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2014年4月

2014年4月30日 (水)

放射能がらみの出来事をなんでもかんでも風評被害で片付けていいのだろうか。タブー視することも同じように危険なことだ&メルトダウンした核燃料の取り出しでアイデア募集。マンガだね&それでも、安倍晋三はフランスと原子力協定。

 漫画『美味しんぼ』に描かれた福島の原因不明の鼻血のエピソードについて、風評被害だって騒いでる。う~ん、どうなんだろう、あくまでもそういう話もあるよっていう取材に基づいた表現なんだから、何も目くじら立てることもないんじゃないのでしょうか。本来なら、風評被害って切って捨てるんじゃなくて、ひとりでもふたりでもそうした症状が出た子供がいるのであれば、少なくともちゃんとした調査をすべきだと思うけどね。

漫画「美味しんぼ」:原発取材後の鼻血の描写で物議

 放射能に絡んで、福島で何が起きているのか、そしてこれから何が起きるのか、誰にもわかっていないわけで、なんでもかんでも風評被害だってタブー視するのはいかがなもんでしょう。いまだに日本の食品を輸入規制している国もあるわけで、世界の目は日本人が考えてる以上に厳しいのが現実なんだね。それをも風評被害だって抗議する勇気は、おそらく政府にはありません。なんとなれば、韓国や中国の原発が事故を起こしたら、日本は真っ先に食品の輸入規制するはずだからね。結局、放射能汚染について正確な情報を発信しない国に問題ありってことです。

 で、福島第一原発でいま何が起きているかと言えば、なんとまあメルトダウンした核燃料の処理に行き詰まっちゃって、一般からアイデア募集中するとさ。そもそも、メルトダウンした核燃料は、水にひたして取り出す「冠水工法」が検討されているそうなんだが、どうも見通しは暗そうで、お手上げ状態みたいなんですね。でもって、ついに白旗上げちゃったわけで、国際廃炉研究開発機構の専務理事は、「冠水できない場合、放射線を遮蔽する新たな対策が必要になる。困難を乗り越える斬新なアイデアを出してほしい」って泣き言言ってます。

冠水しない燃料取り出し技術募集

 何が「世界最高峰の安全技術」だい。ひとたび事が起きればこの様です。ようするに、手に負えなくなっちゃったってわけなんだね。でも、専門家がいろいろやっても駄目なもんを、シロートにお願いしたってできるわけがありません。

 メルトダウンした核燃料の取り出しでなす術なく右往左往してるってのに、レレレのシンゾーはお気楽外遊に出発。訪問先のフランスでは、「次世代の原子炉である『高速炉』に関する共同研究の推進で正式合意する」らしい。しかも、試験は「もんじゅ」を使うってんだが、ほとんどマンガですね。福島第一原発ではメルトダウンした核燃料の取り出しに四苦八苦どころか、アイデア募集なんてみっともないことが起きてるってのに、これで試験中の「もんじゅ」に何かが起きたら、それこそ世界の笑い者じゃすみませんからね。「馬鹿が戦車でやってくる」は、映画の中だけにして欲しいものだ。

日仏、高速炉研究を推進…仏計画に日本技術協力

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2014年4月29日 (火)

GWをいいことに国会も開かず、歳費削減は期限切れ。仮設住宅に住まざるを得ないひとたちをほったらかして、自分たちの給料は元通り。国会議員は3日やったら辞められないわけだ。

 昨夜のレレレのシンゾーのお食事のお相手は、またしてもフジTV会長の日枝君。凄いなあ、この腰巾着ぶりは。NHKと一緒で、こんな会長がいるTV局なんていらないんじゃないの。富士フィルムホールティングス会長とキッコーマン名誉会長も同席したようだけど、それにしてもお腹の調子が悪いくせに、よくもまあ毎晩のように酒食に耽れるものだ。ひょっとして、仮病か。詐病ってこともあるな。だとしたら、犯罪だ・・・って、妄想が妄想を呼ぶ昭和の日の朝である。

 ところで、東日本大震災の復興財源として議員歳費が削減されていたのに、今月の期限切れをいいことに満額で元に戻るってね。しかも、連休だからって国会も開かず、期間延長の議論もしないってんだから、復興なんてのはただのお題目なんですね、国会議員のセンセイにとっては。

議員歳費、また満額に 復興進まぬ中で「身切る改革」終了

 世界に冠たる高給取りのくせして、それでも金が足りないって、アジェンダ渡辺君の例をまつまでもなく一体こやつらは何に金を使ってんだろう。議員歳費の他に、領収書のいらない文書通信交通滞在費という名目で月100万円も貰ってるんだよね。しかも、これが非課税ってんだから、国会議員は3日やったら辞められないわけです。

 確か、「身を切る改革」というのが、歳費削減のキャッチフレーズだったはずなのに、いまだに仮設住宅に住まざるを得ないひとたちをほったらかして、自分たちの給料は元通りってんだから、天に唾するってのはこういうことを言うんでしょうね。

 で、話かわって、春の叙勲です。レレレのシンゾーのお友だちの津川雅彦が旭日小綬章を貰ったそうだ。関西のTVではつむじが右に曲った発言をしているようだけど、こやつのブログを読むとこれまた虫唾が走ります。恐い物見たさでちょいと覗いてみてはいかがでしょう。吐き気すること請け合いですよ。

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2014年4月28日 (月)

過去最低の投票率の鹿児島2区補選で自民候補が勝利。早速始まることでしょう、「安倍信任」キャンペーンが。これが日本の選挙の実態なのか。

 ニュースを観ていたら、「首相辞任」のテロップが。おお、っと小さくガッツポーズしかけたのも束の間、「沈没船の責任とって」の文字が・・・なんでえ、韓国の首相か。というわけで、昨日は悲しい勘違いの日曜日なのであった。

 でもって、悲しい出来事がもうひとつ。選挙違反事件で引責辞任した徳洲会の坊ちゃん・徳田君の後釜を決める鹿児島2区の補選で、自民党の新人が当選しちまった。元々が保守地盤の強固な土地柄だから、この結果はそれほど驚くには当たらない。嫌なのは、そうなったら、レレレのシンゾーは「民意は我にあり」って鼻高々になるんだうなあってことだったんだが、案の定です。「今まで進めてきた政策に一定の評価をいただいたのではないか」って自慢してます。

衆院補選、自民勝利=4野党候補及ばず-鹿児島2区

 さらに、マスメディアは、「安倍信任」とか「政権運営に弾み」とか、好き勝手に煽ってくれてます。こうやって、またぞろこの選挙結果を利用して世論操作して行こうっていう段取りなんだろうね。しかし、よく考えてみれば、投票率は45.99%という過去最低を記録しているわけで、有権者もどこか白けちゃってるんだしょう。そうなりゃあ、組織票持ってる自公に太刀打ちできません。ましてや、保守王国の鹿児島ですからね。

 でも、こうやって、組織票があるもん勝ちって選挙が続いていったら、それこそ日本はとんでもない方向に流れていくわけで、そろそろ一般大衆労働諸君も目覚めないと、いつまでも国が悪いって負け犬の遠吠えしてたって埒はあきませんよ、ったく。

 沖縄市長選も与党勝利となったけど、こちらは2万票差まで野党推薦候補が追い詰めた。しかも、民主党は与党推薦候補に乗っかったわけだから、民主党が野党推薦候補を推してれば勝てた可能性は高い。そう考えると、民主党ってのはもう何のポリシーもない、グータラ政党になっちまったってことなんだね。

与党「2勝」、政権運営に弾み=アベノミクスを加速

 野党の顔ぶれ見たって、社民、生活、共産以外は改憲に積極的だし、集団的自衛権だってやる気満々なんだから、そうした風潮に「NON」を突きつけたいひとたちの受け皿がないことが、決定的にこの国の政治状況を歪めてるわけです。おそらく、この状況はここ1年や2年じゃ変わらない。万が一、再び東日本大震災や原発事故のような大惨事が起きればそうした状況も少しは変わるかもしれないけど、その時は国敗れて山河もなくなってるだろうから、それこそ日本の終焉です。

 なんか、週明け早々、暗い気持ちになっちまった。これではいかん、というわけで今夜は飲みに行こうと心に誓う月曜の朝であった。

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2014年4月27日 (日)

TPP交渉というのはいつから数字の話になったんだ。「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない」・・・息を吐くように嘘をつくってのは本当ですね。これじゃ、オバマに見透かされるわけだ。

 昨日から、何かと言やあ「ゴールデンウイークの初日」ってなフレーズがTVから流れてくる。大きなお世話というか、今年はどう見たって大型連休とは呼べないようなカレンダーなんだから、誰もが大企業の社員みたいに錯覚する与太飛ばさないでほしいもんだ。

 そういえば、民主党政権の高速道路無料化に賛否両論あった時に、ゴールデンウイーク期間中に高速が渋滞して大変だなんてほとんどデマとしか思えないニュース垂れ流してたのを思い出した。民主党バッシングってのは、もう政権交代直後に始まってたんだなあ、とつくづく感じる今日この頃なのだ。

 政権交代の夢だけは見せてやって、でも実際にはこんなにひどいことになるんだぜ、だからいままでの方がよかっただろう、ってことでより強固な従米政権を打ち立てるのが狙いだったんだろうね。で、まずは小鳩の人格破壊をすることで民主党の土台を崩すが手始めで、これは小沢狂想曲がその集大成となって、大成功をおさめたわけです。で、次のスッカラ菅を消費税増税で取り込んでってやってるうちに、3.11が起きて、これはおそらく民主党政権を骨抜きにしようと画策していた連中にとっては絶妙のタイミングだったのだと思う。敢えて言えば、そうした勢力にとっては津波も原発事故も願ってもないことで、それが民主党政権になって起きたってのは、なんとも歴史の皮肉ですね。

 もうそれからは、一気呵成に民主党は腐っちまって、もっと腐っていた自民党がその臭気を上手にカモフラージュして、レレレのシンゾーのようなゾンビ政権が誕生しちまった・・・なんて妄想にふける日曜の朝である。

 でもって、そのゾンビ政権は、どうやらTPPで実質合意ってのが真相のようですね。昨夜のTBS『報道特集』でも言ってたんだが、布袋頭の甘利君が、「7、8合目くらいで、9合目までは行かない」ってコメントしたそうだからね。

TPP交渉「7、8合目」 甘利氏、TBS番組で示す

 でも、牛・豚肉の関税が焦点のような報道が流れ、何%で折り合うかなんて数字の話になってるのはまったくおかしな話なんだね。そもそもは、自民党の方針では、「聖域なき関税撤廃」だったら席を立つことになってたはずでなのに、いつのまにか数字の話になっちゃって、こういうのをインチキと言います。

さらに、TPPにあたっては、

1.特定5品目の関税を維持する

2.食の安全・安心の基準を守る

3.自動車等について数値目標を受け入れない

4.国民皆保険制度を守る

5.主権を損なうISD条項を受け入れない

6.政府調達・金融サービス等は、わが国の特性を踏まえる

 というのが自民党の公約で、ここのところは、植草一秀氏がブログで改めて指摘しているので、是非ご一読を。

・植草一秀の『知られざる信実』
TPP詐欺強行対米隷属政権の強制退場急務

 「仕事の話ばかり」ってレレレのシンゾーが愚痴ったというけど、そんな甘っちょろい世襲政治屋だもん、自分の面子のためなら平気で国を売るわけです。

Png

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2014年4月26日 (土)

