安保法制担当大臣になったら国会で集中砲火浴びちゃって、へたすりゃボロ出しちゃうかもしれないから、石破君の腰も引けちゃってます&「世論二分」してるから俳句掲載拒否。だったら、「世論二分」してる問題を閣議決定した政治家は退場だね。
9月にも内閣改造なんて声が上がって、さぞかし陣笠議員センセイたちの猟官運動が激しくなることでしょう。でもって、目玉の安保法制大臣の人事で、なにやら揉めそうな気配です。戦争やりたくてしょうがない、娘が東電のアンポンタン幹事長・石破君なんか最適だと思うんだが、本人は来年の総裁選を睨んで就任を渋っているとか。
へたに安請合いしちゃうと、集団的自衛権にまつわる法整備の審議で火達磨になっちゃって、ただでさえ無理筋の屁理屈を駆使して閣議決定したくらいだから、最悪はボロが出ちゃうってこともありますからね。そんなことになったら、総裁選どころの話じゃなくて、政治生命すら脅かされかねないって計算してるはずです。政治理念よりも、まずは我が身が大事ってわけで、政治家なんてそんなもんです。
ところで、「梅雨空に 『九条守れ』の 女性デモ」って句の月報掲載を、さいたま市の公民館が拒否したってんで問題になってたんだが、市の教育委員長がしゃしゃり出てきて、「世論を二分しているものは月報にそぐわない。今後も掲載しない」って言い放ってくれたそうだ。市長も、「世論が大きく分かれる問題で一方の意見を載せると、市の意見だと誤解を招く。(掲載拒否は)おおむね適正だ」って寝ぼけたこと言ってます。
この俳句をどう解釈するかってのはひとそれぞれだから、そこはひとまず置くとして、この問題に限らず最近は「世論を二分するもの」をテーマにするとすぐお上の“検閲”が入るんだが、これを突き詰めていくと、川柳なんてのはまず成り立ちません。さらには、かつては寄席を賑わした時事漫談なんかもってのほか。ぼやき漫才だってダメです。
もっと言えば、小説だって「世論を二分するもの」をテーマとしてたら、公的な図書館には置かしてもらえないなんてことにもなりかねない。たとえば、あの百田センセイの迷作『ゼロのなんたら』でさえ、ひっかかる可能性があります。
そもそも、世の中ってのはすべからく二分されているもので、「陽」と「陰」があるからこそこの世は楽しい。「男」と「女」もまたしかり。その間を流れる、誰も渡れないように見える深くて暗い川に漕ぎ出すことこそ文学やおまへんにゃ。
って、わけがわかんなくなったところで、そもそも「世論が二分するもの」を政治家が好き勝手に解釈してやりたい放題することに比べりゃ、俳句のひとつはどうってことありません。そんな些細なことに目くじら立てるような、木を見て森を見ない器の小さい国になってしまったことを嘆きたい今日この頃なのだ。
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コメント
アンポンタン幹事長は支持率下落中のレレレのシンゾーに来年の総裁選で挑戦という腹づもりのようだが、アンポンタン幹事長は防衛相だった頃、大臣室に戦艦だかゼロ戦だかのプラモデルを飾っていた軍事オタクだから安保相はドンピシャだと思うが、やはり総理総裁を目指すってか。しかしレレレのシンゾーに漫画オタクひょっとこ副総理にアンポンタン幹事長・・・ときては、これが一応は先進国と呼ばれる国の政権かという御粗末の一席。
投稿: アル中 | 2014年7月30日 (水) 12時14分