東電幹部が起訴相当なら、国会で「原発安全」の大ボラ吹きまくった脱法総理にもその資格は充分にある。
昨日の夜、いつものようにいつものバーで飲んでたら、なんと鼻血が・・・。まだまだ若い、なんて能天気な夏の朝である。
能天気と言えば原子力村の皆さんだけど、とうとう怒りの鉄槌です。検察審査会が蛙の面になんとやらの東電元会長たちに起訴相当を突きつけました。強制捜査もせずに不起訴にしちゃった検察にすれば、なんてことしてくれたんだ、ってところでしょうが、さあ、これからどうするのか見ものですね。
蛙の面になんとやらの勝俣君たちには首を洗ってまってろよ、ってなもんだけど、もうひとり忘れちゃならない奴がいます。レレレのシンゾーです。なんてったって、国会答弁で、「原発は安全なんだから、津波なんかきてもへっちゃら」って強弁しちゃって、いまでは「世界最高水準の安全技術」なんて大ボラ吹いて、世界中に原発売り歩いてる極悪人ですから、ついでに起訴しちゃってくれないか知らん。
というわけで、改めてこの男の国会答弁を心に刻みつけたいと思う今日この頃なのだ。
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吉井英勝:海外では二重のバックアップ電源を喪失した事故もあるが日本は大丈夫なのか
安倍晋三:海外とは原発の構造が違う。日本の原発で同様の事態が発生するとは考えられない
吉井英勝:冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
安倍晋三:そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない
吉井英勝:冷却に失敗し各燃料棒が焼損した場合の復旧シナリオは考えてあるのか
安倍晋三:そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない
吉井英勝:原子炉が破壊し放射性物質が拡散した場合の被害予測や復旧シナリオは考えてあるのか
安倍晋三:そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない
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充分に、起訴相当ですね。
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コメント
今日の毎日の余禄に、
19世紀の英国の首相ディブレーリが「嘘には、うそ・大うそ・統計の3種類ある」と言い、この言葉を世に広めたのは、米国の作家M・トウェンで、彼は「事実は頑固だが、統計は融通がきく」と。
和製ヒトラーの嘘は、どの部分に当たるのでしょうか?
きっと、スリーマイル島やチェルノブイリの事故は、統計から除かれているんでしょうかね。
和製ヒトラーの好き勝手なことを言ってる削除された答弁書もあるんだけれど、ここでは長いから割愛。
投稿: 岡目五目 | 2014年8月 1日 (金) 14時41分
どんな万全の態勢なのか詳しく説明してみて欲しいもんです。1国の首相の答弁とはとても思えない。そんな返答ならこの私でも出来る。
投稿: 忍者君 | 2014年8月 1日 (金) 12時39分