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2015年6月

2015年6月30日 (火)

韓国女子高生のコメント捏造で、切り張りミスったけど、「日本嫌い」って言ってたもん、って居直ってます&ローン返済の目途も立たないのにマンション買っちゃうようなレベルの事業計画なんか、とてもじゃないけど国家的プロジェクトと呼べる代物ではありません

 韓国の女子高生のコメント捏造について、フジTVがホームページにお詫びを掲載。ところが、これがなんともいけすかない文面で、発言内容を切り張りする時のミスで、「この女性は、インタビューの別の部分で、実際に『日本が嫌いです』と答えています」だとさ。世間では、こういうのをお詫びじゃなくて言い訳と言います。

 仮に、「日本が嫌いです」って言ってる映像があったにしても、捏造したコメントでは「嫌いですよ、だって韓国を苦しめたじゃないですか」ってなってるんだね。ということは、「だって韓国を苦しめたじゃないですか」って箇所はどうなるんだ。こうした発言もしているのかどうか。それだって大きな問題だ。「韓国を苦しめたじゃないですか」って発言があったのかなかったのか、それを確かめるためにもノーカットの映像をフジテレビは流す義務がありますね。

 どう言いつくろっても、ようするに自分たちたちのシナリオにそったおいしい発言を切り取って演出してたことは確かなわけで、その裏には嫌韓ムードを煽ってやろうという魂胆があったに違いない。

お詫び

 で、知ったかぶり池上君の対応はというと、朝日新聞の取材に「私の名前がついた番組のなかで起きたことであり、申し訳ないことだと責任を感じています。番組スタッフ全体でのチェックが不十分でした」てなことのたまってます。ジャーナリストを自認する池上君にしては、ずいぶんと意気地のないコメントだこと。チェックミスかどうか、「池上彰緊急検証スペシャル!」でもなんでも作って、ちゃんと番組上で検証すべきなんじゃないのかねえ。「番組スタッフ全体のチェックが不十分」なんて責任おっつけてないで、自分のケツは自分で拭きやがれ・・・なんてお下劣になっちまった火曜の朝である。

・フジテレビ、韓国人の発言訳誤る 池上さんの番組で

 ところで、新国立競技場の総工費2520億円、完成は2019年5月で決定。でも、お金はありませんだとさ。少なくとも1000億円は足りないそうで、競技場の命名権販売、民間からの寄付、totoの売上なんかが検討されてるそうだ。多額の寄付にはネームプレートを競技場に飾るなんてことまで言ってます。そんなにうまくいくわけないじゃない。ギリシャがデフォルト寸前で、そうなれば株価暴落で日本経済は大混乱。のん気に新国立競技場のために寄付なんかしている場合じゃありません。

 それに、命名権にしたって、オリンピックのオフィシャルスポンサー以外は、企業名を大手振ってさらすわけにはいきません。命名権取得したのはいいけど、オリンピック期間中に企業名隠されちゃったら、なんのためのに大枚はたいたんだかわかんなくなっちゃます。それどころか、へたすりゃ株主が黙っちゃいませんよ。

 それにしても、頭金どころかローン返済の目途も立たないのにマンション買っちゃうようなレベルの事業計画でもって、とてもじゃないけど国家的プロジェクトと呼べる代物ではありません。明治神宮の森への影響など、環境問題だってまったく議論されてる気配がないようだし、こうなったら東京オリンピック返上するのが一番の解決方法じゃないんでしょうか。

最後に、くろねこも参加する「健全な法治国家のために声を上げる市民の会」が、「自衛隊の海外活動拡大を図る安全保障関連法案」および「刑事訴訟法等の一部を改正する法律案」について、いずれも看過しがたい問題であると認識し、声明を発表しました。是非、ご一読を。

「自衛隊の海外活動拡大を図る安全保障関連法案」および「刑事訴訟法等の一部を改正する法律案」に関する声明

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2015年6月29日 (月)

フジテレビ「池上彰緊急スペシャル!」が韓国女子高生のコメントを捏造。知ったかぶり池上彰はほっかぶりか?

 強面の奴に限って実は小心ってのが多い。弱い犬ほどよく吠えるのたとえもある。売文業の百田センセイなんてのはその典型なんだが、吠えまくったあげくに「私が本当につぶれてほしいと思っているのは、朝日新聞と毎日新聞と東京新聞です」って墓穴掘ってくれてます。朝日、毎日、東京の各紙は、うつけのたわ言として鼻先であしらうか、それともこの喧嘩買ったって逆に叩きつぶすか。ちょと興味あるなあ。

 ところで、フジTVがとんでもない捏造をしたって騒ぎになってるようだ。事の起こりは、6月5日に放送された金曜プレミアム『池上彰緊急スペシャル! 知ってるようで知らない韓国のナゾ』で、このなかでソウルでの街頭インタビューに答えた韓国の女子高生のテロップが実際に話した内容とはまったく別のナレーションと字幕が流されたんだとか。

 番組中では、「嫌いですよ。だって韓国を苦しめたじゃないですか」という反日感情丸出しの違憲が勝てたられたことになっていたんだが、これがとんでもない捏造で、女子高生は「文化がとても多い。そして外国人が本当にたくさん訪れてくれるようです」って好意的な意見だったていう指摘があったっていうからさあ大変。

 おそらく、最初に台本ありきで女子高生の発言を捏造したんだろうが、知ったかぶりの池上君はいまのところ何のコメントも出してないんだね。慰安婦問題の時には朝日にさんざん噛みついてたくせに、まさか自分の冠番組でひとのコメントを捏造するという犯罪行為にはダンマリ決め込むつもりじゃないでしょうね。

池上彰氏の番組で韓国人のコメント捏造か 「日本嫌いですよ」実際は何と言った?

・フジテレビ『池上彰 緊急スペシャル!「反日韓国」特集』が字幕/吹き替えを「捏造」した疑惑→確定?

 いまさらTVのやらせには驚きはしないが、コメント捏造はやらせとは違いますからね。言ってみれば、作為的に嘘のニュース流したのと同じで、これこそ免許取り消し値するような行為なんだね。ネットではジンワリと噂が広がっているんだが、放送から3週刊杉たというのにフジ以外の新聞?TVがとんと無頓着なのは、自分達にも無思い当たる節があるからなのかと勘ぐりたくなる、ちょいと肌寒い月曜の朝であった

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2015年6月28日 (日)

「与党の政治家は、自分の思ったことを言い募ればいいというものではない」(谷垣自民党幹事長)。ならば、真っ先に安倍晋三に言ってやれ。「組織は頭から腐る」の典型です&「教員の政治活動に罰則案」。選挙権年齢引き下げにかこつけて、そうきたか。

 自民党は上を下への大騒ぎ。「メディアに対して批判、反論はあっていいが、主張の仕方にも品位が必要だ」なんて間のぬけたことをほざいていたママチャリ野郎・谷垣も大慌て。「与党の政治家は、自分の思ったことを言い募ればいいというものではない」って火消しに躍起なんだが、この言葉はアンタの党の総裁かつ総理大臣であらせられるところのレレレのシンゾーにこそふさわしい。組織ってのは頭から腐るのが世の常ですからね。つまり、みんな腐ってるってことです、自民党は。

 「酒の席での愚痴のようなことを、若い人たちが党本部の会議室で言うことが悲しい」なんてトボケタことを野田聖子が地元で演説してたそうだが、「酒の席での愚痴」なんて生やしいもんじゃなくて、おそらく日頃からみんなが集まるたびに酒かっくらっちゃこんな調子でオダあげてたに違いありません。習い性となってたんだろうね。

 「「(圧力を加えるには)広告収入をなくすのとスポンサーにならないことだ」って発言したセンセイ(井上貴博・福岡1区)なんか、「私の発言が誤解を招いたとすれば申し訳なく思っている」ってトンチンカンなコメントしてます。おいおい、誰も誤解なんかしてませんぜ。これって暴言吐いた議員の謝罪の決まり文句なんだが、ようするに「誤解したお前が悪い」って言ってるようなもんなんだね。「誤解してる」ってんなら、どこがどう「誤解してる」んだか説明してみろってんだ。

 勉強会を主宰した青年局長の木原稔(熊本1区)とクズ発言した大西英男(東京16区)、井上貴博(福岡1区)、長尾敬(比例近畿)を処分することで幕引き図ろうとしてるようだが、トカゲの尻尾切りしたくらいじゃこの問題は終わりませんね。テレビ朝日の『朝生』への出演を自公がドタキャンして、敵前逃亡って大ブーイング浴びせられてることと併せて、レレレのシンゾーはさぞかし頭じゃなかったお腹を悩ませてることでしょう。

<勉強会問題>自民、火消しに躍起 3氏が出演辞退 

 でもって、この騒動のおかげでとちょいと重大なニュースが見過ごされている。それは、「教員の政治活動に罰則案」っとてやつなんだね。選挙権が18歳に引き下げられたことで、学校における有権者教育ってのが話題になってるんだが、それには「学校の政治的中立性を確保」することが必要で、そのためには「教員指導を徹底」していこうって腹があるからなんだね。つまり、「政治活動について学校の内外で抑制的であるべきだとの指導を高校が行えるよう、政府として見解を現場に示す」ことが目的で、お上に楯突くような言動や行動は厳に慎むようにっていうお達しですね。

教員の政治活動に罰則案 18歳選挙権で自民議論

 選挙年齢の引き下げってのは、240万票とも言われる若年層の票を取り込もうということの他に、教育現場への圧力をより強める理由付けって意味もあったってことなんだね。突き詰めていけば、権力側に有利になるような「洗脳教育」を画策してるんじゃないの・・・なんて妄想も、「新聞をつぶせ」なんて世迷言を喚き散らす売文業のセンセイのご高説をありがたく拝聴するような政党が政権握ってるんだから、あながち妄想とは言えない今日この頃なのだ。

【くろねこの競馬予想】

 グランプリレースは好きな馬から買うのも楽しみのひとつ。というわけで、宝塚記念は、トーセンスターダムから。相手筆頭は、ラキシス。キズナをあっさり差し切った脚は牡馬相手のG1でも脅威。穴なら、ディアデラマドレとデニムアンドルビー。トーセンスターダムが人気ないだけに、ワイドで手広く。
◎トーセンスターダム、○ラキシス、▲ゴールドシップ、△ディアデラマドレ、デニムアンドルビー、ラブリーデイ、カレンミロティック

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2015年6月27日 (土)

「米兵よりも沖縄県民による強姦事件の発生率の方が『はるかに高い』」(百田尚樹)。クズ中のクズ発言はこれだね。こんな差別発言をありがたく拝聴したクズ議員も同罪だ。

 レレレのシンゾーのお稚児議員たちの勉強会「文化芸術懇談会」と、そこに講師としてふんぞり返っていた売文業の百田センセイが、だだいま炎上中。さすがに、新聞・TVもこれを見過ごしちゃ沽券に関わると思ったのかどうかは定かではないけど、各社社説なんかで反撃してます。で、「文化芸術懇談会」っていう意味不明なルーミングの勉強会における発言もつぶさに報道されて、いかに卑しい議論が行われていかが暴露されちゃいました。いい気味です。

 なかでも、売文業の百田センセイが、「たかじん委員会」のノリでブイブイかましてくれてます。昨日のエントリーで紹介した「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」の他にも、こんな具合です。

「(米軍普天間飛行場は)もともと田んぼの中にあり、周りは何もなかった。基地の周りに行けば商売になると、みんな何十年もかかって基地の周りに住みだした」

「基地の地主さんは年収何千万円なんですよ、みんな。ですからその基地の地主さんが、六本木ヒルズとかに住んでいる。大金持ちなんですよ」

「米兵よりも沖縄県民による強姦事件の発生率の方が『はるかに高い』」

 すべてクズだけど、最後の「強姦云々」は、これはもう政治的な発言というより、ただの差別意識の発露です。卑しい品性がそのまま出ちゃった、唾棄すべき(いや~、我れながら70年代してます)発言ですね。こうした発言をなんの躊躇もなく聞き流していたお稚児議員たちも、その品性下劣において同罪です。にしても、この発言にあまのりスポットをあてようとしない新聞・TVは、ひょっとしてレレレのシンゾーによる夜毎の接待がきいてるのか・・・なんて妄想もしたくなるというものだ。

「県民の強姦の方が…」百田氏発言はもっとカゲキ

百田氏発言:沖縄2紙が共同抗議声明

 それはともかく、品性といえば、ママチャリ野郎・谷垣君は、「メディアに対して批判、反論はあっていいが、主張の仕方にも品位が必要だ」って苦言を呈したってんだが、この男は何言ってんだろうね。これは「品位」の問題ではないよ。「心根」の問題で、政治家として致命的な発言なんだよね。言っていいことと悪いこと、って生やさしいレベルでもありません。与党の幹事長、しかも総理経験者というセンセイからしてこの体たらくだもん、腐りきってるんだね、自民党ってのは。

