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2014年5月

2014年5月31日 (土)

新聞・TVが報道しないパソナグループの接待サロン。ひょっとして、第二のリクルート事件に発展・・・しないか??

 予定通りなんだろうね、TVではまるで明日にでも拉致被害者が帰って来るかのようなおおはしゃぎ。集団的自衛権の国会審議なんかどこかへ吹っ飛んじゃいました。なかには、冷静な意見もないわけではないが、それにしてもこのお祭り騒ぎは、いかにこの国のメディアがジャーナリズムとは遠いところに位置しているか証明しているようなもんです。

と ころで、北朝鮮の高官とやらが、「再調査して拉致被害者の存在がわかれば日本に帰す」ってな意味のことをコメントしたっていうんだが、てことは拉致被害者が見つからなければそれまでよって言ってるようなもんなんじゃないのか。さらに言えば、そもそも北朝鮮は将軍様のお言葉がすべてなんだから、拉致被害者がどうなっているかなんて完璧に把握してるはずなんだね。なんてったって、国家の犯罪なんだから、再調査なんてことで浮かれてるのはどうかしてますよ、ったく。

 どうかしていると言えば、ASKAのシャブ事件がきっかけで注目を集めつつある、パソナグループの「仁風林」とかいう政官財のためのサロンです。パソナグループは日本で税金払っていないヘイゾーが会長を務める人材派遣会社なんだけど、どうやらそのサロンに厚労大臣の田村君が出入りしてたそうだ。厚労大臣と言えば人材派遣を所管する立場なんですね。それが、いわくつきのパソナグループの接待を受けていたとなれば、これは大スキャンダルにならないのがおかしいんだけど、マスメディアはまったくスルーしてます。

ASKAで話題の“接待パーティー” 高級官僚も常連だった

 日刊ゲンダイだけがやたら書きまくってるんだけど、そもそもパソナグループについてはマスメディアは臭いものに蓋っていうスタンスですからね。でなけりゃ、パソナの会長であるヘイゾーが産業競争力会議で民間委員として勝手なことほざいて利益誘導していることに、もっと目を光らせているはずだ。

 週刊誌がそろそろパソナグループの周辺を探っているようだけど、単なる噂の息を出ない色物スキャンダルで終るか、それとも政官財を巻き込んだ第二のリクルート事件に発展するか、ひょっとしたらひょっとするんじゃないかと血湧き肉躍るの今日この頃なのであった。

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2014年5月30日 (金)

このタイミングで拉致被害者再調査で合意とは、いつもながらの目くらましか。集団的自衛権、原子力規制委人事、そして残業代ゼロ政策・・・どれも知られたくないことばかりですからね。

 夕方のTVのニュースを観ていたら、突然、レレレのシンゾーのぶら下がり記者会見に画面が切り替わって、何が始まるのかと思ったら、なんとまあストックホルムで開かれていた日朝会談で拉致被害者再調査で合意したってことを舌っ足らずでまくしたてていた。

 困った時の○○頼みってよく言うが、拉致問題を担ぎ出すのはご隠居ソーリと同じで、レレレのシンゾーの常套手段です。集団的自衛権で連日のように国会で馬鹿丸出しの答弁繰り返して、ただでさえジリ貧の支持率が急降下するかもしれないってんで、慌てたんだろうね。さらに、原子力規制委員会の露骨なお友だち人事もあるし、さらには残業代ゼロ政策がどうやら本格的に導入される運びで、それに対する批判をかわそうっていう思惑もあるのかもしれない。いずれにしたって、拉致問題を政権運営に利用しようっていう魂胆には変わりはありません。

拉致調査、日朝が合意 日本側、開始後に制裁解除

 そもそも、再調査って言ったって、実際にどの程度の調査になるかなんてわかりはしません。ましてや、再調査委員会とやらには日本人が参加するわけはないんだから、本当に再調査するかどうかも怪しいもんだ。「制裁解除の条件は甘すぎる。条件をつけなければ意味がない」って声も拉致被害者家族から聞こえてきてますからね。

 今回の日朝会談では、どうやら総連本部ビルの問題も話し合われたようで、自民党の有力者のお友だちが落札して、それを総連に賃貸するっていう方向で進んでいるらしいとも言われている。おそらく、レレレのシンゾーも北の将軍様も、お互いにいろんな思惑が交錯して、どっちにとっても自分が置かれた政治的状況にとって得になる落とし所を探った結果に決まっている。って、何の根拠もないけどね。

 しかしまあ、いつものこととはいえ、タイミングよく拉致被害者再調査なんて話が飛び出してくるもんだ。それだけ、レレレのシンゾーにとって、現在の状況というのは追い込まれているとも言えないことはない。ひょっとして、アメリカともバーターしたかも。「国民の目を集団的自衛権からそらすためにも、北朝鮮と拉致被害者再調査で合意する必要がある。だから、ここは目をつぶってもらって、その代わり集団的自衛権行使容認は日米ガイドラインまでには閣議決定するから、お願いしますよ」って泣き入れたんじゃないの。そう考えれば、昨日の国会で、「日米防衛ガイドラインに間に合うように方針が固まっていくことが理想的だ」って答弁したのもうなづけるというものです。ま、いつもの妄想ですけどね。

米、拉致解決の努力支持=議会では制裁強化の動き

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2014年5月29日 (木)

集団的自衛権とPKO活動と集団安全保障の区別がつかない安倍晋三の「ああ言えばこう言うお子ちゃま国会」。

 名張毒ぶどう酒事件の再審却下。奥西さんをこのまま獄死させるつもりか裁判所は。門前払いの裁判所には怒りを通り越して呆れるばかりだ。う~ん、言葉もありません。

名張毒ぶどう酒事件 8回目再審請求を棄却 新証拠と認めず

 呆れるといえば、こちらもみっともないことになりました。日本維新の会が分裂。歩くことも覚束ないようなレイシスト石原君の映像を見ていたら、なんとも哀れになっちまった。老残ですね。で、もうひとりのご老体、平沼君がインタビューですがりつく記者に向かってえらく居丈高な言葉を吐いてたましたね。認知症になるとやたらキレたり、怒りっぽくなるというけど、ひょっとして・・・・か。それにしても、怒鳴られてオタオタする記者ってのもね。怒りに火をつけて本音引き出すくらいの根性は・・・・ないか。

日本維新の会が分裂へ 橋下、石原代表が合意 

 日本維新の会なんかどうでもよくって、そんなことより集団的自衛権です。国会で集中審議が始まったと思ったら、早速、レレレのシンゾーが「日本人が乗っていないアメリカの艦船も防護する」って言い出してます。もうメチャクチャです。国会の質疑を聞いてるとレレレのシンゾーは、集団的自衛権とPKOと集団安全保障の区別がついてません。だから、話が噛み合わないどころか、フランケン岡田君がいみじくも指摘していたように、「事例を正当化するためのつじつまあわせ答弁」になっちゃってるんだね。

集団的自衛権もう拡大 首相答弁 その時 対抗する「安保懇」始動 

 レレレのシンゾーは、ウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューに、「国民には理解しにくい課題であり、反対が強い」って珍しく弱音を吐いたそうだが、なんのことはない、一番理解していないのはレレレのシンゾー本人だってことなんだね。

 しかしまあ、国会質疑における野党の迫力のないことったら、テレビ観ながら石投げたくなっちまった。ハッキリと反対を表明しているのは社民、生活、共産だけで、みんなや維新は大賛成。で、民主党はって言えば、党内で意見が分かれちゃってるから、フランケン岡田君も集団的自衛権行使容認するかどうかは「今後の議論の中で判断したい」なんて逃げ打っちゃってます。

 野党がこんなんだもん、どんなに国民の反対の声が大きくなっても、数持ってる自民党には馬の耳に念仏です。しかしなんですね、こんなにも「戦争できる国」にしたい国会議員がいるってのは、選んだ国民にも大いなる責任があるってことなんでしょう。そして、くろねこの親の世代の大半がそうであったように、「あの時は誰も反対できなかった」って、いつか口にするような日がやってくる・・・そんな気がする今日この頃なのだ。

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2014年5月28日 (水)

原子力規制委員会もしょせんは原子力村の互助会に成り下ったか&いつのまにか「離島」が「離島等」。もう始まっている拡大解釈への道。

 楽天の星野の腰がかなり悪いらしい。今季の復帰は絶望か。大事にいたらなければいいのだけれど。

 さあ、今日はニュースが目白押しなんだが、まずはこれ。原子力規制委員会の人事です。原発再稼働には慎重とされる島崎委員長代理の任期満了による退任により、政府は原子力村の重鎮である田中知東大教授を後任に推しているとか。この人事には国会承認が必要なんだが、NHK会長や内閣法制局長官の時のようにスンナリ通っちゃうんでしょうね。そもそも、原子力規制委員会というのは、これまでの原発推進政策を反省して、「安全神話」に流れることのないように必要な規制をかけるための組織なんだね。それが、これだもん。そのうち、原発再稼働どころか、新設だって言い出しかねません。

 3.11以後も、原発や核燃料サイクルの推進について積極的に発言したり、原発関連企業から寄付もちょうだいしていたセンセイですからね。どんなご意見を委員会で開陳してくれちゃうのか容易に想像できます。だいたい、「吉田調書なんか読む暇ない」って記者会見で委員長の田中センセイがしゃしゃーとのたまっちゃうくらいですから、もう腐り始めてます、この組織は。

規制委員候補に電力側から報酬 田中教授、50万円超

 もうひとつ気になるのが、自民党と公明党の与党協議で、「離島における不法行為への対処」というグレーゾーンの事例について、文言でもめてます。事前説明では、「離島」となっていたのが、いつのまにか「離島等」に表記がすり替わってたそうだ。なんじゃこりゃ、ってんで公明党が説明求めたら、政府側出席者とやらは「本土も含まれる」だと。本土の例として北海道を挙げたそうだが、これはもう「離島」に限ったことじゃないってことですね。これがいつもの手なんだね。こんな具合に拡大解釈のための文言を散りばめてくるのが常套手段です。こうなったら、公明党は席を蹴って連立離脱すりゃあいいだろうに・・・って、それはできない相談か。

離島「等」本土も対象 グレーゾーン、政府拡大解釈

 いま自公が協議しているグレーゾーンというのは、武力攻撃に至らない領域侵害ってことなんだが、それって不法入国ってことなんじゃないのか。だとしたら、改めて法整備する必要なんかないわけで、何のために議論してるんだかよくよわかりません。ようするに、どうにか集団的自衛権行使に持って行きたいから、公明党をどう言いくるめるか。そのための協議なんだね。

 集団的自衛権行使の事例ってのも発表されたけど、これだってひどいもんです。レレレのシンゾーは「国民の命と暮らしを守る」ってさかんに喚いてたけど、出てきた事例はアメリカ戦艦の防護だもんね。「国民」はどこかへ行っちゃいました。こんなもんです。どんなに言葉のレトリックを駆使しようと、集団的自衛権ってのは、アメリカの戦争に参加するってことで、しかも米軍の指揮下に入るってことなんだね。自衛隊は米軍のいち部隊ってことです。

 で、そのアメリカは、この秋にも予定されている日米防衛ガイドラインに「集団的自衛権の行使を前提とした内容を盛り込むには、憲法解釈変更の閣議決定が改定前に必要だと主張している」ってね。レレレのシンゾーが解釈会見に前のめりなのは、アメリカのプレッシャーがかなりあるってことか。「国民の命と暮らしを守る」が聞いて呆れます。反対の声はますます大きくなってきたし、内閣支持率も下がり始めたようだから、アメリカとの板ばさみでお腹痛くなっちゃって逃げ出すかも。そうなったら赤飯炊いてお祝いだ・・・って、妄想してみた薄曇りの朝である。

米、指針改定前の閣議決定要求 集団的自衛権

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2014年5月27日 (火)

吉田調書で安倍晋三のデマが発覚。これこそ、風評流布ってやつですね。

 お隣さんの屋根の修理をしている大工さんが作業をしながら、近所で1.5mほどの蛇を見た、って話してたとカミさんのご注進。どこかの庭に消えてったそうだけど、おいいおい、1.5mといったらかなり大きいぞ。東京のはじっことはいえ、一応は住宅街ですからね。誰かが飼っていた蛇が逃げ出したんだろうか。庭の猫が襲われなければいいのだけれど。

 そんなことより、吉田調書だ。事故直後に東電社員が命令無視して撤退したとか、ドライベントの計画をメディアには隠していたとか、朝日新聞のスクープだけでも衝撃的な内容なんだが、その他にも事故直後に流れた様々な噂話が実はデマだったってこともわかってきたそうだ。そのひとつが、スッカラ菅君の海水注入中断命令ってやつだ。

 これは、原子炉を冷却するための海水注入を原子炉の損傷が早まるから淡水にしろってスッカラ菅君が命令したっていう話なんだが、レレレのシンゾーがブログで「菅直人首相が福島原発の海水注入中断指示をした」って書き立てて、あたかも事実であるかのようにこれまで伝わってきた。ところが、吉田調書では、指示した人間は「内閣官房長官の枝野幸男、そして首相の菅直人は違う」って完全否定されているそうだ。つまり、レレレのシンゾーは、デマを垂れ流したつてことが、これでハッキリしたってことです。

・真実を探すブログ
菅直人の海水注入中断指示はデマだった事が確定に!調書で吉田所長が完全否定!デマを広げた安倍晋三・・・ new!!

