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2015年12月

2015年12月31日 (木)

言語も意味も不明瞭な政治屋の詭弁に憲法が翻弄された1年・・・そのデタラメぶりを再確認しつつ、良いお年を!

 戦後70年の年も押し詰まり、東北ではいまだに20万人のひとたちが仮設住宅住まいを余儀なくされ、福島第一原発では汲めども尽きぬ汚染水が日夜海へと垂れ流されている。さらに、日本はまだ原子力緊急事態が解除されず、放射能による身体への影響、特に子供たちの甲状腺がんが深刻な状態とも言われている。

 ああ、それなのに、ペテン総理の晦日はゴルフと高級すし店でのご会食。世の中間違っとるよ~♪と歌った植木等も裸足で逃げて出す無責任ぶりだ。

 その無責任ぶりは言動にも表れていて、今年ほど政治家の「言葉」というものが劣化した年はないのではなかろうか。後先考えないというか、何も考えてないんだろうなあ、まるで本能の赴くままに言いたいことを言い募り、そこには相手を説得する理念や信念なんてものはカケラほどもない。

 自分の主張をただ言い募ることで、「ロンパ、ロンパ」と喚くネトウヨ脳が永田町にも蔓延している。「日教組、日教組」「早く質問しろよ」なんてのは序の口で、「私が総理大臣ですから」って一言なんかその白眉だろう。

 ところが、政治家の吐く「言葉」ってのは、おうおうにして忘れ去られやすい。その瞬間は批判にさらされたとしても、あっという間に話題は転換しちゃいますからね。おそらく、年明け早々の国会から、政治は夏の参議院選挙に向けて収斂されていくのだろうが、戦争法案をめぐる一連の政治家どもの「言葉」を記憶にとどめておくことはとても大事な選択肢のひとつとなるだろう。

 というわけで、改めて政治家がどんなことを口走ってきたか検証しつつ、2015年もお後がよろしいようで。皆様、良いお年を。

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「(ホルムズ海峡での機雷掃海は)現実の問題として発生することを具体的に想定していない」(安倍信三)

 「核兵器は核弾頭を持っており、分類は弾薬にあたる」(中谷元・防衛相)

 「現在の憲法をいかにこの(安保)法案に適応させていけばいいのかという議論を踏まえて閣議決定を行った」(中谷元・防衛相)

 「法的安定性は関係ない」(礒崎陽輔・内閣総理大臣補佐官)

  「憲法学者の言う通りにしていたら日本の平和と安全が保たれたか」(高村正彦・自民党副総裁)

 「たいていの憲法学者より私の方が考えてきたという自信はある」(高村正彦・自民党副総裁)

 「まったく違憲でないと言う著名な憲法学者もたくさんいらっしゃいますから」(菅義偉・官房長官)

 「実際、(自衛隊員の)リスクは下がっていくと思います」(安倍晋三)

こいつらが民主主義を殺した! 安倍政権「安保法制」デタラメ・詭弁ランキング(前編)5位〜1位

憲法破壊の犯罪者たちを忘れるな! 安倍政権「安保法制」デタラメ・詭弁ランキング(前編)10位〜6位

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2015年12月30日 (水)

国同士は合意したから、不満があるなら後は民間でやってくれ・・・ってのが日韓合意です。

 昨日は、年末恒例の築地場外への買出し。来年秋の移転もあるんだろうか、凄まじい人の波には驚き桃の木.山椒の木なのでありました。

 そんなことより、アメリカにせっつかれて、ドタバタ外交で日韓合意した従軍慰安婦問題で、つむじが右に曲ったお仲間が「なんてこったい」と喚きたてペテン総理大炎上。韓国でも元従軍慰安婦から頭越しの合意を追求されて、朴おばさんも立往生。ようするに、国同士は合意したから、これからはこの問題は民間委託ってことです。

遂に右翼が首相官邸前で抗議デモ!チャンネル桜や在特会などが日韓合意に猛反対!外務省にも街宣車!

 で、今回の日韓合意について、斎藤美奈子氏が東京新聞「本音のコラム」で、「考え方を変えた人に『なぜ変えたのか』を問う必要があるだろう」とした上で、

(これより引用)

①自らの過ちに気づいて心を入れ替えた。
②逆らえない相手に翻意や譲歩を命じられたので、しぶしぶ従った。
③本当は考えを変えたわけではないが、変えたふりをして、その場を乗り切ることにした。

(引用終わり)

 の三択問題です。いやあ、わかりやすい。ま、正解はもう皆さんご想像の通りだと思うんだが、最後に「日韓で合意したからには、この判断に不満な国内世論も一喝してほしい。『これ以上蒸し返すな』は外でなく内に向かっていうべき言葉だ。」と結ばれているのには、おっしゃる通りです。

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 でも、女房を靖国参拝させて少しでもエクスキューズしようなんてチイセー野郎にはとてもできた芸当ではありませんね。ヘイトスピーチひとつ規制できない、ていうかやろうとしない、ほったらかしの筋金入りのネトウヨ脳の御仁ですからね。

 とはいえ、今回の日韓合意はアメリカが強権発動して演出したのは間違いないわけで、そろそろペテン総理も運の尽きという暗示なのかもしれない。そう思ったら、ちょっぴり心温まる晦日の朝であった。

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2015年12月29日 (火)

年の瀬に場当たり的に日韓合意&その日に、首相夫人はいそいそと靖国参拝。

 マッチポンプという言葉があるけど、この年の瀬にきての従軍慰安婦問題に関する日韓合意ってのは、まさにそれです。なんてったって、ペテン総理のこれまでの言動を見てくれば、日韓関係をこじれにこじらせた張本人ですからね。河野談話も村山談話もボクちゃん認めないって立場だったんだから、そりゃあ日韓関係はこじれます。

慰安婦問題で日韓合意 日本国内、歓迎と懸念の声が交錯

 ペテン総理にとっては、それが戦略のひとつで、日中関係も同じ。ようするに、近隣諸国の中には日本に仇なす国があるぞって危機感を煽ることが目的だったんでしょう。そんでもって、安全保障についてはいつでも戦う用意しないとあきませんぜって世論を喚起しようとしてたってわけだ。

 でも、嫌韓、嫌中があまりにもエスカレートして、アメリカにとってはちょいと迷惑なことにもなってきた。そこで、今回の日韓合意を仕組んだ・・・って、妄想してみたのであった。いずれにしても、合意文書だってまだなにいんだから、これがいかに場当たり的なドタバタ外交かわかろうというものだ。

 日韓合意のその日に、女房の小春じゃなかったアッキーがいそいそと靖国神社参拝したってのも、ま、つむじが右に曲がったお仲間へのせめての慰めをしておかなくっちゃっていうことなんでしょうね。って、これも妄想ですよ、妄想。

安倍首相夫人が靖国参拝

安倍晋三と「慰安婦」問題―発言に見る、極右政治家の実像―(成澤宗男)

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2015年12月28日 (月)

2015年を振り返り、ペテン総理の「嘘」「ごまかし」「トンデモ発言」で大笑い&怒!

 さすがに忘年会二連荘はきつかった。しかも、最後は酔って酔って酔ってあげくのカラオケ。精も根も尽き果てた月曜の朝なまであった。

 というわけで、今年を振り返って、2015年を彩った総理大臣の「嘘」「ごまかし」「トンデモ発言」を検証して、今年最後の大笑い。

「我々が提出する法律についての説明はまったく正しいと思いますよ。私は総理大臣なんですから」

「我が軍の透明性を上げていくことにおいては、大きな成果を上げている」

「政治家は歴史に対して、謙虚でなければならない、というのが、私の信念であります」

「私の考え方をそこで述べることは言論の自由だ」

「『安倍は生意気なヤツだから今度殴ってやる』と言う不良が来て、いきなり前を歩くアソウさんに殴りかかった。私もアソウさんを守る。これは今度の法制でできる」

「ISILと闘う周辺各国に、総額で2億ドル程度、支援をお約束します」

「早く質問しろよ!」

「戦争法案などといった無責任なレッテル貼りはまったくの誤りだ」

「難民受け入れは人口問題として申し上げれば、我々は移民を受け入れる前にやるべきことがある。それは女性や高齢者の活躍であり、出生率を上げていくにはまだまだ打つべき手がある」

「第三の矢は的に届いていないとの批判を受けるが、私は大学時代、アーチェリー部だった。私の矢は必ず当たる」

嘘、ごまかし、逆ギレ、開き直り…安倍首相「今年のトンデモ発言」ランキング(前編)10位〜6位

え、総理がこんなこといっていいの? 安倍首相「今年のトンデモ発言」ランキング(後編)5位~1位

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2015年12月27日 (日)

再稼働しちゃえばこっちのもの・・・というわけで川内原発の免震重要棟建設は反故だとさ。

゛ キングオブコントの片割れが女子高生の制服を盗んだってんで逮捕され、永田町の下着ドロ疑惑の高木君はいまだ大臣の椅子にしがみつくというこの不条理。

 そんなことより、東京湾で群発地震です。ただごとじゃないような気がするんだが、無事に年は明けるんだろうか。

・【ヤバイ】東京湾で群発地震が発生!震度1以上の有感地震が5連発!無感地震は数十回!西之島の活動停止と連動か!?

