A級戦犯合祀以降、昭和天皇は靖国参拝をやめ、今上天皇も参拝をしない。安倍晋三にはその意味がわかるまい&靖国参拝のその夜に、報道各社の政治部長が安倍晋三と会食。お恥ずかしい限りだ。
ああ、やってくれたか。レレレのシンゾーの靖国参拝である。ここまで来ると、もう手がつけられませんね、この無知蒙昧な世襲政治屋の阿呆ボンは。
昭和天皇がなぜ靖国参拝を中止したか、今上天皇がなぜ一度も靖国を参拝しないか・・・ひとえに、A級戦犯合祀がきっかけということすら、この男は理解していないに違いない。それほど、A級戦犯の存在は重い。
極東軍事裁判の結果を受け入れ、A級戦犯の存在を認め、それによって主権回復して国際社会に復帰したのが戦後の日本であり、A級戦犯というのは戦争責任の所在をハッキリさせたということでもあるんだね。だから、政治家は心情的にというよりも極めて政治的にその存在を捉える義務がある。そこに個人の思いなんてものはまったく介在する余地はない。
だからこそ、昭和天皇は靖国参拝をやめ、今上天皇も参拝をしないわけで、「日本国民統合の象徴」である天皇のお気持ちを安倍晋三は逆撫でしたことになるんだね。お心を安んじるどころか、おおいに乱したんだから、これはもう不敬罪ですね。
で、お友だちであるはずのアメリカをもいたく刺激してしまったようで、「失望した」って逆ねじ食らっちゃいました。兄貴分に「やめとけ」って釘刺されて、それでも突っ走っちゃったチンピラみたいなもんで、「使えない奴」って烙印押されちゃったことは間違いない。そろそろ、安倍降ろしが本格化するとうれしいのだけど・・・。
それにしても、前政権の時に靖国参拝できなかったことに「痛恨の極み」と言って憚らないひとりよがりの男を、誰一人として「殿、ご乱心」と羽交い絞めする奴がいないという自民党の現状も悲惨なものがある。ようするに、「戦争のできる国」信者の集まったカルト集団がこの国を動かしてるってことです。
で、そのカルト集団を徹底的に監視し、批判の矢を放たなくてはいけない報道各社の政治部長が、靖国参拝のその夜に、レレレのシンゾーと会食してたってんだから、もう腰が砕けるなんてものじゃありません。首相動静には「報道各社の政治部長」としか書いてないけど、全員の名前をどなたか公表してくれないだろうか。しかしまあ、恥ずかしい話だ。
・首相動静
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コメント
部長「靖国参拝は英断でしたなァ」
阿保「うん、まァ。それにしても記事は、ちょっと厳しかったねェ」
部長「いや、あの程度書かにゃァ読者が納得しませんからねェ」
阿保「中韓の反応は折込済みだが、アメリカがねェ・・・」
部長「中国の手前あれくらいは言うでしょう。それより辺野古が決まったことでアメリカさんも安心してるんじゃないですか」
阿保「沖縄へはこれからもどんどんつぎ込んで反対派を撃滅してやるから・・・。あくまでも沖縄振興のためだからね。新聞もそう書いてよ」
部長「そりゃあ、分かっています。で、今度はいつ会えます?」
阿保「年明けね。高額商品の売れ行きがいいとか、海外旅行が増えたとか、アベノミクスの効果が出てきた、と煽ってほしいね」
とかなんとか、架空対談。
投稿: 岡目五目 | 2013年12月27日 (金) 19時12分
あ~あ!
まったくウマシカにつける薬は無いというか、キチガイに刃物というか、何と言う年の瀬でしょう。
今回だけは「外圧」に期待したいですね。
国内じゃ報道各社がこのザマだし、もうここまできたら、アメリカから見限られることを祈るのみ、とは情けないけどしかたがない。
投稿: こなつ | 2013年12月27日 (金) 11時52分