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2015年9月

2015年9月30日 (水)

これからは「たくさん産んで国家に貢献」(菅官房長官)だそうです。「産めよ増やせよ国のため」ってか。おとといきやがれ!

 ペテン師政治屋がお気楽な外遊中に、株価は17000円割れ、待機児童も5年振りに増加、「新3本の矢」なんてぶち上げたのはいいけれど「アベノミクス」崩壊でさんざんな日本になりつつあるようで、なんともご愁傷様です。

 で、そのペテン師政治屋の留守中に、貧相顔の官房長官・菅君がお調子に乗って、TVでつい本音をポロリです。「福山・吹石結婚」について聞かれて、「この結婚を機に、ママさんたちがいっしょに子供を産みたいという形で国家に貢献してくれればいいなと思っている」ってのたまっちまいました。「産めよ増やせよ国のため」ってことですね。

 安保法制=戦争法が成立した直後に、子育てにからめて「国家に貢献」なんて言葉を政治家が口にすること自体が不用意というか不謹慎というか、世の中のナーバスな空気がまったく読めていない。そんでもって、ちょいと手厳しい声が聞こえてきたってんだ釈明会見したのはいいけど、これがまた噴飯もので、「世の中が明るくなればいいという趣旨だった」なんてほざいちゃいました。だったらハナっからそう言やあいいだけの話だ。それにしたって、「この結婚を機に、ママさんたちがいっしょに子供を産みたいという形で国家に貢献してくれればいいなと思っている」のどこから「世の中が明るくなればいいという趣旨」が読み取れる言うんでしょう。こういう言い訳って、詐欺師特有のもんなんだね。

 「子供を産みやすく、育てやすい社会をつくるのが政府の役割だ」なんてことも言ってたようだけど、若いカップルが子育てするには安定した雇用や育児休暇の充実、さらには保育園や託児所の整備といった政策が必要なのに、実際にやってることは派遣法改悪だの残業代ゼロだの、子育てどころか生きていくことすら四苦八苦になるような政策ばかりなんだから世話はない。

「たくさん産んで国家に貢献」=菅長官

菅官房長官の発言が炎上!福山さん結婚に関して「ママさんが子供を産んで国家に貢献してくれれば良いな」とコメント!

 「子供を産みたいという形で国家に貢献してくれればいい」なんてことを官房長官がTVで平然と口にする時代がやってきたってことは、そのうち、「この子育てて御国へつくす」「二人して五人育てて一人前」「初湯から御楯と願う国の母」「空へこの子も捧げよう」「産んで殖やして育てて皇楯(みたて)」国のためなら愛児も金も」etc・・・なんて戦時国策スローガンが復活するかもしれないね。桑原桑原。

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2015年9月29日 (火)

タレントの結婚が夕方のトップニュースだなんて、呆れ果てて涙も出ない。

 「憲法の番人」である内閣法制局が解釈改憲に関する公文書を残していなかったということは、単なる政府の政策追認機関に堕落したってことを意味しているわけで、ああそうですかですむ問題じゃないんだね。ああ、それなのにです。昨日の夕方のTVニュース観てたら、どこもかしこも「福山・吹石結婚」で大騒ぎ。テレビ朝日『スーパーJチャンネル』なんて、トップニュースだもん。こいつら何考えてるんだか。こんなんだもん、レレレのシンゾーはやりたい放題でほくそ笑むわけです。

 でもって、そのレレレのシンゾーなんだが、外遊中の国連本部で韓国の朴槿恵大統領と立ち話をしたってね。ま、知らない仲ではないんだから、すれ違えば挨拶くらいはするのが礼儀というもんで、さしたるニュースでもないのだろうに、その立ち話を「会談」って報道するメディアがあるんだから、どこまでお追従すれば気が済むんでしょう。

 そんなことより、ニューヨークのロックフェラー・センター前では、安保法制=戦争法反対デモが行われたってことのほうがインパクトのあるニュースなんじゃないのかねえ。パリでも反安保デモが起きているようだし、安保法制=戦争法はけっして世界から歓迎されてなんかいないんだよね。それどころか、日本が集団的自衛権行使することで、よりいっそう世界の紛争が拡大するんじゃないかって危惧されてもいるのが実状だ。

【ニューヨーク】「9条守れ」「新基地ノー」 米観光中心地で訴え

 タレントの結婚が夕方のTVのトップニュースになるような国が集団的自衛権なんか振りかざすなんてのは、世界から見ればそれこそなんとかに刃物の類なんでしょうね。それに気づかないのは日本人だけで、抑止力抑止力って馬鹿のひとつ覚えで提灯振ってるんだからいい気なもんだ。というわけで、愚痴だらけのままお後がよろしいようで。

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2015年9月28日 (月)

集団的自衛権行使容認の閣議決定について内閣法制局が公文書管理法違反の疑い。ろくすっぽ議論もせずに、電話で解釈改憲に「OK」出してたってさ。

 日ハムの大谷が15勝。これで、最多勝、最優秀防御率、勝率の3冠はほぼ確実。どこまで進化していくのか、できることなら来シーズンこそは球場で彼のパフォーマンスを観たいものだ。

 ところで、レレレのシンゾーは戦争法案成立以降、ゴルフ三昧してたと思ったら、今度は外遊だそうでお気楽なもんだ。もっとも、ニューヨークまで飛んでったってのに、オバマには会ってもらえないそうだ。アメリカの要望で戦争法案成立させたんだから、フツーなら大歓迎されるのが常識ってもんです。ところがそうはいかないってところに、レレレのシンゾーの徳のなさが如実に表れてるんだね。露骨に嫌われてるってことです。

 そんなことより、集団的自衛権行使容認の閣議決定の際に、「憲法9条の解釈変更について、内閣法制局が内部での検討過程を公文書として残していないことが分かった」ってさ。「意思決定過程の記録を行政機関に義務づける公文書管理法の趣旨に反する」って意見がでてるそうなんだが、公文書どころかろくすっぽ議論もしていないそうだ。電話で「いいんじゃないの」って答えたっていうから、めちゃくちゃでござります。何度も書いてるけど、そもそも閣議決定による解釈改憲そのものが違法なんであって、ようするに集団的自衛権行使容認に始まった安保法制=戦争法ってのはそのプロセスのすべてがルール違反だってことなんだね。

集団的自衛権:憲法解釈変更 法制局、経緯公文書残さず 審査依頼、翌日回答

 思えば、レレレのシンゾーは、去年の秋に国際法曹協会のスピーチで「法の支配」ってことを喚き散らしていた。「法の支配」とは、「専断的な国家権力の支配を排斥し、権力を法で拘束することによって、国民の権利・自由を擁護することを目的とする原理」で、イギリスで生まれたものだ。ようするに、公権力の恣意的な法解釈をコントロールするためのものなのだ。ところが、レレレのシンゾーののたまうところの「法の支配」ってのは、自らの主張する思いこそが「法」であって、それによって民をコントロールしていこうっていう国家主義的な発想がある。

 だから、多くの学者の憲法違反という声には耳を貸さず、元最高裁長官の違憲論にさえ「いち私人の意見」としてケンもホロロの対応しかしない。「権力を法で規制する」という「法の支配」の意味をしっかりと理解していれば、多くの学者や法律の専門家の意見を真摯に受け止め、まずは立ち止まって改めて熟考するのが政治家というものだ。

 ところが、法によって支配される側が、法によって支配しようとしているんだからお話にならない。しかも、その「法」ってのは勝手な解釈で捻じ曲げられたものなんだから、一般大衆労働者諸君はたまったもんじゃありません。

安倍首相が国際法曹協会で「法の支配」スピーチ――参加弁護士からは批判の声

 公式文書を残さないってことは、ようするに将来にわたって閣議決定の違法性の証拠隠滅を図ろうってことなんだろうね。無条件降伏直前に重要書類をすべて焼き払って戦犯にならないように軍部が証拠隠滅図ったのと同じ手口です。戦犯容疑の爺さんの薫陶がこんなところにも行き渡っているってことか。「三つ子の魂百まで」とはよく言ったものだ。

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2015年9月27日 (日)

そうだ、福島第一原発事故による緊急事態宣言はまだ解除されていないんだ。何が「1億総活躍社会」だ。「1億総被曝社会」の間違いだろう。

 安保法制=戦争法で一色だった夏も過ぎ、ふと空を見上げて考えた。そうだ、福島第一原発事故による緊急事態宣言はいまだに解除されていないのだと。それどころか、日ごと流出する汚染水は確実に海を汚し、それがどんな環境破壊をもたらすか誰にも予測がつかない。

 さらに、核燃料デブリ(メルトダウンした核燃料)は、それを回収する技術そのものが暗中模索の状態で、へたすると地下で再臨界なんて最悪の事態だって起こりかねないのが現実だ。昨日のTBS『報道特集』は、その危機的状況をリポートしていたけど、これでよくもまあ原発再稼動だなんて野蛮なことができるものだ。

 でもって、福島第一原発2号機の核燃料も、その大部分がメルトダウンしていることがわかったそうだ。「1億総活躍社会」だなんて戦時中の戦意高揚スローガンみたいなアナクロ色満載のキャッチフレーズで悦にいっている場合じゃないんだよね。「1億総被爆社会」がやってくるのも時間の問題かもしれないんだからさ。

2015.9.26報道特集「廃炉と復興 燃料デブリに迫る」 関連ツイートまとめ

手遅れ】福島第一原発2号機の核燃料、70%~100%がメルトダウン!大部分が溶融!素粒子を使った内部調査で判明!

 こんな現実を目の当たりにすると、アメリカ傀儡政権が必死こいて安保法制=戦争法を成立させたのは、そうした絶望的な福島第一原発から目を逸らさせるためのトリッでもあったんじゃないのかと妄想したくもなってくる。

 それはともかく、福島第一原発はこうしている今も、破滅的な状況はさらに深刻化していっているわけで、ひょっとしたら人類が経験したことのないようなカタストロフィが明日にもやってくるかもしれないと思うと夜も眠れず、昼寝してしまう今日この頃なのであった。

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2015年9月26日 (土)

「時を経る中で、(安保法制の)実際の意味や意義について国民の理解が広がると確信している」(安倍晋三)。まだ言うか、うつけ者め。

 9月16日の国会前集会で逮捕されたひとが全員処分保留で釈放されたのは喜ばしい。とは言え、警察はこの逮捕に関連して強引な家宅捜索を行っていて、かなりナーバスになってきているようですね。これからはデモや集会の警備は相当に厳しくなっていくだろうから、それに伴う逮捕者も増えていくのだろう。警察がそれだけ本腰いれてきたってことは、国会前の集会やデモが脅威となっている証明みたいなもんです。

 ところで、献金疑惑の不道徳な文部科学大臣・下村君がようやく辞任。と思ったら、慰留されて内閣改造まではそのまま大臣続けるってさ。アホくさくって相手にする気も起きません。ま、勝手にしやがれってなもんです。

 そんなことより、昨日のレレレのシンゾーの記者会見だ。大げさな身振り手振りに、気持ちの悪いエロキューション。三文役者が独裁的な政治家を演じてみましたってな風情で、なんとも気色の悪いものだった。見てはいけないものを見せられた時のおぞましさというか、総理大臣の記者会見というよりも、ただのアジテーションなんだよね。だから、神経逆撫でするようなことも平然と口にする。

 その白眉がこれです。曰く、「時を経る中で、(安保法制ほ戦争法の)実際の意味や意義について国民の理解が広がると確信している」とさ。最近、よく使うフレーズなんだが、なんともお気楽なもんです。ていうか、こんな言い草が通用するなら、国会なんかいらない。さらに言えば、「国権の最高機関」である国会を否定しているわけで、それこそ犯罪的な言辞を弄しているってわけです。

 「いつかはオレの愛情をわかってくれる」って相手の気持ちなんか斟酌なしに迫るストーカーと似た感性がそこにはある。でもって、その気持ちが通じないとなると暴力に訴えてでも我欲を通すんだね、この類は。強行採決ってのはそんな思いの成れの果てってことなんでしょう。

安倍首相、野党の「戦争法案」呼称に猛反発 「根拠のない不安を煽り、まったく無責任」

 それにしても、記者会見で好き勝手にアジられて、反論のひとつも口にできないメディアの記者さんたちってのも罪深い。結局、辛らつな質問が飛んでこないから、記者会見がレレレのシンゾーの独り舞台になっちまう。そしてまた、それを無批判に垂れ流すもんだから、新聞・TVは単なる政府広報機関に成り下がるって寸法だ。