STAP細胞論文の改竄を糾弾したセンセイが、自分でも画像改竄してたってね。おお、恥ずかしい&「バラクって仕事の話ばっかなんだぜ」って安倍晋三が愚痴ったらしい。遊びに来たとでも思ってたのか、この男は。。

 STAP細胞論文の画像を捏造、改竄したのはドクター小保方ひとりの仕業だって糾弾した理研の調査委員会委員長の石井俊輔センセイが、自らの論文に画像の切り貼りがあったって指摘されて辞任しちゃいました。おお、恥ずかしい。「すでに訂正の手続きを行った」って言い訳してるようだけど、明らかにこれは改竄ですね。訂正したから一件落着とは、そうは問屋が卸しません。

 STAP細胞騒動をさんざん煽り立てたマスメディアは、まさか石井センセイの画像改竄をスルーしたりはしないでしょうね。理研は利権とも揶揄されるくらい、政治的な行動が大好きなセンセイたちの集団っていう噂もあるから、このへんですべてのウミを出させるくらいのキャンペーン張ってみたらいかがい゛しょう。ま、できはしないだろうけど。

理研調査委員長 みずからも画像切り貼りの指摘受け辞任の意向

 ところで、レレレのシンゾーが、ひょっとこ麻生たちと銀座のステーキ屋で会食して、「バラクって仕事の話ばっかなんだぜ」って愚痴をこぼしたらしい。おまかせ3万円也の寿司を前にして、ノッケからTPPで突っ込まれたりもしたっていうから、まるでプロポーズしようと高級レストラン予約したら、食事が始まるより先に別れ話切り出された男みたいなもんです。

安倍首相が愚痴? オバマ米大統領との会談振り返る

 しかし、「仕事の話ばかり」って、遊びに来たわけじゃないんだから当たり前のことで、この男は自分が総理大臣としてアメリカ大統領と会談することの意味や意義ってのを、まったく理解していないってことなんだね。2泊3日のスケジュールとは言うものの、実質は中1日しかないんだから、一般のビジネスの場だって無駄口叩いてる暇なんかありません。

 しかも、オバマはシンゾーが嫌いときてますからね。ビジネス以外の話なんかしたくもなかったに決まってます。さらに言えば、ハーバード大学ロー・スクール出身の弁護士で、同性婚にも理解を示すリベラル派でもあるオバマだもん、エスカレーターで幼稚園から大学までのレレレシのシンゾー相手じゃ、何話していいかわからなかったかも。

 そんなんだから、ぐいぐいビジネスの話で圧倒されて、結局はTPPで大幅譲歩して、その代わりに尖閣のことを共同声明に入れてくれって泣きついたのがオチなんじゃないのでしょうか。もっとも、尖閣にしたって、集団的自衛権にしたって、これまでアメリカが言ってきたことを、改めてなぞっただけのことで、特別なことなんか何も言ってないんだよね。

 それより、TPPです。新聞によって、「実質合意」だの「合意先送り」だの、評価が分かれてるようだけど、裏ではしっかり言質とられてるんじゃないのかねえ。好きな寿司を前にして、TPPの話を瞬時に持ち出したほどなんだから、相当な意気込みだったはずで、レレレのシンゾーのことだからその時点で勝負あったでしょう、おそらく、たぶん、きっと。ひょっとして、日本を売ったかも、この愚か者は。

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2014年4月25日 (金)

しばらくは、「集団的自衛権をオバマが指示してくれた」って吹きまくることでしょう。鬱陶しいったらありゃあしない&「電車にはねられたのは見守りを怠ったからだ」って賠償命令出されちゃ、介護してる家族はたまったもんではありません。

 昨夜は、「すきやばし次郎」じゃなくて渋谷の居酒屋で仕事仲間と首脳会談。その頃、オバマは宮中晩餐会でフランス料理に舌鼓だったようだが、ホンチャンの首脳会談は日米共同声明先送りという、なんとも締まらない幕切れで、ひとりレレレのシンゾーだけが「集団的自衛権行使容認を指示する」ってオバマに言ってもらってほくそ笑んで終わっちまいました。

 これからしばらくは、「オバマが指示してくれた」ってさぞかし吹かしまくることでしょう。でも、憲法に関わることについて、よその国の大統領にご意見拝聴するなんてことは極めて恥ずかしいことで、ましてやその発言を外圧として悪用して解釈改憲に持って行こうなんてのはとんでもないことなんだね。

 レレレノシンゾーの頭の中はいまだにかつての冷戦構造のままだから、なぜいま集団的自衛権なのかということを理を尽くして説明することができません。だから、積極的平和主義とか、いつも抽象的な言葉の誤魔化しかないんだね。でもって、それでは批判的な意見に太刀打ちできないから、すぐ虎の威を借りたがる。で、今回も集団的自衛権について「歓迎する。指示する」っていうオバマの言葉を「虎の威」としたってわけなんだね。

 オバマは「事態がエスカレートを続けるのは望ましくない。日中は信頼関係を醸成すべきだ」とも付け加えてるんだけど、ここしばらは「オバマが指示してくれた」ってことだけが一人歩きしていくんでしょう。そして、それをまたマスメディアが煽りまくるってわけか。鬱陶しいったらありゃあしない。

・オバマ氏、尖閣に「安保適用」 日米首脳会談

 そんなことより、認知症で徘徊して電車にはねられた男性の家族が、JR東海から損害賠償を求められた裁判の二審判決だ。なんとまあ、ここでも奥さんに賠償命令が出ちまった。「見守りを怠った」という判決理由は、なんか釈然としませんね。電車にはねられた男性は91歳で、奥さんは当時85歳というから典型的な老老介護です。

 事故があった時は、介護にちょっと疲れた奥さんがうたた寝をしてたそうだが、それを「見守りを怠った」って言われちゃうと、やり切れませんよ、ったく。くろねこも7年ばかり母親のプチ介護をしたけれど、それはもう心身ともに張り詰めた毎日で、歩行器で歩ける状態でも介護するってのは大変なものでした。

 JR東海も、なんで裁判沙汰にしたかねえ。飛び込み自殺したのとはわけが違うんだから、もうちょいと血の通った対応ってできなかったんだろうか。そういえば、JR東海の葛西とかいう会長はレレレのシンゾーのお仲間だったっけ。さもありなんてことなんだろうか。

認知症で電車事故 妻に賠償命令

 にしても、こういう判決が出ると、介護する家族の責任ってのはますます重くなっていくだろうから、高級寿司屋でおまかせ3万円なんてのには縁のない一般大衆労働者諸君は24時間体制で介護しろって言われてるようなもんです。仕事を辞めて、親の年金を命綱にして介護に集中せざるを得ないひとたちの存在を、この国の政治家どもは想像すらできないんじゃないだろうか。でなけりゃ、地域医療・介護総合確保推進法案なんてのが出てくるわけありませんから。

介護法案反対6万人署名 「認知症、適切支援できなくなる」

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2014年4月24日 (木)

まさか、高級寿司屋での夕食会に付き合ってくれたバーターで日本を売ったりしないだろうね、シンゾーは。

 長谷川穂積も3階級制覇ならず。残念。まずは、ゆっくり休んでほしい。山中慎介は5連続KOで6回目の防衛。お見事です。

 ところで、オバマ来日で主要ターミナルのコインロッカーや自販機が使用禁止になっていて不便なことこのうえない。だいたい、オバマが電車に乗るわけもないんだから、こういうのを過剰警備って言うんでしょうね。

 でもって、オバマは「ビースト」なんてニックネームの大統領専用車を持ち込んで練り歩いているんだが、凄いね、「ビースト」だって。「野獣」ですよ。矢でも鉄砲でも持ってこいっていうくらいのフル装備っていうんだけど、それにしても大統領のスケジュールがこうもあからさまでいいもんなんだろうか。テロを警戒するからこそのコインロッカー使用禁止だろうに、今夜は銀座の寿司屋でお食事、なんてことがバレバレなんじゃ、テロリストにどうぞ狙ってくださいって言ってるようなもんじゃないのでしょうか。

 そんなことより、オバマ来日に先駆けての読売新聞の単独書面インタビューってのは何なんでしょう。TPPが事前に大筋合意していれば日経の単独インタビューだったなんて噂もあるんだが、その真相やいかに。

 で、この書面インタビューで、尖閣諸島について「日米安全保障条約第5条の適用範囲内にある」ってオバマが発言したってんで、読売は「集団的自衛権の行使容認に向けた安倍内閣の取り組みを全面支持する考えも表明した」って有頂天になってます。でも、日米安保5条には、「自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に対処するように行動することを宣言する」っていうこともちゃんと書いてあるんだね。「自国の憲法上の規定及び手続に従って」というのがミソで、仮に日本が攻撃されても、アメリカが自動的、無条件に守ってくれるわけではないってことです。

米大統領「尖閣に安保適用」…書面インタビュー

 さらに、6条では、「日本国の安全に寄与し、並びに極東における国際の平和及び安全の維持に寄与するため、アメリ力合衆国は、その陸軍、空軍及び海軍が日本国において施設及び区域を使用することを許される」とある。つまり、日本が攻撃されたら、「自国の憲法上の規定及び手続に従って」守ってやるけど、その代わりに米軍基地を置かしてもらうよ、って言ってるわけです。悪名高き日米地位協定ですね。

 こんな具合に、5条と6条はセットになってるんだから、「日米安全保障条約第5条の適用範囲内にある」ってオバマが言ったってことは、米軍基地の恒久化ということも改めて言ってるわけで、もっと言えば辺野古を早くどうにかしろって言ってるようにも聞こえなくはない。

「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約」

 レレレのシンゾーは寿司屋接待に舞い上がっているようだが、それとバーターでアメリカの戦争に日本の若者が駆り出されたり、TPPで大幅譲歩することで金融や医療、さらには食品の安全基準など、何から何までアメリカ流のシステムに変えられちゃ、そりゃあたまったもんじゃない今日この頃なのだ。

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2014年4月23日 (水)

フェリー沈没事故の韓国のドタバタを日本はけっして笑えない。福島第一原発事故現場は、もっと悲惨な現状なんだから&「中国や韓国から右傾国家に見られている」(アーミテージ元国務副長官)。この発言は、アメリカも同じだよってサインに違いない。

 フェリー沈没で韓国の海難事故対策の貧困さがやたら叩かれているけど、日本のマスメディアが利いたふうな口をきく権利はないんだよね。なんとなれば、日本には福島第一原発事故がありますから。おそらく、韓国のひとたちだって、同じような思いでその成り行きを見守ってるはずです。そのへんのところを、戦うノンフィクション作家、溝口敦さんが日刊ゲンダイのコラムで鋭く指摘しています。是非、ご一読を。

