りする。行き着く先は、集団的自衛権行使の容認で解釈改憲となるわけです。この3つはすべてセットですからね。日本版NSC法案が可決されるってことは、それほど大きな意味を持っているってのに、こちらについても一部を除いてマスメディアは静観し続けてます。朝日や毎日は社説で特定秘密保護法案への危機感を表明してはいるけど、なんかアリバイ臭いんだよなあ。
日本版NSCってのは、議事録さえ満足に取らないようなまるっきりの秘密会議ですからね。国権の最高機関たる国会は、まったく機能しなくなる危険性を孕んでいるわけで、こんな重要法案がたった21時間の審議で衆議院通ちゃうんだから恐い話なのだ。ま、国会が機能していないってのはいまでもそうなんだが、こんな状況を招いたグータラ民主党の責任は極めて重いってことです。
しかし、冗談言ってる場合じゃないんだよね。このままだと、日本版NSC+特定秘密保護法案+集団的自衛権行使容認=解釈改憲っていう方程式が成り立っちゃうんだから、いつまでも食品業界の偽装狂想曲にかまけていると大変なことになりますよ。
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