アメリカの文化人29名による辺野古基地移設反対声明。日本人が沈黙してちゃいかんだろう。
川崎の逃亡犯について、ヤメ検のエロ髭・若狭君がTVでコメントしていて大笑い。なんとまあ、トレードマークのエロ髭剃っちゃってました。参議院選挙に見事に落選して、反省のつもりなんだろうか。それにしても、エロ髭剃ったらなんとも締りのない顔になっちゃって、胡散臭さが倍増。コメンテーターとしても、もう居場所はありませんね。
ところで、映画監督のオリバー・ストーン、マイケル・ムーアといったアメリカの文化人29名が辺野古基地建設反対の声明を出した。薩摩藩による琉球処分に始まり、戦後のアメリカ統治から現在に至るまで、蹂躙され続ける沖縄の歴史をしっかりと踏まえた上での反対声明は、極めて強烈なものだ。
・沖縄・辺野古移設問題に、オリバー・ストーン監督、チョムスキーさんら反対声明【全文】
本来なら、こうした声明は日本人がまずもって発表すべきものなんだよね。ああそれなのにです。いまだに海兵隊の抑止力がどうしたこうしたとか、東シナ海の安全保障がどうしたこうしたとか、イケシャーシャーとほざきまくる御用学者や御用評論家が跋扈してるんだから、恥ずかしいったらありゃあしない。
特定秘密保護法の時もそうだったけど、なんでこんなにも日本の有識者とやらは動きが鈍いというか、鈍感なんだろう。こんなんだから、ちょいと声が大きいだけで中身の薄っぺらな、つむじが右に曲った連中のアジテーションに負けちゃうんですね。特定秘密保護法では作家や映画監督の団体も反対声明を出すには出したけど、迫力ないんだよね。
ジャーナリストによる反対声明なんか、その典型です。権力に対峙するという気迫はまったく感じられなかったもんね。なかには、ちょびヒゲ岸井君みたいに、「こんな杜撰な法律が通るはずはないと思っていた」なんてヌケヌケとのたまっちゃうのもいるんだから嫌んなっちゃうのだ。それに、反対声明出したっきり、その後はなんの動きもしてませんからね。予定調和みたいなもんです。
都知事選では、鳥越俊太郎の名前がチラホラと上がっているけど、こうなったらいっそのこと立候補して、そんな風潮に風穴開けたらどうだろう。もっとも、それには宇都宮君との一本化を図らないといけないんだろうけど、すべての心あるジャーナリスト、文化人、学者、そして一般大衆労働者諸君の代表として、敢然と権力に対峙してほしいものだ・・・なんて妄想してしまう雨模様の朝であった。
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コメント
「反逆児、知己を百年の後に待つ」
軍国主義者から反戦・平和主義者に転じた、水野広徳の辞世の句。
日米開戦になれば日本が完敗すると、大正時代に喝破。時代は水野の想定通りに進み、敗戦・終戦になった。
桐生悠々もそうだけれど、こうした骨のある記者はどこへ行った。
もっとも、官房機密費のおこぼれに預かっている記者じゃあ、期待する方が無理か。
投稿: 岡目五目 | 2014年1月 9日 (木) 22時35分