Photo

 ところで、今夜オバマがやってくるんだけど、そのタイミングを見計らったように、ジャパン・ハンドラーのひとりであるアーミテージ元国務副長官が娘が東電のアンポンタン幹事長・石破君と極秘に会談。でもって、「いまは経済優先で、集団的自衛権行使はそれからの話だ」って偉そうにのたまったそうだ。同時多発テロの時には、「ショー・ザ・フラッグ」と日本を攻めたてた張本人が、今回は強面のなだめ役ってわけです。

 ようするに、世界の動きについて何もわかっちゃいないレレレのシンゾーの「立場をわきまえない」行動や言動が中国や韓国の神経をいたずらに逆撫でしていることへの牽制なんだね。この愚か者の世襲政治屋が、イケイケドンドンで中国と万が一にも事を構えられちゃ、アメリカとしても迷惑だし、黙って見てるわけにはいかないってことです。

 おそらく、これ以上勝手なことするなら、こちらにも考えがありまっせ、くらいのことはアンポンタン幹事長は言われたんじゃないのかねえ。もしかしたら、そうなったら次はユーの番だから、って肩のひとつも叩かれてたりして・・・。

集団的自衛権「急ぐ必要はない」米アーミテージ氏

 「中国や韓国から右傾国家に見られている」というアーミテージの発言は、アメリカも同じだよっていうサインとも取れるわけで、そろそろレレレのシンゾーも年貢の納め時、だったらいいのだけれど。

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2014年4月22日 (火)

恵庭OL殺害事件再審却下。やんぬるかな&安倍晋三が靖国に真榊奉納。「立場をわきまえる」って言葉は、この愚か者には通じるはずもない。

 恵庭事件の再審請求は却下だそうだ。この事件も検察が証拠を隠していたりして、推定無罪を無視した見込み捜査による冤罪の可能性が高いんだけど、う~ん、納得いかんなあ。

【再審請求・恵庭OL殺害事件】炎の新目撃証言で「完全なるアリバイが成立」と弁護団(江川紹子)

 納得いかないと言えば、レレレのシンゾーが、靖国に真榊を奉納したってね。さすがにオバマ来日を前にして、自ら靖国に参拝をするのは控えざるを得なかったんだろうが、中国、韓国にすればまたやりやがったかってなもんです。しかしまあ、どうしてこうも相手の感情を逆撫でするようなことをするのかねえ。確かに、靖国を崇めようがどうしようが、それは個人の心の問題であることは間違いない。でも、それが総理大臣や閣僚ということになれば、自ずと話は違ってくるものなのだ。一言で言えば、「立場をわきまえる」ってことですね。

首相、靖国に真榊奉納 例大祭、参拝は見送り

 この「立場をわきまえる」ってことが、どうやらレレレのシンゾー一派は苦手なようで、イヌアッチイケー会長や売文家のNHK経営委員なんかのロクでもない発言というのも、実は根っこは同じなんですね。ある地位に上りつめたら、まずは自らを律することがひとの道ってもんです。なのに、こやつらは、自らを律するどころか増長しちゃうんだから困ったものなのだ。「権威を笠に着る」って言葉があるが、まさにそれを地で行っているのがレレレのシンゾー一派というわけです。

 争いをいかに回避するかってことは政治家の重要な仕事のはずなのに、「立場をわきまえない」行動や言動で、わざわざ事を荒立ててるのがいまのレレレのシンゾーなんだね。だからこそ、いい加減にしろよ、ってオバマに恫喝されちゃったりするんだが、その意味するところをこの男はまったく理解できていない。だから、真榊ならいいだろうってことになっちゃうわけです。これを理由にオバマ来日中止ってことになったらこんなに愉快なことはないんだが、ま、それは妄想ということで、今日のところはお後がよろしいようで。

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2014年4月21日 (月)

またしても閣僚の靖国参拝。子供じみたひとたちだこと&銀行の傘下に入ったサラ金の金利を引き上げるらしい。国が高利貸しの片棒担いでどうする。

 皐月賞は、かろうじてトゥザワールドとウインフルブルームのワイドをゲット。本命のワンアンドオンリーはスタート直後に行き脚がつかなかったのが痛かった。大外回して突っ込んできても、あれでは届かない。それでも、ダービーではまだ侮れない。11着に惨敗したトーセンスターダムはこれで人気が下がるようならダービーでは面白い存在になるかも。

 でもって、どうも面白くないのが、またしても阿呆な政治屋が靖国を参拝したことだ。国家公安委員長兼拉致問題担当大臣の古屋ってのがその張本人で、これがまた「国のために命をささげた英霊に哀悼の誠をささげることは日本人として当然だ」なんてなんかとのひとつ覚えを繰り返してます。

古屋公安委員長 靖国神社を参拝 春季例大祭に合わせ

 こうした言い訳というよりは開き直りってのは、最早、政治家というよりはただの因業なオッサンでしかありませんね。去年の10月にアメリカのケリー国務長官とヘーゲル国防長官が千鳥ヶ淵戦没者墓苑を訪れて献花したことの意味をまるでわかってません。これって、アメリカからの重要なメッセージで、レレレのシンゾーが靖国とアーリントン墓地を一緒くたにしたことに対する牽制の意味があったんだよね。靖国に閣僚が参拝することは、中国や韓国はもちろんだけど、実はアメリカの神経も逆撫でしているわけで、レレレのシンゾーが好んで使う「日米同盟の深化」って観点からすれば、有り得べからざることだ。

米国務長官らが千鳥ヶ淵墓苑で献花

 でもって、マスメディアも、こうした子供じみた閣僚の靖国参拝に慣れちゃったのか、新聞はともかくTVではニュースにもならない。でも、何事につけても権力のやることに慣れちゃうってのが一番恐いし、危ないことなんだね。マスメディアってのは、権力の監視のためには、言葉は悪いが権力者のストーカーにだってならなくちゃいけないわけで、そこんところよろしくの今日この頃なのだ。

 ところで、自民党が「貸金業者に対する金利規制の緩和を検討」しているらしい。中小零細企業が銀行融資をなかなか受けられないから、消費者金融にその肩代わりをさせるために、「健全経営だと認可された貸金業者に限り、顧客から受け取れる金利の上限を現在の20%から、2010年まで適用していた29.2%に戻す方向」っていうからおかしな話なのだ。

貸金業の金利規制緩和 自民が法改正検討

 そもそも、銀行が中小零細企業に貸し渋りすること自体をまずは規制するのが筋じゃないのか。銀行ってのは預金というひとの褌で相撲取ってるんだから、預金者でもある中小零細企業に資金提供するのは当たり前ことです。それは、個人に対してだって同じことで、そうした小口の貸し出しに銀行が取り組まないから、その昔のサラ地獄が起きたんですからね。

 で、今回の金利規制の緩和は、「健全経営だと認可された貸金業者に限り」ってところがミソで、かつての消費者金融=サラ金の多くが銀行の傘下に入っているってことを考えると、ようするに銀行優遇政策でもあるんだね、これが。

 へたすると、銀行を太らせるだけで、結果として貸しはがしによる中小零細企業の倒産に繋がることになるかもしれませんよ、ったく。国が高利貸しの片棒担いでどうするってんでしょう。

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2014年4月20日 (日)

与那国島が軍事基地の島になる日。そのうち、南の島に雪ならぬ血の雨が降りますよ&配偶者控除廃止は増税が本音。女性がどんな働き方をしようが、それは個人の自由だろう。

 与那国島とくれば日本最大の蛾、ヨナクニサンだ。そこに中国を監視するための自衛隊施設建設の起工式がスッタモンダのあげく強行された。人口1500人の島に、150人規模の自衛隊員が配備されるっていうから、それこそ軍事基地の島です。わざわざ日中関係がこんがらがっているこのタイミングで強行するんだから、これでまた中国はヘソ曲げるんでしょうね。

 さらに、島民を反対派と賛成派に分断するという構図なんか、原発とクリソツです。そのうち、軍事機密だからってダイビングも禁止されたりして・・・。ヨナクニサンもさぞかし迷惑なこったろう。

「平和の島に紛争火種」 与那国で陸自基地起工式

 迷惑と言えば、配偶者控除とやらを廃止しようとレレレのシンゾーは画策しているらしい。主婦がパートなどで働いても、103万円を超えると配偶者控除が適用されなくなっちゃうから、配偶者控除は女性の働く意欲を削いでいるってのがその理由なんだとか。レレレのシンゾーってのは、こうしたレトリックをよく使うんだね。でも、よく考えてみれば、どんな働き方をするかは個人の自由だし、もっと言えば配偶者控除をなくしたからって女性が働きやすい環境が整ってないんだから、そりゃあ無理な相談だ。たとえば、保育所や託児所の貧相な状況を見れば、とてもじゃないけどそう簡単に主婦が働きになんか出られません。

配偶者控除廃止でまたまた増税?!

 配偶者控除をなくすよりも、上限を200万円くらいにアップさせた方が、よっぽど気が利いている。でも、それをやらないのは、配偶者控除廃止ってのが、実は法人税減税で減収になる5兆円の一部を埋めるための増税政策だってことにあるんだね。

 働く女性、働きたい女性をサポートするための政策だって息巻く裏側で、レレレのシンゾーは古い家族制度が大好きです。だから、女性ならではの才能を活用しようなんてことはさらさら考えてません。子育てもさせて、外でも働かせて、なんのことはない21世紀の女工哀史みいたなもんです。でなけりゃ、家庭こそ女の本懐って叫ぶ、愛国婦人会の扇動者みたいな長谷川三千子なんてお友だちを重用するわけがありません。

 女は家庭を守るべきと言ったり、女も働くべきと言ったり、本来は個人が決めることに口を出しまくるレレレのシンゾーの根っこには、明らかに「男尊女卑」の影がチラついている。この男が、「女性の皆さんも・・・」なんてことを言い出す時には、還元を弄して「従軍慰安婦」や「特飲街の女給」に女性を誘い込んだ女衒たちをついつい思い浮かべてしまうくろねこであった。

【くろねこの競馬予想】

 今年の3歳牡馬は大混戦。先週の桜花賞のハープスターのような核となる実力馬がいないだけに、どの馬にも勝機はありそう。というわけで、皐月賞。ワンアンドオンリー、イスラボーニータ、トーセンスターダム、ロサギガンティア、アジアエクスプレス、トゥザワールドが人気になっているが、たとえばイスラボニータは右回りは走ったことないし、トーセンスターダムは後方一気が脚を余しそうだし、トゥザワールドは前走の反動が気がかりだし、といった具合にどの馬にもマイナスポイントがある。

 というわけで、勝ち切れないまでも連をはずさない安定感を買って、連軸として本命はワンアンドオンリー。恐いのは単騎逃げになったらしぶといウインフルブルーム。一発逆転なら毎日杯は負けて強しのステファノス。
◎ワンアンドオンリー、○トゥザワールド、▲ウインフルブルーム、△イスラボーニータ、アデイインザライフ、トーセンスターダム、ステファノス、バウンスシャッセ

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2014年4月19日 (土)

牛・豚肉の関税問題でTPP交渉が難航・・・って、その裏で保険と医療で詰めの作業してるんじゃないだろうね。集団的自衛権行使容認とあわせて、オバマ訪日のお礼に、これ以上のものはないだろうからね