 来年の参議院選挙に向けて、こうした新聞・TVの政府広報機関ぶりってのは、ますます強化されていくはずなんだね。安保法制=戦争法廃案に特化した共産党の「国民連合政府」構想は、レレレのシンゾー一派にすれば寝耳の水だったはずで、あの手この手で妨害工作するには広報機関としての新聞・TVは重要な意味をもっているんだから。

 それが証拠に、岡田・志位会談が不調に終わったなんて記事を時事通信は早々と流してる。モナ細野も否定的なコメントしてるって報じられてるし、こういうネガティブキャンペーンは、民主党政権誕生直後に始まった小鳩潰しにさも似たりです。

民・共の協議不調に=岡田氏「連立ハードル高い」

 ちょいと取りとめのないこと書き連ねてしまったけど、来年の参議院選挙まではどんなことがあっても「怒り」を持続させなくてはいけないのだから、新聞・TVのネガキャンに屈することなく日々精進することを我が家のドラ猫に誓う土曜の朝であった。

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2015年9月25日 (金)

NHK受信料支払い義務化でマイナンバーカードで徴収&「安保の次は経済」って岸と池田の一人二役か。アホくさ。

 NHK受信料の支払いを義務化して、マイナンバーカードを使って徴収しようって案が検討されているらしい。軽減税率分を還付金にしてっていう財務省のやり方と同じで、とにかくマイナンバー制を否が応でも浸透させるためにいろんな策略練ってるってことか。

<NHK受信料>自民小委が「義務化」を提言

 TVでも御用コメンテーターがいろいろ宣伝してるようで、昨日もテレビ朝日『ワイド!スクランブル』でレレレのシンゾーと焼肉友だちの末延君が「世界中で採用されている制度だから」ってプロパガンダしてました。確かに、アメリカやフランス、韓国なんかでも社会保障番号といったマイナンバーに似た制度がある。でも、成りすまし犯罪が多発して、様々な問題点が指摘されて見直しが始まっているのも事実なんだよね。

 2006年に国民IDカード法が成立したイギリスでは、「恒常的な人権侵害装置」という理由で法律そのものが今年になって廃止になった。焼肉友だちの末延君は「国家への信頼が基本」ってエクスキューズしてたけど、憲法違反の法律をゴリ押ししたレレレのシンゾーのどこに信頼があるっていうんでしょう。お笑い種だね。

 でもって、そのレレレのシンゾーだけど、自民党総裁再選の記者会見で、「新三本の矢」なんてことをぶち上げたってね。そんなことより「旧三本の矢(=アベノミクス)」の大失敗の反省が先だろうに、「GDP600兆円」なんて香具師まがいの八百並べたててます。 

 目指すのは「一億総活躍社会」だそうで。ああ、どこかで聞いたような、って感じたあなたは鋭い。そう、池田内閣の「所得倍増計画」ですね。60年安保と引き換えに辞職した岸信介の後を継いだ池田勇人が、「これからは経済だ」ってんでぶち上げた政策なんだが、レレレのシンゾーは爺さんと池田の一人二役をやってるってわけなんだね。

 憲法についても、「憲法は国の未来、理想を語るもの」だそうで、「現行憲法の基本的な考え方の維持は当然の前提として、必要な改正は行うべきだ」って息巻いてます。「みっともない憲法ですよ、はっきり言って」なんてほざいてたことを忘れたか。これって、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う」と定めた無憲法第99条に明らかに抵触する発言なわけで、んな野郎に言われたかないやってなもんです。稀代なる政治学者、小室直樹大先生は「憲法とは国家権力への国民からの命令である」と喝破したが、ま、いまからでも遅くないから立憲主義の何たるかを勉強するこった。

安倍総裁再選 会見要旨 「新しい三本の矢を放つ」

 それはともかく、来年の参議院選挙では「改憲を公約にする」そうだから、そんな具合にいい気になっていてくれれば、倒閣運動のモチベーションもますます上がろうというものだ。ちなみに、昨夜は、富士フィルムホールディングス会長、三井物産会長、三菱地所会長、日立製作所会長と南麻布の高級日本料理屋で会食したようで、国家戦略としての「武器輸出」でも語らったか・・・なんて妄想が妄想でなくなる日も間近のようなそんな気がする雨の金曜であった。

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2015年9月24日 (木)

習近平、国賓として訪米中。中国脅威論を喚き散らすだけで外交戦略のまるでない安部晋三は、ただ指を咥えて傍観するだけ。

 ラクビー日本代表、スコットランドに完敗。やっぱり、フィジカルの面でパワーアップしないと、なかなか世界の壁は突破できないということを改めて教えられたってことか。

 政治の世界で言うなら、ラクビーのフィジカルに当たるのが外交か。なんて、強引に関連付けたところで、中国の習近平が国賓として訪米。ボーイング社の航空機300機を爆買いしたりして、中国の存在感をビシバシと見せつけてます。でもって、その裏ではスパイ容疑でアメリカ人を拘束したり、米軍偵察機に中国機が異常接近して威嚇したり、硬軟取り混ぜた外交戦争してるんですね。

中国経済の安定、発展を強調 訪米中の習近平主席

 何かって言やあ、中国があって喚いて脅威論撒き散らすどこぞの単細胞ソーリ大臣とは、頭の構造が違います。武器を使わない戦争と言われる外交で、いっちゃん必要なのは頭脳ですからね。これこそがパワー・ポリティクスの醍醐味であり、政治家の資質が最も問われる瞬間だ。何の戦略もなく、ただ金ばら撒いて歓心を買おうなんてのは、表向きは歓迎されても、腹の中では軽蔑されているに違いありません。そんなんだから、「Show the flag」なんて脅されちゃうとあたふたしちゃう。つまり、そこには信念ってものがないからなんだね。

 そもそも、レレレのシンゾーが中国脅威論喚いている最中に、習近平を国賓としてアメリカが迎えるってのが、なんとも皮肉なもんです。アメリカの言うとおりに集団的自衛権行使容認に持っていったのに、フツーなら馬鹿にすんじゃねえって啖呵のひとつも切りたくなろうというものだ。でも、レレレのシンゾーにはそんな度胸も器量も知力もありません。「日本を取り戻す」どころか「日本を引き渡し」ちゃった張本人だもんね。

 習近平の訪米から読み取れることは、アメリカも中国も大国同士が戦争できる状態にないってことがわかってるってこと。なんてったって、アメリカ国債は中国が大量に握っているし、アメリカの企業は中国というマーケットなしには立ち行かない。中国側からしてもそれは同じで、アメリカへの投資は最高潮に達してますからね。、ようするに、これからはアメリカと中国とで世界を牛耳っていこうぜ、なんて思惑が働いてるんじゃないのかねえ。

 尖閣に中国が攻めてきたらアメリカが一緒に戦ってくれるなんて幻想があるようだけど、「あんな岩ひとつのためにそんなことしません」ってのがアメリカの本音で、そのことは日米ガイドラインにも「オメーが頑張れ。後から見守ってるから」って書いてあるってさ。

 新聞・TVは淡々と習近平の訪米を伝えているけど、レレレのシンゾーが安保法制=戦争法の審議中に中国脅威論を持ち出してきた時には尻馬に乗ったりしてたんだから、習近平が国賓で中国訪問の意味ってのをレレレのシンゾーの中国脅威論とリンクさせてちゃんと解説して欲しいものだ。ま、そんなことができるようなジャーナリズムはこの国には存在していないわけで、なんてこったいなのだ。

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2015年9月23日 (水)

南スーダンの賭け付け警護は中国軍を守るため!?&岸田外務大臣、北方領土問題で赤っ恥&国連人権理事会で翁長沖縄県知事が演説

 シルバーウイークなんて必要なんだろうか。そんなことより、もっと有給休暇をとりやすくして、ヨーロッパ並みのヴァカンスを楽しめる環境づくりに知恵搾るべきなんじゃないのかねえ・・・なんてことを生涯フリーランスのくせして、ツラツラ考えてみる連休に飽き飽きの朝である。

 ところで、昨日のエントリーで書いた南スーダンの駆け付け警護なんだが、どうやら中国軍を警護することになりそうだってね。さんざん中国脅威論煽っておいてこれだもん。お笑い草です。しかも、ここで起きるかもしれない戦闘の相手は少年兵とも言われている。果たして、自衛隊は彼らに銃を向けられるのか。とんでもなく悲惨な結果になりそうな、嫌な気がするなあ。

自衛隊が南スーダンで中国軍の警護をすることに!安保法案可決後の初派遣はまさかの中国支援!中国脅威論・・・

 悲惨な結果と言えば、日ロ外相会談です。外務大臣の昼間の幽霊・岸田君は盛んに北方領土問題について「突っ込んだ議論を行った」って言い張るんだが、ロシアの外務大臣、ラブロフに「議論の対象になっていない」ってことごとく否定されちゃって、子供の使いにもならない体たらく。おそらく、北方領土問題で進展があったって雰囲気作りだけでもしたかったんだろね。でも、相手はロシアですからね。そんな簡単に安倍政権のプロパガンダに乗ってくるわけがない。

 ウクライナ問題で経済制裁されて窮地に陥っているだろうから経済援助申し出れば話に乗ってくるんじゃないの、なんて甘い期待してたんだろうけど、そうは問屋が卸さなかった。安保法制=戦争法強行採決で下がった支持率を、北方領土で巻き返そうって魂胆だったんだろうに、ご愁傷様なこった。レレレのシンゾーがどんなにプーチンとの仲良し関係を吹聴しようと、武器を持たない戦争とされる外交にはなんの効果もないってことが証明されちゃったようなもんなんだね。

 ロシアにすれば、北方領土問題よりも安保法制=戦争法成立の方が興味津々なわけで、「(安保法の成立は)北東アジアの米軍のプレゼンス拡大と同時に進んでいる」「日本の安全保障政策や憲法解釈がどう変化するか注視している」って脅される始末だ。安保法制=戦争法成立の裏にはアメリカがいるなんてことは、ハナからお見通しってわけです。かくして、集団的自衛権が抑止力になるどころか、緊張はいやがおうにも高まっていくんでしょう。

日ロ外相会談 ロシア領土「議題とせず」 来月8日に次官級協議

 そんなことより、国連人権理事会では、沖縄県の翁長知事が「自己決定権」という言葉を使ってまで辺野古阻止へ向けた演説を敢行。「沖縄の運命は私たちで決めていきたい」と強調したその裏には、「沖縄独立」への思いがひょっとしてあるやなしやの今日この頃なのだ。

「辺野古の状況を見てください」国連での沖縄知事声明全文(日本語訳)

 最後に、「安保関連法案の採決不存在の確認と法案審議の再開を求める申し入れ」に署名ありがとうございました。期限は25日までです。ひとりでも多くの方の署名をさらにお願いしつつ、お後がよろしいようで。

「安保関連法案の採決不存在の確認と法案審議の再開を求める申し入れ」への賛同のお願い 

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2015年9月22日 (火)

早くも南スーダンに派遣されている自衛隊に「賭け付け警護」検討中&新聞・TVの反安保潰しが始まった。

  安保法制=戦争法が成立して、待ってましたとばかりに、南スーダンのPKO活動に派遣されている陸上自衛隊に「駆け付け警護」の任務追加が検討され始めたってね。おそらく集団的自衛権行使容認を閣議決定した時から、最初に仕掛けるのはこれって決めてたんだろうね。すべては安保法制=戦争法成立を既定路線として、アメリカと話し合いがついていたんでしょう。今後は、自衛隊の海外派兵に向けて、一気呵成に攻めてきますよ。中東への派兵だって、そう遠くない時期に具体化されるはずだ。

南スーダンPKO、「駆け付け警護」追加検討

 だからこそ、怒りを持続させて、恒常的にプレッシャーをかけていかなければいけないんだけど、新聞・TVはどうやらそんな動きに水差したくてたまらないらしい。昨日のテレビ朝日「スーパーJチャンネル」はひどいもんでした。国会前を取材してたんだが、待ち行くひとのインタビューも冷ややかな意見ばかりを取り上げ、なかには「あれだけのひとたちはどこ行っちゃったんでしょうね。日本人は忘れやすいから」なんてオヤジの発言を垂れ流す始末だ