 でもって、レレレのシンゾーなんだが、ちょうど国会中継を観てたら、この問題を追求されとりました。その答弁というのがたまげたもんで、「その方になりかわって勝手におわびすることはできない。発言する人物のみが責任を負うことができる」だとさ。「私が最高責任者」「私が総理大臣」なんてことを日頃はほざいてるくせに、テメーの手下の不始末を問いただされて、こんなボケナス発言してるんだから、まったくハンチクな野郎だ。

自民勉強会問題:首相、弁明に終始「襟正す」…安保特委

 最後に、憲法改正を推進する勉強会「文化芸術懇談会」のメンバーはこいつらです。スピードスケートの堀井学もいます。というわけでお後がよろしいようで。

衆議院

青山周平 愛知12区 比例復活(清和会) 
池田佳隆 愛知3区 比例復活(清和会) 
石川昭政 茨城5区 比例復活(無?)
井上貴博 福岡1区 追加公認(麻生派) 
大岡敏孝 滋賀1区 (二階派) 
大西英男 東京16区 (清和会) 
大西宏幸 大阪1区 比例復活(宏池会) 
岡下昌平 大阪17区 比例復活(二階派)
鬼木誠  福岡2区 (石原派) 日本会議 
加藤勝信 岡山5区 (額賀派) 日本会議 
木原稔  熊本1区 (額賀派) 日本会議 
熊田裕通 愛知1区 (大島派) 
今野智博 埼玉11区 比例復活(清和会) 
酒井学  神奈川5区 (無) 
佐々木紀 石川2区 (清和会) 
白須賀貴樹 千葉13区 (清和会) 
薗浦健太郎 千葉5区 (麻生派) 日本会議 
高鳥修一 新潟6区 (清和会) 日本会議 
谷川とむ 大阪19区 比例復活(清和会) 
田畑裕明 富山1区 (清和会)
長尾敬  大阪14区 比例復活(清和会) 
萩生田光一 東京24区 (清和会) 日本会議
藤原崇  岩手4区 比例復活(清和会)
星野剛士 神奈川12区 (清和会) 
堀井学 北海道9区 (清和会) 
宗清皇一 大阪13区 (無?) 
前田一男 北海道8区 比例復活(清和会) 
松本洋平 東京19区 (二階派) 日本会議 
宮川典子 山梨1区 比例復活(麻生派) 
宮沢博行 静岡3区 (清和会)
武藤貴也 滋賀4区 (麻生派) 
簗和生 栃木3区 (清和会) 
山下貴司 岡山2区 (無?) 
山田賢司 兵庫7区 (麻生派) 

参議院

滝波宏文 福井県選挙区 (清和会)
長峯誠 宮崎県選挙区 (清和会)  
宮本周司 比例区 (清和会) 

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2015年6月26日 (金)

「マスコミをこらしめるには広告収入をなくせぱいい」「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない」・・・自民党がメディアに宣戦布告。それをまた他人事のように報じる新聞の体たらく。

 昨日のエントリーで、性懲りもなくメディアの幹部世連中がレレレのシンゾーにゴチになってたってことを紹介したんだが、それでもまだまだ手ぬるいってんでしょうか、なんとまあ違憲総理のお稚児さん議員40人が「マスコミをこらしめるには広告収入をなくせばいい。文化人が経団連に働き掛けてほしい」って喚いたそうだ。

 憲法改正を推進する勉強会「文化芸術懇談会」の初会合での発言っていうんだが、お願いされた文化人の代表が売文家の百田センセイだそうで、このオッサンは会合の講師として何をとち狂ったか、「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」って息巻いたってね。クズです。

 ていうか、新聞・TVはもとより、表現に携わるすべてのメディアは、こんな発言をとことん糾弾すべきでしょう。こんなにあからさまに挑発されて、しかも「マスコミをこらしめるには広告収入をなくせぱいい」とか「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない」なんて宣戦布告までされてるんだから、ここは売られた喧嘩は買わなくちゃいけない。

「経団連に働きかけ、マスコミ懲らしめを」 自民勉強会

百田尚樹氏「沖縄の2つの新聞はつぶさないと」発言

 夜毎にレレレのシンゾーにゴチになっている幹部連中を吊るし上げるくらいの気概が、新聞・TVの現場の記者たちにあれば、おそらくこんな言い草が国会議員から飛び出すことはなかったはずなんだね。ようするに、御しやすしって舐められている証拠です。

 でもって、とりあえずリベラル派と目されている「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」が予定していた、小林よしのりを講師に招いての勉強会は急遽中止になった。改憲論者ではありつつも、レレレのシンゾーのやり口を批判し続けている小林よしのりに、ここで改めて「違憲」発言されようものなら、火に油を注ぐことになりかねないから、おそらく自民党執行部から圧力かかったんでしょう。これって党内言論弾圧です。自由民主党なんて党名は、ブラックジョークにもなりゃあしない。

 それにしても、こんなにも野蛮な政治屋が跳梁跋扈する時代がやってくるとは・・・お釈迦さまでもご存知あるめえってなもんです。

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2015年6月25日 (木)

2500億円でおさまらず3000億円超になるのは確実。社会保障費削減分が新国立競技場に注ぎ込まれるってことです&違憲派が合憲派に公開討論要求。やったれやったれ。

 たま駅長が亡くなった。ローカル線の駅長として人気回復に一役買っていたのに、ニャンとも突然で残念。安らかに。

 たま駅長とはまったく別の意味で残念なのが、御用ジャーナリストの面々だ。昨夜のレレレのシンゾーの酒食の相手は、朝日新聞の曽我豪編集委員、毎日新聞の山田孝男特別編集委員、読売新聞の小田尚論説主幹、日本経済新聞の石川一郎専務、NHKの島田敏男解説副委員長、日本テレビの粕谷賢之メディア戦略局長、時事通信の田崎史郎解説委員のお歴々ときたもんだ。この時期にこのメンバー。こいつらは、「自粛」とか「慎み」という言葉知らないんだね。もっとも、日本語の不自由な男にゴチになっているわけだから、さもありなんてことか。

首相動静

 でもって、さらに残念に輪をかけちゃったのが、新国立競技場です。なんとまあ、あれだけ専門家からも忠告を受けてたってのに、ザハ・ハディドのデザインはそのままに、ゼネコンと2520億円で契約しちまいました。しかも、財源の当てはまったくないってんだから、頭金もなしにマンション買っちゃうのと似たような暴挙だね。

 おそらく、最終的には税金からってことになるんだろうが、実際の工事費は3000億円超となるに決まってますから、単純比較しちゃえば社会保障費の削減分が新国立競技場に注ぎ込まれるってわけです。最初の予算は1600億円ってことだったから、これが民間企業なら担当者の首が飛びます。でも、新国立競技場に関しては、どこに責任の所在があるのかまったく闇の中なんだね。

 建築家の槙文彦氏が2年も前から警鐘を鳴らしてたのにまったく耳貸さないで、あげくがこの様です。槙氏の他にもスポーツ関連企業がハディド案より合理的な計画案を提出してたそうだが、献金疑惑の不道徳な文部科学大臣・下村君は「もっと早く持ってきてくれればいいのに」ってガキの使いやあらへんでする始末だ。

新国立、2520億円で契約へ 財源1000億円超不足

 このままだと神宮の森の環境を破壊しつつ、醜悪な巨大モニュメントが東京のど真ん中に出現するわけです。しかも、オリンピック終わった後には巨額なランニンクコストが待ったいるわけで、それを補填するのも税金ということになりかねない。東京だけじゃありませんからね。国立である以上は、国税ってことになります。東京以外の地域の皆さんも、これはけっして他人事ではありませんぜ。

 最後に、こちらはちょいと拍手なんだが、「違憲」表明した憲法学3賢人の長谷川早大教授、小林慶大教授もメンバーの「立憲テモクラシーの会」が西駒大教授ら合憲派に「学術的に決着させよう」と公開討論を呼びかけたってね。やんや、やんや。いっそのこと、レレレのシンゾー、オニギリ顔の高村、貧相顔の官房長官はもとより、遮光器土偶・北側、ノツペリ山口のナンミョー党のお歴々も雁首揃えて参加してもらったらどうだろう。てなこと考えてたら、ちょっと心躍る木曜の朝となったのであった。

「安保法案反対」立憲デモクラシー 「賛成派と公開討論を」

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2015年6月24日 (水)

沖縄県知事の平和宣言に拍手すらしなかった安倍晋三に降りそそいだ「言葉の礫」。

 昨夜の雷雨の凄まじさに、庭の仔猫が流されちゃうんじゃないかと心配だったんだが、朝には元気に軒下のハウスから顔を出したのでひと安心。

 でもって、沖縄慰霊の式典では、雷雨のような怒りの声がレレレのシンゾーに降りかかった。針の筵とはこのことか。ほとんどのニュースでは怒号の音声は消したのかどうかハッキリとは聴き取れなかったんだが、テレビ朝日『報道ステーション』ではクリアに「帰れ」の声をマイクがひろっていた。憲法学3賢人の「違憲」発言直後の街頭演説で、ママチャリ野郎・谷垣君に向けて「帰れ」コールが飛び交ったのと同じで、さすがに黙ってらんねえや、というのが沖縄に限らずすべての一般大衆労働者諸君の気持ちなんだよね。海外メディアの記者なんか、日本では極めて異例なことだ、なんてツイートをしまくっていたらしい。

 そうした怒号に対して「失礼だ」って意見もあるようなんだが、そんこと言うなら翁長沖縄県知事の平和宣言に拍手すらしなかったレレレのシンゾーの態度なんかは非礼の極みです。基地を押しつけといて、辺野古が嫌なら代替地を探せ、なんてことを平然と言い放っちゃうような権力者にどんな罵声を飛ばそうと、それは民衆の権利ってなもんです。国会でのレレレのシゾーの不誠実な答弁や野次なんてのは、ある意味、国民に対する罵声みたいなもんですからね。「失礼だ」ってんなら、その言葉をまずは総理大臣に向けるのが先だろう。

【怒号】沖縄の「慰霊の日」戦没者追悼式、安倍首相が登場すると会場から一斉に罵声!帰れコールも!ネット上で賛否両論に!

 昨夜のテレビ朝日『報道ステーション』は、日米地位協定についてかなり突っ込んだリポートをしていたんだが、ようするに沖縄の現在というのは日本とアメリカ両方からの「差別」から生まれたものなんだね。そもそも、日米地位協定は日本の主権を放棄しているようなもんで、「日本を取り戻す」ってんなら真っ先に改定しなくちゃ筋が通らない。で、その隷属状態の矛盾のすべてが沖縄に押しつけられてるんだね。

 今朝の東京新聞が書いてるんだが、アメリカが沖縄戦前年の1944年に既に対日占領政策の指針を策定していて、「琉球人は(本土の)日本人から人種的に同等とみなされていない。日本と琉球の間には潜在的なあつれきがあり、(米国は)政治的に利用できる」と思っていた節があるそうだ。つまり、「沖縄に基地を置いても日本国内でそれほど問題にならないだろう」と見抜かれてたってわけです。で、実際にその通りのことがいま起きてるんだね。言ってみれば、日米による琉球処分です。

 今上天皇が皇太子時代にはじめて沖縄を訪問した1975年には、火炎瓶が投げつけられた。「ひめゆりの塔事件」です。いまとなっては投げる相手を間違えていたと思いたくもなろうというものだ。レレレのシンゾーへ投げつけられた沖縄の声は、火炎瓶なんか比べ物にならないほどの強烈な怒りが込められた言葉の礫なのだ・・・てなわけで、お後がよろしいようで。

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2015年6月23日 (火)

「戦後70年談話」の閣議決定は見送るらしい・・・なんだ、ただの独り言か。はた迷惑な野郎だ。

 今日は、沖縄慰霊の日。レレレのシンゾーは式典には参加しても、翁長沖縄県知事とは会談しないそうだ。スケジュール詰まってるから時間がないってのがその理由なんだとか。ようするに、敵前逃亡ってことです。この男は、いつも最後には腰砕けで逃げちゃうんだね。

 でもって、逃げちゃうと言えば、どうやら「戦後70年談話」も閣議決定はしない方向で検討してるんだとか。これって、昨日の韓国政府主催の日韓国交正常化50周年の式典に出席したのと同じで、アメリカからのプレッシャーがきいてるんでしょうね。朴おばさんも歩み寄りの姿勢を見せているようで、どちらもアメリカさんのご意向には逆らえません。