 一昨日だったか、レレレのシンゾーが、「数字にこだわることも重要だが、もっと大きな意味があるという高い観点から、最終的に良い結果を得て妥結を目指していきたい」なんて、まるで「聖域なき関税撤廃」に踏み出したかのようなニュアンスでTPPを語っていたから、てっきりオバマ訪日のバーターでTPPは駆け込み妥結するんじゃないのかと睨んでたんだが、どうやら牛・豚肉の関税をめぐって交渉は暗礁に乗り上げたとか。もっとも、これだって、徹底して議論してますよ、っていうポーズで、実は舞台裏では着々と妥結に向けて詰めの作業が行われていたりして・・・。

安倍首相がTPP妥決に意欲、領土問題で中国けん制

 なんとなれば、オーストラリアとのFTAが成立してから、農産物の関税云々っていうことが、やたらTPP関連で語られているんだが、TPPというのは何も農産物のだけがテーマじゃないんだよね。保険や医療なんかは、ある意味では農産物以上に大きな問題で、かんぽ生命が外資であるアフラックのがん保険を販売することになったのもTPPの先取りみたいなもんなんだね。医療における自由診療がこのところ浮上してきているのも同じです。

 でもって、農産物問題をクローズアップすることで、保険や医療といった分野へ注意が向けられないようにミスリードしてるってことも大いに考えられるんですね。保険と医療分野をオバマ訪日のお礼として差し出すことは、十分に考えられるから要注意なのだ。

 ところで、牛・豚肉って言う時に、なんで「ぎゅう・ぶたにく」なんだろう。「うし・ぶたにく」あるいは「ぎゅう・とんにく」じゃいけないのか。「ぎゅうにく」ときたら「とんにく」、「ぶたにく」ときたら「うしにく」が正しいあり方じゃないのか・・・なんて疑問が突然炎の如く浮かび上がった土曜の朝であった。

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2014年4月18日 (金)

いまさらではあるけれど、解釈改憲強行しようとしている政治屋と酒食を共にする新聞社幹部の無神経&天ぷら総理が高級中華料理に舌鼓している間に、「地下水バイパス」から基準値超えのトリチウムが・・・。これが「アンダーコントロール」の実態か。

 集団的自衛権行使容認への地ならしに向けて、中央のメディアは抑えたからそろそろ地方へ手を伸ばすかと言ったかどうかは知らないけれど、昨夜のレレレのシンゾーは、山陽新聞、中国新聞、山陰中央新報、西日本新聞、大分合同新聞、熊本日日新聞の会長・社長と、銀座の中華料理に舌鼓。どんなに批判されても、こうやってノコノコと天ぷら野郎との酒席に出かける神経ってのは、どう考えたって常軌を逸してますね。

首相動静

 こうやって、毎晩のようにレレレのシンゾーが酒食に耽っている間にも、福島第一原発からは汚染水が垂れ流され、昨日は海に放出する地下水のくみ上げ井戸の1本から1600ベクレルのトリチウムが検出された。東電の放出基準の1500ベクレルをわずかではあるけど超えているってのに、「他の井戸とトータルすれば希釈されてたいしたことはありません」ってな言い訳をしてます。

<福島第1原発>井戸の水が基準超え…地下水バイパスで初

 どうあっても地下水を海に流そうという魂胆なんだろうが、こんな杜撰なことしてる限りは魚介類の汚染という風評はなくなるわけがありません。というか、多かれ少なかれ汚染の危険は確実にあるわけで、それを風評被害だなんて誤魔化そうとするのはもうやめなはれ。そんなことより、汚染の危険を認識した上で、漁業に対する政策を講じるべきなんじゃないのかねえ。地下水の海への放出をとりあえずは許可した漁協にしたって、こんな風にして基準値を超える放射性物質が検出されたとあっちゃ、それこそいい面の皮です。

 STAP細胞騒ぎの裏側では、汚染水問題はどんどん深刻化し、集団的自衛権行使容認があたかも既定路線のようにメディアでは語られ、TPPもオバマ来日のバーターとして強行妥結しようなんて画策されてもいるようだし、年内でこの国はメチャクチャになっちゃってるんじゃないかと思うと、夜も寝ないで昼寝する毎日なのだ。

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2014年4月17日 (木)

理研の笹井センセイの記者会見を一言で言えば、「巧言令色少なし仁」ってところか&「守ろう平和憲法」というメッセージが「議論があるテーマ」だからって自主規制する世の中の風潮は危うい。

 理研の笹井センセイの記者会見から咄嗟に思い浮かんだ言葉が「巧言令色少なし仁」であった。物は言いようで、ようするに「責任ないんだよね」ってことを遠まわしに言ってるようなもんなんだね、あの会見は。でもって、笹井センセイの話を聞いてると、結局のところSTAP細胞というのは「高度な仮設」ってことなんだけど、だとしたらそもそもネイチャーに発表するようなレベルではなかったってことになるんじゃないのか。ドクター小保方の凡ミスを糾弾する以前に、こんなものを世界的な発見であるかのように発表した理研そのものの責任が問われてしかるべきなのじゃなかろうか。

【動画】STAP細胞論文の共著者・笹井芳樹氏が会見し謝罪

 それにしても、なんで皆さん個別に会見するんだろう。チームなんだから、論文に関わったセンセイが一堂に会して会見するのが筋ってもんだろう。ちなみに、昨日の笹井センセイの会見のショバ代は理研が出したとさ。てことは、税金の一部が使われたってことか。身銭でやれ。

 そんなことより、憲法や原発をテーマにしたイベントなどの後援を拒否する自治体がどんどん増えていることの方が問題だ。なんでそんなことになってるかというと、たいていが保守系議員からのクレームらしい。「政治的な中立性が保てない」ってのがその理由なんだが、その背景には政治の右傾化があることは間違いない。体のいい圧力ですね。で、変に揉めて、ヘイトスピーチ集団なんかに押しかけられるのも面倒だからってんで、そうした圧力に自治体は結果として屈服しちゃうわけですね。

千葉市も自主規制 平和集会 後援断る

 で、笑っちゃうのが、そうした流れの一環なんだろうね、憲法記念日のために護憲をPRするメッセージを描いた土佐電鉄の路面電車が、突然運行中止になったそうだ。この路面電車は今年に始まったことではなくて、もう何年も前から走らせていたもので、なんで今年に限って中止になったかというと、改憲論議が活発化しているいま、「意見広告と取られかねない」からなんだとか。

 土佐電鉄の内規では意見広告は禁じられてるけど、「昨年まで『国民の義務として憲法順守をしよう』との趣旨で認めていた」っていうから、それは立派な見識というものなのだ。それが今年は、「議論があるテーマについて、公共交通が一方の意見を流すのは本意ではない」ってなっちゃったってんだから、レレレのシンゾーのご意向が隅々にまで行き渡りつつあるという証拠ですね。「守ろう平和憲法」というメッセージが、「議論があるテーマ」になっちゃってるんだから、こりゃあ恐ろしいことです。

土佐電気鉄道:消える路面電車「平和憲法号」 抗議受けて

 こんな具合にして、次第に世の中が息苦しくなって、気付いた時には言論弾圧が罷り通る時代がやってくるってわけか。でもって、レレレのシンゾーの教育改革によって、「愛国心のために血を流す」若者が増えていって、いずれは・・・。

 「歴史から学ばぬ者は、歴史を繰り返す」と看破したエドマンド・バーグの言葉は、レレレのシンゾーにこそ似つかわしいと思う今日この頃なのだ。

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2014年4月16日 (水)

ロクでもない政治家とそのお友だちが語る「戦争」に、なんで新聞・TVはこんなにも寛大なのだろう。そんなに「戦争」したければ、まずは「総理からどうぞ」。

 「戦争」という言葉がこれほど生々しくメディアを駆け巡ることが、これまであっただろうか。「いうまでもなく、軍事同盟というのは“血の同盟”です」なんてことを白昼堂々と口にしちゃう男を、ソーリ大臣にしちゃったことがそもそもの始まりなんだろうね。

 で、このロクでもない世襲政治屋は、お友達にもロクなのがいません。そのひとりに家庭を守ることこそ女史の本懐と叫んで憚らない長谷川三千子という埼玉大学名誉教授がいる。売文を生業とする百田センセイと同じく、レレレのシンゾーが送り込んだNHK経営委員でもあるんだが、このおばさんが日本外国特派員協会の記者会見で、「積極的平和主義は常に戦争に近いところを行く。時々戦争そのものになるだろう。実際、食料かなにかを運ぶのでも殺されるだろう。戦地と非戦闘地域との境目はない。積極的平和主義とは戦地に行くことだと考えなければいけない」なんてオットロシーこと口走ってます。

・田中龍作ジャーナル
「積極的平和主義は時々戦争そのものになる」 首相のオトモダチが仰天発言

 なんか、どいつもこいつもタガがはずれて、それをまたマスメディアが見て見ぬ振りをするもんだから、どんどん調子に乗っていくって寸法です。豚もおだてりゃなんとやらと言うけれど、ひとたび木に登り始めた豚を引きづり降ろすのは容易なことではない。それどころか、あっちでもこっちでも木に登る豚が出てくるから厄介なのだ。おそらく、日本が泥沼の戦争に引きづり込まれたのも、ちょっとしたタガのはずれ具合を放置したことが要因のひとつなんですね。。

 ロクでもない世襲政治屋は、作家の大下英治のインタビューに3.11を引き合いに出してこんなこと言ってたそうだ。曰く、「国のために命を懸けるなんて愚かなことだと、子どもに教えているような学校の先生たちは、おそらく我先に逃げ出したんじゃないかと思いますよ」。なんとまあ乱暴な言い草だろう。なんの根拠もないこうしたデマゴーグに対して、ジャーナリズムの寛容さというのは信じ難いものがある。

・永田町異聞
「修身」復活をねらう安倍の人間観

 ジャーナリズムのこの無節操な寛容さが、どれほどレレレのシンゾー一派を増長させていることか。鳥インフルエンザ発生の緊急時にレレレのシンゾーと一緒にゴルフしてたのがフジTVの会長というのはなんとも象徴的なことで、こんなんじゃレレレのシンゾーに批判的なニュースには絶対になりません。なんでもかんでも閣議決定で事を進めて行くという独裁的な政治手法が、いとも簡単に罷り通ってしまうのもむべなるかなっ、てことでお後がよろしいようで。

Png

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2014年4月15日 (火)

東電が原発事故の子供向け副読本って、放火犯が現場検証するようなもんだろう&細川・小泉コンビが一般社団法人「自然エネルギー推進会議」を設立。

 日本舞踊の花柳流がお家騒動だそうです。莫大な利権がからんでますからね、そりゃあ関係者は必死だろう。

 で、話は変わって、東電が福島第一原発事故や廃炉作業の現状について、小中学生向けの副読本を作るらしい。放火犯に現場検証させるようなもんです。そもそも、こういう発想が出てくること自体、東電という会社がいかに浮世離れしてているかという証拠ですね。

東電が子ども向け副読本 地元首長「誰も信用しない」

 汚染水問題でもわかるように、これまでさんざん嘘ついたり、事実を隠蔽したきたのは東電なんだからね。飛散した放射能を無主物なんて言い草で責任放棄したくせに、「廃炉や汚染水問題に関し、子どもにも分かるよう」な情報提供なんて、よまくもまあ言えたもんだ。こんなことする暇があったら、まず事故に関するすべての情報を開示することが先決だろう。子どもたちへの副読本なんてのは、それからのことだ。