 吉田調書の公開を頑なに拒むわけです。おそらく、こんなことは氷山の一角で、すべてを公開したら、それこそ東電幹部はもとより、事故以前の原発政策に携わってきた官僚や政治家も含めて、刑事罰を免れない衝撃の事実なんてのがボロボロ出てくるんじゃないだろうか。

 スッカラ菅君はレレレのシンゾーを提訴する予定らしいけど、総理の嘘はこの他にも、「アンダーコントール」だの「汚染水は福島原発湾内に完全ブロック」だの、枚挙にいとまがありませんからね。息を吐くように嘘をつく男が、提訴されたらどんな抗弁するか、興味はつきない雨模様の朝であった。

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2014年5月26日 (月)

ASKAはどうでもいけど、CD回収したり音楽配信停止したりとなると、ちょいと考えものです&中国軍機接近で娘が東電のアンポンタン幹事長がホッペ赤くしておおはしゃぎ。

 ASKAと覚醒剤がどうしたこうしたなんてのはどうでもいいのだけれど、その騒動を受けてレコード会社がこれまでのチャゲアスのCDを回収して、音楽配信も停止するとなると、いくらなんでもやりすぎだろう。こういう自主規制と言えば聞こえはいけど、見せしめみたいなやり方は関心しませんね。チャゲアスはデュオだから、相方のチャゲのアーティストのとしての立場はどうなるんだってことですね。

 これって表現の自由にも関わってくるんじゃないのかなあ。なんちゃって法学部の出身なので、実際の法律論はわかんないのだが、こういうCDの回収に対して、チャゲが異議申し立てたらどうなるんだろう。俳優や歌手がいちいち事件起こすたびに出演映画上映自粛したり、CD回収なんて安易な方法で世間の風をやり過ごそうとしていると、そのうち権力に表現の自由の領域まで手を突っ込まれることになりかねないから、ご用心なのだ。

ASKA逮捕でチャゲアスのCD回収 「SAY YES」「YAH YAH YAH」など

 ところで、戦争したくて仕方がないひとたちにとって、中国の戦闘機の異常接近ってのは、なんとも絶妙のタイミンクで、もうついつい笑みがこぼれちゃうんじゃないでしょうか。娘が東電のアンポンタン幹事長・石破君は、こうした空気を読むのに敏ですからね、ほっぺ赤くして、「『日本がやられたら世界の皆さんは助けてね。皆さんがやられたても日本は何もできないけど、ごめんね』で、本当にこれから先やっていけるか」(東京新聞より)って息巻いたそうだ。

 これが政治家のお言葉ですよ。やんなっちゃうほど床屋政談してます。そもそも、「日本がやられたら世界の皆さんはたすけてね」なんてことをマジで言ったら殴られますよ。そもそも、世界に助けを求めようなんて本気で思ってたら相当なお馬鹿さんです。集団的自衛権に結びつけようとしたんだろうけど、では安保条約って何のためにあるんだろうってことになりますよ。

<中国機接近>「予測不能」な中国軍 防衛省、危機感強める

 娘が東電のアンポンタン幹事長の言葉を文字通りに解釈すれば、「みんなで戦争やりましょう」ってことなんだね。「世界の皆さんたすけてね」ってSOS出したからには、一朝事あれば地球の裏側まで戦争しに行きますよってことです。つまり、集団的自衛権というのはそういうものだということを、娘が東電のアンポンタン幹事長は言ってるわけです。それはとても正しいことで、その意味では限定的集団的自衛権なんておためごかし言ってる奴らよりは正直ってことになる。

 ようするに、戦争したくて仕方がない政治家センセイたちの間でも、集団的自衛権をめぐってはけっして整合性がとれていないってことなんだね。こうなったら、地球の裏側まで行って戦争できる派とできない派で、公開討論なんてのをしてみたらいかがだろう。集団的自衛権行使是か非かなんてのはそれからのことなんじゃないのか。

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2014年5月25日 (日)

百田センセイのボキャブラリーの貧困さには哀れさえ覚える&「鼻血は医学的根拠がある」という専門家の反論会見はスルーですか&集団的自衛権行使に前のめりの政治家センセイって、結局のところ戦争を舐めてますね。

 もう相手にするのも馬鹿馬鹿しいのだが、売文家にしてNHK経営委員であらせられる百田センセイが、自民党岐阜県連大会で「軍隊は家に例えると、防犯用の鍵であり云々」と語った後に、軍隊を持たない国の例としてバヌアツとナウルの名前を挙げたあげくに「家に例えると、くそ貧乏長屋で、泥棒も入らない」って罵倒したそうだ。

「貧乏で泥棒も入らない」=軍隊ないバヌアツなどやゆ―NHK経営委員の百田氏発言

 まさに噴飯物ってやつだが、なんにしてこの男のボキャブラリーの貧困さには、呆れかえります。確か、都知事選の時にはタボガミ君の応援演説で他の候補を「人間のくず」呼ばわりしたこともあった。いかにもな無頼を装ったこうした発言というのは、ハッキリ言って品性下劣以外の何物でもありません。さらに言うなら、不偏不党が建前のNHK経営委員が自民党という特定の政党の定期大会で講演するっていうこと自体、そもそもヘテコリンなことなんであって、もう辞めなはれですね。

 ヘンテコリンと言えば、『美味しんぼ』の鼻血騒動に対しては、官房長官や環境大臣までがさんざん風評被害だなんて喚いていたくせに、「鼻血は医学的根拠がある」って主張した専門家らによる反論会見については電波メディアはほとんど報道しませんね。大臣センセイも、相手が専門家じゃ文句つけることもできないようで、沈黙してます。ようするに、こうしたバランスを欠いた態度ってのがひとを疑心暗鬼にもさせるわけで、何度も書くけど、被災地のひとの健康問題というのは、鼻血が出た出ないなんてことを喧々諤々やり合っても何の解決もならないわけで、国がしっかりとした科学的データに基づいて健康被害があるならある、ないならないと証明する責任があるってことです。

美味しんぼ「鼻血、医学的根拠ある」 専門家ら反論会見

 そうしたデータも示さずに、「放射能と鼻血の因果関係がないというのが専門家の定説だ」なんて、それこそ子化額的なことのたまっちゃうノビテルみたいなの政治家センセイがいるから困ったことなのだ。ま、データ隠しは、吉田調書なんかはその典型で、レレレのシンゾ一派の得意とするところですからね。

 ところで、昨日のBS朝日『いま日本は』に、自民党の白髪頭の元自衛官・中谷君と時事通信のゴルフ焼けの政局評論家・田崎君が出演。集団的自衛権について、ジャーナリストの若白髪・青木理君と全日本おばちゃん党代表代行で大阪国際大学准教授の谷口真由美君を相手に、あーでもないこーでもないとゴタクを並べてました。

 集団的自衛権会見のその夜に、レレレのシンゾーと酒食を共にした田崎君は、さすがにバツが悪かったんでしょう、番組の冒頭に「あれは会合のほうが先に決まってたもので」なんて言い訳してました。で、総理はどんな感じでしたかって振られると、「やるき満々ですね。解釈会見できると思ってます」なんて意味のことを自慢気にくっちゃべっとりました。みっともない。

 で、この番組でつくづく思ったのは、集団的自衛権に前のめりになっている政治家センセイというのは、戦争どういうものなかまったくイメージすらついていないってことです。レギュラー出演している俳優の中村雅俊に、「集団的自衛権を行使したら、自衛隊員が血を流すこともあるわけですよね」(正確ではないけどこういう意味のこと)と質問されて、なんと中谷君は、「そうした危険性のないように配備します」「自衛隊員って優秀なんです」「指揮官がしっかりしてますから」・・・なんて意味のことをのたまっちまう始末だ。おいおい、戦地で危険性のないように兵を配備するってなんのこっちゃ。集団的自衛権行使ってのは、どう言いつくろったって、その心は戦争に参加するということでしょう。戦争を舐めてるんだね。こんな認識の政治家センセイが集団的自衛権行使を語るなんて100年早い。ましてや、解釈改憲なんて、もっての他です。

 政局評論家の田崎君も負けてはいません。いろいろオバカ発言してた中でも、白眉とも言えるのが、青木君の「集団的自衛権行使容認したければ、少なくとも国民の意見を問うべきで、たとえば解散総選ということもあるのでは」という意見に対する反論(?)です。曰く、「いま総選挙して困るのは民主党です。維新もみんなの党も集団的自衛権には賛成で数的に勝っている」なんてわけのわかんないこと言い出す始末だ。いやあ、政局評論家の面目躍如ですね。青木君の意見への反論にもなってないし、何が言いたかったんだろう、このオッサンは。

 谷口君と中谷君との集団的自衛権をめぐるやり取りにも、途中から口出しして、「それはずっと平行線で解決つかない。で、朝日、毎日、東京が集団的自衛権行使反対で、読売、産経、日経が賛成という構図で」って、こちらもトンチンカンなこと言っとりました。結局、このオッサンは、自分の意見はまったく言わないし、ひとの意見もちゃんと聞いてません。飲み屋での話だったら、真っ先に「おだまり」です、こういうオッサンは。

 それにしても、こんなひとたちがレレレのシンゾーと一緒になって、酒飲んだりして国政を語っているかと思うと、ただただ背筋が寒くなるサタデーナイトなのであって。

【くろねこの競馬予想】

 今年のオークスは、ハープスターで決まり。マイルしか走っていないとかなんとか重箱の隅を突いたところで、では他のメンバーで勝ち負けになるかと言えば、なりません。というわけで、本命はハープスター。相手はドングリの背比べで、何がきてもおかしくない。というわけで、馬券はハープスターからサングレアル、マイネオーラムの連単2点。超大穴ならディルガ。こちらはお遊びで。でも、競馬に絶対はないからなあ・・・。
◎ハープスター、○マイネオーラム、▲サングレアル、△ディルガ

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2014年5月24日 (土)

吉田調書公開問題で問われているのは、国家の握る情報は誰のものかということ&安倍晋三の私的諮問機関「安保法制懇」が好き勝手やるなら、その反対の立場から意見具申してやろうじゃないかというんで、国民安保法制懇(仮称)が設立されるそうだ

 昨日のエントリーで、吉田調書を非公開とする法的根拠はあるのだろうか、と書いたら、それに応えるように(って、んなことはないか)、貧相顔の官房長官が吉田所長の非公開を求める上申書なるものを持ち出してきた。政府事故調の聴取がそもそも非公開を前提にしているなんてことも言われてるけど、吉田調書には、公開に対して承諾している文言が記録されてもいるようだけど、果たして聴取にあたってどんなやり取りがあったのが大いに気になるところだ。

政府が吉田元所長の「上申書」公開 ヒヤリング内容の非公開求める

 しかし、原発事故現場の責任者への事情聴取なんだから、そもそも非公開という前提がおかしな気がするし、上申書があったからといって、なんてったって日本だけでなく世界中に影響を及ぼす可能性のある原発事故なんだから、真摯に事故と向き合う気概があれば自ずと結論は出ようというものだ。

