「だらだらと続けることなく決めるときに決める」とか「相場観」とか、国会を侮辱している。てことは、国民を蔑ろにしてるってことね&新国立競技場の下には大江戸線が走ってる。まともに工事したらアーチが突き抜ける。さあ、どうする?!
夜中のひと揺れにビックリ。盛岡では震度5弱を観測とか。う~ん、地震列島はますます活動が活発化しているようで、福島第一原発のメルトダウンした核燃料にも少なからず影響はあるに違いない。ああ、それなのに、政治家センセイは集団的自衛権だなんだと戦争準備ばかりに目の色変えて、いまそこにある最大の危機はほったらかしだもんね。
でもって、安全法制=戦争法案の強行採決が近づく中、貧相顔の官房長官・菅君は「いつまでもだらだらと続けることでなく、やはり決めるところは決める」なんてほざいてます。ナンミョー党の白塗り山口君なんかは「そろそろというのが相場観だ」って、永田町はいつから兜町になったんだ。「決めるところは決める」だの「相場観」だの、こういう言葉ってそもそもが議論をないがしろにするものなんだよね。「いつまでもだらだらと」に至っては、国会そのものを侮辱してます。
国会を侮辱しているってことは、詰まるところ国民を蔑ろにしているってことです。そうでもなければ、大多数の国民が説明不足だって言ってる法案をゴリ押しすることもないだろうし、巨額の工事費だけでなく計画そのものが無謀だって専門家も批判している新国立競技場を財源の当てもなく契約するなんてことはしやしません。そういえば、お子ちゃま市長・橋↓君が「お金がなくてあっぷあっぷしている家庭で、フェラーリを買うようなもの」って批判したってね。自分のことは棚に上げやがってって言いたいところだが、言っていることはその通り。
新国立競技場については、莫大な建設費ばかりにスポットが当たっているけど、実はその地下には大江戸線が走っているんだね。問題になっているアーチを固体するためには、この大江戸線が邪魔になるっていうことは早くから噂されていたんですね。ところが、この件について新聞・TVは完全スルー。建設費に加えて、難工事までクローズアップされたら、とてもじゃないけど新国立競技場建設は支持されないって自主規制してるんじゃないのかと疑いたくもなろうというものだ。実際に、新国立競技場についてかなり掘り下げて批判しているのは東京新聞だけで、その他のメディアは最終的には仕方ないって感じですからね。
・毎年20億円の赤字!「迷走」新国立競技場問題を新聞各紙はどう伝えたか?
いずれにしても、この国の政治には、「民」は存在しません。「決めるときは決める」とか「相場観」なんてことを平然と口にする政治家を国会に送りだしたのも、また「民」なんだということに思いを馳せると、やるせなくなってくる今日この頃なのだ。
最後に、アスリートからも批判の声が上がってます。是非、ご一読を。TBS『ひるおび』で、「人工芝にすればええやん」って能天気にほざいた大八木君に聞かせてやりたいもんです。
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