 原子力村が復活はしたいま、副読本を通して、子どもたちに誤った情報を故意に垂れ流す恐れすらありまからね。第三者機関が厳密にチェックしないと、とんでもないことになりますよ。

 で、原発と言えば、浮世離れのお殿様とご隠居ソーリはどうしてるんだろうって思ってたら、脱原発を目指す一般社団法人「自然エネルギー推進会議」を設立するってね。「再生可能エネルギー普及の研究に加え、今秋の福島県知事選などで脱原発候補を支援することも検討している」そうで、お手並み拝見ってところか。

小泉氏と細川氏、脱原発で再びタッグ 社団法人設立へ

 ヤカン頭の宇都宮君はどうするんだろう。都知事選以降、静かになっちゃったけど、脱原発ために何か努力してるんだろうか。選挙終わったらはいそれまでよじゃ困るんだよね。原発推進に舵を切ったエネルギー基本計画が発表されたいまこそ、何かしらのメッセージを送る義務があると思うけどね。浮世離れのお殿様たちと手を組むのもひとつの方法だろうし、このままダンマリ決め込むのはいかがなもんかの今日この頃なのだ。

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2014年4月14日 (月)

「当選回数の少ない議員の政治活動」よりも「被災地の人の生活」を考えるのが政治家の務めだろう。議員歳費2割カットは何のためだったんでしょうねえ、石破君。

 いやはや、桜花賞のハープスターは凄かった。フクノドリームの大逃げで、かつての魔の桜花賞ペースを彷彿とさせるハイペースになったから、おそらく4コーナー回った時点でも15、6馬身はあったでしょう。それを、32秒台の末脚でまとめて差し切っちゃうもんなあ。ディープインパクトの牝馬としては、ひょっとしたら最高傑作かもしれない。対抗、単穴に押した、ホーライアキコとヌーヴォレコルトは、それぞ4着と3着。レッドリヴェールが割り込んでこなければ・・・って、タラレバ言っても始まらないか。

 ところで、1日の消費税増税以降、時たまTVで消費税増税のための政府広報CMが流れるんだが、これがまるで傷口に塩を塗られるようで、なんとも不愉快なんだね。八百屋かなんかで「消費税分負けてくれない」ってお願いするおばさんの横から、「消費税は社会保障のために使われるのよ、私たちのためなんだから」って出しゃばりおよね(古すぎか)が横槍入れてくるっていう、なんとも舐めたプロットなんですね。

 よくもまあ白々しく「私たちのため」なんて言えたもんだが、そんな政府広報流しておいて、では国会議員は身を削っているかっていうと、これがとんでもないことになってます。

 そもそも、消費税増税にあたっては、国会議員の定数削減などの身を切る政策っていうのがセットになってたはずなんですね。もっとも、くろねこは定数削減には反対で、歳費削減がまず最初だと思うんだが、それはさておくとして、定数削減は遅々として進まないどころか、4月末が期限となっている東日本大震災の復興財源を確保するための歳費2割カットが元に戻されるらしい。

 消費税増税したばかりで、なおかつ身を切る政策もままならないっていう現状で、ま、心ある政治家センセイなら自ら望んで2割カットの延長をするものです。それが、延長の議論をすることもなく自動的に元の歳費に戻そうってことらしい。

 娘が東電のアンポンタン幹事長・石破君は、「当選回数の少ない人たちの議員活動をどう考えるかだ」なんてわけのわかんないことほざいてます。当選回数がどうだろうと、そんなことは知ったこっちゃありません。議員活動は決められた歳費でやればいいだけのことで、これだけの額がなければできないなんてもんじゃないはずだ。

歳費削減延長に二の足=月末期限切れ控え与野党

 それに、忘れちゃならないのは政党助成金だ。3000億円以上のベラボーな税金が共産党を除く各党の懐に入ってるんですからね。いったい、政治家ってのはどんだけ金があれば満足するってんだろう。アジェンダ渡辺君の「政治活動には金がかかる」っていう言い訳を、腹の底では「その通り」と拍手送ってるんだろうな、こやつらは。

 歳費2割カットは、いったい何のため、誰のためのものだったのか。もう一度、その原点に思いを馳せるべきなんだね。そうすれば、アンポンタン幹事長のような身勝手な発言はできないはずで、当選回数の少ない議員の懐具合を心配するなんてもってのほか。「当選回数の少ない議員の政治活動」なんかより「被災地の人たちの生活」をどう考えるかが問われているんであって、それここそが政治家の仕事だし、そのための議員歳費2割カットなのだということをもう一度かんがえてみるこった。この唐変木めが。

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2014年4月13日 (日)

安倍晋三の一句に絶句&内閣法制局が集団的自衛権の「限定行使」で動き始めたようだ&山中教授の冷静なコメントにちよいとホッとする。

 昨夜のことである。NHKBSのニュースを観るともなく観ていたら、女性アナウンサーの「そうはんする意見が・・・」なんて声が聞こえてきて思わず画面を凝視してしまった。件のアナウンサーは何事もなくシレっとニュース原稿を読み上げ、次の話題へと移ってしまったのだが、こちらの頭の中はクエッションマークだらけで、「?????????」なんて感じです。で、おもむろに苦笑しちまった。そっか、「相反する(あいはんする)」ってのを「そうはんする」って読んじまったわけね。確かに、「相反」だと「そうはん」と読む。たとえば、「利益相反」なんて具合です。でも、「相反する」って表記された場合は、「あいはんする」となるわけで、なんかオヤジの突っ込みしつつひとりで盛り上がったのであった。

 NHKのアナウンサーのレベルもいかがなものかではあるのだが、これが一国の総理大臣となると世界の笑い者になっちまいますから、笑ってばかりもいられない。で、レレレのシンゾーです。もうネットでやたら笑われてるんだが、昨日の花見の会で一句詠んだってね。

給料の 上がりし春は 八重桜

 このニュースを観たけど、招待客の前でドヤ顔で披露してたのには、一句どころか絶句しちまった。悪い夢でも見てるんじゃないか、ってなもんです。俳句にも川柳にもなっていないどころか、ウイットやエスプリのカケラもないドン引きのお寒いギャグを、ナベツネ新聞なんか、「首相は満開の桜を景気に絡め、『給料の上がりし春は八重桜』との句を披露し、自らの経済政策『アベノミクス』の実績に自信をのぞかせた」なんて、ほほえましいエピソードとして紹介してるんだから、それこそ平和ボケと言うもんです。昭和の新聞なら、せめて皮肉のひとつでも添えて記事にしただろうに、ったく。

桜を見る会:給料の上がりし春は八重桜…主催の首相一句

 ところで、内閣法制局が、集団的自衛権の限定行使容認で動き始めたってね。オニギリ顔の高村君が砂川事件判決を持ち出したのは、こうした流れに行き着くための方便で、それに娘が東電のアンポンタン幹事長・石破君が「いや、地球の裏側まで行くのが筋だ」って噛み付いたのもすべて出来レース。最初っから、「限定行使」が落とし所で、週明けには公明党もこの話に乗ってくるんじゃないのかねえ。

内閣法制局、行使容認へ転換=「放置なら侵攻」に厳格限定-集団的自衛権で素案

 このところ、日本海ではダイオウイカがやたら捕獲されてるけど、ひょっとして大地震の兆候か。だしたら、いっそのこと大地震襲来で原発がヤワになって、集団的自衛権も何かも吹っ飛んでしまえばいい・・・なんて妄想すら抱く危険な今日この頃なのである。

 最後に、iPS細胞の中山教授がSTAP細胞騒動についてとても冷静なコメントしてます。つらつら思うに、STAP細胞については、批判したり否定したりするのはけっこうだけど、その可能性を探ることも科学者の使命なのではないのかと愚考する日々なのであります。「夢野あ話をしようじゃないか」・・・これですよ。

山中伸弥氏:「STAP研究に協力、小保方さん大歓迎」

【くろねこの競馬予想】

 いよいよクラシックG1の始まり。第一弾は桜花賞。おそらく、ハープスターの優位は揺るがない。大外と枠順にも恵まれ、これならば馬群に包まれることもなく、大外回っての一気差しが決まる可能性が大でしょう。ここは迷わずハープスター本命。

 相手はちょいとひねりたい。というわけで、ここ2走にわたって期待はずれに終わっているホウライアキコに注目。今回は人気もさほどなさそうなので鞍上も気楽に乗れそう。とするなら、そのスピードが高速馬場で復活するかも。大穴なら、アネモネSを勝ち上がったペイシャフェリス。
◎ハープスター、○ホウライアキコ、▲ヌーヴォレコルト、△フォーエバーモア、レッドリヴェール、ベルカント、ペイシャフェリス

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2014年4月12日 (土)

エネルギー基本計画閣議決定。福島の復興をほったらかして原子力村が復興しちまった&「全電源崩壊は起こりえない」って強弁した自らの答弁書を削除した安倍晋三。セコッ!

 4月12日の今日は「パンの日」だそうだ。そんなものいつ決まったんだ、ってチャチャ入れたくなってちょいと調べてみたら、けっこう説得力のある理由があるんですね、これが。なんでも、天保13年(1982)の4月12日に代官江川太郎左衛門が伊豆韮山の自宅で兵食用として焼いたのが日本のパンの始まりとされているからなんだとか。ふ~ん、またひとつ酒飲み話が増えたってなもんです。

 そんなことより、国のエネルギー基本計画が閣議決定された。予想通りに、原発ゼロはなかったことに。それどころか、原子力規制基準に適合した原発は再稼働して、金食い虫で何の役にも立たない「もんじゅ」は、「高レベル放射性廃棄物の減容化の国際研究拠点」にするそうだ。

 ようするに、福島の復興よりも原子力村が復興しちまったということです。悪い冗談にも程があろうというものだ。

原発推進 エネ計画閣議決定  原子力ムラ復権

 で、マスメディア、特にTVの報道のなんと無関心なこと。テレビ朝日『報道ステーション』なんか、放送開始から40分経過してもまったくスルー。馬鹿馬鹿しくてTV切っちゃったからその後どうなったかは知らないけれど、なんとも情けない話です。テレビ朝日は夕方のニュースでも、帰還困難区域でもある福島・富岡町の桜をリポートしながら、エネルギー基本計画に絡めたコメントは一切なし。せめて、「この桜も汚染されています。本当の春はまだ遠い富岡町でした」くらいのことは言ったところで罰は当たらんだろうに。

 さらに腹の立つことに、エネルギー基本計画閣議決定については、コメンテーターの萩谷順が、「都知事選で元首相が脱原発で惨敗した、それとアメリカのシェールガスの価格の問題があったり・・・」とその背景説明をする始末だ。わざわざ都知事選を持ち出すところが、どんなスタンスで物言おうとしているか一目瞭然です。