 ようするに、この問題で問われているのは、国家が握る情報は誰のものかということなんだね。貧相顔の官房長官の頑なな公開拒否ってのは、情報が最終的には国民のものなんだということを権力者がまったく理解していないってことを物語っているってことです。こうした情報の独占というのは、特定秘密保護法の根幹でもあるってことを忘れてはいけない。

 ところで、レレレのシンゾーの私的諮問機関にしかすぎない安保法制懇が、集団的自衛権行使について勝手なことするなら、その反対の立場から意見具申してやろうじゃないか、というんで、国民安保法制懇(仮称)が設立されるそうだ。メンバーは、阪田雅裕元内閣法制局長官や孫崎亨元外務省国際情報局長など、解釈改憲による集団的自衛権行使を鋭く批判してきた12名。

Jpg

 レレレのシンゾー肝煎りの安保法制懇の座長代理の顔がちょいと曲った北岡君なんか自らお友だち集団としての安保法制懇には正統性あるわけないって居直ってるくらいなんだから、反対の立場から独自の報告書をレレレのシンゾーに突きつけてやるだけでなく、公開討論も企画してみてはどうだろう。孫崎さんあたりがメディアを通じてジンワリと挑発したら、すぐムキになる北岡君なんか「おお、やったろうじゃない」って乗ってくるかも・・・・なんて妄想も楽しい土曜の朝であった。

安保法制懇「正統性あるわけない」 北岡座長代理

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2014年5月23日 (金)

吉田調書を絶対に公開しないって息巻いてるようだが、その法的根拠ってあるんんだろうか。

 古本屋に手を染めてからというもの、新刊書店をへめぐるということが少なくなっていたのだけれど、昨日はちょいと銀座に出かけたついでに本屋にぶらりと立ち寄ってみた。まったくの時間つぶしのつもりが、本を見ているうちに購買意欲がふつふつと湧き上がり、つい衝動買いをしてしまった。何を買ったか、内緒です。

 ところで、福島第一原発の吉田元所長がガンで亡くなる前に、政府事故調が聴取した吉田調書なるものを朝日新聞がスクープしたんだけど、誰がリークしたのかって犯人探しが始まっているらしい。事故直後に所長命令を無視して所員の多くが逃げ出したとか、ドライベントを準備していたことを情報統制して報道機関には伝えなかったとか、東電はもとより国にとっても耳の痛い話がテンコモリなんだから、そりゃあひた隠しにするわけです。

吉田調書

安倍官邸が激怒! 福島原発「吉田調書」流出で“犯人捜し”

 で、それが曝露されちゃったんだから、大慌てするのも無理はないのだが、事ここに至っても吉田調書を公開しないって貧相顔の官房長官・菅君は居直っている。大飯原発指し止め判決でこっぴどく原発事故への無策さかげんを指摘されたんだから、原発事故の最中に何が起きていたのかを検証するためにも吉田調書は重要なファクターであるはずなんだね。それを公開しないというのは、反省する気ーさらさらないって言ってるようなもんです。

 『美味しんぼ』の鼻血にまつわるエピソードを風評被害とバッシングしたり、そのくせ甲状腺ガンと診断された子供が50人にもなったという現実は無視したり、汚染される前の地下水だから安全と言い張って海に放出したり、やることなすこと原発事故をなかったたことにしようと躍起になっているのはバレバレなのに、いつまで嘘をつき続けるつもりなんでしょう。吉田調書を公開しないというのもその一環なんだろうけど、にしても3年も経ってようやくこうした調書の存在が明るみに出るってのもなんだかなあの今日この頃なのだ。

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2014年5月22日 (木)

大飯原発運転差し止め。地震の影響に言及したのみならず、「原発停止で多額の貿易赤字が出るとしても、豊かな国土に国民が根を下ろして生活することが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失だ」とまで言い切ってくれた樋口裁判長他の判事の皆さんに大拍手とともに熱いエールを送りたい

 関西電力大飯原発3、4号機運転差し止め。当然と言えば当然のことで、ようやく当たり前の判決が出ました。この判決のなによりも素晴しいのは、まずは地震の影響に言及したこと。大飯原発について、「地震の際の冷やす機能と閉じ込める構造に欠陥がある」と指摘しただけでなく、「わが国の地震学学会は大規模な地震の発生を一度も予知できていない」し、「福島原発事故でも地震がどんな損傷をもたらしたかの確定には至っていない」と断じたのは、相当に踏み込んだ判決です。つまり、地震大国の日本では、原発は危険すぎて「こんなものいらない」ってことだ。

 また、原子力村の住人の合言葉である原発の経済性についても、正面から否定したのも画期的だ。「被告(関西電力)は原発稼働が電力供給の安定性、コストの低減につながると主張するが、多数の人の生存そのものに関わる権利と電気代の高い低いという問題を並べて論じるような議論に加わり、議論の当否を判断すること自体、法的には許されない」。

 さらに、「原発停止で多額の貿易赤字が出るとしても、豊かな国土に国民が根を下ろして生活することが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失だ」とまで言い切ってくれた樋口裁判長他の判事の皆さんに大拍手とともに熱いエールを送りたい。

 ようするに、命と金を引き換えにするなってことです。「命あってのものだね」というか「人命は地球より重し」というか、至極真っ当なことをとてもストレートに、法律用語だけでない気合と感情のこもった表現で司法が喝破してくれたのは、このところのレレレのシンゾー一派のやりたい放題に辟易していた心が一気に晴れてなんとも清々しい。「豊かな国土に国民が根を下ろして生活することが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失だ」というくだりは、戦争なんかしちゃいけないよ、とも言っているように、くろねこには聞こえてくる・・・なんてのは深読みか。

 関電が控訴するのは間違いないだろうが、福井地裁の判決が上級審でも継承されることを切に祈るばかりだ。

大飯原発 運転認めず 各地の再稼働 影響も

 ところで、貧相顔の官房長官・菅君は記者会見で、「原子力規制委が世界で最も厳しい安全基準で審査し、その結果を待って(再稼働させる)ということだ」って発言してたが、言葉は正確に使ってもらいたい。原子力規制委員会が審査しているのはあくまでも規制基準であって安全基準ではありません。質問する記者も安全基準って言ってたけど、これじゃあまるで原子力規制委員会が原発の安全審査してるみたいで、こういう誤った言葉を使うこと自体、世論操作につながるってことを肝に銘じていただきたいものだ。

 なんにして、朝日が実に爽やかな、「Softly, as in a Morning Sunrise」な木曜の朝である。

(文中の太字はくろねこ)

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2014年5月21日 (水)

PC遠隔捜査事件は冤罪疑惑だけでなく、可視化、証拠の全面開示、長期拘留による人質司法など、捜査のあり方やメディアの報道のあり方も問われていたいたこを忘れてはいけない。

 PC遠隔操作事件は、なんともやるせない結果になってしまった。冤罪を信じていた多くのひとたちを片山君は裏切ってしまったわけだけど、この事件はいまだに釈然としないことが多いのもまた事実だ。まずもって、4人が誤認逮捕されたという事実を忘れてはいけない。そして、誤認逮捕が発覚して、片山君が捜査線上に浮かび上がった時点から始まった警察のリーク。それに踊ったマスメディア。犯人と決まったわけでもないのに、隠し撮りまでしていたTV局もあった。その舞台となった猫カフェは、いわれなき批判にもさらされた。

 なによりも問題なのは、可視化を拒否したり、証拠の全面開示を拒んだり、そのうえ代用監獄による長期拘留だ。しかも、拘留中は取り調べもロクにしていないという、人質司法の典型がここにある。実は、こりこそがPC遠隔操作事件の肝なのだ。警察・検察は、片山君が河川敷に穴掘ってスマホを埋めるという、洒落にもならない墓穴を掘ったことで、してやったりと満面の笑えみで祝杯を上げているだろうが、この事件が警察の凄まじいリークなど冤罪を疑わせるに足るだけの状況証拠があったことは事実だし、逮捕後の被疑者に対する警察・検察のの対応も、接見禁止の長期拘留うなど人権侵害にも等しいことがあったのも事実なのだ。

 ある意味、片山君のここ掘れワンワンは、警察・検察にとってもラッキーだったはずだ。保釈中も尾行をするという地道な捜査が実を結んだという見方もあるようだけど、これを口実にして、だから否認している奴を簡単に保釈してはだめなんだ、って警察・検察が強気になってくることも十分に考えられる。

 犯人逮捕でPC遠隔捜査事件がすべてチャラになったわけてではけっしてない。先にも書いた、可視化や証拠の全面開示、長期拘留、さらには警察のリークとそれに踊ったマスメディアなど、この事件が教えてくれる問題点は極めて重要なのだと息巻きつつ、今日はお後がよろしいようで。

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2014年5月20日 (火)

片山君がスマホを埋めたのを目撃してたんなら、なんでその直後にここ掘れワンワンしなかったんだろう。謎が謎呼ぶPC遠隔捜査事件の行方やいかに。

 PC遠隔操作事件が思わぬ展開。なんとまあ、真犯人を名乗るメールは、片山君本人の手によるもので、河川敷に埋めたスマホから発信されたものなんだとか。で、それを尾行していた捜査員が目撃していたってんだから驚き桃の木山椒の木なのだ。

 まずもって、保釈中も尾行をしていたというストーカーまがいの行為にビックリ。でもって、真犯人を名乗るメールが送られてから、こりゃおかしいってんで河川敷をここ掘れワンワンしたらスマホが出てきて、してやったりってんだが、なんで河川敷に何か埋めたらしいとわかった直後に確認しなかったんだろう。さらには、片山君が行方不明というのも何か釈然としない。尾行は続けていなかったのか? もしそうだとするなら、その理由は?

 てな具合いに、突っ込みどころ満載の急展開なんだが、これを報道するTVのニュースもひどいもんです。警察リークそのまままに、片山君が失踪中なんてテロップ打ってる局もありましたからね。さらに、事件勃発当時に片山君が犯人らしいという警察のリークに乗っかって隠し撮りした映像まで、ここぞとばかりに流したりもしてました。

・八木啓代のひとりごと
PC遠隔操作事件:河川敷のスマホにまつわるこれだけの謎

 テレビ朝日『スーパーJチャンネル』では、コメンテーターの元読売新聞社会部記者でヘビースモーカーの大谷君が、「捜査員が目撃していたし、わざわざ捜査当局が証拠もなしにそんなことするわけないわけで・・・」なんて意味のことをくっちゃべっとりました。あ~あ、袴田事件の味噌漬けの衣服はなんだったんでしょうね。警察リークを鵜呑みにすることで、どれだけマスメディアが冤罪に加担してきたことか。まるで学習してないんだね。スマホから片山君のDNAが検出されたとも伝えられているけど、これだって怪しいもんだ。

 というわげで、事の真相はいまのところ闇の中ってのが正直ところで、そんなことより片山君の身の上が案じられます。最悪なことが起きなければいいのだけれど。

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2014年5月19日 (月)

『美味しんぼ』の鼻血について、小学館が発売前に環境省にお伺いだと&集団的自衛権とは「アメリカのために日本の若者は血を流せ」ってことですか。ねえ、石破君。

 ASKAが覚醒剤で逮捕されて、TVのワイドショーはここぞとばかりにお祭り騒ぎしてます。週刊文春のスクープからかれこれ1年も経つのに、なんで今なんだろうね。捜査当局が内偵するのに泳がせていたなんて噂もあるけど、それもなんだかなあの月曜の朝である。

 そんなことより、『美味しんぼ』の鼻血騒動だ。小学館が発売前のゲラを環境省に提出して、ご意見伺いしていたってね。その真意が奈辺にあるのかはともかく、これが事実なら、「検閲してくださいよ」って出版社がお願いしちゃったようなもんで、話になりません。環境省は、「こちらは求めていない。具体的な内容の訂正要求もしていない」ってコメントしているけど、よきにはからえってことでしょうか。それにしても、環境省も驚いたんじゃないか、まさか出版社がゲラを送ってくるなんて。それとも、それが習慣化していたのか・・・なんてことはないか。

