「内部文書から見る安保法制」(TBS『報道特集』)+「アーミテージ・ナイレポート」・・・すべては小泉から始まった。
庭にいついた仔猫と我が家のドラ猫とのバトルも一段落。お互いに妥協点を見出したようで、棲み分け、共存の道を歩みそうな気配にホットする月曜の朝である。
こんな具合に世界もひとつになれればいいのだけれど、いらぬ挑発してお隣さんの神経逆撫でするような男が権力の座に居座っちゃってますからね。こやつのおかげで日本は「存立危機事態」に陥りつつあるから嫌になってしまうのだ。で、どうした風の吹き回しか、今日東京で開催される韓国政府主催の日韓国交正常化50周年の式典にレレレのシンゾーが出席するそうだ。
でも、不思議なのはこのニュースは韓国メディアから一報が流されてるんだね。おそらく、アメリカから、「いつまでも大人気ないことしてんじゃない、いい加減にしろよ」ってプレッシャーがかかったんじゃなかろうか。ここらで関係改善なんて殊勝な気持ちではないことは確かだろう。日韓外相会議もどうにか表立って揉めることもなかったし、世界遺産登録でも百済登録に協力するというバーターで、どうにか手打ちにもっていったようだから、とりあえず安保法制=戦争法案を強行採決してでも成立させるまでは、へたな波風立てたくないという意識も働いてんでしょうね。
その安保法制=戦争法案だけど、TBS『報道特集~内部文書から見る安保法制』によれば、どうやら11年前に既に外務省内で極秘に議論されてたってね。11年前といえば小泉政権時代です。そっか、なんのことはない、安保法制=戦争法案は小泉が発端で、レレレのシンゾーはそれを引き継いでるんだね。日本で税金払ってないって噂のヘイゾーを重用しているのも小泉の意向が働いているに違いないし、すべてはそこが始まりなのかもね。
そうなると、小泉がご隠居ソーリとなったいま、細川の殿様と組んで反原発で動き回っているってのも、ちゃんと裏があるのかも。ちょっとしたガス抜きでやってるだけなんじゃないのか、なんてあらぬ妄想もしてみたくなろうというものだ。
【動画】「内部文書から見る安保法制」①
【動画】「内部文書から見る安保法制」②
【動画】「内部文書から見る安保法制」③
それはともかく、レレレのシンゾーが詭弁を弄してでも押し通そうとしている安保法制=戦争法案は、「アーミテージ・ナイレポート」が下敷きになっているとも言われている。このレポートが最初に提案されたのが2000年。続いて、2007年に第二次レポートが、そして2012年に第三次レポートが提案された。11年前の外務省内部文書というは、2000年のレポートを受けるカタチで作製されたってことにもなりますね。
このリポートには、「防衛庁の省への昇格」「集団的自衛権の行使」「有事法制」「ホルムズ海峡への海上自衛隊掃海部隊の派遣」「日米のパワー・シェアリング(力の分担)」「日本国憲法改正」が提言されていて、「防衛庁の省への昇格」は既に実現しているんだね。
・田原総一朗:安保関連法案は「第3次アーミテージ・ナイレポート」の要望通り?
アメポチ総理から政権を引き継いだ時にこうした政策を推し進めていく手筈だったんだろうけど、突然お腹痛くなっちゃってトンズラしたもんだから、頓挫してたんですね。福田も麻生も、なんだかんだ言いながらこうした政策には積極的に関わらなかったのが、それを物語ってます。
でもって、ゾンビのごとく復活しちまったいまこそが千載一遇チャンスで、ここでヘタ打ったら政治生命だけでなく、生き恥さらして生涯を終えることになるかもしれない。それくらいの報復をアメリカは仕掛けてこないとも限らない・・・なんてビビりまくったあげくに、学者が違憲と言おうが、一般大衆車労働者諸君や戦場に駆り出されるはめになるかもしれない若者たちが「NON」声を上げようが、白を黒と言いくるめてまでゴリ押ししようとしているんじゃなかろうか。
そう言えば、レレレのシンゾーを筆頭に、合憲だって喚いている政治屋どもの顔つきが、何かに取り憑かれたみたいにやたら醜悪になってきてますからね。人三化け七とはこのことか。
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コメント
話がそれまして、申し訳ありません。私は大婆だから覚えております。戦後すぐに日本は民主主義国家になつたのだから、これからは政治家や公務員は「国民の公僕」だ。公僕として国民の為の仕事をしてもらう。と、ほとんどの人がそう思い、話てました。最近その言葉を聞かなくなつたみたいですねー。
投稿: hanazono | 2015年6月22日 (月) 12時45分
そっかあ、元凶は小泉元首相だったのかあ。
それで目くらましに反原発運動…。
某ブログで、今の政権は「サイコパス」の人たちがやっているって書いていたけど、サイコパスの定義を読んだら、ホント、みんなあてはまりました。
ところでクロネコさんちのドラ猫さんは、やっぱりカラス猫さんですか? 私の最後の相棒はサビ猫でした。
黒白茶の絵の具を塗ったくったような不細工な柄でしたが、寡黙で寂びの効いたいい猫でした。
投稿: さやこ | 2015年6月22日 (月) 09時27分