「日本もNSAの情報活動の対象」報道に防衛大臣が「信じられない」と涙目・・・三文小説に出てきそうな男に裏切られた女のセリフだね&婚外子相続了承するから「家族制度のあり方を検討する特命委員会」設置しろってさ。特命係長の登場か。マンガだね。
その昔、シーン・ハックマンが主演したフランシス・コッポラの映画「カンバセーション 盗聴」というのがあった。盗聴のプロが殺人事件に巻き込まれるというサスペンスタッチの心理劇で、コアなファンがいまでもいる。で、アメリカのNSA(国家安全保障局)による盗聴って話が飛び出した時に、咄嗟にこの映画が頭に浮かんだのだが、ま、国家によるピーピーングってのはゴルゴ13の世界だけのことでないのは確かなことて、もちろん日本だってターゲットになってるなんてことは、シロートにだって容易に想像がつく。
ましてや、政治家ならばそんなことは基本中の基本だと思うのだが、どうやらこの国ではそうでもないらしい。ニューヨーク・タイムズが「日本も情報活動の対象としている」と報じたことについて、安全保障の要である防衛大臣がこんなコメントしてます。
「あくまで報道があったということで、アメリカ政府がそのようなことを言っているとは承知していない。同盟国との間も含め、さまざまな友好国との信頼を傷つけるような行為は決して望ましいことではない。報道は信じたくない」
いやあ、小野寺君、「信じたくない」って、彼氏に浮気された女のセリフじゃないんだからね、情けなくて涙がチョチョ切れますよ。民主党政権で田中某が防衛大臣に就任した時、さんざん「素人大臣」って自民党は批判してたよね。ま、確かにおっしゃる通りではあったんだが、小野寺君の「信じたくない」発言を聞いちゃうと田中某どころの話じゃありませんよ。こんなのが防衛大臣じゃ、ひとたび事が起きたら、「ホクちゃん恐い」なんてチッコ漏らしちゃうんじゃないのか。
それにしても、「信じられない」とはねえ。もっとも、「えっ、ウッソー」なんて言わなかっただけマシってなもんか。あの目力のなさじゃ、心も弱そうだもんなあ。なるほど、「信じられない」発言は裏切れられた女の心情そのものだったってことね・・・納得。
ところで、婚外子の相続問題にいちゃもんつけてた右曲がりの自民党のセンセイたちが、どうやら鉾をおさめたようなんだが、このまま引き下がっちゃ面子が立たないってんで、了承するための条件出してます。「自民党内に家族制度のあり方を検討する特命委員会を設置し、法律婚を尊重する諸政策を一年以内にとりまとめる」ってんだが、「家族制度のあり方」だとか「法律婚の尊重」とか、いやはやなひとだちだこと。
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コメント
頭の中身は腐ったアメリカンチェリーでいっぱい
この問題で真っ先に怒ったのはドイツとフランス。スペインも怒った。片や日本のスガはそんなことありえませんとすっとぼけた。奴隷はあくまで奴隷。独立国の矜持もない。腐った頭の政治家さんはいいがね、産業スパイとかビミョーな金融問題、国民のプライバシーといった、国が守るべきことを放棄している。その挙句がアメリカはそんなことしないも~ン・・・とべそかいてるだけ。
この国の政治家や官僚は、国民のことも国家経済のことも何も考えていない。あるのは属国管理機構の中でいかに生き延びるかということだけ。鳩山政権をつぶしたのはこんなバカな連中。こんなバカな連中がとんでもない権力を握っているわけで、お坊ちゃまは到底太刀打ちできなかったということ。
日本は民主党政権でぐちゃぐちゃにされたというプロパガンダですが、基本的には民主党を乗っ取った能無し連中と、腐れズミントーと霞が関のドラマですね。憐れ国民は最悪の選択でズミントー一党独裁国家を作り上げた。
どうりで検察やマスコミ、裁判所まで総動員して誰かを貶めたわけです。
この理屈を解っているのは実は赤い人たちだったり、宗教狂いの人たちだったりもするんです。時には積極的に貢献しました。アホですね。
同じ穴の中に巣くう人たちの努力の総決算が・・・ズミン・シンゾー独裁国家(属州)ということです。明治維新以来最高???の政治状況です。
投稿: kappa | 2013年11月 6日 (水) 19時44分