 「戦後70年談話」の閣議決定をしないってことは、それって単なる独り言ってことですね。ネットゲラリラさんは「バカのアベシンゾーが8月15日に何かしゃべるけど、国会での決議はしないので、気にしないでくれ」ってことかと見事に看破してくれてます。「単なるバカの寝言」とも書いておられるけど、もうおっしゃる通りです。

70年談話、閣議決定見送り 首相、個人的見解に

・ネットゲリラ
70年談話はtwitterで出しますw

 つまりは、レレレのシンゾーへのアメリカからの縛りってのが露骨になってきたってことなんだね。それもこれも、安全法制=戦争法案が成立するまでは、変な波風立てるんじゃねえ、ってことなんでしょう。アメリカの後ろ楯をなくしたら、そのまま倒れちゃいますからね、この政権は。朝日新聞の世論調査では、内閣支持率が40%を切ったそうだし、憲法学3賢人の「違憲」発言からというもの、確実に潮目は変わってきてますからね。

内閣支持率39%に下落 朝日新聞世論調査

 大幅な会期延長したのも、なにがなんでもこの国会中に成立させちゃおうっていう魂胆の表れで、アメリカの議会で勝手にホラ吹いて約束しちゃったツケは相当に大きいってことなんだね。おそらく、最終的には60日ルールを使ってでも無理やり安保法制=戦争法案を通しちゃうんだろけど、そうなったらおそらく安倍政権は倒れます・・・なんて楽しい妄想してみた、とりとめのない火曜の朝であった。

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2015年6月22日 (月)

「内部文書から見る安保法制」(TBS『報道特集』)+「アーミテージ・ナイレポート」・・・すべては小泉から始まった。

 庭にいついた仔猫と我が家のドラ猫とのバトルも一段落。お互いに妥協点を見出したようで、棲み分け、共存の道を歩みそうな気配にホットする月曜の朝である。

 こんな具合に世界もひとつになれればいいのだけれど、いらぬ挑発してお隣さんの神経逆撫でするような男が権力の座に居座っちゃってますからね。こやつのおかげで日本は「存立危機事態」に陥りつつあるから嫌になってしまうのだ。で、どうした風の吹き回しか、今日東京で開催される韓国政府主催の日韓国交正常化50周年の式典にレレレのシンゾーが出席するそうだ。

 でも、不思議なのはこのニュースは韓国メディアから一報が流されてるんだね。おそらく、アメリカから、「いつまでも大人気ないことしてんじゃない、いい加減にしろよ」ってプレッシャーがかかったんじゃなかろうか。ここらで関係改善なんて殊勝な気持ちではないことは確かだろう。日韓外相会議もどうにか表立って揉めることもなかったし、世界遺産登録でも百済登録に協力するというバーターで、どうにか手打ちにもっていったようだから、とりあえず安保法制=戦争法案を強行採決してでも成立させるまでは、へたな波風立てたくないという意識も働いてんでしょうね。

 その安保法制=戦争法案だけど、TBS『報道特集~内部文書から見る安保法制』によれば、どうやら11年前に既に外務省内で極秘に議論されてたってね。11年前といえば小泉政権時代です。そっか、なんのことはない、安保法制=戦争法案は小泉が発端で、レレレのシンゾーはそれを引き継いでるんだね。日本で税金払ってないって噂のヘイゾーを重用しているのも小泉の意向が働いているに違いないし、すべてはそこが始まりなのかもね。

 そうなると、小泉がご隠居ソーリとなったいま、細川の殿様と組んで反原発で動き回っているってのも、ちゃんと裏があるのかも。ちょっとしたガス抜きでやってるだけなんじゃないのか、なんてあらぬ妄想もしてみたくなろうというものだ。

【動画】「内部文書から見る安保法制」①

【動画】「内部文書から見る安保法制」②

【動画】「内部文書から見る安保法制」③

 それはともかく、レレレのシンゾーが詭弁を弄してでも押し通そうとしている安保法制=戦争法案は、「アーミテージ・ナイレポート」が下敷きになっているとも言われている。このレポートが最初に提案されたのが2000年。続いて、2007年に第二次レポートが、そして2012年に第三次レポートが提案された。11年前の外務省内部文書というは、2000年のレポートを受けるカタチで作製されたってことにもなりますね。

 このリポートには、「防衛庁の省への昇格」「集団的自衛権の行使」「有事法制」「ホルムズ海峡への海上自衛隊掃海部隊の派遣」「日米のパワー・シェアリング(力の分担)」「日本国憲法改正」が提言されていて、「防衛庁の省への昇格」は既に実現しているんだね。

米提言書に沿う安保法制 事例一致、首相答弁にも色濃く

田原総一朗:安保関連法案は「第3次アーミテージ・ナイレポート」の要望通り?

 アメポチ総理から政権を引き継いだ時にこうした政策を推し進めていく手筈だったんだろうけど、突然お腹痛くなっちゃってトンズラしたもんだから、頓挫してたんですね。福田も麻生も、なんだかんだ言いながらこうした政策には積極的に関わらなかったのが、それを物語ってます。

 でもって、ゾンビのごとく復活しちまったいまこそが千載一遇チャンスで、ここでヘタ打ったら政治生命だけでなく、生き恥さらして生涯を終えることになるかもしれない。それくらいの報復をアメリカは仕掛けてこないとも限らない・・・なんてビビりまくったあげくに、学者が違憲と言おうが、一般大衆車労働者諸君や戦場に駆り出されるはめになるかもしれない若者たちが「NON」声を上げようが、白を黒と言いくるめてまでゴリ押ししようとしているんじゃなかろうか。

 そう言えば、レレレのシンゾーを筆頭に、合憲だって喚いている政治屋どもの顔つきが、何かに取り憑かれたみたいにやたら醜悪になってきてますからね。人三化け七とはこのことか。

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2015年6月21日 (日)

マイナンバー保険だとさ。ようするに、国がセキュリテイーの脆弱性を認めたってことか。マイナンバーなんてやめちまえ。

 レレレのシンゾーの決まり文句に「絶対に」ってのがある。最近も、「アメリカ戦争に巻き込まれることは絶対にない」って喚いていた。でも、それはただの感情論というか思い込みというか希望的観測というか、その根拠となるとまったく説明つかなくて、最後には「私は総理大臣だから」ってバカボンのパパ゚になっちまう。競馬の鉄則を持ち出しまでもなく、この世の中に「絶対」なんてものは存在しないこととは一般大衆労働者諸君は百も承知だ。

 そもそも、「絶対」なんてことを口にした瞬間からその論理は胡散臭くなるもので、レレレのシンゾーと不愉快な仲間たちが繰り出す政策がいつも釈然としないのもそうした根拠のない決めつけで動いているからなんだね。そのひとつがマイナンバーで、「漏れた年金」が発覚した時には布袋頭の甘利君なんか所管大臣でありながら「システムには厳重なファイアウォールがあり、マイナンバーのデータにアクセスできる職員も限られている」から安全だって能天気なコメントしてたくらいだ。

 でも、「漏れた年金」に続いて防衛省でも情報漏れがあったり、東京商工会議所からも7000人分の個人情報が流出したり、人間のやるセキュリティーに「絶対」はないってことがどんどん証明されちゃって、マイナンバーも風前の灯と思ってたら、なんとまあ、保険会社がマイナンバーの情報が流出した場合の企業向け保険ってのを発売するそうだ

<マイナンバー保険>流出補償の企業向け 損保ジャパン

 保険会社が乗り出したってことは、おそらく裏では政治も絡んでのことなんだろうね。だって、どう考えたって保険会社がシャシャリ出てきたってことはそれだけで社会不安を煽るようなもんで、セキュリティーに「絶対」の信頼があればこんなことは国がさせるわけがない。てことは、国がマイナンバーのセキュリティーの脆弱性、危険性を認めたようなもんなんだね。「漏れた年金」では被害があった場合の補償はどうするんだって国会でさんざん野党から攻められたもんだから、そうしたリスクを回避するためにも保険会社と手を組んだってのが正直なところなんじゃなかろうか。

 ひとを馬鹿にした話だ。2000億円プロジェクトと言われるマイナンバーには巨額な税金が投入されているんだが、そのリスク回避のために企業が保険に入るんだってさ。その金もまた社員がコツコツと働いて稼ぎだした利益から拠出されるわけで、なんのことはない税金の二重取りみたいなもんなんだよね。

 こうなると、マイナンバーってのは保健会社を儲けさせるための方便みたいなもんです。そのうち、個人向けの保険なんかも出てきたりして。かつての個人年金みたいに、保健会社の破綻でやらずぶったくりってなんてことの再現があったりしたら大笑い、ってなもんです。

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2015年6月20日 (土)

連合が新橋でなまっちょろいビラ配り。派遣法改正案が「天下の悪法」というなら、体張って法案阻止してみろってんだ。

 同一労働同一賃金法案が自公+維新の骨抜き修正案で可決。派遣法改悪法案も、同一労働同一賃金法案とのバーターで維新が採決OKとやったもんだから、強行採決という修羅場なしでスンナリ衆院通過。これ以外にも、残業ゼロや手切れ金でいつでも首切りなんて法案が控えているわけで、一般大衆労働者諸君にとっては暗黒時代の到来です。

派遣法案が衆院通過 雇用安定 実効性に懸念

 それにしても、連合は何やってんだろうね。昨日は、改悪派遣法は「天下の悪法」なんていまさらながらに言い出して、新橋駅前で抗議活動したそうだが、形ばかりのごまめの歯ぎしりってところです。「すべての働くひとのために頑張る」ってのがスローガンのくせに、ここまで一般大衆労働者諸君のために体張って法案阻止で戦う素振りさえ見せませんでしたからね。

連合が派遣法改正案の成立阻止を訴え

 そもそもが大企業の組合が母体だから、ようするに既得権益者のひとりです。だから、自分たちの賃上げには熱心でも、非正規の雇用問題なんかどうでもいいんだね。なんてったって、非正規を使う立場にいるわけで、そりゃあ使い勝手のいい非正規が増えてくれるのは大歓迎だ。「同一労働同一賃金」が実現された日にゃ、非正規を雇う旨味がありませんからね。

 それは、企業だけじゃなく、現場でも思いは同じなんじゃないのかねえ。「俺は正社員。君は非正規」って差別意識は、大企業になればなるほど根強いものがあるはずなんだね。実際、フリーで仕事してると、そんな輩ゴロゴロしてますから。たとえば、「みんなでいいモノ作りましょう。クライアントの説得はまかせてください」ってほざいてたやつが、何かトラブってクライアントからクレームつこうものなら、「いやあ、しょせんサラリーマンだから。クライアントに言われちゃうと・・・」ってトンズラしちゃいますからね。

 おっと、ちょっと個人的な恨みつらみになっちまった。ようするに、連合は正規社員のためのものであって、非正規は眼中になかったってことなんだね。そういう姿勢が、正規VS非正規という格差を野放しにしてきたのは間違いない。だから、昨日の抗議活動なんてニュースに接すると、「ざけんじゃねえ」と悪態つきたくなる今日この頃なのだ。

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2015年6月19日 (金)

憲法だって勝手に解釈してヘラヘラしてる政権だから、「有権者教育」は「洗脳教育」にさも似たりってなもんです。

 選挙権年齢が18歳以上になって、来年の参議院選から実施だそうだ。これで投票率が上がるなんて意見もあるけど、どうなんだろうね。去年の衆議院選における20代の投票率は32%程度だから、いくら240万人有権者が増えたって焼け石に水のような気がしないでもない。

 そんなことより、なんで選挙権年齢下げたかってことの方が気になりますね。自民党はひっちゃきになって進めてきたわけだど、これにはネットサポーターの存在が大きいんじゃないのかねえ。ネッ工作で一番力を発揮したのは、ちょうどこの年代なんだよね。でもって、「若者の保守化」って傾向にうまく便乗しようってのが、そもそもの発端なんだと思う。「若者の声をもっと政治の部隊に」なんてのは嘘っぱちです。

 もちろん、憲法改定を視野に入れてのことだろうし、そのためには若いうちから「教育=洗脳」しておく必要がありますからね。だからこそ、「有権者教育」なんて声が上がってくるわけだ。レレレのシンゾーと不愉快な仲間たちにとって、教育政策ってのは大きな柱のひとつで、教育の現場では教科書の問題も含めてけっこう権力の締め付けが強くなっているのが実情だ。疑惑献金の不道徳な文科相・下村君が「国旗掲揚・国家斉唱」を国立大学に要請したのもその一環だし、道徳の教科化なんてのは露骨な「愛国教育」への布石に他ならない。

 でもって、今度は選挙権年齢引き下げにかこつけた「有権者教育」ってわけだ。憲法をテーマにした集会を開こうとしても「政治的な公平公正」を理由に会館の貸し出しを拒否したり、自治体が後援を取り止めたりするご時勢に、ニュートラルで公明正大な「有権者教育」ができるわけありません。たとえば、授業で集団的自衛権行使容認閣議決定の違憲性に触れようもんなら、その教師は教育委員会やその息のかかったPTAなんかから「日教組」呼ばわりされて吊るし上げられるかもね。

【洗脳】大学内に自民党サークル設置へ!若年層獲得狙い提案!ネット上では批判の声が相次ぐ!