 。ああ、思い出しただけでも腹立たしい。いつの時代もこういうひとっているんだよね。戦前もこんなひとたちが大日本帝国バンザイって叫んで、戦争遂行を後押ししたんだね。でもって、戦争に負けたとたんに、あの時は誰も反対できなかったんだって自己弁護に励みだす。映画監督の伊丹万作は「 今度の戦争で だまされていたという。 皆がみな口を揃えて だまされていたという。 私の知っている範囲ではおれがだましたのだ といった人間は まだ一人もいない」と書いたが、国会前で冷ややかにインタビューに答えるオヤジなんかはさしづめその典型なんだろうね。

伊丹万作「戦争責任者の問題」

 各社の世論調査の結果を見ても、内閣支持率は35%前後を確保。おそらく、このくらいの支持率は政権側にすれば想定内。20%台になってたっておかしくないのに、こんな世論調査結果が出てくるとは、暗澹たる思いにかられちまう。メディアの世論調査にはなんらかのバイアスがかかっているとはいえ、こうした結果が一人歩きすることで漠とした世論ってのが形成されていくんだよね。「日本人は忘れやすいから」って他人事のように話すオヤジのような、いわゆるB層ってひとたちは新聞・TVにすぐ乗せられちゃいますから要注意なのだ。

 それに加えて、自民党のネット工作もあるからね。これに関しては、野党の連中はとことん遅れをとってるから、いまのうちに何らかの手を打たないと、来年の参議院選挙だってどう転ぶかわからない。民主党は全国遊説やってるけれど、「NON」の声を上げているひとたちの中には多くのクリエイターがいるんだから、その力を結集して、もっとアーティスティックな運動を展開していく必要があるんだね。もっとも、その前に、民主党は日本会議に所属してる寺田稔、長島昭久、原口一博、前原誠司、松原仁、笠浩史なんて奴らを一掃しなくちゃね。

安保法案反対派は危機感を持つべきだ!インターネットが安保法案賛成派の温床に!?検索上位は安保法案反対派批判ばかり!

最後に、署名のお願い。ひとりでも多くの方のご賛同をお願いします。

「安保関連法案の採決不存在の確認と法案審議の再開を求める申し入れ」への賛同のお願い

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2015年9月21日 (月)

PG選ばずにトライで勝ちにいったラグビー日本代表のアグレッシブな闘争心を、いま誰よりも学ばなければいけないのが民主党のフランケン岡田だろう。

1989年、秩父宮ラグビー場、スコットランド相手にラグビー日本代表が劇的な勝利。いまから26年も前のことだけど、秩父宮のスタンドでその瞬間を目の当たりにした時は、生きてるうちにこんな歴史的な勝利に立ち会えるなんて、もう二度とないだろうと思ったものだ。それがどうでしょう。ラグビーワールドカップで、優勝候補の南アフリカに、なんとノーサイド寸前に劇的な逆転勝利。いやはや、長生きはするもんです。

 なんといっても、PGを選ばずにトライで勝ちにいったことが勝利につながったんですね・・・なんて知ったようなこと言っちゃったりして。それにしても、凄い選択だ。キャプテン、リーチの勇気ある決断に万雷の拍手です。

 引き分けなんて目先のことに捉われず、あくまでも勝ちにいったラグビー日本代表のアグレッシブな闘争心を、いま誰よりも学ばなければいけないのが民主党のフランケン岡田なんだね。共産党の志位君が参議院選挙に向けて「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」を提唱して選挙協力を呼びかけきたんだから、すぐにでもそれに応えて党首会談を開くべきなんだよね。

 もちろん、そのためには民主党の中に巣食っている自民党体質の輩を一掃する覚悟が必要で、だからこそラグビー日本代表の勇気ある選択に学んで欲しい。くだらない根回しとかするんじゃなくて、決然として事に当たる。その迫力が党内を一枚岩にすることにもなるんだということを、フランケン岡田はどこまで自覚できているか。志位君の提唱する「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」が実現するかどうかは、ひとえにそこにかかっている。

岡田民主代表、共産との協議前向き=選挙協力、志位委員長と会談へ

 レレレのシンゾーは安保法制=戦争法成立直後に別荘でゴルフ三昧しているそうだが、こんなユトリこいてる暇なんかないくらいに、野党が一丸となって自公のゴール目指して突進しなくちゃいけない。しっかりとスクラム組むには、「小異を捨てて大同につく」どころか「大異も捨てる」覚悟がどこまであるかなんだね。だからこそ、独善的政党の共産党が歩み寄ってきたいまこそがチャンスなんであって、「思い切った提案で、かなり注目している」なんて呑気なこと言ってないで、一日も早く野党連合に向けて動きだすべきだと、切に願う今日この頃なのだ。

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2015年9月20日 (日)

共産党が選挙協力呼びかけ。唯我独尊の政党が動いた意味は大きい・・・かも!?

 安保法制=戦争法が成立して、すべては後の祭りって雰囲気になるのがイッチャンまずいことなんだが、なんかしらんけど「敗北」を直視しようなんて声がチラホラ聞こえてくる。東京新聞「こちら特報部」のデスクメモも「敗北を直視したい。相手が勝ったというより、私たちが負けたと感じた」と書く。そうだろうか。権力が数を持っている限りは、法案成立は必然としてやってくるわけで、それでも声を上げようという熱い心こそが尊いことではなかったろうか。「敗北」だなんて感傷に浸っている場合か。東京新聞は昨日の社説で「さあ、選挙に行こう」と呼びかけたじゃないか。それでいいのだ。歩き続けるしかないんだから。

 なんてことをツラツラと考えていたら、なんと共産党が来年の参議院選で野党協力を呼びかけたってね。昨日のエントリーで「野党が党利党略を超えて一枚岩になれるかどうかが問題だ」と書いたけど、早速そうした動きが、しかも共産党から出てきたということは歓迎ですね。パフォーマンスじゃないのって声もないわけではないけど、そんなに斜に構えていても何も変わりませんからね。ここはちょいとばかし期待したい。

共産、他党に選挙協力呼びかけへ 候補者調整を想定

 ちょっと小耳にはさんだところでは、水面下では既にオザワンと話し合いがもたれたらしいなんてこともありやなしや。ま、いずれにしても、これで民主党がどんな対応をしてくるか。昨日も書いたように解党を断行して新たな船出といくのかどうか。デモや集会はこれからも続いていくにしても、最後の戦いの部隊は来年の参議院選挙ですからね。ここで「ねじれ」を起こさないと、右も左も真っ暗闇になちまうんだから、さあ、共産党の決意表明がどうカタチになっていくか。興味津々の、心ウキウキワクワクの日曜の朝であった・・・って、ちょっと楽観的すぎたでしょうか。

 というわけで、ちょっと長いですが共産党の志位君の記者会見全文を紹介して、お後がよろしいようで。

「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」の実現をよびかけます
     1015年9月19日 日本共産党中央委員会幹部会委員長 志位和夫

 安倍自公政権は、19日、安保法制――戦争法の採決を強行しました。

私たちは、空前の規模で広がった国民の運動と、6割を超す「今国会での成立に反対」という国民の世論に背いて、憲法違反の戦争法を強行した安倍自公政権に対して、満身の怒りを込めて抗議します。

同時に、たたかいを通じて希望も見えてきました。戦争法案の廃案を求めて、国民一人ひとりが、主権者として自覚的・自発的に声をあげ、立ち上がるという、戦後かつてない新しい国民運動が広がっていること、そのなかでとりわけ若者たちが素晴らしい役割を発揮していることは、日本の未来にとっての大きな希望です。

国民の声、国民の運動にこたえて、野党が結束して、法案成立阻止のためにたたかったことも、大きな意義をもつものと考えます。

このたたかいは、政府・与党の強行採決によって止まるものでは決してありません。政権党のこの横暴は、平和と民主主義を希求する国民のたたかいの新たな発展を促さざるをえないでしょう。

 私たちは、国民のみなさんにつぎの呼びかけをおこないます。

1、戦争法(安保法制)廃止、安倍政権打倒のたたかいをさらに発展させよう

 戦争法(安保法制)は、政府・与党の「数の暴力」で成立させられたからといって、それを許したままにしておくことは絶対にできないものです。

何よりも、戦争法は、日本国憲法に真っ向から背く違憲立法です。戦争法に盛り込まれた「戦闘地域」での兵站、戦乱が続く地域での治安活動、米軍防護の武器使用、そして集団的自衛権行使――そのどれもが、憲法9条を蹂躙して、自衛隊の海外での武力行使に道を開くものとなっています。日本の平和と国民の命を危険にさらすこのような法律を、一刻たりとも放置するわけにはいきません。

 戦争法に対して、圧倒的多数の憲法学者、歴代の内閣法制局長官、元最高裁判所長官を含むかつてない広範な人々から憲法違反という批判が集中しています。このような重大な違憲立法の存続を許すならば、立憲主義、民主主義、法の支配というわが国の存立の土台が根底から覆されることになりかねません。

 安倍首相は、〝国会多数での議決が民主主義だ〟と繰り返していますが、昨年の総選挙で17%の有権者の支持で議席の多数を得たことを理由に、6割を超える国民の多数意思を踏みにじり、違憲立法を強行することは、国民主権という日本国憲法が立 脚する民主主義の根幹を破壊するものです。

 私たちは、心から呼びかけます。憲法違反の戦争法を廃止し、日本の政治に立憲主義と民主主義をとりもどす、新たなたたかいをおこそうではありませんか。安倍政権打倒のたたかいをさらに発展させようではありませんか。

2、戦争法廃止で一致する政党・団体・個人が共同して国民連合政府をつくろう

 憲法違反の戦争法を廃止するためには、衆議院と参議院の選挙で、廃止に賛成する政治勢力が多数を占め、国会で廃止の議決を行うことが不可欠です。同時に、昨年7月1日の安倍政権による集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を撤回することが必要です。この2つの仕事を確実にやりとげるためには、安倍自公政権を退陣に追い込み、これらの課題を実行する政府をつくることがどうしても必要です。

 私たちは、心から呼びかけます。〝戦争法廃止、立憲主義を取り戻す〟――この一点で一致するすべての政党・団体・個人が共同して、「戦争法(安保法制)廃止の国民連合政府」を樹立しようではありませんか。この旗印を高く掲げて、安倍政権を追い詰め、すみやかな衆議院の解散・総選挙を勝ち取ろうではありませんか。

 この連合政府の任務は、集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を撤回し、戦争法を廃止し、日本の政治に立憲主義と民主主義をとりもどすことにあります。

 この連合政府は、〝戦争法廃止、立憲主義を取り戻す〟という一点での合意を基礎にした政府であり、その性格は暫定的なものとなります。私たちは、戦争法廃止という任務を実現した時点で、その先の日本の進路については、解散・総選挙をおこない、国民の審判をふまえて選択すべきだと考えます。

 野党間には、日米安保条約への態度をはじめ、国政の諸問題での政策的な違いが存在します。そうした違いがあっても、それは互いに留保・凍結して、憲法違反の戦争法を廃止し、立憲主義の秩序を回復するという緊急・重大な任務で大同団結しようというのが、私たちの提案です。この緊急・重大な任務での大同団結がはかられるならば、当面するその他の国政上の問題についても、相違点は横に置き、一致点で合意形成をはかるという原則にたった対応が可能になると考えます。

 この連合政府の任務は限られたものですが、この政府のもとで、日本国憲法の精神にそくした新しい政治への一歩が踏み出されるならば、それは、主権者である国民が、文字通り国民自身の力で、国政を動かすという一大壮挙となり、日本の政治の新しい局面を開くことになることは疑いありません。

3、「戦争法廃止の国民連合政府」で一致する野党が、国政選挙で選挙協力を行おう

 来るべき国政選挙――衆議院選挙と参議院選挙で、戦争法廃止を掲げる勢力が多数を占め、連合政府を実現するためには、野党間の選挙協力が不可欠です。

 私たちは、これまで、国政選挙で野党間の選挙協力を行うためには、選挙協力の意思とともに、国政上の基本問題での一致が必要となるという態度をとってきました。同時に、昨年の総選挙の沖縄1~4区の小選挙区選挙で行った、「米軍新基地建設反対」を掲げての選挙協力のように、〝国民的な大義〟が明瞭な場合には、政策的違いがあってもそれを横に置いて、柔軟に対応するということを実行してきました。