 群発地震とくれば、やっぱり原発が心配になるんだが、なんとまあ、川内原発再稼動の前提条件だった免震重要棟建設を九州電力が反故にしようとしてるってさ。九電はいろいろ言い訳してるけど、ようするに建設費がもったいないってことなんだね。安全対策より経済効率優先は電力会社の社是みたいなもんですから。その挙句が福島第一原発事故だってのに、原子力規制委員会が何言おうと再稼働しちまえばこっちのもんだってわけです。

九電、免震棟新設を撤回 川内原発 再稼働の前提ほご

 なんかもう、ペテン総理が権力を握ってからというもの、言った者勝ち、やった者勝ち、どんなに嘘つこうとメディアは政官財の言動を検証するどころか、すべて無批判に垂れ流すだけなんだから、こんなお気楽なことはない。九州電力の免震重要棟なんか知ったこっちゃないという乱暴狼藉も、そうしたメディアの見て見ぬ振りをわかったうえでのことなんだね。

 つまりは、世間を舐めくさってるってことです。思わず、我が家のドラ猫に、「暴虐の雲 光を覆い 敵の嵐は荒れ狂う ひるまず進め我らが友よ 敵の鉄鎖をうち砕け」なんて歌いかけちまった有馬記念の朝であった。

【くろねこの競馬予想】

 今年の有馬記念は難しい。こういう時は、ない智恵絞って予想するより、好きな馬、勝って欲しい馬を中心に考えるのが得策というもの。というわけで、本命はゴールドシップ。ラストランということもあるけど、天真爛漫、唯我独尊の走ってみなけりゃわからない破天荒な馬っぷりに敬意を表したい。相手はキタサンブラック。調教中のケガで主戦ジョッキーの北村が横山に乗り替わったのは残念だけど、中山の小回りは絶好の舞台。リアファルとキタサンブラックの行った行ったで決まれば、ちょいと早いお年玉かも。
◎ゴールドシップ、○キタサンブラック、▲リアファル、△ルージュバック、サウンズオブアース、ゴールドアクター、アルバート、ラブリーデイ

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2015年12月26日 (土)

古館降板を茶化したミヤネの下品で下衆でグロテスクな政権へのおもねり。

 高浜原発運転差し止め処分取り消しの判決が出たとたんに、関西電力は原子炉への核燃料の装填を開始した。なんとも手回しのよろしいことで。

 ところで、「取材監視問題や市政ニュースの情報発信の仕方」に見られるその乱暴な政治手法で、何度も議会から決議文や意見書を出されていた兵庫県西宮市の市長が、とうとう市議会議長から「いいかげにんしろ」と批判満載の声明を突きつけられたそうだ。曰く、「自分が常に正しいという立場を決して譲らず、他者を理解し、共感する姿勢に欠けている」。

市会議長が異例の市長批判 「共感姿勢欠ける」 西宮市

 おお、どこかに似たような世襲政治屋がいたねえ。言わずと知れたペテン総理です。この議長声明はまんまペテン総理にあてはまっちゃうんだから、大笑いなのだ。って、笑ってばかりもいられないんだが、奇しくもブログ「哲学者=山本行太郎の毒蛇山荘日記」が古館降板、岸井降板にからめて「要するに、批判や攻撃、罵倒というような言論戦や思想戦によわい、頭の悪い脆弱な政権は、情報統制=情報弾圧に熱心だ。批判や罵倒に耐えられない政治家は政治家の資格がない。」と書いていた。

 なんか絶望的になってくるんだが、西宮市は議長が敢然と声明文で抗議しているからまだ希望はある。それに引き換え永田町は腰抜け揃いで、誰も表だって異論を唱えるものがいない。それをいいことに、ますますペテン総理は図に乗ってメディアコントロールにいそしんでるってわけだ。

 でもって、昨日のエントリーでチョビ髭・岸井君の去就に注目って書いたんだが、その直後に「岸井降板」のニュースが飛び込んできたのには、ただただため息をつくばかりだった。「放送法遵守を求める視聴者の会」による岸井君追い落としを企んだ意見広告が出た時に、まったく反応を示さずお茶を濁そうとしたTBSのおもねりが、ペテン総理に付け入る隙を与えたってことなんだね。

「NEWS23」アンカー岸井成格氏も来春で降板

 今朝の東京新聞は、『こちら特報部』でこの一連の降板劇をリポートしている。その他の新聞・TVでは、ほとんど他人事としてニュースにもなっていないってのが、牙を抜かれたジャーナリズムを証明しているようなもんです。なかでも、下衆で、下品なのは、『ミヤネ屋』の宮根誠司だ。古館降板のニュースに番組冒頭で、「こんにちは、報道ステーションです」って言ってのけたってね。司会者のこういう下品な茶化しに、コメンテーターも笑ってお追従したそうで、なんともグロテスクな野郎どもだ。

 西宮市議会議長の「自分が常に正しいという立場を決して譲らず、他者を理解し、共感する姿勢に欠けている」って声明文は、いち市長に対してだけでなく、すべての日本人に対する警鐘として受け止めるべきなのかもしれない。

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2015年12月25日 (金)

高浜原発運転差し止め仮処分取り消し。福井地裁から原発再稼働のクリスマスプレゼント&古館伊知郎降板。いわゆるひとつの圧力の結果ってことか。

 こんな判決が出るんじゃないかと思ってたら、本当に出ちゃいました。高浜原発運転差し止め仮処分取り消しだそうです。判決を前にして、経産大臣が高浜原発視察してみたり、福井県知事が再稼動に同意の声明を出してみたり、ま、これくらいわかりやすい出来レースっても珍しい。

 原子力規制委員会の新規制基準は合理性があって、関西電力の津波や土砂災害対策も合理的で、なおかつ炉心溶融なんてことが起きたとしてもそ後の対応も「安全性に欠けている点があるとはいえない」ってんだから、まあ、これほど能天気な判決もありません。司法が、「安全神話」を復活させたってわけだ。福島第一原発事故の教訓なんてのを敢えて言うのも恥ずかしい。

 でもって、万が一にも事故が起きた時には、裁判所はもちろん、国も電力会社も、さらには新規制基準をでっち上げた原子力規制委員会だって責任は取らないんだから、こんな無責任なことはない。福井県知事なんか、「国が責任持つって言うから再稼動に同意した」って無邪気なことほざいてるけど、じゃあどうやって責任とるんだって聞きたくなるってもんです。

 不謹慎ではあるけれど、こうなったらもう一度東日本大震災クラスの地震が起きて、どこかの原発が爆発でもしない限り、目が覚めないんだろうね、原子力村の奴らは。もっとも、その時には日本どころか地球規模の放射能汚染で、人類消滅なんてことになっているかもしれないけど・・・。

高浜再稼働認める 福井地裁、仮処分取り消し 一転「新基準に合理性」

 ところで、古館君が『報道ステーション』を来年3月いっぱいで降りるってね。これもいわゆるひとつの圧力の結果ってやつなんでしょうか。そう言えば、『ミヤネ屋』でコメンテーターしてた青木理君も、いつのまにか降ろされていたそうだ。こうなると、TBSのチョビ髭・岸井君と膳場君の去就が注目でやんす。

 これで、古館君の後釜に宮根君が横滑りしようもんなら、TVは完璧に死ぬことになりますね。いやいや、もうとっくに死んじまってるか。YouTubeの映像を垂れ流し、それをひな壇芸人がいじりまくる特番のオンパレード見てれば、もうTVに未来はないってつくづく思う年の瀬である。

『報ステ』降板、古舘伊知郎を追い詰めた安倍政権とテレ朝上層部の癒着!「原発のゲの字もいえない」と不満を

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2015年12月24日 (木)

シリアで拘束されている安田純平さんの情報に動きが・・・ペテン総理は、また自国民を見殺しにする気か。

 6月下旬からシリアでゲリラに拘束されたとされるフリージャーナリストの安田純平さんの安否については過去のエントリーで何度か書いたんだが、ここにきて「国境なき記者団」が「シリアで武装勢力に拘束されているとして、早急な解放を求める声明をホームページに掲載」したそうだ。身代金を要求していて、それに応じなければ殺害するって脅迫もしているってんだが、身代金の要求はしていないって情報もあって、いまひとつその信憑性には疑問が残る。