 おそらく、鹿児島の川内原発が最初に再稼働されることになるんだろうが、原子力規制基準に適合するということがあたかも安全゜確認されたという図式になっているのがおっかないところなのだ。原発のトップセールスに懸命のレレレのシンゾーもよく「世界最高水準の安全基準」っていうフレーズを使うが、これもまやかしですから。世界最高水準の安全技術と豪語する科学的裏付けなんかどこにもないなんだからさ。なによりも、福島第一原発の事故原因さえ闇の中で、事故そのものもいまだに進行中ってのが現実なんだからね。

 そのレレレのシンゾーは、かの有名な「全電源崩壊は起こりえない」とした2006年12月の答弁書を衆議院議事録から削除していたってね。慶大教授の金子勝君がツイッターでつぶやいてます。都合の悪いことは何でもなかったことにしようっていう、「愚かな坊ちゃん」のやりそうなことです。この男こそ亡き者になってしまえばいいのに・・・なんて内なる悪魔が囁く、春の日差しがまぶしい土曜の朝であった。

「全電源崩壊は起こりえない」とした2006年12月の安倍首相答弁書が衆議院議事録から削除されていた。

衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書

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2014年4月11日 (金)

安倍晋三の暴走を山口組がホームページで糾弾。「唐獅子株式会社」の世界だね&ドクター小保方の指導役のセンセイがようやく会見するそうだ。STAP細胞騒動の意味することをちゃんと解説してくれるのだろうか。無理だろうなあ。

 山口組がホームページを開設したそうで、「任侠道」というコーナーでレレレのシンゾーのつむじが右に曲った政策を批判してるというのでちょいと覗いてみた。

 「世間一般に任侠道という精神世界への造詣が皆無と成った現在、巷では暴力と仁侠とを同一視する傾向が強く、本来の任侠道は正しく認識されていない事は誠に遺憾である」なんて書き出しで、続いて「近頃では任侠界の人達を暴力団と位置付け、その周辺者も含め大きく差別し、抹殺してしまおうという政府の方針を見る」と綴られている。

 でもって、こうした差別は「戦前の偏った思想に暴走してしまうという結果を想像出来る」というわけで、レレレのシンゾーの登場となる。「この頃の安部首相の発言を見るに、国家主義に移行しつつあり、国民の平等の権利が脅かされつつある現実を鑑みると、憂国がファシズムに暴走し始めている事に気付かなくてはならない」そうだ。

「暴走し始めている」…あの山口組までHPで安倍政権を糾弾

「任侠道}(山口組ホームページより)

 小林信彦の小説「唐獅子株式会社」が咄嗟に頭をかすめたのはくろねこだけだろうか。小説では、組長の愛犬のブルドッグが、不始末しでかすたびに手足を切られて、最後は鹿の剥製みたいに壁に飾られちゃうという冷酷無惨なギャグに大いに笑ったものだが、果たして「任侠道」のコーナーにおける一節は、どんなギャグとなってレレレのシンゾーに降りかかるのだろうか。とてもブラックな笑いがこみ上げる週末の朝である。

 ところで、ドクター小保方の指導役で、これまで沈黙を守ってきた笹井センセイとやらが来週会見するそうだ。それに先駆けて、朝日新聞のインタビューに「STAPは本物の現象」って答えてます。だったら、ドクター小保方ひとりを火達磨にしたままほったらかしておいたんだろう・・・なんて嫌味のひとつも言ってやりたくなる。おそらく集中砲火を浴びるんだろうけど、どんな会見になるか、けだし見物ではある。

小保方氏の指導役「STAPは本物の現象」 来週会見へ

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2014年4月10日 (木)

未熟者と罵った若き研究者に責任押し付けて、自分たちの監督責任には知らん振り。「全ての責任は私にあります」っていう潔さのカケラもない理研のセンセイたちって、人としてどうなんだろう。

 ドクター小保方の会見は、隔靴掻痒というかなんと言うか、いまひとつ釈然としないものだった。キチっとしたデータを提示しさえすればそれで済んじゃうことのような気がするんだが、そこがどうもピリっしない。また、質問する記者連中もおそらくSTAP細胞がどんなものなのか、そして今回の騒動の何が問題なのか、その本質を理解していないんだろうね。けっこうネットの情報頼りの質問が多かったような・・・。

 それにしても、共著者として名前を連ねているセンセイたちは恥ずかしくないのかねえ。未熟者と罵ったドクター小保方に全部の責任押し付けて、自分たちの監督責任には知らん振りだもんね。本来なら、共著者全員が雁首揃えて会見すべきだろう。それでもって、再現実験はドクター小保方をのけ者にして、自分たちでやろうってんだから、よくもまあヌケヌケとです。

 再現実験の中心となるらしい共著者のひとりであるプロジェクトリーダーの丹羽センセイなんて、「実験の鬼」と呼ばれているそうだが、ドクター小保方の故意だかミスだかを見抜けなかったんだから、申し訳ないけど「実験の鬼」が聞いて呆れます。

 で、論文取り下げを最初に表明した山梨大学の若山センセイも、自分は1年以上も前に理研を出てるから詳しいことはわからないとか、論文作成時には山梨大学へ移っていて、コミュニケーションを取りにくくなっていたとか、なんか保身に回った発言が多いんだよね。

 ひょっとしたら、ドクター小保方は、象牙の塔にドップリ漬かった学者センセイを手玉にとって弄んだ稀代のトリックスターかもしれないけれど、「全ての責任は私にあります」って自分たちが担ぎ上げた若き研究者を庇う素振りがこのセンセイたちに微塵もないってのは、人として実に情けない。それこそが、STAP細胞騒動の、もっともやるせないところなんじゃなかろうか。

小保方氏「反論会見」ノーカット映像

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2014年4月 9日 (水)

憲法学者の皆さんは、砂川判決における集団的自衛権について、安倍晋三に公開討論を要求したらどうだろう&村上元行政改革担当大臣の安倍批判は一読に値する。

 夜中の騒音にはまいった。モーターが唸るような、クルマのアイドリングのような、なんとも気分の悪い重低音で、いったい何の音だったんだろう。おかげで、ちょいと寝不足の水曜の朝である。

 というわけで、今日はドクター小保方が会見をするらしい。気の済むまでとことん理研と戦うことをおすすめしたい。で、その理研はと言えば、STAP細胞の共著者である丹羽仁史プロジェクトリーダーが1年かけて再現実験をするそうだ。このセンセイの記者会見ってのが、これまた責任感のカケラもない他人事のような言い訳だらけだったんだが、それはともかくとして再現実験になんでドクター小保方を参加させないのかねえ。STAP細胞を作ったって言ってる本人にやってもらうのが最も手っ取り早い方法だと思うけど。また何かやらかすかもってんなら、野依センセイを筆頭に幹部の皆さんが雁首揃えて見張ってりゃあいいんじゃないの。1年もかけるのは時間と金の無駄使い以外の何物でもありません。その金も税金だってことを忘れちゃ困ります。

<STAP細胞>小保方氏申し立て・要旨 

 ところで、レレレのシンゾーがBSフジの『プライムニュース』に出演して、砂川判決は「集団的自衛権を否定していないことは、はっきりしている」ってのたまってくれたそうだ。でもって、「必要最小限の中に含まれる集団的自衛権もあるのではないかと(の議論が自らの私的諮問機関の)有識者懇談会でも主流になりつつある。政府としては必要最小限の行使と考えている」とも口走ってます。

 オニギリ顔の高村君がこのところしきりと砂川判決を引き合いに出して「集団的自衛権の限定行使」を言い出してたのは、やっぱりそこを落とし所にシャンシャン手拍子に持って行こうという絵図に沿った発言だったんですね。

 公明党の白塗り男・山口君は、「とんでもない、砂川判決は個別的自衛権しか認めないやい」って反論してるんだが、これに対してレレレのシンゾーは「裁判長の頭の中に(集団的自衛権の)概念があったのかは分からないところがあるということを(山口氏は)言いたかったと想像する」ってトンチキな発言したらしい。こいつ何言ってんだ。

 こうなったら、弁護士でもある山口君には砂川判決の法律論でレレレのシンゾーに公開討論要求して欲しいもんだ。ここで黙ってたら、レレレのシンゾーの自分に都合のいい解釈を認めたことになっちまいますよ。

55年前の砂川判決 首相「集団的自衛権含む」

 さすがに、ここにきてレレレのシンゾーのあまりの幼稚さ加減には堪忍袋の緒が切れそうなセンセイたちもいるようで、その筆頭格が元行政改革担当大臣の村上誠一郎君だ。秘密保護法でも肝の据わった反対論を展開していたけど、8日発売の「世界」(岩波書店)でレレレのシンゾーを徹底批判してるとか。ちょいと長いけど、ブログ「誰も通らない裏道」のkappamanさんのツイートより引用します。是非、ご一読を。

(これより引用)

「閣議の決定で解釈を変え、それに基いて自衛隊法を改正するということは、下位の法律によって上位の憲法の解釈を変えるという、絶対にやってはけいけない「禁じ手」です。これは誰がどう言おうと認められない。仮にこのような「無理筋」のやりかたで自衛隊法などを変えたとしても、違憲訴訟が続発することになるでしょう。
 なぜ私がこの動きに反対しているかというと、学生時代に読んだ『ワイマールの落日』という本のことが記憶にあるからです。加瀬俊一さんという戦時中から外交官だった方が書いた本です。ここに書かれていることは、民主的であったワイマール憲法のもとで、ナチス・ドイツが全権委任法を議会で成立させ、実質的にワイマール憲法を葬り去っていった歴史です。安倍さんの解釈改憲は、それと同じ愚を繰り返す危険性がある。だから私は反対しているんです。
 多くの方は、今回の集団的自衛権の問題を憲法九条だけの関係で考えていますが、私はこの問題は決してそれだけではないと思う。安倍さんは「憲法は不磨の大典ではない」と言うけれども、「平和主義」と「基本的人権の尊重」、そして「主権在民」、この三つはアンタッチャブルであり、絶対に変えてはいけない基本原則です。その「平和主義」の核心にかかわる問題においてすら、閣議決定で解釈が変えられるなどという前例が作られてしまえば、他の分野にまでこの手法は及んでいきます。結果として、憲法の基本原則が機能しなくなってしまう。それは立憲主義が崩れることを意味します。」

「我々には憲法を尊重し遵守する義務があるんです。政治家が守らなければならないのは、立憲主義であり三権分立です。安倍さんがやろうとしていることは、その三権分立や立憲主義の基本を無視し、それを壊す危険性を持っている。だから反対せざるをえない。これば右とか左とかではなく、民主主義や法律をまっとうに学んだ人間であれば誰でもわかるきわめて当然のことを言っているにすぎないと私は思っています。その当然が当然のこととして通じなくなり、むしろ異端のものとして扱われるようになれば、もはやファシズムの危機です。」

「『ワイマールの落日』と同じ轍を踏むようなことは、歴史から学ぶ者として、また政治家として、断じて認められません。集団的自衛権については、秘密保護法の時のように与党から一人の反対ということにはならないと思います。そう願っていますが、しかし、たとえ一人であっても、かつて斎藤隆夫が軍隊の横暴に議会で声をあげたように、自分の信念を貫こうと思っています。自分が現職の政治家として、ドイツがワイマール憲法を葬り去った一九三〇年代のような局面に立ち向かうことになるとは思いませんでしたがね。」

https://www.iwanami.co.jp/sekai/index.html

(引用終わり)