 いま私たちが直面している、戦争法を廃止し、日本の政治に立憲主義と民主主義をとりもどすという課題は、文字通りの〝国民的な大義〟をもった課題です。

 日本共産党は、「戦争法廃止の国民連合政府」をつくるという〝国民的な大義〟で一致するすべての野党が、来るべき国政選挙で選挙協力を行うことを心から呼びかけるとともに、その実現のために誠実に力をつくす決意です。

 この間の戦争法案に反対する新しい国民運動の歴史的高揚は、戦後70年を経て、日本国憲法の理念、民主主義の理念が、日本国民の中に深く定着し、豊かに成熟しつつあることを示しています。国民一人一人が、主権者としての力を行使して、希望ある日本の未来を開こうではありませんか。

 すべての政党・団体・個人が、思想・信条の違い、政治的立場の違いを乗り越えて力をあわせ、安倍自公政権を退場させ、立憲主義・民主主義・平和主義を貫く新しい政治をつくろうではありませんか。

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2015年9月19日 (土)

「さあ、選挙に行こう」。そのためには、野党が党利党略を超えてどこまで一枚岩になれるかが問題だ。

 安保法制=戦争法案成立。レレレのシンゾーは法案成立直後に、「今後も国民の皆様に丁寧に粘り強く説明を続けて行く」ってほざいたってね。どのツラ下げてってのはこういうのを言います。

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【正論】民主・福山哲郎氏の演説が話題に!安保法案の手続きに違法性があると指摘!「自民党は保守ではなく、ただの保身だ」

 それはともかく、法案成立で確かになったことは、この国では憲法はもとより、国の根幹である民主主義そのものが崩壊したってことなんだね。昨日の琉球新報社説は「民主主義が崩れる光景を目の当たりにした思いだ」と書いているが、おっしゃる通り。参議院特別委員会の強行採決で「委員長職権」がすべてのルールに優先するということを突きつけられたが、琉球新報はこれについても「職権で決めるなら議論は要らないし、そもそも委員会自体が不要である。言論の府が自ら存在意義を否定したに等しい」と断じている。

琉球新報社説(9月18日)

 レレレのシンゾーが国会答弁で「選挙で選ばれた」ってことを盛んに喚いていたが、選挙ってのは一定程度の「民意の反映」だとしても、権力に白紙委任したわけではないんだから、琉球新報の言を借りればそれこそ「国会は要らない」ってことになちまうんですね。「決める時は決める。これが民主主義のルール」ってこともなんとかのひとつ覚えで口にする。おいおい、民主主義っのは少数意見の尊重が基本だろ。多数をとったものは数に驕ることなく自らの意見を恐縮しつつ主張し、反対意見を最大限に尊重しつつ自らの政策に反映させていく。だからこそ議論が成り立つのだ。

 こういうことって言わずもがなのこととしてこれまでやってきたんだね。法律で明文化されてるわけではないけど、逆に明文化されていないってことを利用してルール破りをしてきたのが安倍違憲政権ってわけです。集団的自衛権行使を禁止するとは憲法に書いてないって論法なんか、その典型だ。だから、閣議決定で解釈改憲という乱暴狼藉も、なんの屈託を感じることもなくやってのけちゃう。

 それをまたこの国のメディア、特に中央の新聞・TVは、事の本質を突くどころか、「決められる政治」なんてヨイショしちゃったんだから罪深い。安保法制=戦争法成立がほぼ確実になった一昨日あたりから、国会前の声に対してコメンテーターたちが冷ややかな反応するようになってきたのも、またぞろ喉元過ぎればなんとやらでレレレのシンゾー応援団復活の兆しなのかもしれない。

 テレビ朝日「スーパーJチャンネル」のコメンテーター、萩谷順が「院外の声で政策が変わるとしたら、それもまた問題だ」みたいなことを口にして、国会前の声を巧妙にdisってましたからね。馬鹿だね。聞きようによっちゃ、一般大衆労働者諸君の声に耳を傾けることがまるで愚かなことって言ってるようなもんなんだね。「報道ステーション」でも、御厨貴が「それでも内閣支持率は50%近くあるわけで云々」なんてことを話してたけど、心の中でグーで殴りつけてやりました。

 それはともかく、「国民は戦争を望まない。しかし決めるのは指導者で、国民を引きづり込むのは実に簡単だ。 外国に攻撃されつつあると言えばよい。それでも戦争に反対する者を、愛国心がないと批判すればいい」というナチスの言葉がピタリと当てはまる今日この頃なのだが、安保法制=戦争法案を叩き潰すためには、東京新聞社説も書いたけど、「さあ、選挙に行こう」しかないんだね。

 そのためには、野党共闘なんて生易しいことしてても駄目だと思う。民主党を解党したうえで野党が一枚岩になることが必要だなんだろうけど、フランケン岡田がトップでいるようでは先行き暗い。これからが正念場という局面で、党利党略を超えて一体化する覚悟があるか。それはまた、安保法制=戦争法案に反対する一般大衆労働者諸君にも問われているのだ・・・と我が家のドラ猫に檄を飛ばす土曜の朝であった。

・東京新聞
「違憲」安保法制 さあ、選挙に行こう 

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2015年9月18日 (金)

ここまできたら、野党議員は全員辞職で戦わなくっちゃ。

 安保法制=戦争法案の強行採決の様子をNHKの中継で観ていたら無性に腹立たしくなって、急遽、国会前へと駆けつけたのであった。生憎の雨の中、それでも想像以上のひとの波にちょいと感動。警察の規制は日増しに厳しくなっているけど、それに対する妙齢のご婦人たちの意気盛んなこと。国会へと向かう地下鉄で一緒になった、おそらくくろねこよりも先輩と思われるおばさんたちも、「戦争やめよう!」のプラカードを掲げて、おじさんたちより気合入ってたもんね。残念ながら(?)、石田純一のスピーチは聞き逃したけど、実に熱い雨の夜ではあった。

【総力戦】国会前のデモに数万人が大集結!まさかの石田純一氏も登場して盛り上がる!警察はデモ潰しに全力!逮捕は10人以上に増加!

 でもって、NHKの中継なんだけど、休憩中で閑散とした委員会室の様子を流している時に、田中某とかいう記者が「賛否が分かれる法案云々」なんて抜かしとりました。馬鹿言っちゃいけないよ。それを言うなら「大多数が反対する法案」だろう。こういうちょっとした表現に、イヌアッチイケーの御用放送局としての姿が垣間見えるんですね。

 この記者はけっこう札付きという評判は聞いてたんだが、強行採決の瞬間にも、アナウンサーが「鴻池委員長が退出しました。これは散会ということでしょうか? 田中さん、これは採決が行われたということでしょうか?」と振ると、「そうですね、なにが行われたかよくわかりませんが、何らかの採決がされたものとみられます」なんてとぼけたこと言っとりました。

 はあ~ですね。あれはただの混乱、乱闘で、アナウンサーの「これは散会ということでしょうか?」ってのが素直な印象なんだよね。実際、社民党のミズホタンも、「強行採決もどきがあったが、あれは強行採決ではない。何を議題にしていたのか、委員長もわかっていない」っておかんむりでしたから。そもそも、議事録だってまともにとられていないようだから、あの乱闘をして採決って言うのはかなり無理があると思うけどね。

 そんな中で、ひとり薄ら笑いで他人事のように乱闘の渦の外で突っ立ってた倒産寸前の「和民」の渡邉美樹ってのはなんとも象徴的だった。この男にとって政治もビジネススの一環ですから、自分にとって何の利益にもならないことには、いつだって傍観者なんだね。それにしても、この腑ぬけた薄ら笑いってのが、自民党そのものなんだね。ま、そのご尊顔をとくとご覧ください。

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佐藤正久議員が強行採決時に殴ったと話題に!画像を見ると、思いっきりパンチが入っているんだが・・・

 安保法制=戦争法案成立は時間の問題だろうけど、この怒りを来年の参議院選挙につなげないとね。それと、ここまできたら、野党のセンセイたちは、全員辞職の覚悟で戦わなくちゃいかんだろう。戦い終わって日が暮れてじゃやってられませんからね。

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2015年9月17日 (木)

朝から戦争法案強行採決前の涙雨。でも、ふるあめりかに袖はぬらさじ&横浜の公聴会で鴻池がヤクザまがいの恫喝。

 昨夜は、野党の抵抗にあい、とうとう強行採決は今日に持ち越し。一夜明けてのあいにくの雨で、おそらくデモの人数も減ると踏んでるはずだから、8時50分からの委員会では相当強気で仕掛けてくるんでしょう。

 ま、やるならおやりってなもんです。そうなったら、今度は落選運動で追い詰めてやりますからね。自公はもちろんだけど、自民党の別働隊として安保法制=戦争法案成立に手を貸そうとしている、次世代、元気、改革、なかでも日本を元気にする会の松田公太は首を洗って待ってるこった。東京選挙区の皆さん、この男の名前をしかと記憶にとどめておいてください。というわけで、とりあえず衆議院で戦争法案に賛成した議員の一覧をとくとご覧ください。

国会議員いちらんリスト

 ところで、昨日の横浜の公聴会終了後に会場から、スキャンダル大王・鴻池君に「委員長、強行採決させないからな」と声が飛んだところ、なんとこの男は「誰だ、今ものを言ったのは! 誰が言ったんだ。立ち上がって言え!」とまるでヤクザまがいの恫喝しやがりました。夕方のTVニュースで観たんだが、実に不愉快なシーンだった。公僕って立場をわきまえていないどころか、地方のボス政治の感覚のまま永田町にやってきてるんだね。ヤクザまがいと書いたけど、気分はほとんどヤーさんです。ひょっとしたら、ヤクザよりも始末が悪い。なんてったって国家権力の中枢にいるわけですから。

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https://twitter.com/cyoki/status/644137311131688960/photo/1?ref_src=twsrc%5Etfw

 この男が安保法制=戦争法案の特別委員会委員長って話を聞いたときには、目ン玉飛び出るくらいに驚き桃の木で、ああ、世も末だと思ったもんだ。なんたって、議員宿舎に愛人連れ込んだり、国会議員特権のJR無料パス使って愛人と温泉旅行に洒落こんだりしていた税金トジロボーですからね。良識の府の特別委員会委員長とはこれほどかけ離れた人物はいません。

 こんな男が委員長の特別委員会で安保法制=戦争法案の審議するなんて、ホント、悪い冗談です。で、案の定、委員長の職責で質疑打ち切りってわけです。

 今日の雨は、戦争法案強行採決前の涙雨。それでも、雨はいつかは上がるわけで、その時こそ、この法案に賛成した売国議員もどもが権力の座からすべり落ちてただのひとになる瞬間なのだと願いつつ戦いは続くのであった。

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2015年9月16日 (水)

「先ほどから寝ている方がたくさんおられるので、もしよろしければ、話を聞いていただければと思います」(奥田愛基氏)。これが日本だ、僕らの国会だ。戦争法案を審議する資格なんてあるわけがない。

 今夜にも採決という噂もあるけど、どうなろうと戦いがこれで終わるわけではない。それよりも怒りをどこまで持続させることができるかがこれからは問われていくのだろう。

 と同時に、野党のセンセイたちがどこまで抵抗するかも問われてるんだね。牛歩戦術だとか問責決議だとか内閣不信任案だとか、いろいろ言われてるけど、最後は野党議員が全員辞職ってのが一番インパクトあると思う。でも、やらないだろうけどね。それほどの気骨、気概のあるセンセイは野党にだってそうそうはいませんから。

安保法案 きょう審議打ち切り 深まる疑念、矛盾

 イヌアッチイケーが中継しなかった昨日の公聴会でSEALDsの奥田愛基氏が発言の冒頭で、「こんなことを言うのは非常に申し訳ないのですが、先ほどから寝ている方がたくさんおられるので、もしよろしければ、話を聞いて頂けるようおねがいします」とはにかみながらも放った一言に象徴されるように、永田町には自分の頭で物事を考えられない員数あわせの税金ドロボーばかりですからね。こんな時こそ、寝ている議員をアップで映し出すのが公共放送の役割なんだろうけど、レレレのシンゾーの手下が会長ですから、中継しないというこちらは受信料ドロボーという体たらくですから。