<国境なき記者団>「安田純平さん、シリアで拘束」声明掲載

 いずれにしても、安田さん拘束されていることは間違いないことで、これまで日本政府は何をしてきたんだろう。その方が、よっぽど問題だ。海外にいる邦人保護、ってのが集団的自衛権行使容認の理由のひとつにもなっていたはずで、ペテン総理は稚拙なイラストボード使ってさんざん喚いていたんだよね。ああ、それなのに、後藤さんと湯川さんがISISに拘束された時には、いたずらに相手を挑発するばかりで、結局見殺しにしちまった。

 今回の安田さんだって、とっくのとうに拘束された事実は伝わっていたはずなのに、ここまでなんのリアクションも起こした様子はない。新聞・TVもまるで他人事で、危険地域に指定されているシリアに潜入したのは自己責任だなんて空気なんだろうね。

 そもそも、「国境なき記者団」の声明がなければ、安田さんの存在そのものがこの国ではなかったことになってたかもしれない。現に、どのメディも真剣に安田さん拘束を報道してませんからね。報道しないってことは、そんな事実はないって言ってるようなもんだ。

 理由はどうあれ、半年もの間、海外で理不尽な拘束にあっている自国民の消息すら掴めない、そればかりか何の手立ても講じた様子もないんだから、安倍ペテン政権が喚き続ける安全保障ってのはけっして「国民の生命、財産を守る」ためのものではないってことです。

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2015年12月23日 (水)

「先の戦争を考えて過ごした1年でした」と心痛める方がいれば、「明日の戦争を考えて過ごす」阿呆もいる。

 新国立競技場はA案に決定。ふむ、大成建設には貧相顔の官房長官・菅君の息子がいる。そしてまた、大成建設は辺野古新基地建設にも関わっている。だからどうしたって言われると困っちゃうけど、そういうことです。にしても、総工費1490億円。いくらなんでも高いだろ。

 ところで、天皇誕生日にあたり、「先の戦争を考えて過ごした1年でした」と語ったそうだが、この国には「明日の戦争を考える」阿呆どもがいる。そんな輩が集まって、「歴史を学び未来を考える本部」の初会合が開かれた。この会の目的は、「東京裁判や占領時の憲法制定などの過去を検証」することで、つまりは自民党の歴史修正主義が具体的に動き出したってことだ。歴史修正主義って批判を避けるためなんでしょう、本部長にママチャリ野郎・谷垣君を据えたんだろうが、もうのこの男にはかつてのリベラルのカケラもありませんから、ま、お飾りです。

天皇陛下の記者会見 全文「先の戦争考えた1年」

自民が歴史検証組織 東京裁判など「修正主義」指摘も

 本部長代理にはコスプレの愛国婦人会・稲田朋美君が鎮座ましましているのを見ても、どんな会かお里が知れるというものだ。とりあえず、「謙虚に歴史を学ぶ場で、個人的な歴史認識の表明の場ではない」って言ってるようだが、そもそも、「『戦争は人間の霊魂進化にとって最高の宗教的行事』という教えを説いた谷口雅春氏を『ずっと自分の生き方の根本』においてきた」って白昼堂々と公言してはばからないカルトなネーチャンですからね。誰がそんな発言を真に受けるものですか。

稲田朋美氏は、「戦争は人間の霊魂進化にとって最高の宗教的行事」・・・生き方の根本

 実際、あかりちゃんに論破されちゃったヒゲの隊長・佐藤君なんか、朝鮮半島統治について「帝国主義の植民地政策とは違ったにもかかわらず、国民が誤解していることも取り上げてもらいたい」って直訴して、司会者が慌てて制止したそうだ。そのうち、トンデモ発言がバンパン飛び出して、どんどん歴史修正主義者としての顔が露呈してくるのは間違いない。

 いまや平和主義の象徴でもある天皇誕生日を前に、こんな会合開いて時計を逆回ししようなんて、これこそ「不敬」の極みというものだ。

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2015年12月22日 (火)

政治家の嘘や暴言が諸悪の根源なのに、知らん顔する新聞・TVが一番タチが悪い。

 新国立競技場はA案が有力だそうだ。鮫の脳みそが「B案がいい」ってわざわざ言ってのけたのは実はA案を通すため、って噂はやっぱりねってなもんです。

 ところで、国立市の市議会議長が、「出生届に嫡出子か非嫡出子(婚外子)かを記載する欄の廃止を国に促すよう陳情した女性が『婚姻届を出さずに子どもを育てることを同僚に“ひどい母親だ”と非難された』」と訴えた委員会で、「当然だよ」って野次を飛ばした議長が女性の反逆にあって謝罪、辞任した。このオッサンは「当時の社会情勢では当然のことだったのでは、とつぶやいたつもりで、陳情者を批判するつもりはなかった」って言い訳してるんだが、まったく反省してませんね。

国立市議長が謝罪、辞任 事実婚育児めぐり差別的やじ

 それにしても、地方議会も中央政界も、政治家の暴言、妄論、さらには嘘について、どうしてこうも寛容になってしまったんだろう。その最たるものがペテン総理なんだが、「早く質問しろよ」「日教組、日教組」なんて野次は、それだけで懲罰もんだ。NHKはそんな野次を「着席発言」って呼んでいたけど、そういうメディアのあり方が政治家シェンシェイをつけあがらせているんだね。

 諸悪の根源は、新聞・TVが政治家の嘘や暴言を見て見ぬ振りをするどころか、これみよがしに垂れ流すことにある。どれだけ批判されようと、蛙のツラになんとやらで、いまだにペテン総理の酒池肉林接待にいそいそと足を運ぶメディアの幹部連中がいる限り、来年の参議院選挙は凄まじい結果になるんじゃないかと二日酔いの頭で妄想する火曜の朝であった。

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2015年12月21日 (月)

武器と原発のセールスマンとお子ちゃま弁護士が「改憲」に向けて手を組んだ血の同盟&祝!「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」結成。

 大阪知事選、市長選のW選挙の時に、おおさか維新の候補が勝ったら、お子ちゃま弁護士・橋↓君は来年の参議院選挙で全国に候補者を立てて、自民党と組んで改憲にまっしぐらになるかもって書いたんだけど、案の定、金魚のフンを連れてペテン総理、貧相顔の官房長官・菅君と飯食いながら謀議をかましたってね。これって、一般大衆労働者諸君に対する明らかな宣戦布告で、手をこまねいていると自民・公明・おおさか維新で3分の2の議席を分捕られることになりますよ。

安倍首相と橋下氏が憲法改正議論 菅長官が19日の会談内容明かす

 そんな状況の中で、共産党の呼び掛けにいつまでたっても煮え切らない民主党ってのもどうかしてます。いくらなんでもヤバイだろうというので、戦争法に反対する「安全保障関連法に反対する学者の会」「安保関連法に反対するママの会」「SEALDs」「戦争させない・9条壊すな!総かがり行動実行委員会」などの市民団体が「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」を結成。野党の候補一本化に向けて本格的な動きが始まった。

 とにかく、いまは「戦争法廃案」で心をひとつにすること。おおさか維新が「改憲」を旗印に自民党とそれこそ血の同盟を結んだいま、覚悟を決めた強固な共闘を組まないとこの国は再び剣呑な時代を迎えるこになりますからね。

反安保法で「市民連合」 参院選へ野党共闘促す

 ところで、お子ちゃま弁護士・橋↓君なんだが、市長退任会見で「これまで橋下に対する批判的表現は公人に対する表現として最大限容認してきました。しかしこれから橋下は私人になりますし、当事務所の信用問題にかかわりますので、今後は橋下の社会的評価を低下させる表現に対しては厳しく法的対処をしていきます」って脅しをかけてるんだね。何が「私人」だい。「私人」がペテン総理と改憲だなんだって話し合いの場なんか持つものですか。

 そもそも、党の顧問弁護士としてアドバイスしていくって時点で「私人」なんかじゃありません。ようするに、フリーのジャーナリストに向けた脅しなんだね。つまんないこと書いたら訴えるぞ。訴訟費用大変だぞ・・・ってわけです。

・フリージャーナリストに「訴訟提起をします」 橋下氏、政界引退で「厳しい法的対処」宣言

 「改憲」が具体的な政治スケジュールに上がってきたという意味で、武器と原発のセールスマンとお子ちゃま弁護士との会談ってのは、けっして侮ってはいけない・・・と我が家のドラ猫に説教する師走の朝であった。

PS

 蓮池透さんが『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(講談社)を上梓した。刺激的なタイトルに、なみなみならぬ決意が伺える。これを読むと、安倍、福田の冷血ぶりとともに、中山恭子というおばさんもなかなか食えない人物ということがよくわかる。一気に読めます。ご一読を。

安倍さんは薄ら笑いで私に…元家族会・蓮池透氏が著書でも徹底批判! 安倍首相の拉致問題政治利用と冷血ぶり

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『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々』(講談社)
http://www.amazon.co.jp/dp/4062199394/hoop03-22

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2015年12月20日 (日)