「三権分立壊し危険」 自民・村上氏が首相批判

 これがけっしてガス抜きで終わることなく、自民党にも少なからずいるであろう「安倍復古政治打倒」のセンセイ方がスクラムを組んで立ち上がることを節に願う今日この頃なのだ。

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2014年4月 8日 (火)

「8億円に違法性はない」ってどんなに強弁しようと、使い切ったはずの金を隠し持っていた事実は重い。「政治家の嘘」はそれだけで断罪されてしかるべきなのだ。

 顔を洗っていたら、まつ毛に白いものが。なんと、白髪なのであった。まつ毛も白髪になるのか。妙に感心した肌寒の朝である。

 肌寒どころか芯からお寒いのが、アジェンダ渡辺君だ。熊手だなんだで使い切ったはずの8億円のうち2億5千万円は銀座上がりのカミさんの口座にプールしてたってね。でもって、その金にどこでどうやって調達したか知らないが3億円ばかり足して返金したそうだ。金利も付けたっていうから豪気なもんです。

みんな・渡辺代表が辞任=8億円借り入れで引責-議員辞職否定、残債を返済

 これで一件落着としたいんだろうが、そうは問屋が卸しませんよ。本人はキューピー頭に汗かきかき「違法性はない」って強弁してるけど、お前が決めるなってなもんです。しかし、法に触れるかどうかということ以前に、問題なのは使い切ったはずの金をカミさんの口座に隠し持っていたってことなんだね。つまり、最初の記者会見で、白昼堂々嘘ついたってことです。「政治とカネ」は大いに問題だが、「政治家の嘘」はそれ以上に大問題なのだ。

 獅子頭・猪瀬君の5000万円スキャンダルも政治資金規正法違反による略式起訴ってことばかりがクローズアップされたけど、「個人の借り入れ」という嘘八百で言い逃れしようとしたことの方がよっぽど悪質なんですね。アジェンダ渡辺もまったく同じです。

 「政治家の嘘」にこの国のマスメディアはけっこう寛容なんだよね。だから、自分の身を守るためなら、政治家は息を吐くように平気で嘘をつきます。で、結果として、法に触れさえしなければ、どんなに金に汚くても政治家はノホホンとしていられるってわけです。本来なら、嘘をついたということだけで断罪されてしかるべきなのが政治家というものなのに、その重要な原点を皆さんお忘れになっちゃってるんですね。

 「アンダーコントロール」なんて戯れ言を世界に向けて言い放ったレレレのシンゾーなんかも、まんまそれに当てはまる。公約違反が当たり前っていう風潮も、嘘に肝要な構造の中から生まれてきたようなもんです。構造汚職ならぬ構造虚言がはびこっているのが永田町ってことなんだね。

 「政治とカネ」もいいけれど、ここらで「政治家の嘘」に厳しい目を向けないと、いつまでたっても世襲のボンボン議員にいいようにされちゃいますよ。

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2014年4月 7日 (月)

袴田さんに名誉チャンピオンベルト。ここまできて、まさか高裁で再審決定が覆ることはないでしょうね&NHK会長が職員に不祥事の情報提供を呼びかけている。その前に、自らの存在こそが不祥事だろうに。チェッ!

 ボクシングに余計なパフォーマンスはいらないってことを改めて教えてくれた昨夜のWBCダブル世界戦。井上、八重樫のファイティングスピリットに拍手です。さらに、このリングで、袴田さんに名誉チャピオンベルトが贈られた。これにも拍手。

 しかし、喜んでばかりもいられないんだね。静岡地検の即時抗告のおかげで、まだ再審開始は宙ぶらりんのまんまですから。ここまできて、まさか高裁が逆転の決定することはないでだろうけど、そのまさかがあるのが日本の裁判だから油断はできないのだ。

袴田さん姉「早く巌に見せたい」 正義のベルト名誉王者へ

 ところで、受信料支払い拒否が日々増えているNHKだが、イヌアッチイケー会長の揉井君が、不祥事窓口なんてのを設置して不正に関する情報提供を呼びかけているそうだ。目安箱を気取ってるんだろうけど、なんのことはない密告のすすめみたいなもんです。

 NHK出版の編集長による架空発注、NHKビジネスクリエイトの1億4千万円の売上水増しなど、子会社のスキャンダルが相次いでるから、これ以上不祥事が発覚したら受信料不払い運動が全国に広がるかもしれませんからね。もっとも、自らの存在こそが不祥事だってことに気付かないところに、大きな問題があるんだろうけど・・・。

<NHK会長>「不祥事あれば情報を」全職員に呼びかけ

 で、その密告というか内部告発というかの連絡先ってのが、「NHK関連団体ガバナンス調査委員会」の委員長である小林英明弁護士の法律事務所なんだとか。この弁護士さん、実は、イヌアッチイケー会長の古巣である日本ユニシスの顧問弁護士なんですね。「安倍首相が月刊誌を相手取って起こした名誉毀損(きそん)訴訟の代理人を務めたこともあり、2007年には当時の安倍首相にNHK経営委員に任命され、10年まで務めた」っていうから、筋金入りのレレレのシンゾーのお友だちのようです。

 これじゃあ、仮に正当な内部告発があったとしても、闇に葬られるのがオチなんじゃないのか・・・と妄想たくましくなる月曜の朝であった。

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2014年4月 6日 (日)

安倍さんちの坊ちゃんが「初めてのおつかい」(?)で、日本橋三越で39950円也を散在。サラリーマンのオトーさんの小遣いが幾らか知ってるのかねえ&「女性の就労機会を増やすため、家事などの分野で外国人労働者の受け入れ」・・・メイドを雇えってか。一般大衆労働者諸君のどこにそんな余裕があるんだろう。

 昨日のレレレのシンゾーは、日本橋三越でお買物。「初めてのおつかい」風のパフーマンスを狙ったんだろうが、結果はSPやらメディアの連中を引き連れての大名行列にあいなったって次第です。一言で言えば、「ダサッ」。これに尽きますね。消費税増税がTVではイベントになるわけです。

 しめて39950円のお買物だったそうで、サラリーマンのお父さんの一ヶ月の小遣いは35000円くらいが平均っていう調査があるあるようだから、それを1日で使っちゃったってことか。それで、「だいぶ消費税が高くなったんだな、という実感はあった」って読書感想分みたいなコメントされてもなあ。

 そもそも、お買物パフォーマンスは中止って一部のメディアは報じていたんだけど、どうやら「笑っていいとも」に出演した時にアルタ前で罵声を浴びせられたのがお気にめさなかったようで、人が集まらないように「中止」というフェイントかけたらしい。従業員専用の出入り口から入ったっていうのも、みっともない話です。せっかくのパフォーマンスなんだから、堂々と正面入り口からご入場ってことにすりゃあいいものを。ちいせーなあ。

・田中龍作ジャーナル
安倍首相が消費税視察 「三越に庶民はいないよ」

 で、このちいせー男は、「女性の就労機会を増やすため、家事などの分野で外国人労働者の受け入れを検討するよう指示」したそうだ。「家事などの分野」ってのは、ひと昔前なら女中さん、今風に言うならメイドさんってことなんでしょうか。そんなものは、よほどのお金持ちでもない限り、雇いきれません。それよりもなによりも、日本人ってのは心の奥底では外国人に対して寛容じゃありませんからね。へたすると、レイシズムが顕在化してきますよ。

 ベビーシッターなど、子育て支援政策の一環というなら、何も外国人に頼る必要はありません。たとえば、保育士の資格を持っていて、さらに働く意欲があっても就労機会に恵まれていないひとってのはけっこう多いんだから、そういうひとたちを現役復帰させるための政策をこそいま着手べきなんですね。そうすれば、「女性の就労機会を増やす」という観点からは一石二鳥なんだから、なにも外国人労働者の受け入れなんてことに話を飛躍させる必要はありません。

女性の就労機会を増やすため、家事などの分野で外国人労働者の受け入れを検討するよう指示

 おそらく、この政策ってのは、経団連あたりからの要望なんでしょう。つまり、安い労働力の確保というこかとが眼目で、そうなった暁には「女性の就労機会を増やす」どころか、逆に日本人から「就労機会を奪う」ことになりますよ。非正規社員すらも切り捨てようって魂胆がその裏にはあるような、そんな気がする今日この頃なのだ。

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2014年4月 5日 (土)

そこに至る歴史的背景を教えずに、「固有の領土」という言葉だけを刷り込もうってのは、洗脳教育みたいなもんです。

 ヤンキースの田中マー君が初登板。1回の表にヤンキースが2点を先取して、幸先のいいスタート。快刀乱麻のピッチングを期待したい、花散らしの雨もあがった快晴の土曜の朝である。

 快晴どころか暗雲垂れ込めてきたのが、日本の教育だ。レレレのシンゾーの「昔の日本を取り戻す」ための教育改革のおかげで、教育現場への政治介入が露骨になってきているけど、教科書にもそれは反映されているようだ。竹島、尖閣諸島を「固有の領土」と明記した小学校の教科書が登場したそうで、いわば小学校の時から刷り込みしておこうっていう魂胆です。

小学教科書検定:竹島・尖閣「固有の領土」政府見解色濃く

 領土という概念はけっこう難しいもので、その歴史的背景から学ばないと、本当に理解したことにはならないんだね。たとえば、沖縄なんかその典型で、いまでこそ日本の領土ってことになってるけど、その歴史を振り返れば、薩摩藩による琉球処分や明治政府の圧力で強引に日本に編入されちゃったってのが真実なんですね。つまり、沖縄は「固有の領土」とは言い難い。

 竹島、尖閣諸島にだって、それぞれの歴史ってのがあるんだから、「固有の領土」って言うなら、そこをちゃんと精査したうえで学習することが、歴史のお勉強というものです。その歴史的背景に触れることなく、、単純に「固有の領土」って表記するだけってのは、これはもう洗脳みたいなもんです。たとえば、いい国(1192年)つくろう鎌倉幕府、なんてゴロ合わせで年表覚えることが歴史の勉強ではないわけで、武家社会の台頭という鎌倉幕府の意味を理解しないといかんのですね。って、つい青臭いこと言っちまいました。

 その昔は、家永教科書裁判のように、教科書検定そのものが憲法違反じゃないのかという問題提起があったんだが、いまや検定どころか、教科書の内容に積極的に時の権力の意向が反映される時代になっちまったということです。そのうち、「聖戦」なんて言葉が、近現代史の教科書に載る時代がやってくるかも。

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2014年4月 4日 (金)

函館市の大間原発提訴が原子力行政の根幹を揺るがすような訴訟として全国に広がってほしい&集団的自衛権の限定行使で譲歩した振りして、そのうち拡大解釈で全面的行使容認って魂胆でしょ。

 今夜は突風に雷の大荒れ予報。週末のお花見にはちょいと悲しいお知らせか。

 花見に浮かれているうちに、エネルギー基本計画案が自公で了承されちゃいました。これで、原発維持・推進に向けてアクセルが目一杯に踏み込まれることになります。にしても、公明党はここでも腰砕け。「もんじゅ廃止」の公約なんかどこかにすっ飛んじゃいました。