 親分のレレレのシンゾーからして、国会答弁なんか聞いていると、不謹慎極まりないというか、緊張感がないというか、なによりも自らが法案について理解してませんからね。だから、答弁に立ってもアタフタしちゃって、これが総理大臣かよっていう醜態をさらけ出す。その時の動画を是非ご笑覧ください。

 いかがでしょう。まあ、凄いもんです。これが、安保法制=戦争法案の審議の実態です。昨日の公聴会での専門家の発言は、もちろん傾聴に値する。たとえば、元最高裁判事の浜田邦夫氏の「いまは亡き内閣法制局」なんて皮肉たっぷりな発言なんか拍手喝采。隣にいた賛成派の大学教授も思わず笑っちゃってましたからね。現在の内閣法制局長官の横畠君なんか、恥じ入らなくちゃいけない。安保法制=戦争法案についての政府のこれまでの説明も「詭弁だ」と一刀両断したのも痛快ではあった。

 でも、専門家の意見というのは、法律論としてはもはや「違憲」ということで大勢は固まっているんだね。それよりも、法理論といった専門的な観点とは別に、こいつらのやってることはどこかおかしい。相手をやりこめるためなら平気で嘘をつくし、前言翻すのは日常茶飯で、そこに何の屈託もない。それどころか、他人の意見にはまったく耳をかさず、言いたいことだけを言い募る。あげくには、「法案が成立して、時がたてば理解が深まる」なんて、イカレポンチ丸出しの答弁までしてしまう。

 そんないかがわしい権力者たちが固執するあやしげな法案に、一般大衆労働者諸君は皮膚感覚としてその危険性を察知してるんだね。それを代弁してくれたのが、SEALDsの奥田氏の発言なのだろう。だからこそ、くろねこは小さくガッツポーズとともにエールを送りたいと思うのであった。

 というわけで、その全文を是非ご一読ください。ついでに動画もどうぞ。

【安保法案】SEALDs・奥田愛基さん中央公聴会に 「路上に出た人々が社会の空気を変えた」(全文)

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2015年9月15日 (火)

「ホルムズ海峡の機雷掃海は想定せず」(安倍晋三)。てことは、戦争法案の「立法事実」がないってことを認めたようなもんじゃない。それなのに「法案が成立し、時を経る中で理解は広がっていく」だとさ。はんちくな野郎だ。

 昨夜の国会前はやたら規制が厳しく、集会開始の6時30分に歩道を埋め尽くしたひとの波はちょっと危険なほどだった。7時過ぎたあたりから、「道を開けろ」のコールが始まり、騒然とした雰囲気。さすがに警察も抗しきれなくなったんだろうね。歩道を占拠していた人並みが徐々に規制の警官を圧倒して、7時30分過ぎた頃にはとうとう規制線が決壊。8月30日のように、歩道は戦争法案反対の声で埋め尽くされたのであった。

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【大反対】国会前で大規模な安保法制抗議デモ!警察の規制は決壊、大通りにデモ隊が流れ込む!埋め尽くすほどの大人数に!

 そんな国会前の「NON」の叫びを避けるかのように、レレレのシンゾーは7時過ぎには私邸に戻ったってね。さぞかしお腹が痛かったことだろう。それでも、安保法制=戦争法案は強行採決するつもりのようで、「支持が広がっていないのは事実。法案が成立し、時を経る中で理解は広がっていく」って国会でほざいてくれちゃってます。おいおい、衆議院で強行採決した時には、「国民に十分な理解が得られていない。理解が進むよう努力を重ねていきたい」ってのたまっってくれちゃって、「丁寧な説明」ってのを耳タコになるほどに喚いてたんじゃなかったけ。

 それでも支持が広がらないってのは、一般大衆労働者諸君に理解してもらうための説得力が決定的に欠けているってことなんだね。と同時に、レレレのシンゾーや気分は軍人の防衛大臣・中谷君なんかの答弁がいかにいい加減なものか、つまりは法案そのもののいかがわしさってのが一般大衆労働者諸君にはしっかりと理解できてるってことです。

集団的自衛権 ホルムズ掃海「想定せず」 首相、代表例を自ら否定

 昨日の国会では、レレレのシンゾーが集団的自衛権行使容認の根拠としていたホルムズ海峡の機雷掃海について、「現在の国際情勢に照らせば、現実の問題として発生することを具体的に想定しているものではない」って答弁していた。おいおい、ホルムズ海峡の機雷掃海は集団的自衛権行使の代表的な例として、これまで一貫してその正当性を主張する時の理論的バックボーンだったはずだ。気分は軍人の防衛大臣・中谷君の「米艦防護は日本人が乗っているかどうかは関係ない」っていう答弁とあわせて、安保法制=戦争法案の「立法事実」はこれで完全に崩れちゃったんだから、もはや廃案するしか手はないってのが現実なんだよね。

機雷掃海:ホルムズ海峡「現在想定せず」 安倍首相

 ああ、それなのにです。「支持なんかなくったって採決しちゃうもん。後は、時間が経てば忘れてくれるよ」っのが、レレレのシンゾーの腹の中なんだと思う。「熟議の後に決めるべき時には決めなくてはならない。それが民主主義のルールだ」ってことあるごとにレレレのシンゾーはほざくんだが、「支持がなくても、時間が経てば理解は深まる」なんてことを総理大臣が口走ったちゃうのって、どうなのよ、ってなもんです。つまり、「決める時には決める」ってのは結論ありきで事が進むってことで、こうした考えそのものが民主主義じゃないんだよね。

 解釈改憲なんてのはその最たるもので、もう口を酸っぱくして何度も書いてきたけど、集団的自衛権行使容認の閣議決定こそが憲法違反なのだという原点を、17日にもあると噂される強行採決を前にもう一度しっかりと噛み締めてみたい朝であった。

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2015年9月14日 (月)

戦争法案に体制翼賛する陣笠議員どもに、粛軍演説に命を賭けた斉藤隆夫の気骨、気概は一生かかっても理解できるわけがない。

 さわやかな秋風が吹く週明けの朝。今夜の国会前はどんな風が吹くのだろう。安保法制=戦争法案の強行採決を目前にして、神風き起きるのだろうか。ていうか、神風を起こさなくちゃいけないのに永田町ではどいつもこいつも大政翼賛しちゃって、単なる員数合わせの陣笠議員ばかりがはびこり、政治家としての気概なんてものは期待するのが土台無理というものか。

 今日の午前中にも、沖縄の翁長知事が辺野古埋め立ての承認取消しを表明すると言われている。そんな孤軍奮闘する沖縄に対して、「戦後は日本全国、悲惨な中で皆が大変苦労した」と沖縄ばかりが苦労してたんじゃないとあからさまに言い放つ貧相顔の官房長官なんかが大手を振って権力者面するような国ですからね。世襲政治屋にとって政治はただの家業であり、そうでない政治屋にとっては単なるビジネスにしか過ぎないんだから、気骨や気概のある政治家が生まれる素地なんてあるわきゃない。

 というわけで、日本が泥沼の戦争に突き進もうとしていた時代に、ひとり敢然と反旗を翻した斉藤隆夫の粛軍演説に耳を傾け、真の政治家の気骨、気概を改めて検証してみるのもけっして無意味なことではない。「たった一人の反乱」が蟻の一穴となって、時代の流れを大きく変えることだってあるのだから。

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2015年9月13日 (日)

ソーラーパネル業者による掘削が堤防決壊の原因? だとするなら、裏で糸引いた奴がきっといる&除染袋大量流出。中身がカラッポなものも。放射能汚染廃棄物は何処へ!?

 大水害に地震、そして沖縄の辺野古では基地建設の工事が再開。日本中に激震が走る週末だったが、明日の週明けからは激震どころではない、この国のカタチが変わるかどうかの瀬戸際を迎える。なんて意気込んでみたんだが、なんとも爽やかな秋の風になんとなく心が慰められる日曜の朝である。

 とはいえ、被災地はこれからの復旧・復興が至難の業なわけで、決壊した堤防の修復なんてのもそう簡単にはできないだろうから、なんとも不安な日々が続くわけだ。で、その堤防決壊なんだけど、ソーラーパネルを設置した業者が堤防を勝手に掘削していたという噂があって、マキゾエ君の元嫁・片山さつき君が「それはデマだ」とかなんとかツイッターで喚いてたのは知っていたんだが、どうやら掘削したのは事実らしいってね。

 このことがどういう責任問題に発展するかはわからないけれど、業者が勝手にやったことってのはちょっと無理があるような気がする。マキゾエ君の元嫁・片山君が「あれはデマだ」って喚き続けたのも妙な話で、なんでそんなにリキ入れて否定したのか。ひょっとして、国や国交省が絡んでいるんじゃないか、ってどんどん妄想が広がっている。民主党の事業仕分けが原因だなんて、レレレのシンゾーが大好きな「なんでも民主党のせい」っていう声も上がっていたようだけど、どうやら掘削を許可したのは安倍政権になってからのことで、だからこそ「掘削が原因ではない」って片山君が大騒ぎしてたんだって感ぐる向きもあるとかないとか。

 いずれにしても、業者ひとりを悪者にしてシャンシャンってわけにはいかないだろうから、果たして結末やいかに。

鬼怒川の堤防掘削騒動、決壊前に反対派住民を脅していた事が判明!近隣市長も問題視!業者「あんまり騒ぐと、ここに住めなくなるよ」

 ところで、この豪雨で福島第一原発事故による除染で出た汚染廃棄物を入れた袋が240個も流出。回収されたのは113個で、中身が空になっていたものもあったってね。てことは、汚染廃棄物がどこかに流されて行っちゃったってことなんだね。いやあ、これは事件でしょ。しかも、流出した袋のハッキリした数すらわかっていないってんだから、ノホホンとしている場合じゃない。海外メディアは、この除染袋流出を早くから深刻なニュースとして報道していたようなんだが、何に遠慮してるんだか日本の新聞・TVがけっこう危機感薄いのはいつものこと。

 野ざらしのままの除染袋の危険性は、以前から指摘されていたことで、ほったらかしのまま何の手立ても打たなかった環境省の責任は徹底的に追求されるべきですね。ま、福島第一原発を「第一サティアン」なんて言っちゃうほどに頭のネジが緩いノビテルなんてのが環境大臣やってたんだから、さもありなんてわけか。いやはやですね。

・・大豪雨で散乱状態になった福島の除染袋、飯舘村だけで238個を確認!南相馬市原町区でも2袋!100袋以上が未回収

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2015年9月12日 (土)

震える夜を過ごす被災地ほったらかしで、極右ネットテレビに嬉々として生出演した安倍晋三の耐えられない存在の軽さ&新国立競技場白紙撤回のまやかし。

 最初にドーンと縦揺れがきた瞬間、「大きいぞ」って我が家のドラ猫に叫んでしまった。早朝の寝込みを襲った地震のことだ。豪雨の後の地震か。やっぱり、地球が怒り始めてるのかもね。

 豪雨で被害のあった被災地のひとたちにはダブルショックだったに違いない。その心境は察するにあまりある。ああ、それなのにです。まさに存立危機事態となっている被災地のことはほったらかしで、昨夜のレレレのシンゾーは櫻井よし子おばちゃまの主宰するインターネットテレビ「言論テレビ」に生出演。『「戦後70年安保法制」スペシャル 安倍首相生出演! 歴史的使命を完うする覚悟と戦略』って提灯番組でお仲間たちと能天気にも安保ゴッコで盛り上がっていたそうだ。

洪水災害の中、安倍首相が櫻井よしこ主宰の極右ネットテレビに生出演! 国民の生命より右翼仲間が大事なのか

 何かと言やあ、「国民の生命と財産を守る」って唾飛ばしてるくせに、それこそ何十年に1回あるかないかの豪雨で水没した地域があるってのにこの様だ。昨日も書いたけど、オヤジの安倍晋太郎が「晋三には政治家に必要な“情”がない」って病床で嘆いたってエピソードがズンと胸に響いてくる。国会では野党がこの緊急事態に審議中断を申し出たってのに、審議時間のアリバイ作りたいものだから断ったって言うし、「お前ら人間じゃねえ」って叫びたくもなろうというものだ。

 そのくせ姑息な人気取り政策には妙にリキ入れちゃうのがこの男の野蛮なところで、こんな緊急事態の中で、家計支援のための「携帯料金の負担軽減」を諮問会議に支持したそうだ。濁流に流されて電柱にしがみついてるひとの映像を目の当たりにしたら、こんな呑気な政策を口にできるわけがない。災害対策会議がものの10分で終わったように、誰一人として真剣に災害と向き合ってないってことなんだね。さすが、国会で「いいじゃん、それくらい」って口走っちゃうわけです。

首相、携帯料金の負担軽減を 諮問会議で家計支援指示

 集団的自衛権がこんな感覚で発動されてごらんなさい。隊員の命がいくあっても足りませんよ、ったく。若者を一生派遣に縛りつけかねない派遣法改悪も、「いいじゃん、それくらい」でやっつけちゃったんだろうね。その昔、源氏鶏太の小説で「三頭重役」ってのがあったが、この国はいままさに「三等政治屋」によって取り壊されようとしているってことです。

 ところで、白紙撤回で見直しされることになっている新国立教義上だけど、どうも胡散臭い状況になっているようです。この問題を追及し続けている森山高至氏のブログを、是非ご一読ください。

・建築エコノミスト 森山のブログ
新国立競技場計画は本当に白紙見直ししてるのか?