汚染水の発生量が倍増。このままだと福島第一原発は汚染水の沼地になっちゃうんじゃなかろうか。

 このところ、福島第一原発の汚染水問題についての情報があまり報道されることがないんだが、どうやら1日の汚染水発生量が300トンから600トンと倍増しているらしい。遮水壁でどうにかこうにか汚染水の海洋流出を食い止めようとしているんだから、さりゃあ汚染水はどんどん溜まっていくわけだけど、ようするに東電の想定した数字が甘かったってことなんだろうね。

 「想定以上にくみ上げ量が増えたのは、サブドレン稼働で地下水の流れが変わった可能性や、海側遮水壁が水圧でたわみ舗装面が損傷した影響などが考えられる」ってんだが、すべての対策が行き当たりバッタリで泥縄状態だから想定外のことがどんどん起こってくるんだね。

<福島第1>汚染水の発生量倍増

 でも、考えてみれば、汚染水を海に流れ込まないようにするのはいいけれど、その汚染水はどんどん溜まっていくわけで、浄化が追いつかなければそのうち福島第一原発の敷地ってのは汚染水で泥沼みたいになっちまうんじゃないだろうか。そうなったら、作業員のひとたちが福施設内へ立ち入るのも難しくなって、廃炉なんてのは夢のまた夢ってことになりかねない。

 ま、シロートの勝手な妄想だけど、福島第一原発の汚染水問題がどんどん深刻化していることは間違いないわけで、それでも武器と原発を世界に売り込むセールスマンがソーリ大臣やってるんだから、わてほんまによう言わんわってなもんです。

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2015年12月19日 (土)

情報漏洩の元自衛隊幹部は起訴猶予。オリンピック運営費は6倍の1兆8000億円、さらにエンプレムで不正投票・・・誰も責任とらない「不思議の国、ニッポン」。

 ロシアの情報機関員に情報を漏洩した陸上自衛隊の元幹部たちが起訴猶予だそうで、なんともおめでたいってす。特定秘密保護法なんてのを無理矢理成立させて、機密漏洩した役人やそれを教唆したジャーナリスまでお縄にしようってのに、バッカじゃなかろかです。「事案の重大性の程度など諸般の情状を考慮した」っていう検察の不起訴理由も間抜けなもんだ。諸般の情状って何?

元陸将ら起訴猶予=戦術教本漏えい事件―東京地検

 そんなことより、東京オリンピックだ。なんとまあ、3000億円のはずだった運営費が、ちゃんと計算してみたら6倍の1兆8000億円に膨れ上がっていたってさ。考えてみれば、前回のロンドン・オリンピックも予定の3倍の運営費がかかったって言うから、そもそもの計算が大甘だったってことだ。

 民間だったら、こんな杜撰な予算を作成した担当者は全員首が飛びます。このまま行けば最終的には公的資金、つまり税金投入して格好つけるつもりなんでしょう。でもって、そのおこぼれを一部の利権絡みの輩で分配しようって寸法に決まっている。コンパクト五輪なんて意気込んで、鮫の脳みその大会組織委員会会長就任を拒み続けたという獅子頭・猪瀬君が突然のスキャンダルで失脚したのも、なんか怪しい気配濃厚です・・・なんて、妄想っすけどね。

東京五輪の運営費1兆8000億円 当初見込みの6倍

 東京オリンピッとくれば、エンブレムをめぐるパクリ騒動なんてのもあった。その騒動もちょいと静まったと思ってたら、パクリ調査委員会が不正投票があったって暴露しちゃいました。お願いしてコンペに参加してもらった8人のデザイナーは一次審査スルーってことで決まっていたんだが、そのうち2人の点数が足りなかったのでドン・永井シェンシェイの票で埋め合わせしたとか。税金使ったコンペですからね。これって犯罪です。

 広告業界のコンペのいつもの手口を導入したつもりなんだろうけど、そこに業界の驕りがあったってことです。ひょっとして、点の足りなかった2人のうちのひとりがパクリ王・佐野君だったりしてね。だとしたら、審査員はもちろん、そんなヤラセを仕組んだ張本人に違いない電通から出向していた事務局の担当者も、業界から永久追放、所払いってのが妥当なんじゃないでしょうか。

旧エンブレム不正投票 票不足2作品へ「秘密裏に」 外部有識者報告

 膨れ上がった運営費、ヤラセ疑惑のエンブレってのは、つまるところ福島第一原発事故による緊急事態宣言が解除されていないにも関わらず、オリンピックなんてお祭りにかまける「不思議の国、ニッポン」へ罰が当たったっていうことです。

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2015年12月18日 (金)

月3000円の子育て給付金廃止するくせに、米軍への「思いやり予算」は133億円増で5年総額9465億円。何かが狂ってる、この国は。

 岩隈のドジャース入団が身体検査の結果、キャンセルされた。う~ん、背筋を痛めてリタイアしたのがまだ響いているのだろうか。なにはともあれ、致命的な症状でなればいいのだけれど・・・。

 致命的とくれば、借金まみれの日本の財政だ。ああ、それなのに、軽減税率とは名ばかりの消費税据え置きするのにだって財源どうするんだって騒いでいるくせに、なんとまあ米軍への「思いやり予算」は133億円増額なんだとか。そんでもって、2016年度から5年間の総額は9465億円ってんだからどこにそんな金があるだろうね。公明党に軽減税率で譲歩したからって、わずか月3000円の子育て給付金を廃止するというしっぺ返しをしておいて、米軍にはこの大盤振る舞いだもん、やってられませんよ、ったく。

在日米軍思いやり予算、米側に押し切られ133億円増額

子育て給付金、来年度から廃止へ 1600万人が対象

 そもそも、「思いやり予算」ってのは、円高ドル安でアメリカの負担が大きくなったから、せめて米軍基地で働く日本人従業員の給料を日本が負担しようってことで、防衛庁長官だった子泣き爺・金丸信が音頭とりして始まったものだ。それがどんどんエスカレートして、いまや日本人従業員の給料だけではなく、米軍兵士家庭の光熱費、映画館やボーリング場などの福利厚生施設の経費なども含めて、米軍基地を意地するための一切合財の経費を日本が負担している。それくらいベラボーなもんなんだね、「思いやり予算」というのは。

 ただでさえ、法的根拠に乏しいところにもってきて、アメリカの言うがままに憲法違反の集団的自衛権行使容認を強行採決したんだから、バーターで「思いやり予算」も廃止するくらいの外交術がなければいけなかったはずだ。せめて、大幅減額ってのが筋ってなもんです。ところがどっこい、逆に強気に出られちゃって、言うがままに増額しちゃったってんだから、ペテン総理にまかせていたら、アメリカの戦争に自衛隊が駆り出されるのもそんな遠い日のことではなくなるかもね。

 米軍へは手厚い「思いやり」を施すくせに、被災地復興大臣に下着ドロ疑惑の政治屋起用したりして、日本には「思いやり」のカケラもないペテン総理には、「日本を取り戻す」というよりも「日本を売り飛ばす」ってのがお似合いってことです。

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2015年12月17日 (木)

「いわゆる選択的夫婦別姓制度に合理性がないと断ずるものではない」(判決文より)なら、最高裁は違憲判決出すべきだったんじゃないのか。

 昨日の夜は、久しぶりの横浜中華街で忘年会。平日ということもあるんだろうけど、なんかネオンばかりが目にしみて、思ったほどの人通りではなかった。東日本大震災があっても、民主党政権の時の方がGDPの伸び率は断然良かったってことがバレちゃったように、案の定、アホノミクスの失敗で世間は不況なんだってことを実感したのであった。

衝撃 アベノミクス「GDP伸び率」あの民主党政権に完敗

 そんなことより、夫婦別姓認めない規定は合憲だって最高裁が結論出しちゃいました。「家族は社会の自然かつ基礎的な集団単位と捉えられ、その呼称をひとつにするのは合理的だ」ってんだが、そもそも家族のあり方を法で規定することが問題なんじゃないのかねえ。仮に夫婦同姓が合理的だとしても、夫婦別姓が不合理であるってことにはならないわけで、今度こそはと期待していただけにガッカリです。

夫婦別姓認めぬ規定「合憲」 最高裁初判断 「家族の姓一つに合理性」

 前にも書いたけど、くろねこは1970年代に夫婦別姓で事実婚の状態だったことがある。ちゃんと結婚式もあげたし、親にも了解を得たうえでのことだったが、別に何の不都合もなかったもんね。いまだって、ちょいと事情があって息子は姓が違う。だからといって、自民党の言うように「家族崩壊につながる」なんてことはない。どこかのソーリ大臣みたいに、同じ姓を名乗っていても仮面夫婦ってこともあるし、家族はバラバラなんてのもそこらじゅうにある。ようは姓の問題なんかじゃないんだね。もっと奥深い、心の問題です、家族ってのは。