美味しんぼ、発売11日前に環境省へゲラ送る 編集部

 いずれにしても、小学館は、この件についてはしっかりと説明責任果たさないと、日本ペンクラブあたりから質問状を送りつけられるかもよ。というか、小学館に関わるすべての表現者は、小学館の今回の権力へのおもねりを絶対に許しちゃいけない。どんな意図があろうと、一線を越えたからね、小学館は。

 気になるのは、雁谷さんへの許可はとっていたのだろうか、ということだ。作者である雁屋さんと小学館との間で、環境省にゲラを見せるということが事前に了解とれていたというなら、まだ考えようもあろうというものだが・・・。タイアップ記事をクライアントに事前に確認してもらうのとはワケが違いますからね。

 ところで、創価学会が解釈改憲に反対を表明したことについて、娘が東電のアンポンタン幹事長・石破君が、「公明党の判断に全く主体性がなくなり、支持母体の言うがままということもないだろう」てな牽制球を投げたってね。これに対して、ヤッシー田中君が、「自民党の判断に主体性がなくなり、支持母体の(電事連の)言うままということもないだろう」って絶妙の野次を飛ばしてくれました。ご明察です。

「創価学会のいうがままでもないだろう」 集団的自衛権行使容認めぐり石破氏が公明を牽制

 娘が東電のこの男は、NHKの番組で、「『行使できない』と言っているのは、世界中で日本だけだ。『あなたがやられたら私は何もしないが、私がやられたら助けに来て』と言っているたった1つの国だ。あちこちで領土を巡る紛争が起き、アメリカの力が落ち、中国が軍事力を拡大し、長距離ミサイルに核を搭載しようという国が着々と開発を進めている。正面から憲法論、安全保障論などを議論したい」って息巻いたそうだが、ようするに「アメリカのために日本の若者は血を流せ」って言ってるようもんなんだね。

集団的自衛権巡り各党が議論

 で、この愚劣な発言に、ネットゲリラさんが突っ込みいれてます。曰く、「アメリカは今まで日本のために一滴も血を流してないですね。むしろ、若い娘を強姦し、乱暴狼藉の限りを尽くしてきた。娘が東電の石破茂は、そこんとこ、どう考えてるのかね?」。ごもっともです。

 さらに、民主党の二枚舌の猪八戒・枝野君もこんなこと言ってうつけぶりをさらしてます。「集団的自衛権を積極行使するようになれば、必然的に徴兵制にいかざるを得ないと思う」だとさ。確かに、その論は正しいのだが、だったら民主党はどんなスタンスで集団的自衛権を語っていくつもりなんざんしょ。「だから私は絶対反対だ」ってんならまだしも、評論家面して無責任なこと言うんじゃありません。

「集団的自衛権、必然的に徴兵制に」 民主・枝野氏

 ま、憲法調査会で政界の失楽園・船田君と意気投合するような男ですからね。船田君ってのは、「国民としてどう生きるべきか、国民と国家の関係はどうあるべきか、も憲法にきちんと書いておく必要があるのではないか。国家権力をしばる憲法というだけではなく、国民としての規範もきちんと書いて、憲法をつくっていく必要があるのではないか」なんて自民党の憲法対話集会で発言するようなお方ですから、自ずと二枚舌の猪八戒の心根も見えてこようというものです。

「陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない…は真っ赤なウソ!」自民の憲法対話集会はじまる

 それにしても、どうしてこうも後先考えずにペラペラとしゃべりまくる政治家が多くなったんだろう。思うに、日本には言論界ってのがなくなっちゃったからではないでしょうか。だから、政治家の発言が野放し状態になっちゃって、まるで床屋政談みたいなことを政治討論と称してTVが垂れ流したりすることになるんだね。

 でもって、レレレのシンゾーは、昨日の夜もお友だち誘ってお食事会。お相手は、関西のTVで右曲りの発言全開の津川雅彦と中井貴一だそうで。こんなに連日酒食に耽って、お腹痛くなっても知らないからね。てなことで、お後がよろしいようで。

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2014年5月18日 (日)

集団的自衛権の前に、語るべきは解釈改憲の違法性&鼻血が風評って言うなら、「湾内で完全にコントロールされている」汚染水が外洋に流出しているという事実について説明しなくちゃね。嘘つき!

 ポール・マッカートニーの国立競技場ライブが延期になったとか。どの新聞・TVの報道も、その理由をウイルス性炎症としか報道していないのだけど、具体的にどこが炎症起こしたのか気になって仕方のない日曜の朝である。

 ところで、創価学会がレレレのシンゾーの「解釈改憲」に「NON」を突きつけたってね。「これまで積み上げられてきた憲法九条についての政府見解を支持しております。したがって、集団的自衛権を限定的にせよ行使するという場合には、本来、憲法改正手続きを経るべきであると思っております」。ふむ、正論ですね。

集団的自衛権:創価学会「改憲経るべきだ」

 そもそも、レレレのシンゾーの集団的自衛権行使の論に乗っかって、その是非を語ってしまうのは相手の思う壺です。そんなことよりも、集団的自衛権を行使したいがために、「解釈」で「憲法改定」を企んでいることの危険性をこそ問われるべきなんだね。立憲主義を持ち出すまでもなく、憲法99条には「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」ってあるんだから、どんなに屁理屈こねようと、勝手に憲法を解釈して変えてしまおうってのは明らかな憲法違反だし、これってクーデターみたいなもんでしょう。

 なのに、マスメディアは、集団的自衛権行使に賛成ですか反対ですか、なんて世論調査してるんだもん、だめでしょう。そんなことしてるから、解釈改憲がいつのまにか前提になっちゃうんだね。いま語るべきは、憲法違反としての「解釈改憲」で、その意味で創価学会のコメントは、大いに意味がある。本当なら、ジャーナリズムがやるべき仕事なのに、皆さん、レレレのシンゾーとのお食事会に舌鼓うっちゃってますから・・・。

 で、レレレのシンゾーはと言えば、福島にでかけて、「放射性物質に起因する直接的な健康被害の例は確認されていない」「政府としては、根拠のない風評を払拭をしていくためにも、しっかりと正確な情報を分かりやすく提供していく。国として全力を挙げて対応していく必要がある」なんてのたまっている。

安倍首相「根拠ない風評に国として全力で対応」

 風評というのは「根も葉もない噂」ってことで、「根拠のない風評」というのは「腹痛が痛い」って言ってるようなもんで、じゃあ「根拠のある風評」なんて言葉があるのか、って突っ込みを入れたところで、おそらくこの発言は鼻血騒動を受けてのことなんでしょう。でも、おかしいよね。「鼻血が出た」ってのは風評ではなく事実なのにね。肝心なことは、それが放射能由来かどうかであって、そこには様々な見解があってしかるべきなんだね。で、そうした見解のひとつこひとつを丁寧に調査して解明していくのが国や自治体のやることだろうに、何言ってんだか。

 そもそも、レレレのシンゾー本人が、「アンダーコントロール」だの「湾内で完全にブロックされてる」だの、世界に向けて大嘘を発信した張本人なんだってことを、今一度思い起こすべきでしょう。昨日の東京新聞朝刊は、一面で、「汚染水 外洋流出続く」と報じていたけど、これこそ「湾内で完全にブロック」が大嘘だったいう証しみたいなもんです。

 記事によれば、福島沖30km地点におけるセシウム137の濃度が事故前の倍の数値で水位していってるんだそうだ。そんな具合に、なかなか汚染濃度が低下しないのは、「福島から外洋への継続的なセシウムの供給があるということ」(神田穣太東京海洋大学教授)って言うから、つまりは汚染水は垂れ流し放題ってことなんだね。こうした汚染は、いずれ太平洋を渡ってアメリカ、カナダへと広がって行くんだろう。その時にも、「湾内で完全にブロックできている」なんてたわ言を口にしてごらんなさい。それこそ、風評だって笑い飛ばされるに決まってますから。それは、レレレのシンゾー個人ではなくて、日本国民が笑われるってことを意味してるわけで、そんなことを妄想するとやってられない今日この頃なのだ。

染水 外洋流出続く 首相の「完全ブロック」破綻

【くろねこの競馬予想】

 内枠有利のデータがあるヴィクトリアルマイル。1枠2番という絶好のポジションを手に入れたクロフネサプライズの逃げが大いに気になるところ。当然、おさえなくてはいけないだろけど、これを差し切るのはスマートレイアー。相手は、前走9着に沈んで人気の下がったエクセラントカーヴ。その他、大外に回ったのがどうでるかのウリウリ。穴なら、マイルは初めてでも府中ならのラキシス。
◎スマートレイアー、○エクセラントカーヴ、▲クロフネサプライス、△ウリウリ、ホエールキャプチャ、ラキシス、フーラブライト

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2014年5月17日 (土)

『美味しんぼ』休載。小学館は自ら表現の自由を放棄したか&「双葉町に鼻血が有意に多い」調査結果&PC遠隔操作事件で真犯人からメール!?

 昨日のエントリーで、「解釈改憲」宣言のその夜に、レレレのシンゾーと会食した時事通信の田崎、NHKの島田の両君以外の報道関係者とは誰なんだろうと書いたけど、判明しました。毎日新聞の山田孝男特別編集委員と朝日新聞の曽我豪編集委員だそうです。レレレのシンゾーは、会見後に「こう説明していけば国民の理解が得られる」と自画自賛したそうだから、みんなで祝杯でも挙げたか。にしても、解釈改憲しようと目論む権力者と、それも高らかに宣言したその日に、酒食を共にするその神経のなんと下衆なことか。

 で、下衆の極みなのが、『美味しんぼ』の休載を決めた小学館です。鼻血騒動とは直接関係なく、休載は前から決まっていた、なんておためごかしを言ってるけど、そんなこと誰が信じるもんですか。明らかに圧力に負けたね。憲法をテーマにした市民集会の後援を拒否する自治体と同じようなもんです。

 小学館は鼻血騒動を受けて、「ご批判、お怒りは真摯に受け止め、表現のあり方について今一度見直していく」そうだが、自ら表現の自由を放棄したようなもので、こんなこと言い出したら、賛否がわかれる事柄について、作者としての見解を表現することは一切出来なくなっちゃいます。批判があったから表現のあり方を見直す、なんてことを表明しちゃったんだから、今後は漫画に限らず、小説だろうが評論だろうが、およそ小学館の出版物は検閲されてるって思った方がいいかもしれない・・・なんて、妄想もしてみたくなろうというものだ。

「美味しんぼ」一時休載へ 「表現のあり方を今一度見直す」と編集部見解

 でもって、鼻血については、「福島県双葉町では、鼻血などの症状の統計が有意に多かった」っていう調査結果があったてね。この調査は、2012年11月に実施されたもので、「その結果、双葉町と丸森町は、体がだるい、頭痛、めまい、目のかすみ、鼻血、吐き気、疲れやすいなどの症状で、木之本町よりも有意に多かった」っていうから、『美味しんぼ』で語られたよりも深刻な体調不良が起きていたってことになる。

・・福島県双葉町で鼻血「有意に多い」調査 「避難生活か、被ばくによって起きた」

 問題は、なんでこの調査結果が表に出てこないかってことで、おそらくここにも何らかの自主規制がかかってるんでしょう。なによりも、鼻血もめまいも、その他諸々の体調不良もなかったことにしないとまずいひとたちがいるってことなんだね。会ったわけではないけどね。

 小学館に抗議したひとたちは、この調査を知ったら、さぞや寝覚めが悪いことでしょう。

 寝覚め悪いのは、PC遠隔操作事件で片山君を犯人に仕立て上げた捜査関係者もさぞかしでありましょう。なんてったって、真犯人と名乗る「小保方銃蔵」からメールが届いちゃいました。いたずらということもなくはないけど、これで警察、検察はますます旗色が悪くなるのは確実です。冤罪が確定した暁には、警視総監の首くらいはとらないと間尺にあいませんよ、ったく。

遠隔操作ウイルス事件の真犯人名乗る「小保方銃蔵」からのメール、落合弁護士などに届く

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2014年5月16日 (金)

