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2015年7月16日 (木)

「強行採決されても、諦めないで下さい。予定通り、バカがバカをやっただけです。“やっぱり来たか!バカ野郎!”と言っていればいいのです。強行すれば、参院選はつまずく。いや、つまずかせる」(小林節慶大教授)。さあ、戦いはこれからだ。

 NHKが安保法制=戦争法案審議の中継しないもんだから、衆議院TVで観ていたんだけど、相変わらずレレレのシンゾーの答弁はひどいもんだ。ああ言えばこう言うならまだしも、そもそも野党議員の質問の主旨がまったく理解できてないもんだから、自分が言いたいことだけをえんえんと舌ったらずのロレツの回らない口調で繰り返すだけ。これって懲罰動議もんですね。

 「(集団的自衛権行使は)選挙で信任された」なんてことをぶちかましてくれた時には、「アベノミクス選挙」って喚いてたのはオメーだろってTVに向かってつぶやいちまった。「まだ国民の理解が進んでいない」なんてことも口走ったり、砂川判決を突っ込まれてシドロモドロでヘロヘロになったり、ああ、これじゃあ、レレレのシンゾーの広報に成り下がったNHKにはとてもじゃないけど中継できるわきゃないと妙に感心してしまったのであった。

安保関連法案審議を中継しなかったNHKに非難殺到 「公共放送として自殺行為」「放送史上最大の汚点」

 でもって、強行採決したその夜のレレレのシンゾーと酒食を共にしたのが、老川祥一読売新聞グループ本社取締役最高顧問、洋画家の絹谷幸二ご一行様。洋画家の先生はダミーだろうね。読売だけじゃいくらなんでもまずいからね。とはいえ、強行採決の夜にこれだもん、読売新聞がゴミウリってからかわれるのもむべなるかななのだ。

 それはともかく、強行採決されたことは紛れもない事実なんだね。とはいえ、ここで戦いが終わったわけではない。ていうか、これからが本当の戦いの始まりなんだね。「違憲」表明した憲法3賢人のひとりである小林節慶大教授がこんな檄を送っています。

(これより引用)

「今回、強行採決されても、諦めないで下さい。予定通り、バカがバカをやっただけです。“やっぱり来たか!バカ野郎!”と言っていればいいのです。強行すれば、参院選はつまずく。いや、つまずかせる。違憲訴訟も準備しています。法律が成立してしまったら、その瞬間から我々の平和的生存権がシクシクと害され続けるのです。たくさんの人が集団訴訟を起こすでしょう。今日も弁護士会でお願いをしてきました。“何百人という話も出ていますが、1000人の弁護団を作りませんか”と。そうすると、地裁の裁判官も“違憲”の判決を出しやすくなる。私は死ぬまで諦めません」

(引用終わり)

安保“強行採決ムード”も…小林節氏が宣言「安倍政権は倒せる」

 もう、おっしゃる通り。さらに、中央公聴会で「法案は憲法上の問題を含んでいるが、同時に安全保障上の問題だ。もし、安全保障の専門家からなる学界で意見を問われれば、多くの安全保障専門家は今回の法案にかなり肯定的な回答をするのではないか」って意見を開陳した村田晃嗣同社大学学長に対して、同志社大学教職員が「安保法案の成立に反対する同志社大学教職員有志の声明」を出して反論した。

安保法案の成立に反対する同志社大学教職員有志の声明

 ようするに、バカ言うじゃないよ、って学長が諫められちゃったわけです。こうした声明と同時に、これからは小林教授の言うように安保法制=戦争法案への違憲訴訟が全国で起こされるだろう。「大衆は忘却力が大きい」(ヒトラー)と、おそらくレレレのシンゾー一派はタカをくくっているはずだ。そうは問屋が卸さないってことを見せ付つけてやるためにも、執拗に「NON」の声を上げ続けることが、一般大衆労働者諸君にいま求められていることなのだ・・・なんてことを朝っぱらから何気につぶやいたら、「アベッチって、いつか刺されるかもね」と遠くをみつめてつぶやくカミさんがいた。

