ヘイトスピーチ規制にかこつけて国会デモを弾圧するつもりのようだ。「公益や公の秩序を害する」と判断したらなんでもかんでも取り締まろうっていう、自民党憲法草案の手始めってことか。
涼しいというより肌寒い夏の終わり。世相もまた寒々しいもので、なんとまあ、自民党がヘイトスピーチ規制と抱き合わせで国会周辺のデモの規制強化を企んでいる。毎週金曜日には脱原発のデモがドンヒャラと鳴り物入りで続いてるのが目障りらしくて、これ幸いと弾圧に乗り出したってわけですね。
化粧崩れの高市早苗君は、「仕事にならない状況がある。仕事ができる環境を確保しなければいけない。批判を恐れず、議論を進める」って息巻いてます。こういう論点のすりかえってのはこやつらのいつもの手口なんだが、確かこの女は「福島原発の事故で死んだ人は1人もいない」てほざいたことがあったけ。そもそも、デモってのは国民の権利なんであって、仕事にならないから規制しろって発想がもう政治家失格ですね。仕事が出来ないほどに大きな声が上がってるなら、それに応えるのが政治家の務めってもんです。
それにしても、ヘイトスピーチ規制にかこつけて表現の自由を侵害するような動きも出てくるかも、という予想は誰もがしていたことで、なんかこんなにもストレートに反応されちまうと、逆にその思慮の浅さに唖然としてしまう。ようするに、自民党の憲法草案にあるように、「公益や公の秩序を害する」って国が判断したら、なんでもかんでも規制できるってことの第一歩みたいなもんです。ここまで根腐れしちゃったら、右に傾いた自民党をニュートラルな状態に戻すのは難しい。
でもって、そんな政府の動きに自治体も右にならえで、憲法問題や脱原発なんかをテーマにした集会の後援を拒否したりしてるんだが、今度は「国分寺まつり」で国分寺市は内容が政治的だってんで「国分寺9条の会」の出店を拒否したってね。去年までは何の問題もなく出店できてたのに、今年になって「政治・宗教的な意味合いのある出店は参加不可」って項目が募集要項に加わって、それが理由なんだそうだ。
しかも、この項目が加わったのは、市議会のひとりの議員が「特定の政治思想を帯びた内容の出店が続くなら市は500万円の補助金はやめるべきだ」っていちゃもんをつけたのがきっかけだそうだ。そういう意見があるなら、みんなでとことん議論するのが市議会の務めだろうに、市はこのいちゃもんに「指摘の趣旨に沿う対応を検討する」って腰引けちゃったんだとか。いえいえ、そうじゃなくて、市長は自民、維新、公明推薦だそうだから、出来レースでしょ。ちょっとした妄想ですけどね。
こんなことの積み重ねが世の中をますます息苦しくさせていくのは間違いないところで、その行き着く先には「いつか来た道」が待っているって寸法ですか。娘が東電のアンポンタン幹事長のポストがどうしたこうしたなんてことにかまけている場合じゃないことは確かです。
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コメント
「デモ」を「テロ」と言い換え、拡大解釈がお好きな政権ですからねェ。
彼らにとって「百家争鳴・言論の自由」なんて糞食らえで「由らしむべし、知らしむべからず」なんですから、当然といやァ当然ですわネ。
で、国分寺の議員は「ヤッタ、ヤッタ」と得意なんでしょうけれど「百家争鳴」の否定が自分の首を絞めるてェことだと気が付かねェお気楽議員なんだから何をか言わん、だ。
それに乗っかって、今でさえ「三割自治」の行政が「金目自治」になって「おこぼれ頂戴自治」になって「忖度自治」になって、、、。
これじゃ「地方活性化」なんてできるわきゃないよ、ったく。
投稿: 岡目五目 | 2014年8月29日 (金) 21時03分