 「有権者教育」って聞こえはいけど、ひとつ間違えば「洗脳教育」になっていく危険性が潜んでいるわけで、「ヒトラー・ユーゲント」ならぬ「シンゾー・ユーゲント」の誕生も時間の問題、なんてことになるかもしれない・・・なんて妄想に小さな胸を痛め花金(古いか)の朝であった。

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2015年6月18日 (木)

安保法制=戦争法案の背景には思想的な野望が潜んでいるんだから、「安倍の裏に日本会議あり」って爆弾質問したら面白いのになあ。

 なんとかのひとつ覚えとはよく言ったもので、昨日の党首討論でもレレレのシンゾーは壊れた拡声器みたいに砂川判決がどしうたこうしたとゴタクを並べておりました。ムキになって喚けば喚くほど自らの愚かさが赤裸々になっていくってことにまったく気づかないんだね。こんな男が自衛隊の最高監督指揮権持ってるんだから、それこそが「存立危機事態」であって、この国にとっては「アベガリスク」なんですね。

 昨日の党首討論では、武力行使に踏み切る判断基準を問われて、レレレのシンゾーは「国際的にも、こんなことをすべて述べているリーダーはいない」ってトンチンカンな答弁しとりました。この男の答弁ってのは、いつでもこんな調子で、すべてスローガンなんだね。でも、その論拠となるとまったく説明がつかなくて、最後は「私は総理大臣なんだから」とか「私が最高責任者」とか逃げちゃうんだから始末が悪い。

 論理じゃなくて感情でしかモノが言えないからこうなっちゃうんだろうけど、日本が戦争するかどうかも感情的なところで判断しちゃうんだろうなあ。「ベンチがアホだかにら戦争になっちゃいました」じゃ、洒落になりませんよ、ったく。

首相、具体的説明を拒否 集団的自衛権行使 岡田氏「違憲」

 こういう愚鈍な世襲政治屋には予測もつかないような奇襲攻撃ってのがけっこう効果的なんじゃないのかなあ。たとえば、このところ海外メディアが注目している「日本会議」との関係なんか、共産党の志位君あたりがズバっと切り込んだら面白いだけどなあ。

 「日本会議」との関係については、小林節慶大教授が先日の日本記者クラブと外国特派員協会の記者会見で、「雑誌エコノミストの記者が『安全保障法制を「合憲」としている3人の学者は皆「日本会議」に属している。その意味や、「日本会議」の影響力をどう見ているか』と質問したところ、小林氏は『日本会議に沢山の知り合いがたくさんいるので私が答えますが、日本会議の人々に共通する思いは、第二次大戦で敗けたことを受け入れ難い、だから、その前の日本に戻したい』」って発言してるんだね。

日本メディア触れず!憲法学者の小林教授が記者会見で安倍政権を支配している「日本会議」について言及!エコノミスト紙や仏誌もその存在を指摘!

 そもそも、この「日本会議」というのは日本最大の右派集団で、レレレのシンゾーがゾンビのごとく復活した直後の組閣では、閣僚19人のうち13人がメンバーだった。もちろん、レレレのシンゾーも役員のひとり。民主党からのトンズラ野郎・松野君だってメンバーで、野党にもこんなのがワンサカいます。ようするに、海外から見れば、「日本の政治の裏に日本会議あり」ってのは常識ってこと。

安倍政権の靖国参拝、憲法改正、愛国教育、歴史修正主義の背後に日本会議あり

・ナショナリズム団体「日本会議」の危険性:エコノミスト紙や仏誌が相次いで指摘

 「日本会議」の危険性について海外のメディアはけっこう警鐘を鳴らしてるんだけど、知らぬは日本人ぱかりなりってのがなんともはや歯がゆいんだよね。安保法制=戦争法案が国家の安全保障のために考え出された政策だなんて思っていたら、勘違いもはなはだしいかもね。

 「日本が明治憲法下で軍事五大国だったときのように、アメリカとともに世界に進軍したいという、そういう思いを共有する人々が集まっていて、かつそれは、自民党の中に広く根を張っていて、かつよく見ると、明治憲法下でエスタブリッシュメントだったひとたちの子孫が多い」という小林教授の指摘をじっかり噛み締めれば、いまこの国で起きていること、起きようとしていることの裏側に、どんな思想的な思惑が潜んでいるかわかろうというものだ。安保法制=戦争法案を潰すことは、そんな勢力の野望をも潰すことにつながるということを肝に銘じたい今日この頃なのだ。

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2015年6月17日 (水)

一生派遣で低賃金。そして、手切れ金払えば解雇もOK。わが世の春で企業はウハウハ。利益の一部は献金となって政治家の懐もあたたまる。これが、安倍晋三のトリクルダウンか。

 あ~あ、シンガポールとドローかい。格下だからって油断があったわけじゃないだろうけど、相手だって必死だからね。そこを攻め切れなかったってことは、形は引き分けだけど正しくは完敗ってことです。ま、次に期待するしかありません。

 でもって、誰も期待してないのに、やりたい放題しているレレレのシンゾーなんだが、とうとう金さえ払えば解雇もOKの規制緩和策に向けて動き出したようだ。政府お抱えの規制改革会議とやらが、雇用、農業、医療などの分野における規制改革ってことでまとめた答申の目玉がこれなんだね。裁判で不当解雇って判決が出た時に職場復帰ではなくて手切れ金払って解決するってわけです。

「解雇に解決金」導入答申 規制改革会議

 こんな制度が導入されたら、そりゃあ企業はウハウハでしょう。派遣法の改悪で一生派遣でこき使っても誰からも文句は出ないし、同一労働同一賃金も維新の党が自民にすり寄ったことで骨抜きになっちゃったし、そこへもってきて今度は手切れ金で解雇OKってきたもんだ。いやはや、企業にとっては我が世の春ですね。

 不当解雇で解決金貰えるんならいいじゃないか、なんてタカくくってると大変っすよ。こんな制度が本決まりになった暁には、解決金の額がまず問題になりますね。いったい、どのくらいの額なら妥当なのか。たとえば、交通事故の賠償金のように裁判所が決めるんだろうか。それとも、裁判所は不当解雇の判決出すだけで、後は企業と個人の話し合いってことになるんだろうか。もしそうだとすると、これはもう企業の言いなりになる危険性大です。

 ようするに、低賃金で働かせて、何かあったら雀の涙金払ってお払い箱。そんなプランなんでしょう。そうなったら、人材なんてのは育ちませんね。技術やノウハウの継承なんてまったくなくなるだろうから、一般大衆労働者諸君は文字通り機械の歯車のひとつてっことになります。錆ついたら交換すればいいんだから。

 安保法制=戦争法案で議論されている「自衛隊員のリスク」にレレレのシンゾー一派が頓着しないのも、これと似たような感覚だからなんじゃないのか。自衛隊員ってのは単なる駒のひとつで、その命にいつだって替えがきくって思っているに違いない。ひとの命も使い捨て・・・規制改革の究極の姿がこれですよ、ったく。

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2015年6月16日 (火)

「狂ってしまった政治は、次の選挙で倒せばいいんです」(小林節慶大教授)。安倍と橋下がつるんで、7月解散総選挙なんて噂もあるようだし・・・奇襲に要注意です。

 高知市で衆議院憲法審査会の地方公聴会が開かれ、一般公募の市民も参加した発言者6人のうち5人が安保法制=戦争法案は「違憲」という意見だったってね。合憲としたひとりは高知県知事で、「諸外国との強調なくしてわが国の安全は守れない。現在の実情を踏まえた解釈変更は容認されるべき」で、「諸外国への攻撃であっても、わが国に対する急迫不正の侵害につながり得るものであれば、(武力行使の)旧三要件の精神に基づいて、合理的な範囲内での解釈変更は認められるのではないか」って発言してます。

 こういう意見て安保法制=戦争法案に賛成するひとがよく口にするんだが、たとえば「わが国に対する急迫不正の侵害」なんてのは個別的自衛権で対処できることなんだよね。集団的自衛権と個別的自衛権が混同しやすいのは、「自衛」って表現にあるような気がする。集団的自衛権=他国防衛、個別的自衛権=自国防衛ってした方が、よっぽどわかりやすいんじゃなかろうか。個別的自衛権ってのはようするに専守防衛という考え方ににもつながっているわけで、集団的自衛権=他国防衛ってのは「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」という9条の精神には反してるってことなんだよね。もっとも、こちとらはなんちゃって法学部ですから、「たいていの憲法学者より私は考えてきた」ってのたまっちゃう霊感商法の元顧問弁護士崩れの政治屋センセイほどには勉強してませんけどね。

 でもって、高知県知事の発言でイッチャン気になるのは、「現在の実情を踏まえた解釈変更は容認されるべき」って発想なんですね。これって明らかに憲法がそこらの法律と一緒くたになっちゃってるんだね。憲法とは国の基本原理・原則なんだからさ、政治家が勝手な解釈でその精神を捻じ曲げちゃいかんのですよ。そのために憲法学者がいるんであって、だからこそレレレのシンゾーだって集団的自衛権行使容認の閣議決定した時には、有識者会議の提言という形に固執したんだよね。もっとも、その有識者会議に参加した憲法学者はたったひとりだったけどさ。ちなみに、その御仁が合憲派学者の西修駒大名誉教授です。

「立憲主義 しっかり勉強し直して」 憲法審公聴会 6人中5人「違憲」

 「解釈変更容認」なんて政治家はロクなもんじゃないんだけど、さすがにこのところのオニギリ顔の高村君や貧相顔の防衛長官・菅君の学者叩きには皆さん怒り心頭のようで、「違憲」の口火をきった長谷川早大教授と小林慶大教授が日本記者クラブと外国特派員協会で記者会見して「倒閣」にまで言及したってね。いやあ、痛快ですね。でもって、小林慶大教授は、「(違憲という)専門家の常識を国民が共有していなかったのが問題なわけで、それはメディアの責任だと思うんですね」とメディア批判してるんだけど、ここってとても大事なことで、これこそが違憲内閣にやりたい放題させてきた元凶なんだね。新聞・TVは、いまでこそ憲法学者の尻馬に乗って「違憲」報道しているけど、幹部連中はレレレのシンゾーと夜毎の酒池肉林なんだから、政府広報させないためにも「メディアの責任」ってのをずっと叫び続けなくちゃいけない。

【詳報】「安全保障法制は違憲、安倍政権は撤回を」〜長谷部恭男氏・小林節氏が会見

 お子ちゃま市長の橋↓君がなにやらよからぬ動きを見せてるようだし、7月解散総選挙なんて噂もあるみたいだから、ここはひとつ褌を締め直して喚き続けるにしくはないってことで、お後がよろしいようで。

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2015年6月15日 (月)

国会を25000人が包囲。渋谷でも集会とデモ。それでも、TVのニュースは「安倍×橋↓」会談を垂れ流し、国民の声は無視しやがった。

 昨日の昼間、国会を25000人が包囲。そして、夕方には渋谷の宮下公園で若者中心の集会とデモ。安保法制=戦争法案への危機感とその手法への怒りがジンワリと高まって、直接的な行動が湧き起こりつつある現実に、おそらく官邸もかなりの危機感を持っているはずなんだね。レレレのシンゾーとお子ちゃま市長の橋↓君が会談したってのも、その表れに違いない。

「戦争させない」安保法制反対デモ 国会周辺を取り囲む

渋谷の反安保法制デモが物凄いと話題に!宮下公園に入りきらないほど人が集まる!若者達を中心に日曜の渋谷をデモ行進!

