牛・豚肉の関税問題でTPP交渉が難航・・・って、その裏で保険と医療で詰めの作業してるんじゃないだろうね。集団的自衛権行使容認とあわせて、オバマ訪日のお礼に、これ以上のものはないだろうからね
一昨日だったか、レレレのシンゾーが、「数字にこだわることも重要だが、もっと大きな意味があるという高い観点から、最終的に良い結果を得て妥結を目指していきたい」なんて、まるで「聖域なき関税撤廃」に踏み出したかのようなニュアンスでTPPを語っていたから、てっきりオバマ訪日のバーターでTPPは駆け込み妥結するんじゃないのかと睨んでたんだが、どうやら牛・豚肉の関税をめぐって交渉は暗礁に乗り上げたとか。もっとも、これだって、徹底して議論してますよ、っていうポーズで、実は舞台裏では着々と妥結に向けて詰めの作業が行われていたりして・・・。
なんとなれば、オーストラリアとのFTAが成立してから、農産物の関税云々っていうことが、やたらTPP関連で語られているんだが、TPPというのは何も農産物のだけがテーマじゃないんだよね。保険や医療なんかは、ある意味では農産物以上に大きな問題で、かんぽ生命が外資であるアフラックのがん保険を販売することになったのもTPPの先取りみたいなもんなんだね。医療における自由診療がこのところ浮上してきているのも同じです。
でもって、農産物問題をクローズアップすることで、保険や医療といった分野へ注意が向けられないようにミスリードしてるってことも大いに考えられるんですね。保険と医療分野をオバマ訪日のお礼として差し出すことは、十分に考えられるから要注意なのだ。
ところで、牛・豚肉って言う時に、なんで「ぎゅう・ぶたにく」なんだろう。「うし・ぶたにく」あるいは「ぎゅう・とんにく」じゃいけないのか。「ぎゅうにく」ときたら「とんにく」、「ぶたにく」ときたら「うしにく」が正しいあり方じゃないのか・・・なんて疑問が突然炎の如く浮かび上がった土曜の朝であった。
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コメント
まアまア。
昔は、重箱読みや湯桶読みなんかすると、こっぴどく叱られたもんだが、今は意味さえ通じれば良いということになっちゃって、日本語も壊れています。
ところで、TPPは、佐久総合病院の色平哲郎が言うように、「トンデモ・ペテンな・プログラム」の全貌が明らかになってきました。
軍国主義者は、オバマに押して押して押しまくられ、徳俵で残れるかどうか・・・。
残れば軍国主義者の得点が上がり、残らなければ国民が困る。
牛肉・豚肉・鶏肉、どうするどうすr・・。
投稿: 岡目五目 | 2014年4月19日 (土) 12時54分