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2015年9月11日 (金)

鬼怒川堤防決壊。こんな緊急事態に戦争法案の強行採決にかまけてる場合か!?&高知の高校に「自衛隊コース」新設。教育の現場からも自衛隊とリンクする動きが出てきたのは要注意。

 鬼怒川決壊の空撮は、まるで東日本大震災の再現のようで、思わず身震いするほどの惨状にビックリ、ドッキリ。崩壊した堤防は改修予定だったそうだが、こういうことにかこつけてまたぞろスーパー堤防を持ち出してきたりするのが土建政治屋の常だから、ここは冷静にみつめていたい。

関東豪雨 鬼怒川が決壊 茨城で12人が行方不明

 気象庁が言うように確かに異常事態であり、被害にあった地域ではそれこそ存立危機事態ってことになるんだろう。東日本大震災+福島第一原発事故の避難者はいまだ19万人もいて、そこに今回の水害です。まさに非常事態なんだが、そんな惨状を脇に置いたまま安保法制=戦争法案の強行採決なんてできるんだろうか。ここはいったん矛を収めて、被災地の復旧・復興に全力を尽くすのが徳目のある政治家というものだ。国民への情よりもアメリカへのおもねりが最優先の違憲総理は、そんなことはお構いなしに来週半ばにもと噂される強行採決を仕掛けてくるんだろうね。レレレのシンゾーのオヤジで元外務大臣の安倍晋太郎は「晋三には政治家に必要な“情”がない」と病床で語ったそうだが、親の見る目は正しかったということか。

 ところで、ちょいと話は変わるんだけど、高知県の私立高校が「自衛隊コース」ってのを新設するらしい。「銃剣道の授業や自衛隊への体験入隊も想定」してるそうで、現役の自衛官やOBが講師を務めるんだとか。経済的徴兵なんてことが囁かれ、新入社員教育という名目で自衛隊で数年訓練させるなんていうプランも俎上に上っている今、教育の現場からも自衛隊とリンクする動きが出てきたってのは要注意です。

 自衛隊コースから自衛隊入隊、そしてある一定の年数が経過したら返済義務のない奨学金貰って大学へという、アメリカの「GIビル(帰還兵援護法)」の教育給付金みたいなことも既に計画されているのかもしれない・・・なんて、これはいつもの妄想だけど。

高知の私立高に「自衛隊コース」 銃剣道や体験入隊想定

 いずれにしても、私立の高校が自衛隊と何の打ち合わせもせずにこんなコースを新設するわけがないんであって、教育現場への自衛隊のコミットはかなり危険なにおいがするってことは、いまのうちにしっかりおさえておきたい、久々の陽射しがまぶしい週末の朝であった。

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2015年9月10日 (木)

福島第一原発の汚染水を「見ざる、言わざる、聞かざる」しているうちに、太平洋は「死の海」になっちゃうんだろうね。

 凄まじい雨と風で、我が家のドラ猫も丸まって寝っこけている朝である。そんなこんなしている今も、福島第一原発の放射能汚染水は太平洋に垂れ流されているんだが、昨日の台風がもたらした大雨でさぞやその漏れ具合も甚だしくなっているのだろう。ああ、それなのにです。汚染水の垂れ流しはすっかり記憶の彼方へと飛んじゃって、汚染水の代わりに世論が「アンダーコントロール」される始末だ。

 ところがどっこい、汚染水は日々漏れ続け、14日からは福島第一原発の1〜4号機建屋周辺の井戸(サブドレン)からくみ上げた地下水の海洋放出が始まる。東電は浄化したと言ってるけど、海はとてもデリケートなもんだから、まったく影響がないなんて確証はどこにもない。

福島第一原発 汚染水6回目の外洋流出 大雨、排水能力が不足

浄化地下水、14日放出開始=福島第1の汚染水対策—東電

 福島第一原発の汚染水について、「見ざる、言わざる、聞かざる」を決め込んでいるのは、おそらく日本だけなのだと思う。なんてったって海は日本だけのものではなく世界に繋がってるんだから、アメリカなんかは絶対にシビアな観測してるはずなんだね。太平洋の汚染は地球にとって緊急事態であることは間違いないわけで、ノホホンとオリンピックなんかにかまけている場合じゃないんだよね。

 というわけで、ちょっと前のデータだけど、これを見てどのくらい壊滅的に太平洋が汚染されているか、改めて汚染水に思いを馳せていただきたいと願う今日このころなのだ。

・ドイツのシミュレーションでは福島の汚染水で太平洋は終り

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2015年9月 9日 (水)

「(カードを)持って行きたくなければ持っていかないでよい。その代わり、その分の減税はない」(麻生太郎)。こんな恫喝まがいを居丈高な態度で財務大臣が口走るとは、この国の政治はなんてグロテスクなんだろう。

 総裁選が無投票で決着したとたんに、スキャンダル大王・鴻池君が中央公聴会開催議決に踏み切り、安保法制=戦争法案の採決が16日にも強行されそうだ。なんともわかりやすいことで。しかも、昨日は元内閣法制局長官が参考人として出席して、安保法制=戦争法案の違憲性を改めて指摘したってのに、ようするにご意見は拝聴しましたってアリバイ作りしたってことなんだね。これもまたいつもの手口です。

 それにしても、無投票で再選が決まった時に、レレレのシンゾーの回りでこぶしを突き上げて雄叫びあげていた女性議員どものなんと醜悪なことよ。どなたかが背後霊みたいって評していたが、いまの自民党は何者かに取り憑かれた狂気の集団(=カルト)であることは間違いない。

 醜悪と言えば、ひょっとこ麻生も負けてはいません。消費税が10%に上がった際の軽減税率の代わりに、マイナンバーカードを使って食料品買ったら還付金でケアするっていう案が突然飛び出してきたんだが、その記者会見で、「(カードを)持って行きたくなければ持っていかないでよい。その代わり、その分の減税はない」だとさ。いやはやであります。これって、マイナンバーカード拒否する奴には減税なんかしてやんないよって脅してるんだね。税金で食わせてもらってる政治家が国民に向かって吐く言葉じゃありませんよ、ったく。

 で、その還付金とやらが、これまた舐め腐った金額で、なんと上限4000円だって。馬鹿にするにもほどがあらあ。しかも、カードで決済すれば還付金ってことは、店はそのための機器を導入しなくちゃいけないわけで、なかには設備投資するユトリがなくてやむなく閉店なんてところも出てこないとも限らない。

【軽減税率の金額に制限、年4000円程度で検討へ!マイナンバー端末で数万円の負担に!麻生氏「カードなければ減税ないだけ」

 それになによりも、日々の食料品をどこでどれだけ買ったかっていう個人データが国に筒抜けになるわけで、それもまた不気味なんだね。こうやってどんどん個人情報とマイナンバーをリンクさせることで、最終的には国民監視体制を築き上げようって魂胆に決まってます。それにはどうしたってマイナンバーを使うように仕向けなくてはならないわけで、現在はカードを取得するかどうかはそもそも自由だから、そこをなんとかしようってんでこうした還付金制度で釣ろうってことなんでしょう。

 もうひとつは、マイナンバーカードによる還付金というアドバルーンを上げることで消費税増税を既定路線にしようという絵図も描いてるに違いない。つまり、消費税増税の是非という本質論をすっ飛ばして、還付金がどうしたこうしたという枝葉末節な議論に矮小化するこで、消費税増税を前提にした世論作りを狙ってるんだね。これって、違憲論議を素通りして、機雷掃海だ、邦人救出だっていう各論に落とし込んでいった安保法制=戦争法案のやり方と一緒です。

 それにしても、マイナンバーカードによる還付金の記者会見でのひょっとこ麻生の居丈高な態度ってのは、この国の政治がいかにグロテスクかってことの象徴みたいで、実に嫌な気分にさせられた。公僕(パブリックサーバント)であることの自覚のカケラもない選民意識丸出しの世襲政治屋が、この国を食い物にしていることだけは間違いないと確信する台風襲来の朝であった。

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2015年9月 8日 (火)

野田聖子総裁選断念。大山鳴動すらしなかったか。つまらんなあ。

 あ~あ、ちょっとは期待してたのに、野田聖子は総裁選断念か。「義を見てせざるは勇無きなり」と意気込んではみたものの、兵は踊らずってことね。それにしても、どいつもこいつもレレレのシンゾーごときに牙抜かれちゃって、恥ずかしくないのかねえ。ごまめの歯ぎしり・河野太郎君なんか、評論家面してブログでいろいろゴタクをご開陳してくれちゃってるけど、文字通りごまめの歯ぎしりそのものだもんね。

安倍首相、無投票で再選=野田氏は出馬断念―自民総裁選

 ママチャリ野郎・谷垣君も昼間の幽霊・岸田君も悪魔に魂売り飛ばしちゃってるし、保守本流で自民党の中でもハト派とされてきた宏池会も情けないことになったもんだ。会長である昼間の幽霊・岸田君なんか、安保法制=戦争法案を問われて、「現実的な判断するのが宏池会だ」なんて腰砕けなことのたまっちゃう始末ですからね。

 それにしても、野田聖子が乱を起こそうと声をあげたってのに、おっとり刀で駆けつける男気のある政治家が見当たらないとはねえ。しかも、昼間の幽霊なんか、推薦人にならないように裏工作までしてたそうだから、もう宏池会の看板下ろしたほうがいいんじゃね。

 これでレレレのシンゾーは無投票で自民党総裁に再選されたわけだけど、それは自民党の議員全員が安保法制=戦争法案に賛成したってことも意味しているんであって、つまりはレレレのシンゾーが首領様の右翼政党としての道を歩むことが決定したってことでもあるんだね。

 たかが17%程度の得票率しかない自民党がこれほどまでに独裁体制を強固なものにできるんだから、小選挙区制の落とし穴ってのはそら恐ろしいほどに深いのだと、つくづく実感する今日この頃なのだ。

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2015年9月 7日 (月)

新宿ホコ天集会&安倍私邸に民族派がデモ&読売テレビ「そこまで言って委員会」でニヤケる安倍晋三は、まるでカルトの教祖様

 雨の新宿ホコ天が「憲法守れ」の声で埋めつくされた。国会前も凄かったけど、新宿もまた壮観なり。横浜や仙台でも多くのひとが安保法制=戦争法案に「NON」を突きつけたってね。

新宿のホコ天染めた 「安保法案反対」の声

Photo
朝日新聞写真部Twitterより

 さらに、民族派がシンゾーの私邸にデモをかけた。「日本を取り戻す」どころか「日本を売り渡す」法案成立に躍起になっているんだから、日の丸掲げる勢力がこれまで目立った動きを見せなかったことが不思議なくらいで、ここは思想・信条を超えてエールを送りたい。主催したのは「対米自立・民族自決デモ実行委員会」で、指導的な立場にあるのは民族派の中では比較的リベラルな一水会かもね。それはともかく、「米軍の傭兵に直結する安保法案を廃案にせよ」「国民の声を聞かない安倍首相は辞任せよ」ってコールには激しく同意します。

・田中龍作ジャーナル
「米軍の傭兵にするな」 民族派が安倍私邸にデモ

 日の丸を掲げるひとたちからも「NON」の声が上がってるってのに、霊感商法の元顧問弁護士・高村君は、「充分に理解が得られていなくても決めないといけない」「国民の理解が得られなければ次の選挙で政権を失う。それが民主的統制だ」ってさ。馬鹿言っちゃいけないよ。選挙ってのは白紙委任したわけではなくて、あくまでも代議士ってのは一般大衆労働者諸君の意を汲んで代わりに政治やらせていただきますって立場にしか過ぎないんだよね。だから、「理解が得られない」法案を強行に成立させる権利なんてありません。それでも必要な法案だってんなら、それを争点に解散総選挙ってのがそれこそ「民主的統制」ってやつで、法案成立してから信を問うなんてのは盗人猛々しい。

「理解不十分でも成立」 安保法案で自民副総裁

 でもって、レレレのシンゾーが「ミヤネ屋」に続いて出演した読売テレビ「そこまで言って委員会」はそれはもうひどいもんだったらしい。「左翼くん」なんてキャラクターが登場して、ほとんど公共の放送局の体をなしていません。

 しかも、この番組の中でレレレのシンゾーは沖縄基地問題に触れ、「移転先は辺野古以外は残念ながらないというのが結論だ」ってほざいてる。政府と沖縄県の集中協議の真っ最中で、5回目の今日はレレレのシンゾー本人が初めて出席するというのに、その前日に放送された番組でこんなこと口走ってたら、それはもう議論する気はありませんって言ってるようなもんだろう。

安保法制反対派を小馬鹿に!番組「そこまで言って委員会」で「左翼くん」というキャラクターが誕生!安倍首相と並んで握手も!