友だち集めたプライベートな懇談会の報告書を基に憲法解釈変更しようとする、この愚かなプロセスをこそまずもって糾弾すべきでしょう。集団的自衛権を云々する法的根拠はどこにもありません。

 沖縄復帰の日であり、古くは5.15事件の起きたその日に、レレレのシンゾーは高らかに「解釈改憲」宣言。で、夜には、西新橋の鮨屋で、「田崎史郎時事通信解説委員、島田敏男NHK解説委員ら報道関係者と会食」だそうで、なんともお気楽なもんだ。田崎、島田両君の他にも報道関係者が同席したようだけど、どうしていつも全員の名前を出さないんでしょう。

 それはともかく、陳腐なパネルまで持ち出してまでああでもないこうでもないと、時にペーパーに目を落としつつ、レレレのシンゾーは集団的自衛権行使容認への屁理屈をこねまわしてたけど、ちっとも説得力ありませんでした。おそらく、集団的自衛権行使容認をストレートに宣言したかったんだろうけど、それをしちゃうと公明党がヘソ曲げちゃうし、そうなったら与党協議すらいつ開けるかわかんない。というわけで、たとえば尖閣諸島に中国の武装した漁民が上陸したらどうする、ってなグレーゾーンと呼ばれるテーマを緊急の課題として提示することで、公明党を与党協議の土俵に引きづり出そうとしたに違いない。

 でも、これって、防衛省の幹部でさえ、「政府が事態の状況に応じて判断を下せば、現行法でも十分対応できる」って言ってるんだよね。ようするに、まずは些細な事柄をあげつらって、こんなに日本を取り巻く環境は緊張してるんですよって言おうとしたんだろうが、そんな持って回ったやり方したもんだから、余計になんでいま集団的自衛権行使なのか説得力のある説明ができずに終っちまったてわけです。ようするに、レレレのシンゾー自身、集団的自衛権を理解してないのだろうことはよくわかった会見ではありました。

 そんなことよりも、昨日の会見を語るなら、まずもって考えなくてはいけないのは、「安保法制懇という法的根拠のない安倍晋三のお友だちを集めた私的な諮問機関の報告書を基に、憲法9条の解釈変更を勝手に閣議決定」しようとしているってことです。集団的自衛権行使容認が必要か否かという前に、まずこうしたプロセスこそが問われなければいけない。

 「憲法解釈を政権の判断で変更すれば、憲法が権力を制限する立憲主義の否定につながる。政権が自由に憲法解釈を変更しても問題ないと考えるか」・・・こんなまともな質問にも、レレレのシンゾーは、「立憲主義にのっとって政治を行っていく。当然のことであります。その上において、私たち政治家は、こうしたことができないという現状から目を背けていていいのか、ということを皆さんに考えていただきたいと私は思います。人々の幸せを願って、まさに生存していく権利があるわけです。そして、その権利を私たち政府は守っていく責任があるんです。その責任を放棄しろと、憲法が要請しているとは私には考えられません」なんてことを滔々とまくしたてる始末だ。お得意の質問はぐらかしの術です。

 護憲だろうが改憲だろうが、心ある誰もが言うように、集団的自衛権行使したいなら法に則って堂々と憲法改正に向けた議論すればいいんです。仲間を集めて騙らったり、内閣法制局長官人事に手を突っ込んだり、さらには中国、韓国を自らの発言で刺激するというマッチポンプまがいのことをしでかしたり・・・まるでペテン師みたいな手口で事を進めることこそ、いまは糾弾されてしかるべきなのだ。

 ブログ「晴天のとら日和」さんがレレレのシンゾーの発言を全文掲載しています。是非、ご一読を。

・晴天のとら日和
【集団的自衛権を巡ってアベ内閣総理大臣記者会見】ノーカット映像+全文掲載立憲主義を蔑ろにする総理大臣は即刻辞任されるべきでしょう!!

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2014年5月15日 (木)

鼻血騒動に踊らされているうちに、福島第一原発では地下水の海洋放出が着々と進行中。『魚が出てきた日』が現実になるのももうすぐか。

 鼻血騒動で、福島県の温泉旅行がキャンセルされているそうだ。早くも実害!・・・なんて、あたかも『美味しんぼ』による風評被害のごとく報道されている。なんでもかんでも風評にしたい原子力村にとっては、願ってもない反応です。新聞・TVは鼻血の症状があったと言っただけでバッシングしてるけど、年間の被ばく放射線線量が20ミリシーベルト以下であれば健康上に大きな問題はない、っていう原子力規制委員会のお達しはそのまま鵜呑みにしちゃうんだから、何をかいわんやなのだ。

 鼻血バッシングにはこれほどの執念を見せるくせに、汚染水の垂れ流しには無頓着なのも新聞・TVの特徴です。その福島第一原発の汚染水問題はどうなっているかというと、どうやら21日にも地下水の海洋放出が始まるようだ。地下水の放射性物質濃度が目標値を下回ったって東電は発表しているけど、地下水の海洋放出って単に数字だけを基準にしていいのだろうか。

福島第1地下水バイパス、21日にも海洋放出 濃度大幅に基準下回る

 そもそも、地下水がタービン建屋に流れ込んで汚染される前にくみ上げて海に流そうというのが「地下水バイパス」であって、その地下水が汚染されていたってことは想定外だったはずなんだね。だからこそ、汚染の原因を徹底的に究明しないといけないはずなのに、目標値を下回りました、はい、安全です、だから海に流します、って短絡しちゃうのは納得できません。

 安全を前提に渋々ながら同意した漁業組合だって、これじゃあいいの面の皮です。鼻血という表現が風評被害につながるっていうなら、地下水の海洋放出はもっと深刻な問題として捉えないといけない。鼻血が何に由来しているかはまださだかではないけど、地下水の汚染は明らかに放射性物質によるもので、汚染そのものは事実なのだ。それを海に流してるんだから、大なり小なり影響が出ないわけがない。それを、影響がないってことを前提にしていることが、そもそも歪んでいる。

 海は広いな大きいな・・・だから、仮に汚染されていてもすぐに希釈する、なんて能天気なことを言う学者センセイもいるけど、自然を舐めてるととんでもないことになりますよ。

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2014年5月14日 (水)

『美味しんぼ』よりも「福島とは250kmも離れてるから東京は安全」(竹田恒和五輪招致委員会理事長)発言の方がよっぽど罪深い。

 バーベキューの残り火で山が燃えちゃったっていうけど、逮捕されたひとは損害賠償も請求されるんだろうか。もしそうだとしたら、いったい山ひとつってどんだけの額になるんだろう・・・なんてどうでもいいことが頭をよぎる、ちょいと二日酔い気味の朝である。

 で、どうでもよくないのが、『美味しんぼ』の鼻血騒動です。ああでもないこうでもないと批判の渦が凄まじい。そんなに鼻血ってタブーなのか。放射能が原因かどうかはともかく、鼻血が出たっていうひとがいるんだったら、ちゃんと調査すればいいだけのことで、そういう取材結果を書くこと自体が問題だって言うのは、いくらなんでもやりすぎだろう。

 政治家の皆さん、特に自民党のセンセイたちはここを先途と言いたい放題してるけど、そもそも鼻血云々について国会で追及したのは自民党だったってことを忘れちゃいけません。民主党政権の時の鼻血は叩くけど、自民党政権では鼻血はないことに、ってのがどうやら自民党のスタンスみたいですね。環境大臣という真っ先に鼻血の調査に乗り出すべき立場にいながら、レイシストの息子のノビテルは、「福島県の人の気持ちを考えると非常に遺憾。正しい情報発信をするしかない」なんて素っ頓狂なこと言ってます。「正しい情報発信をするしかない」ですよ。「するしかない」って、なんとまあもったいつけた言い草だろう。正しい情報発信をするのはアンタの義務だろう。

 ちょいと重箱の隅を突っついてみたけど、鼻血と放射能との因果関係はないってことを、どうしてこうまで言い募る必要があるのか、まったく理解に苦しみますね。何度も言うけど、そうした症状がひとつでも報告されたら、まずは調査をするのが筋ってもので、すべてはそれからのことでしょう。ヒステリックなパッシングってのは、何かを隠したいがための方便と勘繰りたくもなろうというものだ。

 でもって、福島の鼻血を吹聴するのは風評被害だけでなく、差別につながるって意見がある。これもどうなんだろう。んなこと言ったら、オリンピック招致の時のレレレのシンゾーの「アンダーコントロール」だって逆の意味で風評被害みたいなもんだし、東京招致委員会の竹田恒和理事長の「東京と福島は250kmも離れてるから安全」っていう発言なんかは、これこそ差別以外の何物でもないだろう。

 鼻血は被曝が原因という前双葉町長の発言に対して、根拠を示せって攻撃するなら、同じようにノビテルの「科学的な因果関係について、放射線専門の医療機関に去年の段階で話を聞き、因果関係はないと聞かせて頂いた。医学会の通説として定着している」って発言についても、具体的な根拠を糺すべきなんですね。

 いずれにしても、漫画の表現ひとつに、官房長官や大臣までが口角泡を飛ばさんばかりに否定に奔走するってのは、尋常なことではありません。ひょっとしたら、鼻血は虎の尾だったのかもね。だとすりゃ、慌てるわけだ。

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2014年5月13日 (火)

砂川事件判決に続いて1972年の政府見解を持ち出して、集団的自衛権行使のための「こじつけ」に右往左往。相手をいかに言いくるめるかが「政治」と錯覚しちゃってる愚か者のやりそうなことだ。

 今日は夏日になるって予報なんだが、ホンマかいなと首を傾げたくなるどんより曇り空の朝である。

 どんよりとくれば、日本の行く末もとても視界良好とはいきそうもない今日この頃、レレレのシンゾーは集団的自衛権行使容認に向けて右往左往してます。砂川事件判決を持ち出したのはいいけれど、いくらなんでもこじつけがはなはだしいと批判の声があっちこっちで上がったら、今度は何を思ったか、1972年の政府見解とやらを引きづり出してきたってね。

 この72年の政府見解というのは、「外国による武力攻撃で国民の権利が根底からくつがえされる事態に対処するため、『必要最小限度の範囲』で自衛権を行使できる」というもので、どこをどう読んでも集団的自衛権行使してもいいよっなんて言ってません。

 でも、どうしても「戦争のできる国」にしたいんだろうね。「国民の権利が根底からくつがえされる事態」は、よその国が武力攻撃された時にも起き得るから、集団的自衛権行使できるって解釈をするんだそうだ。牽強付会というのはこういうことを言います。

集団的自衛権:「必要最小限度」を拡大 政府方針

 娘が東電のアンポンタン幹事長・石破君は自民党茨城県連政経フォーラムで、「どういう形で、今まで『できない』と言ってきたことをできるようにするか。全力を挙げて知恵を絞り、国民の皆さま方のご理解をいただかなければならない」って発言したそうだ。東北の復興、自然エネルギーへの転換、少子化対策、財政の健全化、社会保障制度の充実etc・・・全力を挙げて知恵を絞るのはこっちが先だろうって突っ込みたくなるところだが、それはさておき、ようするにこじつけの理屈を探してますよってことなんだね。正々堂々と議論したんじゃ負けちゃうから、屁理屈つけて誤魔化すしかないってことです。

 こんな具合に、いかに国民を言いくるめるかに腐心してるんだから、これはもう政治じゃありません。相手を言い負かすことが政治と錯覚しちゃってる世襲政治屋を、もうそろそろどうにかしないと取り返しのつかないことになりますよ。今夜から丑の刻参りでもしてみるか。

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2014年5月12日 (月)

年金受給年齢75歳!?。そのうち平均寿命超えちゃいますよ。ったく&アベノミクスの株価操作のために年金を株で運用しようなんてのはふてぇ話だ。

 GWにヨーロッパ物見遊山と洒落こんだレレレのシンゾーは、行く先々でアベノミクスを自画自賛。デフレから脱却しつつあるし、整腸戦略じゃなかった成長戦略にも取り組むし、給料も上がって、社会保障もまかしとけ、ってなことを大言壮語しとりました。

 で、「アンダーコントロール」もかくやの嘘八百を並べ立てたその舌の根も乾かないうちに、基礎年金の受給年齢先延ばしなんて話が出てきちゃいました。なんでも、75歳受給を検討するんだとか。とりあえず、選択制というのが建前ってんだが、いえいえ腹の中では一律引き上げを狙ってますね。

「選択制で75歳程度まで」年金支給開始繰り下げ検討

 しかし、平均寿命が女性86歳、男性で79歳くらいなんだから、そうなったら年金というのはやらずぶったくりですね。これまでもさんざん年金を好き勝手に使って目減りさせたのはどこのどいつだ。そのツケをすべて国民に回そうってわけです。

 でもって、ひょっとこ麻生なんかは、「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の動きが6月以降出てくる」って発言している。これって、年金が原資である運用資金約129兆円を株式で運用していきますよってことを意味してるんだね。当然、ハイリスク・ハイリターンっていうことになるわけで、運用に失敗すれば年金が破綻するってことも十分に考えられる。

 国民の年金をそんなリスキーな方法で運用しようなんてスットコドッコイもはなはだしいんだが、なんとこの発言で14000円を割り込んでいた日経平均株価は一気に急上昇。これでわかることは、アベノミクスというのはしょせんは株価だのみの蜃気楼で、株価を高値安定させるために年金使おうって魂胆なんだね。こんなのは禁じ手です。ここで頭にくるのは、公務員の共済年金なんかはまっく手付かずってことなんだね。泣きを見るのは一般大衆労働者諸君だけってことです。

年金 積極運用へ舵 政権 目先の株高狙い?