・田中龍作ジャーナル
「アベを最前線に送る戦争絶滅法案を」 2万5千人が国会包囲

 でもって、スットコドッコイのTVは、国会や宮下公園に集まった一般大衆労働者諸君の声はろくすっぽ報道しないくせに、この愚鈍なふたりの政治屋の会談があたかも安保法制=戦争法案への道筋のひとつであるかのように垂れ流しておりました。テレビ朝日『報道ステーションSUNDAY』では、三宝会の世話人・後藤謙次君がこの会談について、「強行採決しても、維新が賛成に回れば単独強行採決とはならないって思惑もあるんでしょう」なんて気の抜けたコメントしとりました。政局は語れても政治は語れない御用コメンテーターならではの無責任な態度だよね。こやつらは権力に都合の悪いことは嫌味ったらしく批判的なコメントするくせに、安倍×橋↓会談みたいな政府のプロパガンダはただの解説でお茶濁しちゃいますから。憲法学者による「違憲」発言が飛び出した時には、『スーパーJチャンネル』でコメンテーターの萩谷順君なんか、「憲法学者が違憲判断をするわけじゃない」なんてその後のオニギリ顔の高村君たちの罵りを先取りしてたくらいですからね。

首相、橋下大阪市長と会談 安保法案めぐり意見交換か

 それはともかく、昨日のエントリーに書いたように、安保法制=戦争法案は自公と維新が手を組んで強行採決となる可能性がぐんと高まってきたようだ。とにもかくにも、いま必要なことはザワザワと「NON」の声を上げ続けること。国会を包囲した25000人集会では、田原総一朗の天敵・佐高信さんが「アベは最前線に送る。アッキーは野戦病院の看護師になる。宗教指導者も最前線に送る・・・こうした戦争絶滅法案を出さねばならない。今までは平和のパスポートだった。アベを引きずり下ろさなければ私たちは戦争のパスポートを持つことになる」ってメッセージを発したそうだが、特権階級面した世襲政治屋を粉砕することでしかこの国を救う道はない・・・なんてことを我が家のドラ猫にアジってみた月曜の朝であった。

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2015年6月14日 (日)

維新の党が裏で動き出しようだ。安保法制=戦争法案の対案提出、自公+維新の3党で修正協議。そして、強行採決か・・・?

 どうやら、自民党による維新の党の取り込みは着々と進んでいるようですね。金曜日のエントリーで書いたように、「同一労働同一賃金法」を自公+維新で修正して成立させることを条件に、そのバーターで「派遣法改正案」の採決を維新が了承したようなんだが、今度はとうとう本丸ってことで、安保法制=戦争法案で裏取引が始まったようだ。

 なんでも、維新が安保法制=戦争法案への対案を提出。でもって、自公+維新の3党で修正協議に入ろうという企みしてるんだとか。ああ、やっぱりね、ってなもんです。もし、大阪都構想でお子ちゃま市長の橋↓君がコケてなかったら、今頃はあわよくば公明党を追い落として、レレレのシンゾーとガッチリ手を組もうって算段してたはず。そのために、レレレのシンゾーはもとより、貧相顔の官房長官・菅君も大阪都構想をサポートするような発言を繰り返してたわけですから。

 そこに民主党からの逃亡者・松野君が代表になっちゃって、おそらくプロパーの大阪出身の議員の不満がたまりにたまってたんでしょう。しかも、民主党からの逃亡者・松野君が出戻ってもいいみたいな素振りを見せたもんだから、そうはいくかいってなったんじゃないのか。だから、「同一労働同一賃金法」と「派遣法改正案」のバターを松野の頭越しに仕掛けたたんじゃなかろうか。そして、その最終形が、安保法制=戦争法案での手打ちってことなんじゃないの。久しぶりの妄想だけどさ・・・。

維新、安保法案の対案提出へ 自公と修正協議の可能性

 もしこの動きが具体化していくようだと、会期延長しての強行採決はかなり現実味を帯びてくる。ひょっとすると、強行採決後に維新の党の連立政権入りなんてこともあるかもです。そうなると、来年の参議院選挙の結果次第では、とんでもないことになるね。改憲がハッキリと視野に入って、3年後には憲法9条がボロボロにされて、東京オリンピックではザハ・ハディドの醜悪なスタジアムでレレレのシンゾーがベルリン・オリンピックのヒトラーもどきの演説してるかも・・・って、したくもない妄想しちまって気分は最悪の日曜の朝となったのであった。

【くろねこの1点予想】

エプソムカップ  エインヒカリ×ヒラボクディープ

マーメイドステークス  リラヴァティ×アースライズ

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2015年6月13日 (土)

「国民を惑わす強弁」。砂川事件弁護団から怒りの鉄槌&砂川判決を「ふらちな拡大解釈」する高村正彦(自民党副総裁)もかつては「集団的自衛権は憲法上許されない」って答弁してたってね。

 その昔、霊感商法で多くの被害者を出したハッピーワールドという会社があってな、その顧問弁護士をオニギリ顔の高村君がやっとったそうな。そこでじゃ、この男は、時価380万円の乗用車「日産・セドリック」を提供されていたんじゃ。ハッピーワールドというのは、統一教会とも関係が深い会社でな、霊験あらたかというお題目で印鑑や高麗人参を売りつけて、それはそれは大儲けしたそうな。ま、それだけの話なんだか、そういうことぞなもし。

 で、そのオニギリ男の高村君が持ち出した砂川判決に関わった弁護団の有志が、「国民惑わす強弁」と声明文を出した。皆さん、怒ってっておられます。当然だよね。弁護士出身でありながら、憲法はないがしろにするわ、判決文は「ふらちな拡張解釈」するわで、とてもじゃないけど見逃すわけにはいかないってことです。

砂川事件弁護団 再び声明 合憲主張「国民惑わす強弁」

 こうなったら、レレレのシンゾーを筆頭に安保法制=戦争法案をごり押しする政治家と合憲派学者をひとまとめにして、違憲とする憲法学者や砂川事件弁護団と公開討論なんかしてみたらどうだろう。もちろん、「ふらちな拡大解釈」している政治家どものかつての国会答弁や自著における発言なんかも参考資料として使っていただきたい。

 気分は軍人の防衛大臣・中谷君なんか困っちゃうだろうね。2007年11月に出版した『右でも左でもない政治―リベラルの旗』(幻冬舎)って著書の中で、「私は、現在の憲法の解釈変更はすべきでないと考えている。解釈の変更は、もう限界に来ており、これ以上、解釈の幅を広げてしまうと、これまでの国会での議論は何だったのか、ということになり、憲法の信頼性が問われることになる」って明言してますからね。

著書と対談で明言…中谷防衛相にも“違憲発言”の過去が発覚

 でもって、オニギリ顔の高村君も外務大臣の時に、「憲法第9条の下において許容されている自衛権の行使は、我が国を防衛するため必要最小限度の範囲にとどまるべきものであると解しており、集団的自衛権を行使することはその範囲を超えるものであって、我が国の憲法上許されない」って答弁してるんだね。当時はそれが政府見解だったから職責上当然の答弁なんだろうが、やはり政治家の発言としての整合性ってのはつつきたくなりますね。なんてったって、「これまでの憲法解釈との論理的整合性は保たれている」ってのが安保法制=戦争法案をごり押ししている勢力のなんとかのひとつ覚えなんだからさ。

・世に倦む日日
16年前の高村正彦の外相答弁 - テレビは高村正彦の二枚舌を映し出せ

 民主、共産が欠席した昨日の衆院特別委員会で、多くの憲法学者から違憲と指摘されていることについてどう思うかって問われた、気分は軍人の防衛大臣・中谷君は、「国民に選ばれた議員が国の決定をする。意見を聴くのは参考の一助だ」(党協新聞より)ってのたまったそうだ。

 おいおい、その国民の多くは安保法制=戦争法案に反対しているんだよ。選挙で選ばれたってことは白紙委任を意味してるんじゃなくて、あくまでも一般大衆労働者諸君は仕事に励んでいて暇がないから代わりに頼むよって言ってるにすぎないんだね。それが「負託」ってやつで、「他人に任務や責任を引き受けさせてまかせること」だけど、けっして具体的な案件をまかしてるわけではない。だから、ちょいと意見が分かれるようなことは、ちゃんと有権者にその経緯を説明すして、有権者の声を反映する義務があるんですね。丸投げしてるわけじゃないんだからさ、そこんところよろしくの土曜の朝であった。

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2015年6月12日 (金)

「憲法の番人は最高裁であり、学者ではない」(高村自民党副総裁)。参考人として招いた学者を口汚なく罵るとは無礼千万。学者叩きが始まった&「漏れたのは年金じゃなくて情報だから、『漏れた年金』って表現は自粛しろ」(菅官房長官)。ちいせえなあ。

 昨日のエントリーに書き忘れてしまったんだけど、10日の衆院特別委員会で内閣法制局長官が、「集団的自衛権行使の範囲がこれ以上に膨らむことは絶対にあり得ない」って豪語したそうだ。確か、レレレのシンゾーも「アメリカの戦争に巻き込まれることは絶対にない」って喚いていたことがあったが、政治家や官僚に限らず責任ある立場の人間が「絶対に」なんて決めつけをするもんじゃありません。この世に「絶対」がないのは競馬を見ても明らか。って、関係ないか。

 それともかく、こやつらが「絶対に」って口にする時は、その裏で「でも、状況は変わるからね」ってつぶやきつつ舌を出してると思った方がいい。原発だって、「全電源停止は絶対にない」って言い張ったのはレレレのシンゾーだもんね。で、ひとたび事故が起きたら知らん振りして責任とっちゃいませんから。集団的自衛権は自衛隊員の命がかかっていることに思いをいたせば、「絶対に」なんて口が裂けても言うもんじゃありません。

 というわけで、憲法審査会です。昨日、安保法制=戦争法案の違憲性について論争があったってね。でもって、オニギリ高村は、「最高裁が示した法理に従い、自衛の措置が何であるかを考え抜くのは憲法学者でなく政治家だ」「憲法の番人は最高裁であり、学者ではない」って喚いたそうだ。おかしくないか。こんな言い草だと、まるで憲法学者が勝手に「違憲だ」って騒いでるように聞こえるんだね。とんでもないね。そもそもは、テメーらが憲法審査会に参考人として招いてご意見拝聴させていただいたんじゃないのか。いくら自分たちの思惑とは違った意見が飛び出したからって、口汚く罵るのは無礼極まりない。

安保法案「違憲」論争 高村氏「判断は政治家が」 枝野氏「法の支配の対極」

 オニギリ高村たちの言いたい放題を聞いてると、これはもう「学者叩き」です。「天皇機関説」を提唱した憲法学者の美濃部達吉たちをバッシングしたのとさも似たりです。こうやって都合の悪い学者を排除していけば、そのうち合憲学者が「いっぱい」ってことになるってわけね。そういえば、貧相顔の官房長官が「ひとり、ふたり、さんにん・・・いっぱい」って名前を挙げたセンセイたちはどなたも、日本最大の右派集団「日本会議」と関係の深い「美しい日本の憲法を作る国民の会」の役員ですからね。なんともわかりやすいや。

美しい日本の憲法を作る国民の会

 昨日の憲法審査会を見てても、3人の憲法学者の「違憲」表明が、レレレのシンゾー一派と不愉快な仲間たちにかなりのダメージを与えたことは間違いない。だからなんだろうね。どうやら、維新の党にすりより始めたようだ。維新が成立させたがっていた「同一労働同一賃金推進法」について、自公と維新で修正を加えて成立させるようです。その代わりに、派遣法改正案の採決を維新が了承するって寸法のようだ。

同一労働同一賃金:自民、公明、維新3党が法案修正案了承

 こうやって維新を取り込んで、「違憲」の風に頭を引っ込めつつ、会期延長して強行採決。ってのが、レレレのシンゾー一派の描く絵図なんじゃないでしょうか。ま、維新なんてのはそもそもからして自民党の別働隊みたいなもんだからね。お里が知れるってもんです。

 最後に、貧相顔の官房長官・菅君が、「漏れた年金」って表現を自粛しろって民主党や新聞・TVにいちゃもんつけてるようだ。「漏れたのは年金じゃなくて情報だ」ってのが理由だってさ。笑っちまうな、このオッサンは。社民党のみずほっちの「戦争法案」発言を議事録から削除しようとしたのと同じゴロまきですね。ちいせえなあ。

菅氏「漏れた年金」との表現自粛を要請 「無用な不安と誤解を与えかねない」

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2015年6月11日 (木)

「ひとり、ふたり、さんにん・・・いやいや数の問題じゃないと思うけど・・・」(菅官房長官)。番長皿屋敷のお菊か、お前は!