 それにしても、合憲判決出したのが全員男性で、その年齢は全員60代ってのもなんかわかりやすいといえばわかりやすい。3人の女性裁判官は全員が違憲を表明したところに、この判決には古臭い男性社会の残滓みたいなものが垣間見えちゃうんだね。

 とは言え、今回の判決ではこうも言っている。「これらの判断は、いわゆる選択的夫婦別姓制度に合理性がないと断ずるものではない。この種の制度の在り方は、社会の受け止め方に依拠するところが少なくなく、国会で論じられ、判断されるべきだ」。つまり、国会でちゃんと議論しなさいってことなんたが、これまでも夫婦別姓の法律が国会に提出されそうになると、自民党のわからず屋どもが「家族崩壊につながる」「離婚促進法だ」って難癖つけて潰してきたんですね。だからこそ、最高裁にその判断を委ねたんだけど、結局、振り出しに戻っちゃったってことです。

 最高裁が言うように、「国会で論じられ、判断されるべき」ってのは正しいんだけど、その国会が機能しないことが、諸悪の根源でもある。この調子だと、戦争法の違憲裁判ってのも、最終的には「国会で議論し、判断されるべき」って最高裁は逃げちゃうかもしれないね。

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2015年12月16日 (水)

ラグビーW杯に新国立競技場使えないから100億円のペナルティー!?&。「争いのない 助けあいの社会を目指します。」って言ってるのに、それが気に食わんと社会福祉協議会に脅しかけた自民党。

 新国立競技場のデザインについて、「B案がいい」なんてシンキロー・森がまた余計なこと言って大顰蹙です。さらに、新国立競技場がラグビーのワールドカップに使用できなくなったから、国際統括団体のワールド・ラグビーに100億円支払うんだとか。100億円っていうのは、8万人収容の新国立競技場が使えないことによる減収分を補填するためのものなんだとさ。原資として、大会協賛宝くじとtotoの収益を当てにしてるそうだ。一般大衆労働者諸君にツケを回そうってわけです。

 新国立競技場をめぐっては、その裏で大金が蠢いているはずで、自分だけはどこまっでいっても損をしないどころか、大儲けするシステムを作り上げているに決まってる。こういうスポーツを食い物にする輩のための東京オリンピックだったり、ワールドカップだったりするんだね。体張って、それに踊らされるアスリートこそ、いい面の皮です。

<新国立>「そんなこと言っていいのか」馳氏、森氏発言に

森氏「100億円払う」 19年ラグビーW杯 新国立使えず減収分補てん

 ところで、北海道の社会福祉協議会が「皆で考えよう安保関連法案」というチラシを配布したことに自民党がイチャモンをつけたってね。その結果、4人の理事が退任したってんだが、これってあからさまな言論弾圧だろ。もっとも、自民党のクレームに即座に反応して、「へへ~、オデーカンさま」と腰砕けになっちゃった社会福祉協議会もいかがなもんなんでしょう。

 それはともかく、今回のチラシって、その内容は極めて真っ当なもんなんだよね。

(これより引用)

皆で考えよう 
安全関連法案

いま、世界では紛争により尊い命がうばわれています
今の平和と幸せを
次世代につなげたい。
私たち 美瑛町社会福祉協議会は
争いのない 助けあいの社会を
目指します。

美瑛町社会福祉協議会

(引用終わり)

 このチラシに対して、自民党のクレームが凄まじい。こんな具合です。

「メッセージの内容や、理事が政治的内容の意思決定にかかわることに問題はないか」
「協議会の社会的存続をも危ぶまれる大失態」
「役員としての資質欠如」
「町民を混乱させた」

 いやあ、ヤクザ顔負けと言うより、ヤクザそのもののゴロまきですね。「争いのない 助けあいの社会を目指します。」って言ってるのに、それが気に食わんと脅しかける自民党の目指す社会ってのはどんなものなのか言ってみやがれってなもんです。

 自民党ってのはとことん腐っちまったんだね。ペテン総理の政策に少しでも疑問をはさむような言動や行動に対して、末端の党員までもが特高にでもなったつもりで圧力をかける。そしてまた、そうした圧力に寛容になっている風潮ってのも危なっかしくて夜も眠れないから昼寝する今日この頃なのだ。

安保法制を「皆で考えよう」とした社協のチラシに自民党が「政治的だ」と政治的圧力をかけ4理事が退任

退任の社協元理事「圧力、納得がいかない」 安保チラシ

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2015年12月15日 (火)

堺市で68万人の個人情報流出。これだものマイナンバーなんて無理な話だ。

 フランスの2回目の地方選挙で極右政党が圧勝した1回目の選挙とは裏腹に一転惨敗。パリの同時多発テロで煽られたナショナリズムが、ちょいと時間が経過したことで理性を取り戻したってことか。フランスの選挙制度はよくわからないけど、選挙を2回に分けるってのはなかなか興味深いシステムではある。ひとつの政党を勝たせすぎたら、直後の2回目の選挙でバランスをとることが可能になるわけで、たとえば自民党1強なんてことが何年も続くなんてことはなくなるかも。

 それはともかく、堺市で68万人の個人情報が流出して、インターネットで一時的に公開されていたってね。課長補佐が情報を持ち出していたというんだけど、こんなんでマイナンバーなんかとんでもないって話です。人間のやることにミスはつきもので、万全なセキュリティーを施してもヒーマンエラーはなくならないんだから、マイナンバーなんかやっちゃいけないんだよね。

大阪・堺市、全有権者68万人の情報流出 職員持ち帰り

 住基ネットのように、マイナンバーって結局はうまくいかないってことになったら、システム構築にかけた数千億の金をドブに捨てたことになる。子育て支援や子供の貧困問題に予算がないって言ってるくせに、マイナンバーなんていう一般大衆労働者諸君にとってはまったくメリットのないものに大金注ぎ込むんだからこの国はどうにかしている。

 個人情報を国家がすべて把握して管理する。それがマイナンバーの究極の目的で、ようするに国家統制をしやすくするためのツールってわけだ。番号で国民を管理できるんだから、権力にとってこんな便利なものはない。そうした危うさがあるからこそ、イギリスのように同じような制度を導入したのはいいものの、これはヤバイぞってんで廃止にする国も出てきてるんだね。ペテン総理一派が言う「先進国は全てマイナンバーのような制度を入れている」ってのは嘘ですから。

先進国は全てマイナンバーのような制度を入れている」のウソ (1)

「先進国は全てマイナンバーのような制度を入れている」のウソ (2)

 マイナンバーの通知が500万通も返送され、カード申請率もわすが14%という現状で、年明けからのマイナンバー制度実施なんて無理な話だ。その無理な話を何があっても押し通そうってんだから、おそらくその裏には利権だなんだという邪な動きがあるに違いない。数千億とも言われる導入費用の何割が政治屋どもにキックバックされているのか・・・そんな妄想するたびに怒りがこみ上げる火曜の朝であった。

・マイナンバー500万通超が返送、カードの申請率もわずか14%

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2015年12月14日 (月)

「年間100万人に1人の小児甲状腺がんが、福島県内では38万人中153人」・・・これって、「多発」でしょ!?

 香港カップでエイシンヒカリ、ヌーヴォレコルトがワンツーフィニッシュ。香港マイルではモーリスが快勝。久々の日本馬による海外G1勝利。お見事。

 ところで、国会では閉会中審査が開かれていたんだが、軽減税率をめぐる自公の田舎芝居に振り回されて、まったくと言っていいほどその内容が伝えられていないのはなんとしたことだろう。なかでも、突貫小僧・山本太郎君の怒りが爆発した、福島県内の小児甲状腺がんをめぐる環境省の役人の能天気答弁なんかはトップニュースになってもおかしくないんじゃないのか。

 11日の閉会中審査で、「通常であれば『日本では年間100万人に1人』のはずの小児甲状腺がんが、今、福島県で38万人中153人という異常に高い割合で見つかっている」ことを取り上げ、突貫小僧・山本太郎君は「これは明らかに『多発』ですよね?」って質問した。

 これに対して、環境省の役人は、「被爆による過剰発生か、過剰診断のいずれかが考えられる」けど、「過剰発生を完全に否定するものではないが、過剰診断の可能性が高い、との意見があった」なんてのたまってくれた。過剰診断ってのは、「治療しなくても症状を起こしたり、死亡の原因になったりしない病気を診断すること」というのがお役所の定義で、つまりは診断が神経質すぎるんだよってことなんだね。

 でも、年間100万人に1人の小児甲状腺がんが38万人中153人ってのは、どう見たって異常な発生率で、「多発」とは言えないからってほったらかしておいていいわけがない。そもそも、「多発」だったらこれは大変なことで、まずは実態を緻密に調査するのが役人の仕事だろう。こういう能天気な見ても見ぬ振りってのは、役人のサボタージュと言っても過言ではありません。

 これほどの問題を、新聞・TVは爪の先程も報道しない。ニュースにならないってことは、そんな事実はないってことにもつながるんだよね。戦争法に関連するペテン総理の政策が、すべてアーミテージ・ナイリポートの「完コピ」だって突貫小僧・山本君が指摘した時も、新聞・TVはこれを無視した。突貫小僧にメディアはきっと含むところがあるに違いない。本来なら、突貫小僧が国会でぶちまけた怒りってのは、ジャーナリズムがすべき仕事のはずだ。事実に向き合い、その正確な情報を報道しようとしないジャーナリズムの存在こそ、この国にとっての最大の悲劇なのかもしれない。

【12.11閉会中審査ハイライト】福島県内の小児甲状腺がん38万人中153人という「予想を超えるような多発」を認めない環境省に、山本太郎議員が怒り!「根拠なく放置していいわけがない」

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2015年12月13日 (日)

日印原子力協定合意。金だけじゃなく原発までも世界にばら撒くペテン総理に、帰国拒否の鉄槌を!