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集団的自衛権」カテゴリの記事

コメント

日付けまたぎましたが本日国会前のデモに行ってきました。警察の規制があって記事堂前駅からは嫌がらせのようにぐるっと一週させられました。デモの人数は少ない(9時頃)と感じました。もっと日本全国から集まればいいなと感じました。反安倍の人が一度に集えば20万人超えも夢ではないでしょう。

因みに15日の日テレNews zeroのメインニュースは『楽器盗難(ネットの力)』大学生がツイッターを通じて盗まれた楽器を取り戻すなーんてのを特集してました。凄いな日テレ(笑)

投稿: けん | 2015年7月17日 (金) 00時24分

昨日のミヤネ屋でジャガー横田の旦那が民主党も対案出せ!とか言ったり、ワイドスクランブルの安倍のお友達、末延が採決拒否は良くないとか、まぁ、よくもシャーシャーと民意に反する発言ができるもんだ。
ホント、コメンテーターという奴は、ロクな奴が居ないもんだ。
とりあえず今日、衆議院を通過するのだが60日ルールを結局は適用するんだろうな。
ホント、自民のクズ野郎は嘘つき野郎ばかりだな。

投稿: オクやん | 2015年7月16日 (木) 13時30分

ヘタレ・マスコミは
「強行採決」という見出しを打てません。
「与党単独」とか「採決を強行」でお茶を濁しています。

ところで「理解が深まってない」とか「説明が十分ではない」という意見があるんだが(自民党も認めている)

違うだろ

理解が深まったから反対が増えたんだろ!

そういう意味においては今度の国会審議は意義があった。

数の上では最終的に勝てないのだけれど
あきらめず議論を進める過程で、どんどんボロが出て国民の反対運動もさかんになった。

これ以上やったら政権持たないぞ!という恐怖感を与えられるかどうか?

昨夜は国会に6万人の抗議デモ。
一部の労働組合はゼネストの検討を始めたとか。

戦いはまだこれからだ!

投稿: こなつ | 2015年7月16日 (木) 13時01分

「ブログ」フクロウが狂人集団による「違憲・安保法制」の委員会強行可決について、悔しさ、怒り、虚しさ、情けなさ、民主主義の怖さを知り、泣いたと記している。

それは「くろねこ」も「岡目五目」も、そしてこの欄に集うコメンター諸氏も同じ思いだろう。

デモもいい。全国各地の地裁に提訴もいい。

脳軟化には何ができるのか・・悩む。

以下「フクロウ」より。

京都大学の「自由と平和のための有志の会」が出した声明書を
読み上げながら、今日はこれで終わろう…

戦争は、防衛を名目に始まる。
戦争は、兵器産業に富をもたらす。
戦争は、すぐに制御が効かなくなる。

戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。
戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもに
も災いをもたらす。
戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも
深い傷を負わせる。

精神は、操作の対象物ではない。
生命は、誰かの持ち駒ではない。

海は、基地に押しつぶされてはならない。
空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。
血を流すことを貢献と考える普通の国
よりは、知を生み出すことを誇る特殊
な国に生きたい。

学問は、戦争の武器ではない。
学問は、商売の道具ではない。
学問は、権力の下僕ではない。

生きる場所と考える自由を守り、創るため
に、私たちはまず、思い上がった権力にくさ
びを打ちこまなくてはならない。

投稿: 岡目五目 | 2015年7月16日 (木) 11時08分

強硬採決の夜、読売と飲み食いしたんですか。信じられません。読売って新聞、本当にあきれました。どういう神経しているんだろう。
この法案に賛成した自民公明の議員たち、彼らに投票した国民は恥を知れ!といいたい。
私も許さない! しがない田舎のおばさんだけど、今度ばかりは許すわけにはいきません。

投稿: さやこ | 2015年7月16日 (木) 10時08分

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