 「口は災いの元」とはよく言ったもので、貧相顔の官房長官・菅君が「合憲派学者はいっぱいいるもんね」発言を追求されて国会で立ち往生。ざまあかんかです。ピースボート辻元君から「いっぱいってんなら名前をあげてちょうだい」って宿題を出されていたのに、「ひとり、ふたり、さんにん・・・いやいや数の問題じゃないと思うけど・・・」って尻すぼんじゃいました。お前は、番長皿屋敷か。しかも、名前を挙げた3人ってのは、前々から合憲って言いそうな学者として名前が取り沙汰されていた先生で、結局は他には見つからなかったってことなんでしょうね。

 で、名前のあがった3人、百地日大教授、長尾中大名誉教授、西駒大教授がそれぞれ東京新聞のインタビューに答えているんだが、なんちゃって法学部だったくろねこから見ても、どのご意見も「なるほど」って頷けるものではありませんでした。なかでも、西駒大教授のコメントってのがなかなか笑かしてくれてます。「合憲あるいは明確な違憲ではないという学者は少なからずいる。多数か少数かが問題の本質ではなく、説得力があるかどうかだ」ってさ。いやいや、そりゃあそうだが、だから説得力のあるご意見賜りたいんだよね、こちらとしては。で、ご本人は、「憲法解釈の問題ではなく、政策判断だ」ってんだから何をかいわんやなのだ。

官房長官 合憲論学者「数ではない」 安保法案 与党、会期延長検討

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 数の問題ではないってのは一理あるとは思うけど、いま問われているのは「いっぱいいる」って明言した貧相顔の官房長官の政治家としての矜持そのものなんだね。なんてったって、政治にとって言葉は命なんだから、「いっぱいいる」って言っちゃった以上は、それを証明してくれなくちゃ困っちまうんですよ。でもって、記者会見では、こんなことも口走ってます。

記者:先週は違憲ではないと言う著名な学者も「たくさんいる」と言
    っていたが「数が問題ではない」 に変わった。

菅:そんなことはない。名前を挙げたら挙がるけど。どういう形でど
  う二百人集めてきた(かなど)いろんなことがある。そこは全く問
  題にしていない。

 だから、名前挙げろって言ってんじゃねえか、このヤロー・・・って、どやしつけたくなりますね。そんでもって、それに続くコメントはまったくもって意味不明。日本語の体をなしてません。一度病院行った方がいいんじゃないか。

 チャンチャラおかしい答弁してるのは貧層顔の官房長官だけではありません。気分は軍人の防衛大臣・中谷君も、「将来的に日本を取り巻く安全保障環境がさらに変化すれば、集団的自衛権行使容認した憲法解釈を再び変更する可能性がある」ってなハチャメチャな答弁してます。そんなに政権に都合のいいようにコロコロ解釈変えられるって発想そのものが立憲主義を否定してるっとことに、この男はまだ気づかないんだね。

憲法解釈 環境次第で再変更 安保法案で防衛相

 また、集団的自衛権行使容認の理由のひとつとなった「安保環境の根本的な変容」に対して、「『根本的』の基準は何か。いつから『変容』しているのか」って追求された昼間の幽霊外務大臣・岸田君は、「一概には言えない」ってアッケラカンと答弁してくれちゃってます。スゲーな。安全保障環境がいつから変わったのかって質問は極めて重要なんだよね。なんてったって、違憲総理もよくこれを使うんだけど、日本を取り巻く安全保障環境ってのは劇的に「変容」なんてしてませんからね。北朝鮮のミサイルはもう何年も前から日本を射程に捉えているし、このところ突然スポットライトが当てられて、やたら新聞・TVが危機感を煽っている南シナ海における中国の海洋埋め立てだって、いまに始まったことではありません。そんなんだもん、さすがに昼間の幽霊外務大臣もいつから変容したかなんて具体的なことは言えなかったんだね。

 つまり、その心は、南シナ海の危機を煽って、それを理由に日本に集団的自衛権行使させる態勢を作らせようとしているのは、実はアメリカなんだってこと。とにかく、アメリカの戦争を日本に肩代わりしてもらいたくて仕方ないのがアメリカなわけで、そのために議会で違憲総理に演説させてやったようなもんなんだね。TPPもまたしかり。

 昨日も書いたけど、「ふるあめりかに袖はぬらさじ」なんてことはサラサラなくて、自分たちがいい思いをするためなら進んで大股開きしちゃってるのが、安倍政権の本質ってことなんだね。こういうのを、違憲総理の大好きな罵りにならえば「売国」って言います。

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2015年6月10日 (水)

憲法学者の「違憲」という指摘は、「そんなにやりたいなら憲法改定という王道を歩め」と諭してやってるようなものなんだから、そうした意見に敬意を払いこそすれ、お下劣な反論するなんてフテー了見だ。

 正直、めちゃくちゃ頭悪いと思う。憲法学者の「違憲」論に対抗して政府が提出した「合憲」論のことだ。違憲総理がG7で吹いたのと同じ砂川判決持ち出して、「合憲」だって喚いてます。憲法審査会で「違憲」表明して自民党に冷水浴びせた長谷部早大教授からも、「(憲法9条の下で)個別的自衛権と全く本質を異にする、他国を防衛するための武力の行使を認めてもらおうというところに無理がある」「閣議決定の繰り返しだ。これ以上、何か説得的な論理があるかと言えば、たぶんないだろう」って一蹴されちゃいました。

 そもそも、憲法審査会に招いた憲法学者の「違憲」という指摘に対して、わざわざ反論の政府見解を出そうなんて了見が不遜ですね。学者の見解にまずは敬意を払う。そして、その意見を政策に反映していく。それこそが為政者の務めであり、責任なんだね。違憲総理の大好きな有識者会議だって、本来は政府に対する異論を検証する場でなくちゃならんのだよね。ところが、こちらはお仲間ばかり集めての悪巧みですから、異論なんてのはそもそもあり得ようはずがない。オニギリ高村は、「学者の言う通りにしたら平和が保たれたか」ってほざいたそだが、だったらオメーらの有識者会議とやらもやめちまえ。

 しかも、集団的自衛権を合憲とする政府見解の根拠になっている砂川判決ってのがいかがわしいもんなんだよね。最高裁の砂川判決に絡んでは、田中耕太郎最高裁判事が判決前に一審判決破棄の意向をアメリカ側に伝えていたということが判明しとります。つまり、「ふるあめりかに袖はぬらさじ」どころか自分から大股開いちゃったわけです。司法の中立性どころか、こんなんで独立国とはよく言ったもんだ。で、そのいかがわしい砂川判決を根拠にしている政府見解とやらは、それだけで無理筋も無理筋、こんなんで憲法学者の「違憲」論に対抗できると思ってるとしたら、そんな頭の暖かい政治家にこの国をまかせるわけにはいきません。

安保法案 根拠乏しき「合憲」 政府見解「砂川判決」を拡大解釈

(安全保障法制)「違憲論封じ」政権躍起 安保法案「合憲」、野党は追及

安保法案:長谷部氏、政府見解を批判…違憲論高まる

「安保法案に関する政府見解」と「自民党議員向け文書」全文

 さらに、憲法学者の意見というのは、集団的自衛権の賛否には触れていないんだよね。あくまでも、政府が提出した安保法制=戦争法案が違憲だって指摘しているだけで、その心は、やりたかったら憲法改定という王道を歩めってことなんですね。なんでもかんでも「解釈」を変えればやりたい放題っていう、それこそ立憲主義の否定につながる蛮行に対してレッドカードを突けたってことなんだからさ。

 この政権の低脳ぶりってのはますますひどくなっているようで、立憲主義を習ったことがないって自慢して赤っ恥かいた東大出身の首相補佐官・磯崎君なんか、ツイッターでつぶやいた集団的自衛権のたとえ話を、10代の女の子に論破されちゃう始末だ。笑えますから、是非、ご高覧ください。

【悲報】総理補佐官の礒崎陽輔 (@isozaki_yousuke)が、ツイッターで喧嘩をふっかけるも論破され、相手が10代女子とわかるとブロックして逃走

 こんな補佐官がいるんだから、違憲総理もまた、こんな具合にそのお馬鹿ぶりをJKに諭されてます。

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 というわけで、こんなひとたちが喚く安保法制=戦争法案がいかにお下劣なものかを再確認したところで、お後がよろしいようで。

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2015年6月 9日 (火)

またぞろ砂川判決を引き合いにして「安保法制=戦争法案は合憲」とほざく違憲総理の無知蒙昧。

 まだ成立もしていないどころか違憲論議で炎上中の安保法制=戦争法案を、なんとまあ違憲総理がG7で吹きまくってます。でもって、ヨーロッパのお偉いさん方からは連帯の挨拶があったってんだが、そりゃそうだ。なんてったって、金だけじゃなくて、これからは兵隊さんも送り込みます。戦争するなら後方支援はおまかせください、ってんだから、こんな好都合なことはないわけで、テメーの人気取りのためなら自衛隊員の命のひとつやふたつどうってことないわいってなもんなんですね。

集団的自衛権、触れず 首相、独伊に安保法案説明

 でもって、G7閉幕の記者会見で、安保法制=戦争法案は違憲っていう憲法学者の指摘について問われて、またぞろ砂川判決を引き合いにして、「合憲だ」って肩怒らせたってね。この男は自分の頭で物事を考えるってことができないから、いつでも誰かさんが使った論法を拝借するんだが、この砂川判決ってのも集団的自衛権行使容認の閣議決定した時に、オニギリ顔の高村君が持ち出してきたもんなんだね。でも、この判決は個別的自衛権を認めたもので、集団的自衛権はまったく埒外のことってのは、もはや一般的な学説として確立されてます。だから、オニギリ顔の高村君もその後はこの判決と集団的自衛権をリンクさせた発言は差し控えるようになったんですね。

 ああ、それなのに、答えに窮したからなのかはわからんけれど、違憲総理が改めて砂川判決を引用しちゃったもんだから、おそらく帰国後の国会はこれまた揉めに揉めることでしょう。自民党は憲法学者の「違憲」発言に対抗すべく、反論見解とやらを提出するそうだが、その内容いかんでは違憲総理の砂川判決を盾にした合憲発言が問題視されるかもしれない。

「安保法案 合憲」強調 首相 砂川判決を引用

 しかしおかしな話ですね。憲法学者から「違憲」と指摘された時には、自民党のセンセイたちは「合憲か違憲かは最高裁が判断すべきことで、憲法学者ごときが憲法判断するんじゃない」なんて意味のことを喚いてたんじゃなかったっけ。それなのに、体制不利となったとたんに、自民党という一介の政党のくせして合憲論を振りかざそうなんてのは思い上がりも甚だしい。

 ママチャリ野郎、オニギリ高村を筆頭に弁護士上がりが自民党にはわんさかいるんだが、こんな勝手な法解釈している自分に嫌気がさしてこないのかねえ。こないんだろうなあ。だからこそ、自民党にいられるってわけか。こやつらの親の顔はもちろん、家族の顔も見てみたい今日この頃なのだ。

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2015年6月 8日 (月)

自民党の街宣車に怒号が飛ぶというめでたい状況に拍手喝采!&自民党が参考人に予定していた憲法学者からも立憲主義を脅かすような改憲の動きに批判の声。こちらも、めでたし。

 憲法学者の「違憲」表明がズッシリとこたえたようで、自民党は大慌てで街宣車繰り出して火消しに躍起になってます。でも、そうは問屋が卸さないのは世の常。ママチャリ野郎・谷垣君に向かって「帰れコール」が飛んだってね。それに対して、「『帰れ』と叫ぶだけで平和は来ない」って冷や汗タラタラで喚いたそうだ。

谷垣氏に帰れコール 「帰れだけで平和は来ない」と反論

・田中龍作ジャーナル
在特扱い 戦争法制で自民に「帰れコール」

・真実を探すブログ
自民党の全国一斉演説、聴衆から批判の声が殺到!「おもちゃにするな自国民」「戦場にはあなたが行け」「安保法制は違憲」

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 驕れる者は久しからず、とはよく言ったもので、集団的自衛権行使容認の閣議決定まで遡って「そもそも論」されちゃったら、自民党に到底勝ち目はありません。そりゃあ、上を下への大騒ぎになるのは当たり前で、「時間なんか制限する必要ない。質問する方も『これ以上はありません』というところまでやらなければいけない」なんて徹底審議をほのめかしていた土建政治の二階君なんかも、「そもそもこういう人を呼んでくるのが間違いだ。党の方針は初めから決まっている。あくまで参考意見で大ごとに取り上げる必要はない」てなことを口走る始末だ。

 「こういう人を呼んでくるのが間違いだ」ってんなら、どのひと呼んだらよかったのって聞きたくなるのが人情というもので、当初自民党が予定した参考人が佐藤幸治・京大名誉教授なんだね。で、土曜日に日本国憲法に関するシンポジウム「立憲主義の危機」が開催されんだが、そこで佐藤教授が基調講演をした。佐藤教授が言うことにゃ、「(憲法の)本体、根幹を安易に揺るがすことはしないという賢慮が大切。土台がどうなるかわからないところでは、政治も司法も立派な建物を建てられるはずはない」「いつまで日本はそんなことをぐだぐだ言い続けるんですか」と立憲主義を脅かすような改憲の動きを批判したってね。