 低所得者の負担削減って言うなら、食品や日常品の消費税をゼロにして、クルマやブランド品などのいわゆる贅沢品の消費税率をアップさせるのがシンブルでいいんじゃないのかねえ。ていうより、軽減税率がまるでビンボー人への施しみたいになっていることがチャンチャラおかしいのであって、そもそもは消費税増税の是非を議論するのが筋だろう。新聞・TVは消費税酢増税を前提に軽減税率がどうてたらこうたらとかまぴすしいが、こういうのを木見て森を見ずと言います。

社会保障拡充に逆行 「一体改革」自公民合意、変質

 国内が愚にもつかない軽減税率騒動でドンチャン騒ぎしている隙に、ペテン総理はインドと原子力協定で合意しちまいました。これで、核拡散防止条約非加盟国のインドに原発売り込むことが決定的になったわけだ。核の不拡散というのは、世界で唯一の被爆国としての国是でもあったはずなんだね。それを無視してまで、原子力で一儲けってんだから、なんとも卑しいトップセールスだ。

 しかも、福島第一原発はいまだに収束の目途がつかず、それどころか放射能汚染水は日々海に垂れ流されている。ああ、それなのに、どのツラ下げてインドに原発輪出しようってんだろう。家がまだ燃えているってのに、よその家の火消しにノコノコ駆けつけるようなもんだ・・・って、ちょっと違うか。

 インドとの原子力協定ってのは、この国がこれからも原発と共にエネルギー政策を推し進めていくってことの宣言でもあるわけで、新幹線導入なんてことに目を奪われている場合じゃないんだね。世界からは、なんとも理解不能な放射能国家って思われているに違いない。

 インドが核実験したら協定はご破算なんて言ってるけど、中国とインドの国境紛争が緊迫化したりしたらそんなことは反故にされちゃうかもね。それを予期するように、原子力協定と同時に防衛装備品移転協定と情報和語協定も締結。中国の海洋進出を牽制するインドとアメリカの海上共同訓練「マラバール」に、海上自衛隊が定期参加することになるそうだ。

日印、原子力協定で合意 核拡散防止条約 非加盟国と初

 ペテン総理が核拡散防止条約非加盟国のインドに原発輸出する背景には、アメリカの中国牽制戦略ってのが一枚噛んでるのかもね。でなけりゃ、アメリカの顔色うかがうことが政策決定の重要なファクターであるペテン総理が、独断でインドへの原発輸出を決められわけがない。

 共和党の次期大統領候補のひとりであるトランプのイスラム差別発言で、イギリスではトランプの入国拒否運動が起こっているけど、こうなったらペテン総理のインドからの帰国拒否ってことでデモかけたら面白い・・・なんて妄想してみた日曜の朝であった。

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2015年12月12日 (土)

「犯行認めれば処分軽くしてやる」。またしても検事の暴走。だから取り調べの可視化しなくてはいかんのだ。

 昨夜は、東向島にある王貞治さんの生家「五十番」(いまは洋食屋)で編集者仲間と忘年会。イタリア人のデザイナーの飛び入りがあったりして、大いに盛り上がったのであった。

 ところで、検察がまたとんでもないことやらかしてくれた。なんでも、東京地検の女性検事が「犯行を認めれば処分軽くしてやる」って容疑者に持ちかけていたってね。さらに、麻薬取締法違反で逮捕された暴力団関係者には「弁護人を解任すれば接見禁止を裁判所に請求しない」なんてこともチラつかせていたとか。

女性検事「認めれば略式起訴に」 容疑者に持ちかけ

 司法取引制度が国会では継続審議になっているけど、実際に法案が成立したら、検事の勝手な拡大解釈でいろんな取り引きを容疑者に持ちかけて、冤罪の温床になったりするんだろうね。今回のように「罪を認めたら云々」なんてことは審議中の司法取引制度でも認められてはいないっていうけど、取調室という密室では捜査する側のやりたい放題ですからね。やっぱり、取り調べの全面可視化しないと駄目ってことです。

 この女性検事はこの件が発覚して依願退職したそうだけど、おそらくヤメ検弁護士にでもなっているんでしょう。そもそも、依願退職ってのが甘いよね。弁護人解任なんてことまで取引材料にしてるんだから、懲戒免職で法曹資剥奪くらいのことはしてもいいんじゃないの。

 メディアも匿名報道でお茶濁してるけど、こういうのって実名報道すべきじゃないのかねえ。一般大衆労働者諸君だったら、痴漢容疑でさえへたすりゃ実名報道されちゃって職場も首になったりするんだからね。

 それはともかく、いまだにこんな検事がいるんだもん、検察改革なんてのはしょせんは掛け声だけで、誰も反省してないってことだ。そういえば、ジャイアンツの選手の野球賭博事件で日本野球機構が設置した特別調査委員会の委員長に就いたのが元東京地検特捜部長の大鶴君だった。大鶴君といえば、陸山会事件における違法ともいえる強引な捜査で更迭された人物だ。それが弁護士に鞍替えしてたってわけです。上がこんなんだもの、下っ端の検事がめちゃくちゃなのもむべなるかなってなもんです。

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2015年12月11日 (金)

福島第一原発4号機の地下汚染水の放射能濃度が4000倍に急上昇・・・メディアはこのニュースをなぜスルーしているんだろう?

 野坂昭如が亡くなった。う~ん、言葉もありません。平凡パンチに連載された『真夜中のマリア』が懐かしい。伊坂芳太良の挿絵もエロチックで、胸ときめかせたものだ。なにはともあれ、合掌あるのみ。

 ところで、軽減税率をめぐる自民と公明の田舎芝居にはもううんざり。何が1兆円規模だい。ペテン総理の大盤振る舞いであるかのように新聞・TVはドンチャン騒ぎしてるけど、んなものはハナっから視野に入っていることで、ようするにここまで頑張りましたぜっていう猿芝居仕掛けたってことだ。軽減税率っていう施しは、消費税増税の理由づけにもなるんだね。消費税増税はまだ決まってもいないのに、本末転倒というのはこういうことを言います。

 そんなことより、福島第一原発だ。4号機の地下ダクト汚染水の放射性セシウム濃度が、去年の12月に比べてなんと4000倍に急上昇だとさ。東電はいつものように、「外部に流出していることはない」って能天気なこと言っている。貧相顔の官房長官・菅君も「原因は調査中だ。外部への流出や汚染の影響はない」って東電の言い分をフォローしている。

地下トンネルで放射能濃度上昇=4000倍、原因不明―福島第1

 汚染水についてはいつもこうなんだね。なんとかのひとつ覚えで、「外部への流出や汚染の影響はない」って繰り返すだけ。だったら、その根拠を100字以内で述べよ、ってなもんです。でも、そんなことは絶対にしない。というより、できないんだろうね。「外部への流出や影響」を本気になって調査したら、ペテン総理の「アンダーコントロール」の大嘘がばれるだけでなく、その結果、東京オリンピックだってどうなるか分かりませんから。

 北京の大気汚染に赤色警報が発令されて、北海道にもP25が飛んできたって新聞・TVは大騒ぎしてるくせに、放射性セシウム濃度が4000倍に急上昇というニュースはまったく無視。汚染水問題はタブーになってきているってことか。道理でペテン総理の頭に煙モクモクの原発が生えたポスターも報道されないわけだ。

 このままだと、日本全土が「放射能汚染監視地域」になる日もそう遠くはないんでしょうね。北京の大気汚染にかまけてる場合じゃありませんよ、ったく。

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2015年12月10日 (木)