 2007年の参議院選で、レレレのシンゾーは「「(消えた年金記録は)最後のお一人にいたるまできちんと年金をお支払いしていく」って喚いたのを忘れちゃいけない。それが、いまやお支払いするどころか、株価操作のために利用しようとしているんだから、どこまで国民を舐めるつもりなんでしょう。それもこれも、こんな愚かな世襲政治屋に票を与えた国民にも責任の一端があるかと思うと、情けなくって今日もまた夜も眠れずに昼寝するのであった。

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2014年5月11日 (日)

改憲を想定した国民投票法改正案による投票年齢引き下げは、「戦争のできる国」にしたい勢力が、若者御しやすしって結論づけたってことかも。愛国教育、道徳教育も、そのための布石ですね。

 昨夜は「母の日」の前夜祭ということで、近所にいる息子が夕飯を食べに来たのもあって、つい普段はしない家での晩酌なんてのをしてみた。これがきいたんでしょうね。なんとまあ、夜の9時前に眠くて眠くて、そのままベッドに倒れこんで朝までグッスリ。おかげで、爽快な目覚めの日曜の朝である。

 ところで、国民投票法改正案が与野党7党の賛成多数で、9日に衆議院を通過した。これで、4年後には国民投票の投票年齢が18歳に引き下げられる。てことは、成人も選挙権も18歳になるのかというと、こっちの方は先送りなんだと。その理由のひとつが、300以上の関連法案の改正が必要になるためって言うんだが、だったらなんで国民投票法改正案だけをそんなに急いで成立させるんだってなるのが人情というもの。

国民投票改正案が衆院通過=4年後「18歳」、今国会成立へ

 どうやら、改憲のための準備ってことがその真相なんじゃないのでしょうか。その背景には、おそらく若者の保守化、右傾化ってのがあるに違いないとくろねこは睨んでいる。都知事選でダボガミ君が獲得した61万票の大半は20代とも言われてますからね、そのあたりは世耕特務機関がしっかりと分析してるはずなんだね。

 でもって、たとえばその61万票の中には少なからず何も考えていない愉快犯もいるはずなんだが、この層は世論操作でなんとでもなりますからね。イケイケドンドンで歴史としての戦争すら知らない世代を刺激していけば、つむじを右に曲げるのは簡単なことです。

 レレレのシンゾーが教育改革に熱心なのも、そう考えれば納得がいく。つまり、いまのうちから愛国教育、道徳教育を通して、国に殉ずる心を養いつつ、4年後に彼らが18歳になったところで一気に国民投票で改憲に持って行こうって寸法だ。おそらく、当たらずといえども遠からずだと思う。

 で、国民投票法改正案に生活の党も賛成に回ってるんですね。これがなんともしゃらくさい。そもそも、なぜ18歳に国民投票の年齢を引き下げるのか。その理由ってのは、ちっとも説明されてないんだね。本来なら、そこを突っ込むのが生活の党の役割のはずなんだよね。みんな、維新、結いなんてのは単なる自民党の補完勢力にしか過ぎないんだから、こういう時こそそんな輩と一線を画す気合を見せてほしいのに、何やってんだか。

 国民投票年齢引き下げは、「戦争のできる国」にしたくて仕方がない勢力が、若者御しやすしって結論づけたからこそなのだと思う。ひと昔前なら、「理由なき反抗」に突っ走る「怒れる若者たち」がゴロゴロいましたからね、けっしてこうはいきません。ようするに、若き世代をみくびっているというか、舐めてるってことです。そして、いずれ国家は戦場への招待状を送りつけてくることになりますよ。

【くろねこの競馬予想】

 府中のマイル戦は単なるスピードだけでは乗り切れない。1800m、2000mもこなせるだけのパワーとスタミナも要求される。となると、断然人気のミッキーアイルはどうだろう。確かに、マイルならどの馬よりも強い。でも、府中のコース特性を考えると、そう単純にはいかないのでは・・・。

 ということで、狙いは1800、2000もこなせるロサギガンティアとウインフェニックス。特に、ウインフェニックスはマイルよりは1800、2000でこそ力を発揮できるはず。迷わずに本命。人気はまったくないので相手は手広く・・・。
◎ウインフェニックス、○ロサギガンティア、▲エイシンブルズアイ、△ミッキーアイル、ショウナンアチーヴ、サトノルパン、ショウナンワダチ

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2014年5月10日 (土)

「私自身、毎日鼻血が出て、特に朝がひどい。発言の撤回はありえない」「なぜあの大臣が私の体についてうんぬんできるのか」(井戸川前双葉町長)・・・ごもっとも。

 昨日は久しぶりにカミさんと昼間出かけたのだが、家に帰り着くなり、一天にわかにかき曇り、雷は鳴るわ、大粒の雨が落ちてくるわで、いやあ、危機一髪とはこのことか。

 そんなことより、『美味しんぼ』の鼻血騒動です。批判は出るだろうなあとは予想していたけど、これほどバッシングされるとはねえ。でもって、環境大臣のノビテルまでシャシャリ出てきて、「専門家によって、今回の事故と鼻血に因果関係がないと既に評価されており、描写が何を意図しているのか全く理解できない」なんて気が抜けたことのたまっさてくれちゃう始末だ。

環境相「鼻血と事故、因果関係ない」 美味しんぼ表現で

 で、この騒動でとても不思議に思ってたのは、前双葉町町長さんの発言はなんで無視されてるかってことなんだね。『美味しんぼ』では、「鼻血は出てますよ」ってちゃんと発言してるんだから、ノビテルも「専門家によって、今回の事故と鼻血に因果関係がないと既に評価されており」って断言する前に、双葉町の井戸川前町長に直接話を聞くのが環境大臣としての責務だろう。なんでもかんでも、風評ってことでタブー視していくことは、それ自体が差別に繋がっていくんだからね。

 そんなこと思ってたら、井戸川前町長がノビテルにきつい反論してくれました。「実際、鼻血が出る人の話を多く聞いている。私自身、毎日鼻血が出て、特に朝がひどい。発言の撤回はありえない」「なぜあの大臣が私の体についてうんぬんできるのか」・・・当然ですね。おそらく、鼻血で悩まされていることは事実であって、そうだとするなら全県検査でも何でもするのが国や県の義務ってもんです。金かかるってんなら、まずはアンケートだっていいだろう。問題は、鼻血が何に由来するか以前に、鼻血の症状が出ているか否かってことがポイントなんですからね。

<「美味しんぼ」問題>前双葉町長が批判 石原環境相発言

 ひとりでも異常を訴えるひとがいれば、それを徹底して調査することが被害を拡大しないための最初の危機管理の方法なんだってことは、これまでの公害訴訟を見ればわかるはずで、放射能がらみのことはすべて風評であるかのような発言をする政治家はそれだけで失格です。

 外野がとやかく言うんじゃなくて、当事者に話を聞くのが鉄則です。従軍慰安婦だってそうです。河野談話が問題なら直接本人を国会に呼んで話を聞ければいいことだし、従軍慰安婦をどうやって集めたのかなんてことは大勲位・中曽根君に聞けばいい。なんたって、海軍主計中尉として慰安所設置に関与した張本人なんですから。

・続・慰安婦騒動を考える
公文書から見えた中曽根元首相と慰安所の関係

 それはともかく、放射能との因果関係はひとまず置くとしても、どうやら福島で鼻血の症状が出ているのは間違いないところなんだから、『美味しんぼ』を批判するんじゃなくて、ちゃんとした調査をするのがひとの道ってもんなんじゃないのでしょうか。

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2014年5月 9日 (金)

昨夜の安倍晋三のお食事相手は読売新聞政治部長。集団的自衛権で作戦会議か?

 このひと月ばかり、庭に足の悪い、おそらく交通事故にでも遭ったのだろう猫が住みついている。白黒なのでオセロと名前をつけて、朝晩のごはんとおやつ付きという好待遇で可愛がっている。で、「オセちゃん」なんて声をかけたりしているんだが、昨日の晩ごはんをあげるときに「オボちゃん」と口にしてしまった私は何だったのだろう。

 で、本物のオボちゃん、じゃなかった、ドクター小保方に理研の調査委員会が再調査しないって結論を出したってね。記者会見では、ドクター小保方と他のセンセイ方の切り貼りと何がどう違うのかといったしごくもっともな質問があったが、「それは今回のこととは関係ありません」って逃げちゃいました。どうでもいんだけんど、結局のところドクター小保方にすべての責任を押しつけて、最後までお偉いさんは知らぬ存ぜぬってのは、どう取り繕ったって健全な組織とは言えませんね。

 そんなことより、昨夜のレレレのシンゾーのお食事相手が、これまた読売新聞の政治部長だと。六本木の焼肉屋で、集団的自衛権や改憲について意見交換したに違いない。もちろん、TPPも話題に上ったはずだ。読売は「大筋合意」で飛ばしてますからね。ひょっとしたら、それも出来レースか。首相動静では「永原伸読売新聞政治部長らと会食」となっているってことは、他にも誰かいたんだね。興味あるなあ。

首相の一日

 東シナ海がきな臭くなってきて、中国脅威論を煽るには絶好のタイミングですから、レレレのシンゾーは何を仕掛けてくることやら。この2、3日の読売の記事から目が離せそうもありません。身内からも、集団的自衛権については「ちょっとやりすぎじゃないの」なんて声も出てきているようで、化粧崩れの高市君の天敵、野田聖子君なんか「非常に不安を感じる。血を流さないといけないリスクを国民に突き付けることになるが、きちんと伝わっていない」と言っとります。もっとも、何をいまさら、って感じがしないでもないのだが、何も言わないよりはマシってところか。

団的自衛権で「殺し殺される」 自民総務会長、月刊誌で批判

 こうした声がレレレのシンゾー包囲網としてまとまらないのがいまの自民党の決定的にヘタレなところで、それはマスメディアも同じなんだね。いろいろ言ってても、読売新聞の政治部長のように、権力者とお食事しちゃうことを何とも思わない、それどころか嬉々としてご相伴に預かっちゃうひとたちばかりですから。いずれ改憲なんてことになれば、新聞記者の息子だって戦争に行くことになるだろうに、そういう想像力すらマヒしちゃってるとしたら、その罪は果てしなく重い。

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2014年5月 8日 (木)

細川・小泉コンビが「自然エネルギー推進会議」設立。でもって、安倍晋三はロンドンで原発再稼働宣言。

 タイのインラック首相が政府高官人事に介入したのは違憲だってことで失職。タイの政治を混乱させているのは憲法裁判所という噂もあるから、この判決はかなり政治色が濃いものなんだろうけど、もしレレレのシンゾーがタイの首相だったら一発でクビですね。内閣法制局長官やNHK会長のあからさまなお友だち人事になんら批判することもない日本のマスメディアなんか、ちったあ見習ったらいかがなもんでしょう。