憲法改正:「いつまでぐだぐだ言い続けるのか」 佐藤幸治・京大名誉教授が強く批判

 「違憲ではないという著名な憲法学者もたくさんいる」って言ってたくせに、そもそもの参考人予定の学者先生にすら自民党の憲法無視したやり口を批判されちゃったんだから、街宣車繰り出してたわ言喚いたくらいじゃ、一度火がついた一般大衆労働者諸君の積もり積もった怒りのマグマに水をかけることはできません。これが「国民の声」ってやつで、これこそが戦犯でありつつもCIAに強力することで総理大臣にまで成り上がった爺さん以来の安倍・岸家のトラウマなんですね。

 自民党の街宣車に怒号が飛ぶというめでたい状況に呼応して、新聞・TVにだって少なからずいるであろう心あるひとたちも一斉に立ち上がることを切に願ってやまない梅雨入り直前の朝であった。

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2015年6月 7日 (日)

「年金にマイナンバーを使用することは、今回の事件の検証を踏まえて導入時期を考えていきたい」(甘利経済再生担当大臣)。年金機構のHPにアクセスできなくなっているようだし、マイナンバーもセキュリティーの脆弱性が発覚してきたんじゃないの。

 憲法学者が学者としての矜持を示した「違憲」表明はガッツ石松の「幻の右フック」(にしてもたとえが古いね)のように強烈なカウンターとなって、違憲総理はほとんどTKOって状態なんだが、こんな状況にジンワリとボディーブローのようにきいてくるのが日本年金機構の「漏れた年金」であることは間違いない。

 なんてったって、政権投げ出しのきっかけをつくったのが「消えた年金」ですからね。「最後の一人に至るまで、記録をチェックして、まじめにこつこつと保険料を払って頂いた皆さんの年金を正しくきっちりとお支払いしていく」って絶叫した参議院選でボロ負けした記憶はおそらくトラウマとなって違憲総理のプライドを蝕んでいるはずなんだね。てもって、ようやくほとぼりが醒めようって時に、よりにもよって年金情報がダダ漏れってしてたってんだから、これはもう「消えた年金」騒動の日ではありません。

 単に「漏れた年金」ってだけでなく、事は安全保障にだって繋がっていくんだね。それが証拠に、防衛省でも情報漏れがあったんじゃないかという報道もあったくらいで、いかにこの国の情報セキュリティーシステムが脆弱かってことを世界中に宣伝しちゃったようなもんですからね。調査の結果、防衛省からの情報流出はなかったってことになっているようだけど、ホントのところはどうなんだか・・・。

年金情報流出 防衛情報も標的か 同種ウイルス ほか300カ所にも

 また、マイナンバーの施行が10月に迫っているというこの時期の「漏れた年金」騒動ってのは、政府にとってはバッドタイミングなんてもんじゃありません。「(マイナンバーは)しっかりファイアウォールが敷かれている」から大丈夫なんて布袋頭の甘利君は当初のたまってたけど、どうやら根本的な欠陥がありそうだってことがわかってきたんじゃないのでしょうか。ここにきて、年金との連携は当面は見合わせるなんてことを口走るようになってきました。

マイナンバーと基礎年金番号結びつけ 時期検討

 そもそも、このマイナンバー制ってのは、正しくは「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」というもので、その基本は国民総背番号制なんだね。マイナンバーも「行政手続き特定個人識別番号」ってのが正式名称で、ようするに国民にメリットがあるわけでなく、あくまでも役所の側の行政手続きの効率化を図ろうというのが建前で、その心は税金のとりっぱぐれがないように番号で個々人を管理しようってもんなんだね。それ以上でも以下でもなかったはずなんだが、ならばってんでここに医療履歴だ銀行口座だ年金だなんだかんだと、個人情報を一元化しちゃえばもっと国にとっては都合がいいんじゃないのってなったんですね。

 ここで問題なのは、ではあれほど大騒ぎした住基ネットはどうなったってこと。いまや形骸化しちゃって、住基ネットの番号なんてほわとんどのひとが知っちゃいません。でもなくなったわけじゃないからね。毎年のランニングコストも相当額かかているはず。これがマイナンバーになると、初期費用だけで住基ネットの数倍となる約2700億円もの費用がかかると言われてるんだね。運営費は年間200~300億円だそうだ。

 ここまでくるとピンときます。そうですね、IT業界にとってこんなおいしい話はありません。ITバブルだね。で、国にとってはあらゆる個人情報を一元管理できちゃうんだから、映画『未来世紀ブララジル』で描かれた高度な情報統制国家への道が開けるかもしれない・・・なんてことは妄想としても、とてつもなく権力者にとってはメリットのある制度であることは間違いありません。

 そうした権力者の目論見を潰しかねないのが「漏れた年金」騒動というわけで、「漏れた年金」と「違憲法案」のダブルパンチは、ひょっとしたら違憲総理を立ち上がれないほどに叩きのめすことになるかもしれない・・・、いや、そうあって欲しいと心躍る日曜の朝であった。

 そういえば、昨日当たりから日本年金機構のホームページにアクセスできなくなっているよだ。「安全性に弱点がある」って指摘があったから、安全性を高める作業してるんのがその理由とか。なんか原始的なことむやってるね。こんなのにマイナンバーなんか任せていたら、とんでもないことになりますよ。

年金機構 HP閲覧停止 「安全性に弱点」指摘受け

【くろねこの競馬予想】

 今年の安田記念はどの馬にもチャンスがありそう。ならば、マイル路線のスターになる可能性を秘めたモーリスで勝負。相手は手広く、ダイワマッジョーレ、リアルインパクト、フィエロ、ヴァンセンヌ。穴なら、サンライズメジャーにカレンブラックヒル。
◎モーリス、○フィエロ、▲ヴァンセンヌ、△ダイワマッジョーレ、リアルインパクト、サンライズメジャー、カレンブラックヒル

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2015年6月 6日 (土)

「解釈改憲は行政府の裁量の範囲内だ}(中谷防衛大臣)。ようするに、「憲法だろうとなんだろうと政府が右って言ったら右なんだ」ってことです。この発言そのものが憲法違反だから。こうなったら、懲罰動議だね。

 覚悟がない政治屋の醜態が止まりません。防衛大出身で気分は軍人の防衛大臣・中谷君のことです。違憲総理がG7に逃げ出しちゃったもんだから、ひとりで野党の集中砲火を浴びてます。でもって、ただでさえ答弁ベタにもってきて、信念もへったくれもないもんだから、聞きようによっては憲法否定するようなことまで口走る始末だ。

「解釈改憲は行政府の裁量の範囲内だ」
「現在の憲法をいかに法案に適応させればいいかを議論し、閣議決定した」

 国家権力の裁量の範囲を憲法によって制約すると考えるのが立憲主義なんだから、気分は軍人の中谷君のこうした発言そのもが憲法違反です。この発言ってのは突き詰めれば、「政府が決めるから、国民はおとなしく従いなさい」って言ってるようもんなんだね。

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 で、こうした憲法をないがしろにする発言は、なにも気分は軍人の中谷君に限ったことではなくて、安保法制=戦争法案をナンミョー党の北側君とぐるになって取りまとめたオニギリ顔の高村君もとんでもない発言してます。

「学者は9条の字面に拘泥する」

 だとさ。このオッサンは曲がりなりにも弁護士出身なんだね。何を勉強してきたんだか。法律の文言ひとつひとつに真摯に対応していくってのが法治国家の基本中の基本です。

安保法案審議 立憲主義に反する解釈変更 政権「裁量の範囲」強調

 この一連のトンデモ発言は昨日のエントリーで紹介した政界の失楽園・船田君の「憲法学者は解釈に厳しい意見を持っているが、現実の政治を考えるとそれだけで済む問題ではない」ってのに通じますね。つまり、どいつもこいつも「行政府の裁量」という中谷発言と同じメンタリテイーで、政治してるわけです。法律なんてどうでもいいって言ってるようなもんだね。

 こんな奴らが推し進めようとしている安保法制=戦争法案なんか成立した日にゃ、それこそ「行政府の裁量」で息をするのさえ取締りがあるかもしれないよ。それはともかく、ここまで追い詰められると、打たれ弱い世襲政治屋揃いの安倍政権のことだから、ヤケのやんぱちで強行採決してくるかもね。そうさせないためにも、ここは一押しニ押し三の押し、押してもだめなら蹴飛ばしてでも「NON」と声をあげ続けることです。なんてったって、「国民の声」ってのは、違憲総理が爺さんから引き継いだトラウマみたいなもんですからね。

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2015年6月 5日 (金)

「違憲ではないという著名な憲法学者もたくさんいる」(菅官房長官)って、まるで「みんな言ってるもん」って口とがらせる駄々っ子みたいだね。「たくさんいる」ってんなら、「出てこいや~!」ってなもんです。

 ははは、産経新聞が「自民党のミス」って地団太踏んでます。そりゃ、そうだ。与党+次世代の党の参考人も含めて、憲法審査会に招かれた3人の憲法学者に、「安保法制=戦争法案は憲法違反」って断じられちゃったんだからね。集団自衛権行使容認の閣議決定以来というもの、なんか安保法制=戦争法案が当たり前のように新聞・TVで語られてきたのを卓袱台返ししたようなもんですからね。こんな痛快なことはありません。

 ていうか、これこそがまともな議論なんだよね。しつこいほどのこのブログで書いてきたけど、集団的自衛権行使容認の閣議決定そのものが違憲の疑いがあるんだから、そこをしっかりと議論することからしか物事は始まらないんですね。しかも、閣議決定した内閣ってのが、そもそも「違憲状態」の選挙で選ばれたセンセイたちなんだから話にならないってのがまっとうな社会常識ってもんです。

安保法案 参考人全員「違憲」 衆院憲法審 与党推薦含む3氏

 

 憲法学者の意見は新聞が詳報しているのでそちらにまかせて、なんといっても書かずにいられないのは昨夜のTVニュースですね。まず、夕方のテレビ朝日『スーパーJチャンネル』。冒頭のニュースは、なんとまあ水泳選手の窃盗騒動。次にきたのが中国の客船転覆事故。で、結局のところいま注目のニュースなんてコラム風なコーナーでチョロっと流しただけ。しかも、なんのコメントもなし。おかなしな話だね。安保法制=戦争法案の国会審議が始まった時には、連日項目ごとに怪しげな専門家呼んで解説させてたくせに、その法案の根柢を揺るがす意見を憲法学者が憲法審査会で表明したことはその他大勢ってな扱いでお茶濁しちゃうんだからね。

 NHKの7時のニュースは、トップが那覇空港で起きた自衛隊のヘリコプターが原因の離着陸トラブル。それから、選挙権18歳引き下げ、中国船転覆と続き、ようやくその後に憲法審査会での「違憲」表明が話題にといった具合だ。『ニュースウォッチ9』も似たようなもんで、どちらもテレ朝と同じくコメントなし。

 でもって、テレビ朝日『報道ステーション』です。こちらは、「漏れた年金」問題からマイナンバーがトップ。それが一区切りついたところで、フルイタチ君がもってまわったような薄ら笑いを浮かべつつ、「憲法審査会」が登場。ひとしきり映像が流れたところで、コメンテーターのモデルまがいの無精ひげの経営コンサルタントに話を振ると、「集団的自衛権が憲法違反かどうか。そこを話す必要がありますよね」なんて意味のことを掛け合い風に演じてくれました。このお兄ちゃんコメンテーターは、先週だったと思うのだが、安保法制=戦争法案について「集団的自衛権に賛成」という立場を表明したうえでなんだかんだコメントしてたんだが、その時にはこの法案の違憲性なんてことはおくびに出さなかったんだよね。こういう輩のなんと多いことか。いかにこやつらが世間をミスリードするかじ取り役を担っているかってことです。

 で、政治家センセイなんかそれに輪をかけて、与太飛ばしまくってます。まずは、貧相顔の官房長官・菅君。「憲法解釈として法的安定性や論理的整合性が確保されている。違憲との指摘は全く当たらない」だと。おいおい、「歴史的判断は専門家にまかせるべきだ」ってのが口ぐせの内閣が、憲法の専門家が「違憲だ」って断言しいることに文句言ってんだから世話ありません。

 さらに、「違憲ではないという著名な憲法学者もたくさんいる」ってんだが、これって「みんなそう言ってるもん」っていう子供の言い訳と同じレベルなんだね。「たくさんいる」ってんなら、「出てこいや~!」ってなもんです。

 政界の失楽園・船田君に至っては、立憲主義を否定するようなこと喚いちゃってます。「憲法学者は解釈に厳しい意見を持っているが、現実の政治を考えるとそれだけで済む問題ではない」とさ。これって、政府の政策が時として憲法よりも優位に立つって言ってるようなもんでしょ。これこそ、立憲主義の否定でなくしてなんでありましょう。憲法99条「憲法尊重の義務」をよく読んでみるこった。