原発「反省」後回し エネ計画案 自公了承

 3年目の3.11を迎えたばかりだってのに、あの時の危機感なんてものはすっかり忘れちゃって、原子力村はいい気なもんです。そんななし崩し的な原子力行政を一喝するかのように、函館市が目と鼻の先に建設中の青森県の大間原発の中止を求めて提訴した。函館市にとっちゃもし万が一のことがあったら、対岸の火事どころか、言葉は悪いが最悪は死なばもろともってことになっちゃうから、そりゃあ必死です。なんてったって、大間原発は、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を100%使う世界初世界初のフルMOX原発ですから、その危険性はハンパじゃありません。

 しかも、そんな危険な状況にありながら、原発建設に関してはほとんど蚊帳の外で、ほったらかしにされてるんだから、文句のひとつも言いたくなるのが人情というもの。これがただの文句ではなくて、原子力行政の根幹を揺るがすような訴訟として、全国に広がれば少しは世界も日本を見直すかもしれないね。なんてったって、あれだけの事故起こしておいて、まだ事故の後始末も終わってないのに原発を世界に売り歩く野蛮な国と顰蹙買ってますから。

・田中龍作ジャーナル
大間原発差し止め 函館市が提訴「危険だけを背負う理不尽」

 ところで、集団的自衛権行使容認で、オニギリ顔の高村君が、砂川事件の判決を持ち出して、「必要最小限の自衛権の範囲には、集団的自衛権も含まれるものがある」なんてことを言い出してます。これに、公明党の白塗り男・山口君が「個別的自衛権で対応すべきなんじゃないの」と対抗している。どちらも弁護士出身だから、こうやってお互いの法解釈をひけらかして議論している振りして、最後には「集団的自衛権の限定的な行使」ってのを落とし所にしようっていう魂胆なんじゃないの。「解釈改憲は「姑息なルール違反」で、それを強行しようとしているレレレのシンゾーは「愚かな坊ちゃん」とまで言い切っていた遺族会のボス・古賀君も、オニギリ顔の高村君と会談して「限定行使でいいんじゃないの」と大筋合意したって言うから、なんのことはない出来レースですね。

高村氏が「限定行使論」 集団的自衛権 公明は慎重姿勢

 3月18日のエントリーで、「(古賀は)閣議決定で解釈改憲しちゃおうってことには反対だけど、集団的自衛権行使=改憲に反対してるわけじゃないんですね。ようするに、手続き論に矮小化してるってこと。そもそも、自民党は結党以来、改憲が党是ってことを忘れちゃいけない」って書いたんだけど、ま、当たらずといえども遠からずだったってことです。

 集団的自衛権の限定行使なんて今は言ってるけど、そんなものは閣議決定された暁には、どんどん拡大解釈されていきますからね。拡大解釈でなし崩し的に運用の幅を広げていくってのが、自民党に限らず権力者の常套手段です。「限定ならいいんじゃないの」ってタカくくってると、気がついたらポストに赤紙が入ってたなんてことになりかねないから桑原桑原なのだ。

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2014年4月 3日 (木)

河野談話について元官房副長官が国会で問い詰められてるようだが、河野洋平本人に話を聞けばいいんじゃないの。生きてるんだからさ。本人抜きにして、ああでもないこうでもないって、おかしな話だね。

 昨夜のレレレのシンゾーは、赤坂の日本料理店で報道各社の政治部長経験者と会食。お食事代は官房機密費か。鳩山ポッポも政治部長経験者と会食したってんでバッシングされたことがあったが、こういう権力者とジャーナリストの馴れ合いお食事会というのは、日本独特の悪しきならわしなんだね。こんなんだもん、日本からウッドワードもバーンスタインも生まれるわけがありません。

 でもって、やりたい放題のレレレのシンゾーのひょっとしたらアキレス腱になるかもしれないのが慰安婦問題です。アメリカからの強いプレッシャーで、「河野談話は見直さない」って国会で言わされて、とりあえず沈静化を図ったはずなのに、貧相顔の官房長官・菅君の「検証はするけど見直さない」なんてトンチンカンな発言で、どうやら雲行きが怪しくなってきたようです。

 さらに、河野談話の時の官房副長官の石原君が国会に参考人として呼ばれて、余計なことを言うもんだから、ますますワケわかんなくなっちゃってます。昨日も、「事務方が文案を作る過程で、韓国側がいろんな要望を言っていると耳にした」なんてことを口走ってくれちゃいました。

河野談話「韓国から要望、耳にした」 石原元官房副長官

 これもおかしな話なんだね。官房副長官を問い詰めるくらいなら、談話の当事者の河野洋平を国会に呼べばいいんじゃないの。鬼籍に入ったってんならまだしも、河野洋平は生きてるんだからさ。何事も当事者に聞くにしくはないんであって、それとも呼べない理由でも何かあるんだろうか。

 そんな勘繰りもしたくなる今日この頃なのだが、河野洋平ももったいぶってないで、表舞台に出てきて堂々と見解述べたらどうだ。河野談話の正当性にイチャモンつけられてるんだから、それに対してしっかりとした論陣を張るのが一丁前の政治家ってもんだろう。党内野党に甘んじて、脱原発でも煮え切らない息子の太郎に空気入れるためにも、ここらで親父・洋平の気骨を見せたれ・・・って、そんなことできるくらいなら新自由クラブ解党して自民党に出戻ったりしないか。

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2014年4月 2日 (水)

ネーチャンひとりに責任押し付けてトンズラ図る理研のトンチキ野郎ども&消費税増税に浮かれるすきに、チャッカリと武器輸出三原則見直しを閣議決定。

 「たった1人の行為がNHKに対する信頼のすべてを崩壊させる」。昨日の入局式におけるNHK会長の訓示です。お前が言うな、って突っ込みたくなるところですが、4月馬鹿の発言だとしたらこの会長侮れん・・・んなわけないか。

NHK会長「1人の行為で信頼全て崩壊」 入局式で訓示

 話かわって、他人に厳しく、自分には甘いアジェンダ渡辺君は、すっかり雲隠れしちゃってます。国会はもちろん、党の役員会も「声が出ないので欠席すると電話をいただいた」(浅尾慶一郎みんなの党幹事長)そうだが、声が出ないのにどうやって電話してきたんだろうと首を傾げたくなるちょいと肌寒い朝である。

 で、肌寒いどころか鳥肌立つほどお寒いのが理化学研究所の学者センセイたちで、STAP細胞のドタバダ劇のすべての責任をドクター小保方ひとりに押しつけてトンズラしようとしてます。チームで研究していたくせに、ユニットリーダーに仕立てた若手の研究者がやったことだから、知らぬ存ぜぬっていうのは、いくらなんでも通用しません。五百万歩くらい譲って、仮にドクター小保方のひとり相撲だったとしても、それを見抜けなかったんだから、それはそれで相当なトンチキ野郎どもです。

 ドクター小保方は「とうてい容認できない」って切れてるようだけど、理研のトンチキ野郎どもととことん戦うべきですね。世界的権威なんてでっかい顔してても、一皮むけばただのスケベなオヤジなんだから、おそれながらと裁判所に訴え出て、化けの皮をひん剥いてやるのもひとつの手ではないでしょうか。

 それにしても、共著者であるセンセイたちってのは、うすらみっともないひとたちなんだね。ネーチャンひとりに責任おっつけて、恥ずかしくないのでしょうか。学者としては優秀かもしれないけど、人としていかがなもんかの今日この頃なのだ。

「小保方氏が捏造、改ざん」 STAP論文 理研最終報告

 ところで、消費税増税があたかもイベントであるかのようにTVがはしゃぎ回るその裏側で、チャッカリと武器輸出三原則の見直しを閣議決定しちゃいました。今度の呼び名は、防衛装備移転三原則だそうだ。ようするに、日本は武器商人として、世界に打って出ようってことです。で、その先には集団的自衛権行使容認が控えているって寸法です。

 解釈改憲にも匹敵するような政策転換だってのに、新聞・TVの静かなこと。STAP細胞スキャンダルにかまけるばかりで、そしらぬふりしてます。特に、TVはジャーナリズムとして、物事の優先順位がどこか狂ってるんだね。「笑っていいとも」のフィナーレを延々垂れ流す馬鹿っぷりなんか、実に象徴的です。大宅壮一の「一億総白痴化」は、けだし卓見だったてことか・・・いやはや。

武器輸出 実質解禁 平和国家が紛争助長も

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2014年4月 1日 (火)

袴田事件で静岡地検が即事抗告。どこまで残酷なひとたちなんだろう。こういうのを鬼畜と呼びます。

 東京新聞『こちら特報部』の今日の見出しは、「沖縄に人魚? 米軍辺野古移設新たなハードル」「東京五輪ブービー賞授与へ」「投票でボスザル選出 瀬戸内海の島で確認」の三連発。人魚報道では、ご丁寧にうっすらと海中に映し出された人魚らしき写真まで掲載しちゃって、あやうく騙されるところだった。なんのことはない、恒例のエイプリルフールの創作・脚色ニュースなのであった。

 エイブリルフールのフェイクならいいのだけれど、こちらはマジでやってきました。静岡地検が袴田事件の即時抗告をしやがりました。なんて、残酷なひとたちなんだろう。これでまた、袴田さんは再審開始却下とそれに伴う収監に脅えなくてはいけないんだよね。ひとの命を弄ぶというこういう手口って、まさに精神的な拷問であり、国家権力による人道に対する罪です。

<袴田さん再審>地検が即時抗告 DNA鑑定、再び争点

 即時抗告した理由として、弁護側のDNA鑑定についてイチャモンつけてるんだが、今回の再審開始決定というのは、DNA鑑定だけでなく、その他の証拠も含めて総合的に判断しているんだよね。なかでも、昨日のエントリーでも書いた味噌樽に漬かっていた衣類の不可解さについては、これだけでも十分に再審開始の判断材料となるもんなんですね。

 袴田事件の証拠とされるひとひつひとつについて検証している東京新聞の連載記事「袴田事件再審開始決定 48年目の光」の本日のテーマは味噌樽に漬かっていたズボンのサイズについてだったが、これひとつとってもどうやったって常識にはかからないんですね。そもそも、ズボンについていた「B」という布の札は警察によればサイズ表示ということになってたのだが、実際にこのスボンを販売したアパレル会社の社員は「色」の表示だったと証言してたってね。

 では、なぜ警察は「B」の布札をサイズ表示としたかったのかというと、発見されたズボンは元々袴田さんのもので、装着実験で小さくてはけなかったのは味噌で縮んだことにしたかったからなんですね。だから、「B」とはすなわち「肥満体」を示す記号でなくてはいけなかったわけです。だから、DNA鑑定があたかも非科学的であるかのようにイチャモンつけてるけど、その他の物的証拠の非科学性の方がよっぽど問題なんであって、即時抗告した静岡地検はまさに鬼畜です。

 東京高裁はいったいどんな判断をするのだろうか。捜査関係者の証拠捏造とまで踏み込んだ静岡地裁の決定には、おそらく相当な圧力がかかっているだろうから、東京高裁がそのプレッシャーに負けなければいいのだけれど・・・裁判官って警察がワルさするとは思いもしない浮世離れしたひとが多いからね。それが心配だ。

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