 それはともかく、浮世離れのお殿様・細川君とご隠居ソーリ・小泉君が、一般社団法人「自然エネルギー推進会議」を設立したってね。脱原発を国民運動に、という理念はもっともだけど、ヤカン頭の宇都宮君とも手をつないでいけるんだろうか。小泉アレルギーのひとってけっこう多いからね。そう簡単に、脱原発派がひとつにまとまるのは簡単ではないかもしれない。でも、「自然エネルギー推進会議」がご隠居ソーリが言うところの「国民運動」として大きなうねりを起こすためには、都知事選の時のようないがみ合いはけっしてプラスにはなりませんからね。

・田中龍作ジャーナル
細川・小泉元首相、再始動 「死ぬまで脱原発」

 さらに、「国民運動」となるためには、マスメディアの妨害にも注意しなくちゃいけない。都知事選の時なんか、細川・小泉コンビにはけっして好意的な報道ばかりじゃなかったからね。早くも、「元総理の道楽」だとか「もう終ったひとたち」だとか、御用評論家のセンセイたちから否定的なコメント引っ張り出してますから。

 そういう与太を飛ばさせないためにも、脱原発がひとつにまとまる必要があるわけで、「自然エネルギー推進会議」が果たしてその受け皿となれるかどうか。ていうより、ならなくちゃいけないんだね。まるで、細川・小泉コンビに喧嘩を売るように、レレレのシンゾーは物見遊山先のロンドンで「規制基準を満たした原発は再稼働させる」って明言してるんだから、ここは脱原発同士で揉めてる場合じゃありません。でないと、それこそ「元総理の道楽」で終わっちゃいますから、ご用心なのだ。

原発再稼働、進める方針を明言 安倍首相、ロンドンの講演で

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2014年5月 7日 (水)

EUが要求する「人権条項」って、戦後の国際社会を否定する極東の愚か者へのきついお灸なのかもね。

 天皇賞のキズナは、直線に入ってからいまひとつ伸びを欠いて4着という結果だったけど、どうやら骨折をしていたそうだ。とすれば、不完全燃焼の走りも致し方なしか。宝塚記念はもちろん、秋の凱旋門賞もこれで白紙とは残念。とにもかくにも、ゆっくり休んで、しっかり治療して欲しい。

 ところで、物見遊山でヨーロッパまで出かけて、アレコレ危険な約束をしてくれたレレレのシンゾーだが、EUからきつい要求をされてます。何かと言えば、なんとまあ、EPA(経済連携協定)に関して、もし「日本で人権侵害や民主主義に反する事態が起きた場合、EPAを停止できるとの『人権条項』を設ける」ことを突きつけられてるんだと。

EU、日本に「人権条項」要求=侵害なら経済連携協定停止

 ま、EUにはそれなりの思惑ってのがあってのことなんだろうけど、このことはレレレのシンゾーの歴史修正主義的な態度とけっして無縁ではないはずだ。なんとなれば、良くも悪くもサンフランシスコ条約が戦後の国際社会のスタートラインってことになってますからね、それを否定するような発言を繰り返す極東の愚か者にきついお灸をすえてやろうってことは十分に考えられる。ひょっとこ麻生の「ナチスに学べ」発言だって、相当にヨーロッパ社会を刺激したはずだ。ようするに、ヨーッロッパでは、安倍政権ってのはまぎれもない右翼政権って見なされてるんだね。

 でなけりゃ、まるで三等国並みの「人権条項」なんてのを主張してくるはずはありません。そんなことはおかまいなしに、レレレのシンゾーは、「自衛隊はNATO加盟国部隊がゲリラに襲われても駆けつけて警護できない」から「集団的自衛権にご理解を」ってNATOで演説してるんだから世話はない。総理大臣自らが憲法無視して「戦争手伝いますよ」って言ってるようなもんなんだから、EUにすりゃあ渡りに船ってなもんです。

 でも、EPAにからんで「人権条項」を持ち出したってことは、「人権」や「民主主義」ってのは基本中の基本だよ、ってレレレのシンゾーの歴史修正主義に釘を刺したと言えないこともない。案外、世界は冷静というか、警戒感を持ってレレレのシンゾーのはしゃぎぶりを見ているのかも。

 それにしても、「人権条項とは、お恥ずかしい限りだ。

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2014年5月 6日 (火)

オリンピック招致のための総理大臣の嘘は大目に見られて、遠足中止しようとした旅行会社社員の嘘は逮捕。なんだかなあ&「集団安全保障を実現するために集団的自衛権を認める必要がある」という、ああ勘違い。

 GW最終日にしては、なんとも肌寒い日だこと。こういう時に油断すると風邪ひくから桑原桑原なのだ。

 そんなことより、遠足のバスの手配忘れて、どうにか遠足を中止にしようと自殺をほのめかす生徒の手紙をデッチ上げたJTBの社員が、会社をクビになったあげく逮捕されちゃいました。罪名は、偽計業務妨害。「風説の流布や偽計により、他人の業務を妨害する罪」ってことなんだが、てことは、レレレのシンゾーの「アンダーコントロール」発言や「笑って生活してれば放射能は恐くありません」なんていう御用学者センセイのお惚け発言なんかも、この罪に当てはまりそうなもんだが、いかがなもんなんでしょう。

 オリンピック招致のための総理大臣の嘘は大目に見られて、遠足中止しようとした旅行会社社員の嘘は逮捕ってのは、なんとも釈然としない今日この頃であることよ。

 で、その嘘つきシンゾーは何してるかというと、物見遊山先のフランスで、次世代原子炉「高速炉」の研究開発や防衛装備品の共同開発なんてことをお約束したようだ。ここで言う防衛装備品というのは、「警戒監視に使う無人潜水機」なんかのことなんだとか。「欧州、東アジアの安全環境が厳しさを増す中、両国の緊密な連携が必要との認識で一致した」とレレレのシンゾーは記者会見で話したそうだ。

防衛装備品開発で協定交渉開始へ 日仏首脳会談

 こういう言い草って、レレレのシンゾーの得意とするところで、第一次政権の時にも「わが国を取り巻く安全保障環境はむしろ格段に厳しさを増しており」てなことを言ってるんだね。安全保障について語る時の常套句です。ま、落語家のマクラみたいなもんですね。で、実際の国際情勢はとなると、ちっとも具体的な危機的状況にはなりません。ようするに狼少年ですね。たぶん、5年後も10年後も同じこと言ってるに違いありません。こんな男の与太話に乗っかったら、それこそ取り返しのつかないことになります。だからこそ、いまのうちにお引き取り願わなくてはいけないってわけです。

 ところで、レレレのシンゾーの例を待つまでもなく、集団的自衛権と集団安全保障って対になって語られることが多いんだけど、このふたつってそもそも別物の概念なんですね。そのことをとてもわかりやすく、「全日本おばちゃん党」代表代行の谷口真由美大阪国際大学準教授が東京新聞のコラム「考・集団的自衛権」で説明してくれている。

(これより引用)

 集団的自衛権は、たとえるなら「若いニイチャンの喧嘩」。「田中が谷口にやられた」「俺、田中のツレだから」と、けんかに参加するようなもの。何が原因で、どちらが悪いとは判断しません。そこに大きな欠陥があります。

 けんかがあったらクラスのみんなで話し合い、「そりゃ、谷口が悪いんと違うか?」と結論を出す。それが集団安全保障。多くのひとが「集団安全保障を実現するために集団的自衛権を認める必要がある」と勘違いしています。

(引用終わり)

 にゃ~るほどなのだ。事の善悪はおかまいなしにアメリカの戦争に参加するのが集団的自衛権なわけで、つまり「集団的自衛権を認めると、『ツレだから』程度で、自分はもとより家族や友人といった大切な人が戦地に行くことになるかもしれ」ないってことなんだね。「戦争は爺さんが決めて、おっさんが命令して、若者が死ぬ」ってことをゆめゆめお忘れなく。てなわけで、今日のところはお後がよろしいようで。

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2014年5月 5日 (月)

140人超の国会議員が外遊中に東京が大揺れ。日本版NSCも、官房長官ひとりが居残りでは機能しません。「緊張高まる東南アジア情勢」なんてぬかしてるくせに、その観光的な態度は何だ!

 グラっときた瞬間に、我が家のドラ猫が「てーへんだ、てーへんだ」とばかりに、「ニャー、ニャー」鳴きながらひと暴れ。いやあ、奥飛騨慕情じゃなかった奥飛騨群発地震が続いているだけに、ちょいとヒヤっとした朝である。

 震度5弱の地域もあったというから、けっこうな揺れだったわけだが、これがもし東京直下型地震だったら、税金使って海外旅行中の国会議員のセンセイたちはさぞや大慌てだったでしょう。なんてったって、140人を超えるセンセイが、物見遊山に出かけてるんだから、ひどいもんです。消費税増税したあげくに、復興財源確保のための歳費削減を期限がきたからって終わりにして、給料元通りにした矢先にこれだもんね。

 笑っちゃうのは、レレレのシンゾー一派の閣僚たちで、なんとまあ18人中15人がノンキに海外旅行してます。日本にいるのは、貧相顔の官房長官・菅君、自転車野郎・谷垣君、そして靖国参拝大好きな古屋君の3人だけとか。

閣僚は“卒業旅行” 議員140人以上が外遊三昧でGW満喫

 こういう時に、東京が大きく揺れて、政府は対策にアタフタしたらしいが、そりゃうそうだ、これだけの閣僚が日本を離れるなんてのは、危機管理がなってないって証拠みたいなもんですから。明日にも中国が攻めてくるみたいな与太飛ばしてるくせに、これです。ようするに、何もかも舐めてるんですね。集団的自衛権云々なんて話も、眉唾だね、これじゃ。

 でもって、日本版NSCなんだが、これって「外交・安全保障政策の新たな司令塔」ってことで、首相、外相、防衛相、官房長官の4人が中心になって、一朝事が起きた時の危機管理を担うもんなんだよね。それが、官房長官だけを残して、物見遊山の旅なんだもん、だめでしょ。

 「緊張が高まる東南アジア情勢」なんてぬかしてるくせに、これだけ能天気にしてられるんだもの、レレレのシンゾーの危機意識なんてのはしょせんは「机上の夢物語」で、ほとんど妄想みたいなもんです。誰かが、単なる岸信介信者の世迷言ってからかってたけど、その岸信介は、集団的自衛権について、「集団的自衛権は、日本の憲法上は、日本は持っていない。かように考えております」って国会答弁してるんだね。しかも、この発言は、レレレのシンゾーが、オニギリ顔の高村君を使って集団的自衛権行使容認の根拠としている砂川判決の直後のものだってんだから、ひょっとしたら昭和の妖怪も草葉の陰で阿呆な孫を嘆いているかも・・・なんて妄想もしてみたくなる「こどもの日」なのであった。

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2014年5月 4日 (日)

「護憲派は大馬鹿者」(百田尚樹)だそうです。けっこうじゃありませんか。「自慢高慢馬鹿のうち」とはよく言ったものだ。

 奥飛騨で群発地震。どうやら、北アルプスの火山爆発の予兆ではないらしい。とは言うものの、なにやら不気味な奥飛騨慕情じゃなかった、奥飛騨群発地震ではある。

 ところで、憲法記念日の昨日は、護憲派も壊憲派もいろいろ集会を開催したようで、皆さんそれぞれいろんな主張をしています。で、おしなべて、壊憲派の皆さんのご意見というのが、やたら勇ましいのは当たり前としても、どうしてああも乱暴な物言いになるんでしょう。NHK経営委員にして売文家の百田君なんか、やかん頭に湯気立てながら、「護憲派のひとたちは大ばか者に見える」とさ。で、続けて、「何としても戦争を起こさないというのは、九条を改正したい人たちも同じ思い。侵略されて抵抗しない国と、侵略されたら目いっぱい自衛のために戦う国、どちらがより戦争抑止力があるかというとリアリテイーの問題だ」って言っとります。