ディズニーラント建設なんて飴玉ぶら下げて、辺野古では陸と海の猿たちが「お前は犯罪者だ」と基地建設反対の市民に罵詈雑言。

 靖国神社のトイレ爆発騒ぎで韓国人が逮捕された。容疑者として名前があがっていて、メディアからも取材攻勢があったのに、なんでわざわざ日本に戻ってきたんだろう。しかも、帰りの航空券も持っていたそうだから、逮捕されるなんてことは思ってもいなかったってことなのか。う~ん、わからん。わかっていることは、テロではないってことですね。おそらく、単なる愉快犯です。日本の公安はその意味ではガッカリなんじゃないの。それとも、何か仕組んでいるのか・・・。

 そんなことより、沖縄です。なんとまあ、普天間飛行場が返還されたらディズニーランド誘致しますってさ。年明けに迫った宜野湾市長選挙を意識してのことなのは明白だ。ま、一種の買収行為みたいなもんですね。

沖縄の米軍基地跡地にディズニーランドを建設 

 それにしても、辺野古新基地建設をめぐって裁判が始まったばかりだというのに、舐めたことしてくれるもんだ。これじゃまるで、裁判の結果はもう決まっているって暗に言ってるようなもんじゃないのか。普通は、固唾を呑んで裁判の行方を見守るもんです。おそれながらと訴えたんだから、裁判所の結論が出るまでは埋立工事だって中止するのが筋ってもんだ。

 しかも、ディズニーランド誘致が胡散臭いのは、裁判でゴーサインが出たとしても、辺野古新基地が完成するまでにはこれから先何年もかかるってことなんだね。普天間の返還はそれからなんであって、ディズニーランドが出来上がるのは軽く見積もっても10年先のことじゃないんだろうか。そんな先のことを、いまからとやかく言われても、それこそ「絵に描いた餅」ですよ、ったく。

 ようするに、国民を舐めてるんだね。この程度のことで基地問題への怒りがおさまるって思ってるんだから、なんとも滑稽な奴らだ。

 ディズニーランドなんて飴玉ぶら下げておいて、その裏側では機動隊と海上保安官が辺野古新基地反対の住民に対して罵詈雑言を浴びせ、乱暴狼藉はとどまるところを知らない。「お前は犯罪者だ」とか「それでも日本人か」とか、拘束されたひとの中には「ブタ1名確保」なんて侮辱されて罵られたひともいるそうだ。

「ブタ1名確保」「お前は犯罪者」辺野古でエスカレートする機動隊らの言動〈AERA〉

 取り締まる側の言動がどんどんエスカレートしているってことは、それに煽られてそのうち暴力行為も必ずエスカレーする。その結果、ケガ人どころか死者だって出るかもしれない。そうなったら、ディズニーランドどころじゃありませんよ。怒りの矛先はアメリカにだって向けられていくはずで、それこそ沖縄が内戦状態になることだって、けっして妄想とは言いきれない。

 そうなれば、ペテン総理の命運も尽きるのは間違いない。なんてたって、アメリカにとって沖縄の基地は日本を守るためではなくて、中国を牽制するために戦略上大きな意味を持ってますからね。沖縄の県民感情をいたずらに刺激して、怒りの火の粉が自分たちにまで降りかかるのだけは、アメリカとしても避けたいはずだ。沖縄だけでなく日本中で反米感情感が高まってしまったら、日米同盟という名の植民地政策は元も子もなくなっちまいますからね。

 ディズニーラントなんて飴玉で事足りるなんて舐めた態度でいられるのもいまのうちだ・・・って悪態ついたところでお後がよろしいようで。

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2015年12月 9日 (水)

会計検査院が特定秘密保護法にクレームつけてたそうだが、法案審議中には公にならずに、なんでいま頃になってニュースになるのか。

 特定秘密保護法、共謀罪、刑事司法改革法案(通信傍受、司法取引など)の3点セットで、ペテン総理は日本の警察国家化を企んでいるはずで、おそらく年明けの通常国会には刑事司法改革法案が改めて提出され、一気に成立させる腹積もりなんだろう。そして、そ後はゲリラ対策を口実に共謀材で締めくくりってわけです。

 どの法案も憲法に抵触する要素をたぶんに含んでいるんだが、一足先に成立しちまった特定秘密保護法に関して、会計検査院が憲法90条「会計検査院が国の収入決算の全てを検査する」という規定を反故にするようなもんだと条文修正を内閣官房に要求してたってね。「内閣官房は条文を修正しない代わりに、検査に関する情報提供には変更を加えないという通達をだすとしていた」のに、法案成立から2年も経ってるのにほったらかしなんだとか。ようするに、やる気がないってことです。

秘密法 検査院が懸念 調査に支障「憲法上問題」

 何が秘密かそれは秘密です・・・ってのが特定秘密保護法の肝で、安全保障に支障をきたすって理由つければ、どんなことだって秘密のレッテル貼って隠蔽できちゃうんだね。国の収入決算でさえ秘密にできちゃうなんてことになったら、そりゃあ軍事費なんてのは天井知らずになっていく可能性だってないわけじゃない。昨日のエントリーで書いたように、ただでさえ株式会社化している日本の政治ですから、社長=ペテン総理の鶴の一声で国の会計そのものが恣意的に操作できるなんてこともあり得るってことなんだね。実際に、こんなことも↓起きている。

安倍政権が米国と敵対するシリア・アサド政権に25億円の援助約束の事実が発覚! しかも国民に情報を徹底秘匿

 それにしても、こうした会計検査院の懸念ってのは、どうして法案審議しているプロセスで公にならなかったんだろう。マスコミはいまさらのように記事にしているけど、本当に知らなかったのか。知っていながら知らない振りして、敢えて法案の危うさを隠蔽したんじゃないのか。なんて妄想も湧いてこようというものだ。

 特定秘密保護法の危険性については、会計検査院以外の省庁だってそれぞれの分野で協議してたはずなんだね。でも、憲法上問題があるなんてことを口走ったら、自分たちの立場が危うくなるから、「沈黙は金」ってことで事を荒立てなかっただけじゃないのだろうか。

 なんてったって、何が秘密かそれは秘密です、っていう最強の法案なんだから、戦争法と一緒に一刻も早く廃案にしないと大変なことになりますよ。

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2015年12月 8日 (火)

「株式会社化する政治」(内田樹)&いまだ翻訳されないTPP合意文書の闇

 ホルムズ海峡の機雷掃海とともに、安保法制=戦争法の目玉のひとつだった南スーダンにおける自衛隊の駆け付け三杯じゃなかった駆け付け警護が、来年の参議院選挙が終わってから実施することになったそうだ。そりゃそうだ。参議員選挙前に駆け付け警護にゴーサイン出して、万が一にも戦闘行為になって死傷者までもが出たりしたら、おそらく選挙は惨敗するだろうからね。選挙寸前に低年金者に3万円のお小遣いってのと同じで、参議院選挙終わるまでは波風立たないように、一般大衆労働者諸君のご機嫌取りに精出そうってことです。

南スーダンPKO「駆けつけ警護」先送り 政府、参院選後に

 そこには政治的信念のカケラもありません。1日でも長く政権を維持しようという、しみったれた根性の奴らばかりだもんね。でもって、参議院選挙さえ無事に乗り切ってしまえば、改憲だろうがなんだろうがやりたい放題できますから。

 安倍ペテン政権になってからというもの、この国の政治は内田樹が指摘するように明らかに「株式会社化」している。閣議はただの取締役会みたいなもんで、そして「株式会社はトップが独断専決することを許容するばかりか、しばしばそれを理想とさえする。」ものなんだね。そう考えれば、異論に耳を貸さず、仲間内で何でも決めて、都合が悪くなれば平然と前言を翻し、なおかつ嘘までつくのも、むべなるかなってことなのだ。

・内田樹研究所
株式会社化する政治

 一般大衆労働者諸君は平社員みたいなもんだから、何言っても通じません。上意下達。これが株式会社の鉄則。株式会社化した政治では、議論の余地なんてものはありません。白を黒と言いくるめるのなんか朝飯前。たとえば、TPPが大筋合意したって喚いてるくせに、その合意文書の翻訳がいまだに手付かずなんてのは、上意下達の典型なんだね。

 担当大臣の甘利君なんか、こともあろうに国会でそこらへんを追及されると、「英語というのは世界共通語でありますから、何処かと条約を結ぶ時は日本が結ぶ時でも英語ということがあります。え~、このTPP協定では英語とフランス語とスペイン語ですが、これは解釈問題などがあった時は英語を優先するということになっています」なんてトボケタ顔してババンバンする始末だ。

 TPPはそもそも日本が参加しなけりゃまったく意味のないもんなんだから、合意文書の言語はどんなことがあっても日本語をいれなきゃいけなかったんだよね。それが外交交渉ってもんで、何が英語は世界共通語だ。バッカじゃなかろか。

福島伸享議員「TPP合意文書の翻訳を出せ!」⇒甘利大臣「英語は世界共通だから、英語解釈を優先する」

 政治が株式会社化するってことは、こうしたロクでもない政治家シエンシェイの温床にもなっていく。ベンチがアホやからってのは何も野球に限ったことではなくて、まさにいまの日本そのものを表現しいるってわけです。ああ、嫌だ嫌だ。