 「ミヤネ屋」もひどかったけど、こんな番組に嬉々として出演するその神経はほとんど狂ってます。ムーミンの親戚みたいな顔した白川勝彦君が「安倍首相は、もう狂っている。」ってブログ「永田町徒然草」で書いてたけど、ごもっともです。こんな番組に出演することを誰も止められないんだから、自民党ってのは政党というよりカルト集団に堕ちちゃったってことなんでしょうね。

・永田町徒然草
安倍首相は、もう狂っている。

 最後に、ビリケンに瓜二つのデザイナーが、「万が一、本書簡到達後も適切な取材に基づく客観的な報道が為されず、同様の取材・報道態勢が続くのであれば、名誉棄損等の法的責任を伴うものと判断した段階で、直ちに法的措置を講ずると共に、関係機関等に対して人権侵害を理由とする申立てを行う予定であることを、念のため申し添えさせていただきます」って弁護士を通じてメディアに申し入れという名の脅しかけたってね。

 この文書では、「そもそも、思想・アイデアそのものが著作権法に基づき保護されるものではないことは、著作権制度の国際的かつ基本的な原則。」とも言ってるんだけど、つまりはパクリましたって言ってるようなもんです。デザイナーばかり責め立てると不幸なことも起きかねないと危惧してたけど、こんな風に居直っちゃったんだから、これでまた一斉攻撃開始ですよ。自分で火に油を注いでりゃ世話ありません。

佐野氏代理人通じ報道機関に申し入れも会見「ない」

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2015年9月 6日 (日)

芸を忘れたカナリヤばかりの世の中で、NHK『LIFE人生に捧げるコント』で見せたウッちゃんの反骨魂。

 「芸人9条の会」が浅草の雷5656会館で旗揚げ公演。芸人さんが政治にダイレクトに関わるような活動をするのはとても勇気がいることだ。「粋じゃねえなあ」なんて斜に構えて格好つけるのは簡単だけど、もはやそんな悠長なこと言ってられる時代じゃないって、ベテランの芸人だからこその直感があるのに違いない。

笑い交えて政権批判 「芸人9条の会」旗揚げ

 浅草の本法寺には「はなし塚」というのがあるんだが、ここには戦時体制下で国から禁止された落語の演目53種が納められている。芸能ってのは時として権力に対する痛烈な風刺だったりするわけで、一般大衆労働者諸君を煽られちゃかなわんということで統制が始まるわけです。その一環として禁演落語ってお達しが出たんだね。

はなし塚

 これを昔話と思っていたら大間違い。TVで悪ふざけしている芸人崩れのタレントたち観てても、取り込まれちゃってるなってのがワンサカいますから。爆笑問題が日和っちゃってるのも理由がないことではないし、ビートたけしがうまいこと立ち回っているのもそれはそれで生き残りをかけた処世術なんだと妄想できるんだね。

 本当なら、ビートたけしこそ「芸人9条の会」の旗振り役しなくちゃいかんのだよね。上級芸人でございなんてふん反り返ってないで、いまこそ「毒ガス」撒き散らさなきゃ。そんなない物ねだりしていたら、なんとウッちゃん(内村光良)が、9月3日放送のNHKのコント番組『LIFE人生に捧げるコント』でやってくれた。

 この番組はたまたま観ていたんだけど、この日はなぜか生放送だったんだね。生放送ってところがミソで、録画だったらおそらくボツになったと思う。そこにウッちゃんやスタフッの深慮遠謀が働いていたとしたらこれまた凄いことなんだが、ま、それは妄想ということにして、なによりも凄まじいのは誰が観てもこれはいま進行しているこの国の権力者のやり様をチャカしてるんだね。チャカしているだけでなく、ギャグというオブラートも溶けちまうほどに強烈な風刺がそこに込められている。

 とはいえ、けっして肩に力が入ってない。それどころか、どこかすっとぼけていて、シュールですらある。政治ワイドショーでごたく並べる芸を忘れたカナリヤにウンザリしていたところに、この強烈なストレートパンチだもんね。樹木希林が登場するラストシーンはコントの枠を超えて、サルトルやベケットにも通じるドラマツルギーが垣間見えたりしたのは、果たしてこちらの勝手な思い込みだけだったのだろうか。

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2015年9月 5日 (土)

昨日の読売TV『ミヤネ屋』はまるで「戦争法案通販番組」みたいで、明らかに放送法違反だ!

 一晩たってもなんとも胸くそが悪い。朝っぱらからの悪態で申し訳ありません。でも、やっぱりムラムラと怒りがマグマの如く湧き上がってくるんだから仕方ない。レレレのシンゾーが出演した昨日の読売テレビ『ミヤネ屋』のことだ。まあ、なんと申しましょうか。一言で言えば、戦争法案のための通販番組って趣で、あれほどヨイショされたらそりゃあ気分はお殿様です。

 それにしても、レレレのシンゾーってのはあれだけお仲間が揃ったなかでも、まともなコミュニケーションがとれないんだね。ヨイショ質問にもその真意が理解できてないから、自分の言いたいことだけをダラダラとしゃべりまくる。アメリカのミサイルと日本のミサイルで敵のミサイルを撃ち落せるなんて漫画みたいなことくっちゃべってた時には、こいつ頭がどうかしているって、本気で思ったもんね。

安倍出演の『ミヤネ屋』は放送法違反だ! 宮根はタイコ持ち発言、日テレ青山は「廃案になっては困る」とポロリ

 しかしなんですね、国会では安保法制=戦争法案の審議の真っ最中だってのに、国会さぼってTV出演とは。「不謹慎」って言葉は、こういう時のためにあるんでしょうね。仏文研究者で慶大教授の堀茂樹氏がツイッターでこんな具合に嘆いてました。

「こんな重大な問題を、コマーシャルの合間、合間に、国の政治の最高責任者がお喋りするなんて、こんな国、こんな首相、他には絶対にあり得ないよ!国家の体を成していない。主権者たる国民をバカにしている。コマーシャルが余興なのではなく、首相の喋りがコマーシャルの余興になっているという状況。」

 でもって、こんな提灯番組を「安倍首相×宮根誠司 “特別”国会開幕」なんてタイトルで恥ずかしげもなく放送するTV局はどうなんてだってことなんだが、これってどう考えても放送法違反だね。

第1条 この法律は、次に掲げる原則に従つて、放送を公共の福祉に適合するように規律し、その健全な発達を図ることを目的とする。

一 放送が国民に最大限に普及されて、その効用をもたらすことを保障すること。

二 放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによつて、放送による表現の自由を確保すること。

三 放送に携わる者の職責を明らかにすることによつて、放送が健全な民主主義の発達に資するようにすること。

 この番組を観た方には、もうウンザリ、って言われちゃいそうですが、観ていない方のために動画一挙公開です。視聴の際には身の回りから危険物を排除してください。怒りにまかせて自傷・他傷もしくはTV受像機破壊の恐れがあります。なお、視聴後に放送法違反の疑惑ありと判断した場合は、放送倫理・番組機構(BPO)までご一報を。お問い合わせ先はこちら↓です。

放送倫理・番組機構(BPO)

 というわけで、「戦争法案通販番組」の始まり始まり。

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2015年9月 4日 (金)

「集団的自衛権の行使を認める立法は、違憲と言わねばならない」「内閣法制局は、時の政権の意見や目先の利害にとらわれた憲法解釈をしてはいけない」(山口繁元最高裁長官)

 オリンピック・エンブレムのドサクサをまるで隠れ蓑にするように、安保法制=戦争法案の採決が近づいている。新聞・TVはまるで他人事のように、11日だ14日だ、いえいえ60日ルールだと自民党の思惑だけを垂れ流す。

  一連のオリンピック騒動の元凶であるシンキロー森は、新国立競技場やエンブレムにおける失態を「えらい目にあった」とこれまた他人事だったそうだが、どいつもこいつも自らの責任を果たそうなんて気はサラサラないのがしゃくの種の今日この頃なのだ。

森喜朗会長「えらい目にあった」と人ごと発言

  とはいえ、安保法制=戦争法案が違憲であることには間違いがないわけで、とうとう元最高裁長官までが「違憲」を表明。レレレのシンゾーが何かと言やあ持ち出す砂川判決についても、「根拠にならない」と一刀両断です。3人の憲法学者が「違憲」と指摘した時には、「安保法案が違憲かどうかは、最高裁が判断する」からたかが憲法学者はすっこんでろってのが安倍違憲内閣の姿勢だったんだよね。だったら、今回の山口繁元最高裁長官の発言というのはとても重いってことです。

「集団的自衛権行使は違憲」 山口繁・元最高裁長官

  というわけで、朝日新聞に掲載された山口繁元最高裁長官のインタビューにじっくりと目を通していただきたい。とてもシンプルな論理だからこその迫力あります。本来なら、国会でこうした本質的な議論しなくちゃいけないのに、気分は軍人の防衛大臣・中谷君のバッカじゃなかろか答弁に引きづられて珍問答繰り返すばかりですからね。

(これより引用)  

 ――安全保障関連法案についてどう考えますか。

 少なくとも集団的自衛権の行使を認める立法は、違憲と言わねばならない。我が国は集団的自衛権を有しているが行使はせず、専守防衛に徹する。これが憲法9条の解釈です。その解釈に基づき、60余年間、様々な立法や予算編成がなされてきたし、その解釈をとる政権与党が選挙の洗礼を受け、国民の支持を得てきた。この事実は非常に重い。

 長年の慣習が人々の行動規範になり、それに反したら制裁を受けるという法的確信を持つようになると、これは慣習法になる。それと同じように、憲法9条についての従来の政府解釈は単なる解釈ではなく、規範へと昇格しているのではないか。9条の骨肉と化している解釈を変えて、集団的自衛権を行使したいのなら、9条を改正するのが筋であり、正攻法でしょう。  

 ――「法案は違憲」との指摘に対して、政府は1972年の政府見解と論理的整合性が保たれていると反論しています。

 何を言っているのか理解できない。「憲法上許されない」と「許される」。こんなプラスとマイナスが両方成り立てば、憲法解釈とは言えない。論理的整合性があるというのなら、72年の政府見解は間違いであったと言うべきです。  