憲法施行67年、各地で集会

 こういうロジックって、いつもそこで戦うことになるであろう兵士の存在ってのがけ落ちてるんだね。なんでかって言えば、こういう発言しているひとたちは一兵士として戦争に行かされる危険はないからなんだね。それこそ、「机上の夢物語」を語ってるわけです。

 「侵略されて抵抗しない国」っていうのもおかしな話で、じゃあ自衛隊って何?ってことになる。軍事費はついこの間までイギリスとほぼ同じで、世界5位の巨費を注ぎ込んでいる。それって、侵略されたら目いっぱい自衛のために戦うためのものだろう。だからこそ、「自衛のための必要最小限の武力の行使は認められている」ってのがこれまでの政府見解で、つまり個別的自衛権はありますよってことです。

 ようするに、自衛のためって言うなら個別的自衛権でもって解決できちゃうんですね。それを集団的自衛権云々ってことをわざわざ持ち出してくるのはなんでだろうとなるわけで、それは明らかにアメリカの戦争に参加しますよって宣言したいからに他ならないんだね。日本国憲法はアメリカの押しつけだ、って吠えるくせに、オバマの「集団的自衛権を歓迎する」って発言をやたら吹聴して、「ほら、アメリカもこう言ってるから」って解釈改憲しようという魂胆がそもそも卑しいし、ポリシーもへったくれもないってことです。ようするに、自己矛盾でしょ。片側では、アメリカの押しつけと言いながら、もう片方では、「ほら、アメリカはこう言っている」って宣伝してるんだから・・・。

 なにはともあれ、時代がどんなに危険な方に流れようと、そう画策するトンチキな輩とは戦い続けなければいけない、と我が家のドラ猫の寝顔に誓うくろねこであった。

 というわけで、昨日はキヨシローの命日でもあったわけで、彼のメッセージを改めて確認してお後がよろしいようで。(ブログ「晴天とら日和」さんより転載)

  地震のあとには戦争がやってくる。
  軍隊を持ちたい政治家がTVででかい事を言い始めてる。
  国民を馬鹿にして戦争に駆り立てる。
  自分は安全なところで偉そうにしているだけ。
  阪神大震災から5年。
  俺は大阪の水浸しになった部屋で目が覚めた。
  TVをつけると5ヶ所程から火の手がのぼっていた。
  (これはすぐに消えるだろう)と思ってまた眠った。
  6時間後に目が覚めると神戸の街は火の海と化していた。

  この国は何をやってるんだ。
  復興資金は大手ゼネコンに流れ、神戸の土建屋は自己破産を申請する。
  これが日本だ。私の国だ。

  とっくの昔に死んだ有名だった映画スターの兄ですと言って返り咲いた政治家。
  弟はドラムを叩くシーンで、僕はロックンロールじゃありませんと自白している。
  政治家は反米主義に拍車がかかり、もう後戻りできゃしない。
  そのうちリズム&ブルースもロックも禁止されるだろう。
  政治家はみんな防衛庁が好きらしい。
  人を助けるとか世界を平和にするとか言って、実は軍隊を動かして世界を征服したい。

  俺はまるで共産党員みたいだな。
  普通にロックをやってきただけなんだけど。
  そうだよ。
  売れない音楽をずっとやってきたんだ。
  何を学ぼうと思ったわけじゃない。
  好きな音楽をやってるだけだ。
  それを何かに利用しようなんて思わない。
  せこい奴らとは違う。
  民衆をだまして、民衆を利用して、いったい何になりたいんだ。
  予算はどーなってるんだ。
  予算をどう使うかっていうのは、いったい誰が決めてるんだ。
  10万円のために人を殺すやつもいれば、
  10兆円とか100兆円とかを動かしている奴もいるんだ。
  いったいこの国は何なんだ。
  俺が生まれ育ったこの国のことだよ。

  どーだろう、・・・
  この国の憲法第9条は、まるでジョン・レノンの考え方みたいじゃないか?
  戦争を放棄して世界の平和のためにがんばるって言ってるんだぜ。
  俺たちはジョン・レノンみたいじゃないか。
  戦争はやめよう。
  平和に生きよう。
  そして、みんな平等に暮らそう。
  きっと幸せになれるよ。

【くろねこの競馬予想】

 今年の天皇賞はいいメンバーになりました。人気はキズナに集まっているけど、ウインバリアシオン、ゴールドシップの逆転は大いにあり得る。大外に回ったデスペラードだって、単騎逃げになっての前残りは十分に考えられる。菊花賞4着のラストインパクトだって侮れない。で、悩んだあげくに、本命はウインバリアシオン。相手はもちろん、キズナ。単穴に、逃げねばってのデスペラード。
◎ウインバリアシオン、○キズナ、▲デスペラード、△ゴールドシップ、ラストインパクト、サトノノブレス

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2014年5月 3日 (土)

ひょっとしたら、平和憲法最後の憲法記念日になるかもしれない。

 67回目の憲法記念日。政府主催の式典どころか、憲法の解釈を身勝手に変えて、戦争のできる国にしようとしている政治家センセイたちのほとんどが外遊という名の物見遊山で日本を留守にするという体たらく。東京新聞はこやつらの思惑を、「改憲」ではなく「壊憲」と書いていたが、おっしゃる通りです。

 にしても、日本国憲法を語るのにこれほどふさわしい日はないというのに、よくもまあ税金使って海外に遊びに行けるものだ。でもって、レレレのシンゾーはアベノミクスを自画自賛し、娘が東電のアンポンタン幹事長はみんなで手を繋いで戦争しようぜと喚いている。閣議決定の前に、「集団的自衛権行使容認」を政府方針として明記する腹積もりのようだし、夏までにはこの国の「カタチ」はとてつもなく変貌していくことでしょう。

 社民、共産、生活以外の野党は集団的自衛権はもとより、「壊憲」に積極的なひとたちぱかりなのにもってきて、マスメディアのなかにもとことん好戦的なやつらが多々いますからね。おそらく、この流れは止まらない。

 ひょっとしたら、今日が、戦争をしない国という理念が生きる最後の憲法記念日になるかもしれない・・・。それも、棚ボタで権力を握った世襲政治屋のやりたい放題によって・・・そのことがなによりも情けなく、悔しい今日この頃なのだ。

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2014年5月 2日 (金)

「戦争を知ろうともせず、机上で勇ましい夢を語る政治家が憲法をもてあそぶ」(東京新聞社説)。いまでも戦争状態の国や地域はけっこうあるんだから、GWの外遊はそうした最前線を一兵卒として戦闘服に身を包んで視察することを義務づけたらどうだろう。

 どこもかしこも、TVは韓国の沈没船騒動一色。でも、一時はあれほど大騒ぎしていた行方不明の旅客機のその後はどうなってるんだろう。

 それはともかく、政治家のセンセイたちは大挙して外遊とやらにお出かけで、娘が東電のアンポンタン幹事長・石破君もご多聞にもれずアメリカへと旅立ちました。で、何してるかと思ってたら、「集団的自衛権の行使を可能にすることはアジア太平洋地域の抑止力強化の観点から有益だ。将来的に多くの国と、このような関係を築くことができるかもしれない」なんて物騒なことを講演でくっちゃべったそうだ。

さらに、オーストラリア,ニュージーランド,アメリカが1951年に締結した、「1国でも武力攻撃を受けた場合、共同して防衛にあたる」とするアンザス条約まで持ち出してます。ようするに、横断歩道みんなで渡れば恐くない、っていうのと同じで、アメリカを中心とした同盟国はみんなで手をつないで、一斉に集団的自衛権行使して戦おうぜって言ってるわけです。地球の裏側まで戦争しに行くつもりです、この男は。

集団的自衛権:石破氏「将来的には多国間でも」米で講演

 しかし、集団的自衛権行使容認についてすら議論百出だってのに、さらに踏み込んだことを勝手に海外で放言するのかねえ。言ってる内容はほとんど気が触れたかってなもんなんだが、そもそもこうした発言をすることに憤りすら覚えます。いくら自主憲法が党是の自民党だからって、国会議員は「憲法を尊重し擁護する義務を負う」と憲法99条で規定されていることを忘れちゃいけない。

 今朝の東京新聞社説は「憲法を考える 戦死と向き合う覚悟は」と題して、こう書いていた。

(これより引用)

 米国、英国、韓国の大統領や首相が自国の兵士を激励するためイラク訪問する中、当時の小泉首相や安倍官房長官、防衛庁長官だった石破氏は十三回二十二発ものロケット弾攻撃を受けた陸上自衛隊の宿営地を視察することなく、終わりました。

 戦争を知ろうともせず、机上で勇ましい夢を語る政治家が憲法をもてあそぶ。空疎なシビリアンコントロールが取り返しのつかない事態を招こうとしています。

(引用終わり)

・東京新聞社説
憲法を考える 戦死と向き合う覚悟は

 そう、GWにヨーロッパ、アメリカに行く暇があるなら、世界のどこでもいいから戦場もしくは内乱もしくはテロが横行する危険地帯に、政治家のセンセイたちは率先して視察に行っていただきたい。どうせ戦争になっても戦場に行く気はないんだから、せめてその前にどれだけ戦争が悲惨で恐ろしいものか経験してみればいい。こうなったら、三方ヶ原の合戦の徳川家康みたいに糞尿垂れ流すほどの恐怖体験を義務づけたらどうだろう。そういう「身を切る」こともせずに、若者を戦争に駆り出そうなんてのは、およそ国政に携わる者のすることではありません。しょせんは、戦闘服着て戦車乗ってはしゃいでるのが関の山なくせに。

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2014年5月 1日 (木)

「可視化するなら盗聴もやらせろ」って言ってます。捜査と公判の在り方を見直すどころか、警察国家にするために可視化が利用されたってことか。

 このところ、庭に足の悪い猫が住みついたので、外猫としてゴハンをあげているんだけど、さすがに昨夜の雨では流されちゃったんじゃないかと心配しちまった。朝起きて、すぐ隠れ家になっている息子のデカスクーターの下をカバーをめくって覗いたら、ちゃんといました。よかった、よかった。もっとも、我が家のドラ猫はあまり納得がいかないようで、たまにガラス戸越しにニラメッコしてる。それもまた、楽しからずやか。

 ところで、取り調べの可視化について議論している法制審議会の特別部会が、最終答申の叩き台となる試案を発表した。これがとんでもない代物で、裁判員裁判事件限定というんだからお話になりません。裁判員裁判になる事件は、殺人、傷害致死、放火といった凶悪犯罪に限定されているから、なんのことはない起訴されたすべての事件のわずか3%が可視化されるだけなんだってね。

警察 取り調べ可視化3% 法制審部会試が案

 でもって、この試案のいけ図々しいのは、通信傍受の拡大とか、司法取引とか、新しい捜査手法についても積極的に提言していることだ。そもそも、可視化の議論というのは、冤罪を防ぐために始まったものなんだね。それが、いつのまにかその原点を逸脱して、捜査強化の方向に議論が向かっちゃったんだから、それこそ本末転倒というものです。

 法制審議会の特別部会のメンバーには警察関係者がけっこう入ってますからね、ハナっから可視化の議論を形骸化することを狙ってたんじゃないのかねえ。でなけりゃ、「可視化するなら通信傍受の拡大も必要だ」なんて、まるで可視化と捜査強化を天秤にかけるような発言は出てきません。

 通信傍受ってことは、ようするに盗聴です。司法取引ってのは、ようするに罪を見逃してやるからチクれってことです。通信傍受の拡大は大いに問題で、これまでは薬物犯罪、銃器犯罪、集団密航、組織的犯罪が対象だったのが、対象犯罪が一気に10も増えるんだってね。殺人、傷害・致死、逮捕監禁・逮捕等致死罪、誘拐・略取・人身売買、窃盗・強盗・強盗致傷、詐欺・恐喝、現住建造物等放火、爆発物使用、出資法違反、児童ポルノ提供・製造・・・ざっと以上の犯罪について盗聴できるようにしようとしているわけです。なんでもありですね。まるで、会社の定款みてたいなもんで、いまうちにやれそうなものは何でも入れとけってなもんです。

 なんのことはない、捜査と公判の在り方を見直すどころか、警察国家にするために可視化が利用されたってわけです。なんてこったい。

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