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2015年6月13日 (土)

「国民を惑わす強弁」。砂川事件弁護団から怒りの鉄槌&砂川判決を「ふらちな拡大解釈」する高村正彦(自民党副総裁)もかつては「集団的自衛権は憲法上許されない」って答弁してたってね。

 その昔、霊感商法で多くの被害者を出したハッピーワールドという会社があってな、その顧問弁護士をオニギリ顔の高村君がやっとったそうな。そこでじゃ、この男は、時価380万円の乗用車「日産・セドリック」を提供されていたんじゃ。ハッピーワールドというのは、統一教会とも関係が深い会社でな、霊験あらたかというお題目で印鑑や高麗人参を売りつけて、それはそれは大儲けしたそうな。ま、それだけの話なんだか、そういうことぞなもし。

 で、そのオニギリ男の高村君が持ち出した砂川判決に関わった弁護団の有志が、「国民惑わす強弁」と声明文を出した。皆さん、怒ってっておられます。当然だよね。弁護士出身でありながら、憲法はないがしろにするわ、判決文は「ふらちな拡張解釈」するわで、とてもじゃないけど見逃すわけにはいかないってことです。

砂川事件弁護団 再び声明 合憲主張「国民惑わす強弁」

 こうなったら、レレレのシンゾーを筆頭に安保法制=戦争法案をごり押しする政治家と合憲派学者をひとまとめにして、違憲とする憲法学者や砂川事件弁護団と公開討論なんかしてみたらどうだろう。もちろん、「ふらちな拡大解釈」している政治家どものかつての国会答弁や自著における発言なんかも参考資料として使っていただきたい。

 気分は軍人の防衛大臣・中谷君なんか困っちゃうだろうね。2007年11月に出版した『右でも左でもない政治―リベラルの旗』(幻冬舎)って著書の中で、「私は、現在の憲法の解釈変更はすべきでないと考えている。解釈の変更は、もう限界に来ており、これ以上、解釈の幅を広げてしまうと、これまでの国会での議論は何だったのか、ということになり、憲法の信頼性が問われることになる」って明言してますからね。

著書と対談で明言…中谷防衛相にも“違憲発言”の過去が発覚

 でもって、オニギリ顔の高村君も外務大臣の時に、「憲法第9条の下において許容されている自衛権の行使は、我が国を防衛するため必要最小限度の範囲にとどまるべきものであると解しており、集団的自衛権を行使することはその範囲を超えるものであって、我が国の憲法上許されない」って答弁してるんだね。当時はそれが政府見解だったから職責上当然の答弁なんだろうが、やはり政治家の発言としての整合性ってのはつつきたくなりますね。なんてったって、「これまでの憲法解釈との論理的整合性は保たれている」ってのが安保法制=戦争法案をごり押ししている勢力のなんとかのひとつ覚えなんだからさ。

・世に倦む日日
16年前の高村正彦の外相答弁 - テレビは高村正彦の二枚舌を映し出せ

 民主、共産が欠席した昨日の衆院特別委員会で、多くの憲法学者から違憲と指摘されていることについてどう思うかって問われた、気分は軍人の防衛大臣・中谷君は、「国民に選ばれた議員が国の決定をする。意見を聴くのは参考の一助だ」(党協新聞より)ってのたまったそうだ。

 おいおい、その国民の多くは安保法制=戦争法案に反対しているんだよ。選挙で選ばれたってことは白紙委任を意味してるんじゃなくて、あくまでも一般大衆労働者諸君は仕事に励んでいて暇がないから代わりに頼むよって言ってるにすぎないんだね。それが「負託」ってやつで、「他人に任務や責任を引き受けさせてまかせること」だけど、けっして具体的な案件をまかしてるわけではない。だから、ちょいと意見が分かれるようなことは、ちゃんと有権者にその経緯を説明すして、有権者の声を反映する義務があるんですね。丸投げしてるわけじゃないんだからさ、そこんところよろしくの土曜の朝であった。

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コメント

思想家・内田樹が言っております。

滅私奉公的にアメリカの世界戦略に従属する代償に「戦争ができる国」になる許可をアメリカから頂くことを「対米自立の達成」だと思っている人たちがいま安保法制の成立を急いでいます。

60年安保を再現させよ!
若者よ、議事堂を占拠せよ!
これなくして「違憲安保法制」の粉砕ならじ!。


投稿: 岡目五目 | 2015年6月13日 (土) 22時39分

一応法曹資格があるオニギリ高村や秋田出稼ぎ貧相顔菅は、違憲表明した大多数の憲法学者などナンボのもんだと、アーダラコーダラ三百代言のオンパレードだ。
圧倒的多数憲法学者の違憲表明で潮目が変わったと思っていたところが、すっとこドッコイ、“維新が安保法制の対案を提出方針、自公と修正協議の可能性”で、また潮目が180度変わったってか? 故川島正次郎の名言“政界は一寸先は闇”とは言え、この先、一波乱も二波乱もあるんかいな?

投稿: アル中 | 2015年6月13日 (土) 16時57分

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