 ――「限定的な集団的自衛権の行使」は容認されるという政府の主張についてはどう考えますか。

 腑(ふ)に落ちないのは、肝心かなめの日米安全保障条約についての議論がこの間、ほとんどされていないことだ。条約5条では、日本の領土・領海において、攻撃があった場合には日米共同の行動をとるとうたわれている。米国だけが集団的自衛権を行使して日本を防衛する義務を負う、実質的な片務条約です。日本が米国との関係で集団的自衛権を行使するためには、条約改定が必要で、それをしないで日本が米国を助けに行くことはできない。しかし、条約改定というフタを開けてしまえば、様々な問題が噴き出して大変なことになる。政府はどう収拾を図るつもりなのでしょうか。

 ■砂川判決、集団的自衛権想定せず

 ――安倍晋三首相ら政権側は砂川事件の最高裁判決を根拠に、安保法案は「合憲」と主張しています。  非常におかしな話だ。砂川判決で扱った旧日米安保条約は、武装を解除された日本は固有の自衛権を行使する有効な手段を持っていない、だから日本は米軍の駐留を希望するという屈辱的な内容です。日本には自衛権を行使する手段がそもそもないのだから、集団的自衛権の行使なんてまったく問題になってない。砂川事件の判決が集団的自衛権の行使を意識して書かれたとは到底考えられません。

 ――与党からは砂川事件で最高裁が示した、高度に政治的な問題に司法判断を下さないとする「統治行為論」を論拠に、時の政権が憲法に合っているかを判断できるとの声も出ています。

 砂川事件判決は、憲法9条の制定趣旨や同2項の戦力の範囲については判断を示している。「統治行為論」についても、旧日米安保条約の内容に限ったものです。それなのに9条に関してはすべて「統治行為論」で対応するとの議論に結び付けようとする、何か意図的なものを感じます。

 ――内閣法制局の現状をどう見ていますか。

 非常に遺憾な事態です。法制局はかつて「内閣の良心」と言われていた。「米国やドイツでは最高裁が違憲審査や判断を積極的にするのに、日本は全然やらない」とよく批判されるが、それは内閣法制局が事前に法案の内容を徹底的に検討し、すぐに違憲と分かるような立法はされてこなかったからです。内閣法制局は、時の政権の意見や目先の利害にとらわれた憲法解釈をしてはいけない。日本の将来のために、法律はいかにあるべきかを考えてもらわなければなりません。

 (聞き手 論説委員・高橋純子、編集委員・豊秀一)

9月3日 朝日新聞朝刊より

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2015年9月 3日 (木)

またしても自衛隊内部資料が発覚。昨年末、自衛隊トップが米軍に今夏の戦争法案成立を伝えていたそうだ。

 安保法制=戦争法案は、18日を限度に採決するそうだ。レレレのシンゾーがアメリカ議会の演説で「この夏までに」って約束しちゃった手前、何がなんでもってことなんだろうね。安保法制=戦争法案は成立を前提に水面下ではいろんな動きが出てきているようで、ついこの間も自衛隊が法案成立を見越して、南スーダンのPKO活動に参加している部隊を駆けつけ警護できるようにする編成計画を立てていたなんていう内部文書が暴露されたばかりだ。墜落した米軍ヘリに自衛隊の特殊部隊が研修という名目で同乗していたってのも、法案成立の先取り感が濃厚ですからね。

 でも、こうした動きはあくまでもレレレのシンゾーの「この夏までに」という演説があればこそと思っていたら、とんでもはっぷんでした。なんと、昨年末にアメリカを訪問した自衛隊の統幕長が、「与党の勝利により、来年夏までには(法案審議は)終了すると考えている」って米軍幹部に伝えていたそうだ。その時点では、まだ安保法制=戦争法案の与党協議が始まってもいなかったんですね。

 さらに、普天間飛行場へのオスプレイ配備に反対する声に対して、「不安全性をあおるのは一部の活動家だけだ」とも説明していたそうだ。辺野古基地についても、「(米軍と自衛隊の)共同使用が実現すれば、協力が一層深化し、住民感情も好転するのではないか」なんて舐めたことまで言ってくれちゃったとか。

安保法制で新たな内部資料の存在が判明!昨年末に統幕長が米軍幹部に伝達!「安保法案が2015年夏までに成立する」

 またしても共産党のスクープなんだけど、かなりディープな内部資料が漏洩しているようですね。これって、自衛隊内部にも安保法制=戦争法案に反対する勢力が一定数存在するってことなんだろうね。おそらく、躍起になって犯人探ししているだろうけど、こういう自衛隊の動きってたぶんレレレのシンゾー一派も承知のうえでのことなのではなかろうか。「自衛隊の暴走」ってことに話を収斂させちゃうと、ちょいと方向を見間違うような気もするのだが・・・。もしかしたら、米軍と自衛隊のシンクロは想像以上に進んでいて、何がなんでも18日までに法案採決というのも、実は既にその後の自衛隊海外派兵などが具体的なプランとして出来上がっているからかもしれない・・・なんて物騒な妄想してみた木曜の朝であった。

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2015年9月 2日 (水)

「日本に原発が安全だという思い込みがあり対策を怠った」(IAEA最終報告書)&「シロートが何も分かりもしないで騒ぐから今日はエンブレム中止の日」

 盗人疑惑でかまびすしかった東京オリンピックのエンブレムが取り下げられて、やれめでたい。でも、その前に原発です。「そんなことは不可能だ」って専門家が口を酸っぱくして警告してるのに、火山の噴火予知なんて朝飯前だからってんで川内原発再稼動しちゃったわけだけど、ここにきてIAEA(国際原子力機関)が福島第一原発事故を総括する最終報告書を公表した。で、「日本に原発が安全だという思い込みがあり備えが不十分だった」って痛いところをズバリと指摘されちゃいました。

 さらに、「いくつかの自然災害が同時に発生することなどあらゆる可能性を考慮する、安全基準に絶えず疑問を提起して定期的に再検討する必要がある」とも指摘されてるんだね。つまり、自然を舐めたらあかんぜよって警告してるわけです。日本の原子力ムラのすることは見透かされてるってことです。

IAEA最終報告書「原発が安全との思い込み」

【重要】IAEAが福島原発事故で日本政府の責任を断言!最終報告書に「対策を怠った」と明記!想定外を一蹴!

 もっとも、IAEAってのは原発マフィアの総本山みたいなところでもあるから、最終報告ってのは、「今度何かやったらただじゃおかないよ。オメーらの手抜きのおかげで原発政策見直そうって動きが出てきて迷惑してんだかんね」っていう警告でもあるんだね。ま、妄想ですけどさ。もっと妄想たくましくすれば、、IAEAにとっては、東電幹部が強制起訴の裁判で有罪になることを期待してたりして。そうすれば、これまで誰も責任とらないことへの不満のガス抜きにもなりますから。

 IAEAにはそれなりの思惑があっての最終報告書なのは間違いないところだけど、身内からここまで糾弾されちゃう日本の原発ってのは、いかに世界の厄介者かってことの証みたいなもんで、やっぱり地震も火山もいっぱいの国にこんな危険なオモチャはいらないってことです。

 ところで、東京オリンピックのエンブレムです。昨日の組織委員会の会見はひどいもんでした。ようするに、「シロートが何も分かりもしないで騒ぐから今日はエンブレム中止の日」ってことです。原発と一緒で誰も責任とらないどころか、「オイラは悪くないもんね」って居直っちゃってんだから始末が悪い。関西のビリケンさんに瓜二つのデザイナーにいたっては、「人間として耐えられない限界状況だと思うに至りました」ってまるでバッシングしている奴らの責任みたいなことを縷々連ねた文書発表しちゃってます。

 どこまで行っても自分は悪くない、パクってなんかいないってんだが、偶然にせよ何かに似ていると指摘されたら、その時点で新たな創作に着手するのがプロのデザイナーってもんです。だから、審査委員であり大御所の永井一正大センセイの「専門家の間では分かり合えるが、国民には分かりにくい」って発言は、ホント、舐めてるんだよね。前にも書いたけど、そこにはデザイナーとしての矜持のカケラもありません。

 そう、すべては盗作があったかどうかということより、「似ている」って指摘されたことに対するデザイナーとしてのプライドの問題なのだ。それを、ああでもないこうでもないと言い訳してるうちに、どんどん泥沼にはまって、痛くもない腹まで探られたわけで、自業自得です。家族がどうしたこうしたなんてゴタク並べてないで、オリジナルだっていう信念があるなら、どこまでもそれを貫けばいいこと。しかも、会見には姿を見せずに、文書でお茶濁して逃亡図ろうなんて、その根性だけでクリエイターとしては失格です。

 ちなみに、デザイナーひとりに罪をおっかぶせるような会見していた組織委員会の武藤敏郎事務総長ってのは、旧大蔵省の一大スキャンダルである「ノーパンしゃぶしゃぶ」で名前が上がった元高級官僚だそうで、ま、こいうひとたちが仕切っているオリンピックなんてのは、それだけでお里が知れるというものです。

【逆ギレ】佐野研二郎氏がホームページ上で反論!「あたかも全てが何かの模倣だと報じられた。エンブレム以外で不手際」

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2015年9月 1日 (火)

お子ちゃま市長はやっぱり大阪の恥&「アメリカの力が落ちてきた部分を、何かで補わなければいけない」(谷垣自民党幹事長)。いまさらだけど、戦争法案の、これが本質なんだね。

 30日の国会前のデモがよほど気に障っているらしく、12万人なんてとんでもないせいぜい1万人がいいとことだとか、なんだかいろいろと手の込んだdisりが横行しているってね。
 
 でもって、貧相顔の官房長官・菅君はなんとかのひとつ覚えで「一部の野党やマスコミから『戦争法案』『徴兵制の復活』などと宣伝され、大きな誤解が生じていることは極めて残念だ」ってほざいてます。なかでも馬鹿丸出しなのがお子ちゃま市長・橋下君で、「日本の有権者数は1億人。国会前のデモはそのうちの何パーセントなんだ?ほぼ数字にならないくらいだろう。こんな人数のデモで国家の意思が決定されるなら、サザンのコンサートで意思決定する方がよほど民主主義だ」なんてことをのたまってくれちゃってます。なんともスットコドッコイな男です。

 国会前のデモがたいしたことないんなら黙殺してりゃいいだけのことなんだね。それをことさら因縁つけるようなこと口にするってことは、それだけ意識してるって証拠みたいなもんで、ま、心中穏やかじゃないってのが正直なところなんでしょう。

橋下徹氏、安保デモに苦言 「サザンのコンサートで意思決定する方がよほど民主主義だ」

 ママチャリ野郎・谷垣君も、「審議がだいぶ進んできたので、(反対派は)ここらで頑張らなければいけないという思いがあったのではないか」なんて余裕こいた振りしてます。でも、これって国民に向かって言うことかねえ。普通なら「謙虚に耳を傾けたい」くらいのことを言って取り繕うのが政治家ってもんじゃないのかねえ。こいつらの発言聞いてると、政治家がどうにか国民をやり込めようってしているようで、とてもじゃないけど選挙で当選させていただいたっていう謙虚な心なんてのは微塵も感じられない。

 で、そのママチャリ野郎なんだが、豊岡での講演で「アメリカの力がかつてほどでなく、代わりに中国がものすごい力をつけてきた。アメリカの力が落ちてきた部分を、何かで補わなければいけないことを正面から認めなければならないと思います。そうしてそれを冷静に分析して組み立てていく議論を今回、本当はしなければいけない」なんてことをかましてくれたってね。

 ふ~ん。そうかいそうかい。「アメリカの力が落ちてきた部分を、何かで補わなければいけない」から集団的自衛権行使して米軍の肩代わりを自衛隊にさせようってことなのね。なんだかとってもわかりやすい。これこそが安保法制=戦争法案の本質ってことです。何かっていやあ、「国民の生命と平和な暮らしを守るのは政府の責任だ」ってレレレのシンゾーは口にするけど、安保法制=戦争法案は米軍の一部隊として自衛隊が戦争に駆り出されるってことで、「国民の生命と平和な暮らし」とはむったく関係ありません。それどころか、自衛隊が戦争に参加することで、逆に「国民の生命と平和」が脅かされる危険性が高まりかねないのが現実ってなもんです。

【忠犬自民】谷垣幹事長「米国の力が落ちてきた。何かで補わなければ」

 それにしても、「アメリカの力が落ちてきた部分を、何かで補わなければいけない」なんて発言を話頭の幹事長が平然と口にするその神経ってのは、空恐ろしいものがある今日この頃なのだ。

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