憲法99条「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」

 隠し砦の三賢人が「違憲」表明したからといって、安保法制=戦争法案が白紙に戻るわけではない。しかし、存立危機事態とはなんぞやなんて消耗な議論よりも、まずは法案の元になった閣議決定そのものの「違憲性」こそが議論されるべきだということに少なからずスポットライトが当たったということは、ちょいと風穴開けたようで、とりあえずは痛快な金曜の朝となったのであった。

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2015年6月 4日 (木)

「安保法制は憲法違反」。憲法学者171名が声明。とにかく声を上げること。、国民の声こそが、違憲総理にとっては爺さんの時代からのトラウマですからね。

 「漏れた年金」で、国会も大炎上。違憲総理にとって年金問題はやっぱり鬼門だったようで、おかげでこのままなし崩し的に忘れ去られようとしていた「消えた年金」まで蒸し返されちゃって、ざまあないやです。「天網恢恢疎にして漏らさず」ってわけですね。

 ところで、集団的自衛権行使容認の閣議決定が憲法違反であり、安保法制=戦争法案はなによりもその原点に立ち返って閣議決定の違法性をこそ問うべきだってことは、これまでも口を酸っぱくして言ってきたし、昨日のエントリーでも改めて書いたんだけど、ようやく憲法学者が立ち上がってくれました。171名の憲法学者が賛同して、「集団的自衛権の行使が認められる場合の規定が極めて漠然としており、憲法9条に反していると指摘したうえで、国会に対し、法案は重大な問題をはらんでおり、拙速に採決を行わないよう」に声明を出したってね。

安保関連法案は“憲法違反”  学者が声明

 80時間という審議時間をのんべんだらりんとやり過ごしたら、そのまま採決ってのが違憲総理が目論んでいることで、野党の中にだって安保法制=戦争法案に賛成なのはゴロゴロいるわけだから、ま、成立は時間の問題です。でも、ちょっと待て。そうは問屋が卸すもんかいってのが憲法学者の声明なんであって、こうして声を上げることに意味があるんですね。なんてったって、新聞・TVは違憲総理と飲み友達ですから。ジャーナリズムとしてまったく機能してませんから。

 NHKのニュースでも報じられたようだけど、本当なら今日の新聞一面を飾ったっておかしくないほどのインパクトある声明なんだね。特定秘密保護法の時に声明出してその後尻すぼみになってしまったジャーナリストの皆さんも、そして映画、演劇などあらゆるクリエイティブなジャンルからも、これに乗じて具体的な行動が起きて欲しいもんです。一般大衆労働者諸君がどんなにあがきもがこうと、まずはメディアで発信する機会のある人たちが動いてくれないことには、どうにもならないってところもあるんだよね。

 その意味では、若白髪の青木理君が気張ってくれてます。今週のサンデー毎日のコラム『抵抗の拠点から』で、レレレのシンゾーと不愉快な仲間たちを「ヤンキーかチンピラか」と一刀両断してくれてます。久々に小気味いい週刊誌のコラムです。是非、ご一読を。

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2015年6月 3日 (水)

安保法制=戦争法案是か非かって前に、その発端となった解釈改憲そのものに憲法違反の疑いががあるんだから、そこを真っ先に追求するのが立法府たる国会の務めだろう。

 東京都観光ボランティアのユニフォームってやつが、目を覆いたくなるようなデザインで、ああ、恥ずかしい。こんなの着たボランティアが、東京オリンピックではあっちゃこっちゃを闊歩するわけか。なんてこったい。安物買いの銭失いってやつですね・・・って、ちょっと違うか??

・タマキ フジエが東京都観光ボランティアのユニフォームをデザイン

 そんなことより、年金情報だだ漏れ事件です。日本年金機構に名前は変わっても、中身は社会保険庁時代のままなんだね。ようするに、機構側の人間にとっては、管理している年金情報なんてのは他人事なんですね。だから、第一次安倍内閣の時に「消えた年金」問題が勃発したわけで、それがきっかけでレレレのシンゾーはお腹痛くなって政権放り出しちゃったのでした。

 それがまた繰り返されたってことなんだが、この「他人事」って感覚は、安保法制=戦争法案の議論聞いてても随所に見てとれます。なんてったって、戦争に参加することになるかもしれない法案だってのに、「自衛官のリスクが高まることはない」なんて白昼堂々とのたまっちゃうくらいですからね。もしわが身に降りかかるかもしれない、って想像力が少しでも働けば、こんな嘘八百は恥ずかしくって口に出すことなんかできません。

 ようするに、自分たちは安全地帯に身を置いて、「わが国に戦禍が及ぶ蓋然性を総合的に判断」して、その結果国民を戦地に送り込むだけなんだから、そりゃあ、他人事にもなろうってもんだ。こうなったら、安保法制=戦争法案に賛成した政治家の子息、子女はもちろん、姻戚関係者までを含めて真っ先に戦地へと赴いていただきたい。子息、子女がいない場合は、これはもう当の本人が行くっきゃないでしょう。ま、違憲総理なんかはこの類ですね。「まず、総理から前線へ」ってなもんです。それこそが、「ノブリス・オブリージュ(貴族=特権階級に課せられた義務)」ってもんです。

 それにしても、安保法制=戦争法案の国会審議っては生ぬるい。野党に覚悟がないのがその一因です。なぜかと言えば、野党の中にも戦争法案に賛成ってのがゴロゴロいるからなんですね。だから、存立危機事態がどうしたこうしたなんて議論したって、何の解決にもならない。ここはやっぱり、何度も書くけど、集団的自衛権行使容認の閣議決定そのもが憲法違反だってところから始めなくちゃいけない。安保法制=戦争法案だけでなく改憲にも賛成というひとたちの中にも、解釈改憲が憲法違反であり、立憲主義を否定するやり方には断固反対っていう立場をとるひとって数多くいるんだよね。

 安保法制=戦争法案是か非かって前に、その発端となった解釈改憲そのものに拳法違反の疑いががあるんだから、そこを真っ先に追求するのが立法府たる国会の務めだろうに・・・。

 「多数決で勝った人が総取りで、勝手に憲法を解釈してもいいし、力で押して法律を変えてもいいんだよというのは民主主義でもなければ法治国家でもない。それを独裁制とか王制と呼ぶんです」と作家の高は源一郎は毎日新聞のインタビューに答えているけど、そうならないためにも、国会とは何ぞや、ってことを改めて考えるみる・・・それが、いま最も必要なことなのだよ、ワトスン君、と我が家のドラ猫に囁いてみる雨の水曜日である。

特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 「平和」の名の下に 作家・高橋源一郎さん

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2015年6月 2日 (火)

年金情報125万件流出。マイナンバーもだだ漏れするんでしょうね&「日本攻撃の意思のない国にも集団的自衛権行使」(安倍晋三)。ようするに、アメリカの戦争に「地獄の底までつき合うぜ」ってことか。

 日本年金機構が125万件もの年金情報を垂れ流しちまったってね。夕方のニュースでは、「サイバー攻撃」なんて言い訳してたけど、実は職員がウィルスメール開いちゃったのが原因だそうで、なんのことはないただの人災ですね。これが「百年安心年金」の実態です。

 職員の不注意が原因ってことは、この秋にも実施されるマイナンバーも同じようなことが起きることは充分に考えられますね。ていうか、アメリカでは同じようなシステムの社会保障番号がだだ漏れしていて、なりすましによる詐欺被害が後を絶たず、制度そのものを廃止した方がいいんじゃないかとも言われてる。マイナンバーの管理は役所だけじゃなくて、給与や社会保険との関係で会社も関与するんだから、個人情報が漏洩する危険性は年金の比ではありません。

年金情報125万件流出 基礎番号・氏名など 不正アクセス

 所管大臣である布袋頭の甘利君は、「(関係職員が使う)業務情報とマイナンバーは全く別の場所で管理され、しっかりファイアウォールが敷かれている」なんて能天気なことのたまっとります。「火山が爆発しても川内原発に影響はない」ってのと同じで、政治屋が「モウマンタイ(無問題)」って口にする時は疑ってかからなくてはいけません。「状況が変わった」って前言翻すのは、政治屋の習い性ですからね。

 そんな具合だから、安全法制=戦争法案なんか危なっかしくて、こんなもの通しちゃいけません。違憲総理の説明も凄いことになってます。突けば突くほどボロが出て、とうとう「日本への攻撃意思のない国にも集団的自衛権行使できる」って口走ったようですね。「(日本攻撃の)意思がなければどうかという単純な議論ではない。わが国に戦禍が及ぶ蓋然性を総合的に判断する。攻撃国が、外形的に(日本攻撃の)意思がないと言っているだけでは判断できない」そうだ。役人言葉を使っちゃいるが、ようするに日本への攻撃意思があるかないかはどうでもよくって、その心はアメリカの判断次第ってことです。

集団的自衛権 首相見解 日本攻撃意思不明でも行使

 アメリカの判断次第、ってのが安全法制=戦争法制の肝なんだね。でも、さすがにそんなこと言ったらネトウヨにすら相手にされなくなるから、質問をはぐらかしたり、詭弁を繰り返すことで、自己矛盾の渦に巻き込まれちゃってるわけです。哀れといえば哀れなんだけど、ま、自業自得ってやつです。そんなんだから、質問者の言動にいちいち反応して、つまらないこと口走っちゃうんだね。昨日も、「早く質問しろ」発言を形ばかりの謝罪したその舌の根も乾かないうちに、答弁席でネチネチと野次ってましたからね。

 6月19日に強行採決なんて記事書いてる週刊誌もあるようだけど、安保法制=戦争法案の国会審議で支離滅裂な醜態をさらす違憲総理ではとてもこれ以上はもたないって動きが出てきても不思議じゃない。まんざら飛ばし記事と笑ってばかりもいられない今日この頃になるかもしれないね。

安保法案 官邸が想定する強行採決タイムリミットは6月19日

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2015年6月 1日 (月)

「早く質問しろよ」発言の瞬間映像&「人の生死」や「戦争」についての違憲総理の「大げさなんだよ」発言は、これだけで人間失格だね。

 昨日のエントリーで、「今年のダビーは皐月賞の1、2着馬、ドゥラメンテとリアルスティールのどちらかが勝つ」って予想したんだけど、やっぱりなってな具合でドゥラメンテが圧勝。リアルスティールは惜しくも4着。距離は2000mがベストか。単穴に期待していたポルトドートウィユはわずかながらも出遅れがこたえた。さすがにダービーで後手を踏んでは巻き返しは容易ではない。見せ場もなく12着は残念。馬券は、ドゥラメンテ、リアルスティールからワイドで流してたので、1-14をゲット。どうにか形はついたってところでしょうか。

 それはさておき、レレレのシンゾーの「早く質問しろよ」です。その瞬間の映像はテレビ朝日が流してたんだけど、なかなか見つからなくて難儀しとりましたが、ようやくめっけです。いまどきの世襲政治屋のお下劣振りをとくと御覧じろ。


2分30秒あたりからどうぞ。

・真実を探すブログ
安倍首相の国会ヤジ、炎上が収まらず!遂には報ステもヤジを飛ばす瞬間の安倍首相を報道!満足気に「早く質問しろよ」

 ところで、この映像では声しか聞こえないんだけど、レレレのシンゾーはピースボート辻元君の「いま、人の生死とか戦争とかについて話しているんですよ。ですから、私は先程、大げさなこと申し上げたんではないんです」って発言に対して、「大げさなんだよ」って言い返してるんだね。「早く質問しろよ」も相当クズな発言だが、「人の生死とか戦争」の話を「大げさなんだよ」って居丈高に野次り返すってのは、もはやひととしての品性を疑います。ていうか、「国民の生命と財産」を守るべきことこそ本文とすべき総理大臣が、「人の生死」や「戦争」を「大げさな」こととして問答無用に切り捨てるのは、それこそ腹切ったって済むことじゃありません。

 こんなんだから、「自衛官のリスクは高まることはない」なんてことを平然と口にできるんですね。ようするに、「人の生死」を軽んじてるってわけです。だから、「戦争のできる国」にすることにも、何の痛痒も感じることはない。それどころか、「我が軍」なんて最高司令官を気取って高揚しちゃうんだから、気分はもう開戦前夜なんでしょう。

 「大げさなんだよ」発言については、ブログ「晴天とら日和」さんもリポートしているので、そちらも併せて是非ご一読を

・晴天とら日和
【衆議院特別委員会での醜いヤジ】 「いま人の生死とか戦争とかについて話しています.大げさなこと申し上げたんではない」と言う辻元議員の言葉に. 「大げさなんだよ」と総理がヤジる!

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