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2015年12月 7日 (月)

「子供の未来応援基金」への寄付金はたった300万円。政治献金復活させた企業からの寄付はゼロ。見返りのないところには舌も出さないってことか。

 福岡マラソンの結果見ると、日本のマラソンはますます世界は遠くなりにけりですね。やっぱり、駅伝重視ってのが影響しているかも。

 そんなことより、子供の貧困だ。ペテン総理は人気取りのために世界中に税金ばら撒き外遊してるくせに、子供の貧困対策のためには「子供の未来応援基金」を設立して一般から寄付を募るという間抜けぶり。さぞや寄付金が集まるだろうと捕らぬ狸のなんとやらしてたんだろうけど、いざ蓋を開けてみたら11月末の時点でわずか300万円しか集っていないんだとさ。

 しかも、企業をアテにしていた大口寄付は皆無。経団連の酒鬼薔薇君は企業献金復活させて、奉加帳を各企業に回したそうだが、子供の貧困にはとんと興味がなかったってことなんだね。一般大衆労働者諸君の預金で成り立っているメガバンクも、18年ぶりに政治献金を復活させようってのに、こちらもまた知らん顔。全銀協は政治献金を「社会貢献の一環」なんてお題目唱えているけど、子供の貧困支援にはビタ一文出しゃあしないんだから、社会貢献が聞いて呆れるってなもんです。

子どもの貧困基金、寄付低調 首相呼び掛けも大口ゼロ

・メガバンクの献金 「社会貢献」が聞いてあきれる

 でもって、ペテン総理がぶち上げた「子供の未来応援基金」の元締めはどこなんだろうと探ってみれば、これがなんと日本財団なんだってね。競艇の胴元としてやりたい放題だったあの笹川良一のところです。う~ん、これもまたわかりやすい構図だこと。基金まかされた見返りは、それはそれはペテン総理にとってはホッペも落ちる美味しさなんでしょうね。なんて妄想もしたくなろうというものだ。

 何事も子供をダシにするくらい下衆なことはない。それをまた「子供の未来応援基金」って名目で博打の胴元に委嘱するなんざ、下の下の下です。本来は国がすべきことを一般大衆労働者諸君の「情」に訴えて、なおかつそのとりまとめを爺さんとも古くから付き合いがあった笹川一家に丸投げするとは・・・さあ、今夜からは丑の刻参りと洒落こむか。

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2015年12月 6日 (日)

辺野古新基地建設反対派を不当逮捕。それでも、県外のメディアは他人事ように静観するだけ。

 民主党のキューピー・原口君が日本会議を脱退したとホームページで宣言した。ああ、そうかい、ってなもんだが、その中で「今後とも安保法制を憲法に沿うように改正するための活動を続けていきます。」って言ってるんだが、「廃案」じゃなくて「改正」ってところがなんだかなあの日曜の朝である。

 そんなことより、沖縄です。東京の機動隊の暴れん坊将軍ぶりがどんどんエスカレートして、力づくの排除なんてのは日常茶飯。でもって、とうとう辺野古新基地建設反対運動のリーダーが逮捕された。機動隊と市民のもみ合いの中で、米軍のキャンプシュワブ内に進入したというのが逮捕理由ってんだが、こんなものは後付けみたいなもので、ハナっから逮捕するきっかけを狙ってたってことです。安保法制=戦争法案反対の国会前集会でも、ちょっと肩が触れた程度のことで公務執行妨害ですからね。

【衝突】辺野古ゲート前で基地反対派の3人を警察が拘束!山城議長ら計3人、反対派が解放を求める!

 ようするに見せしめみたなもんなんだが、いま辺野古で何が起きているかなんてことは沖縄のメディア以外ではまったくと言っていいほど報道されることはない。こうしたメディアのあり方は、機動隊や海上保安官の乱暴狼藉とその位相性はなんら変わることはない。へたすると、ジャーナリズムという皮をかぶっている分、メディアの方が悪質かもしれない。

 辺野古の海が血に染まる・・・なんてことが比喩ではなくなる日が近づいているようで、やたら胸騒ぎがする今日この頃である。

【くろねこの競馬予想】

チャンピオンズカップは、懸念材料は多々あるとはいえ、ノンコノユメの勢いに期待。相手は、ホッコータルマエ、コパノリッキー、ナムラビクター。ノンコノユメが今後のダート路線の主役とかるか・・・その試金石となるレースであることは間違いない。
◎ノンコノユメ、○ホッコータルマエ、▲コパノリッキー、△ナムラビクター、サウンドトゥルー

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2015年12月 5日 (土)

普天間一部返還も、わずか1%弱であんなどや顔されてもなあ。安く見られたもんだ&辺野古関連予算が6議員と自民県連に還流。いつもの手口です。

 臨時国会開きたくないもんだから日本をトンズラして、税金ばら撒き外遊にいそしんでいたペテン総理。どうにか年明け国会で逃げ切れて安心したのか、昨夜は久しぶりに寿司友集めて酒池肉林だっようだ。お相手したのは、朝日新聞の曽我豪編集委員、毎日新聞の山田孝男特別編集委員、読売新聞の小田尚論説主幹、日本経済新聞の石川一郎専務、NHKの島田敏男解説副委員長、日本テレビの粕谷賢之メディア戦略局長、時事通信の田崎史郎特別解説委員のお歴々。BPOからもペテン総理によるメディアコントロールが指摘されている時に、よくもまあノコノコとゴチになりに馳せ参じられるものだ。どこまでいってもスットコドッコイな野郎どもだ。

首相動静

 ところで、沖縄VS国=安倍ペテン政権の裁判が始まったばかりだというのに、貧相顔の官房長官・菅君は「普天間基地の一部返還を前倒し」なんてことをケネディ米駐日大使をお供にドヤ顔でのたまってくれちゃいました。宜野湾市の市長選を視野に入れた飴玉みたいなもんです。それにしても、その返還される土地ってのが全体の1%にも満たないってんだから、やることがセコイというか、こいつらチーセーなあ、てなもんです。

知事「直接の危険除去つながらない」 普天間一部返還

 これって、来年の参議員選前に低年金者に3万円のお小遣いってのと同じで、一般大衆労働者諸君を目の前に人参ぶら下げられた馬並に扱っているってことだ。辺野古周辺の区長のほっぺたを金で叩いたのもしかり。

 でも、ペテン総理が人気取りのために、外遊のたびにばら撒いてきた巨額な税金に比べりゃ、ホント微々たるもんなんだね。ようするに、一般大衆労働者諸君は安く見られてるってことです。ペテン総理の宴席にもみ手して足を運ぶジャーナリストもどきの連中も、おそらく安く見られてるんでしょうね。

 困ったことに、こうした見え透いた手口ですら、この国の新聞・TVは無批判に垂れ流すだけで、それをまたありがたがっちゃうひとたちが一定程度いる。宜野湾市長は「工事が進むことによって交通渋滞の緩和につながる」「防衛省をはじめ、政府や関係機関の尽力に心より感謝する」って言ってるけど、そういう問題か。辺野古で座り込みしているひとたちにすれば、なんて甘いことをってことになるんじゃないのかねえ。

 東京新聞によれば、普天間飛行場移設関連工事を受注した業者から、沖縄県選出の野党を含む6議員と自民党県連に1105万円の金が還流されていたそうだ。典型的な公共事業における税金還流の手口です。こういう不透明な金の流れがどれだけ政治家シェンシェイの懐を潤してきたことか。1105万円なんてのは、そのごく一部に過ぎません。辺野古新基地建設が本格化すれば、政治家シェンシェイの懐に入ってくる金は天井知らず。

辺野古経費 寄付で「還流」 6議員・自民県連に1105万円

 それに比べれば、地元にばら撒く金なんか安いもんだし、1%にも満たない土地が返還されることで反対運動に水を差せればこんなにおいしいことはない。一般大衆労働者諸君も侮られたものだ。なにが癪だって、ペテン総理ごときに安く見られるほど業腹なことはない。というわけで、今夜の忘年会はとことん飲んでやる、と心に誓う土曜の朝であった。

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2015年12月 4日 (金)

キャスター降板の飛ばし記事まで出てるってのに、TBSが何のリアクションも起こさないのは、やっぱり言論弾圧意見広告の脅しに怯んじゃってるからなのか・・・?

 TBS『NEWS23』の膳場君が降板するってニュースは昨日のエントリーで書いたけど、当の本人は「誤報だ」って否定したってね。確かにニュースを流したのは読売系のスポーチ報知だから、何らかの思惑があったうえでの飛ばし記事って可能性もなくはない。でも、火のない所に煙がなんとやらって言葉もあるからね。

膳場貴子アナ 「NEWS23降板」報道を完全否定 「このような誤報、たいへん残念」〈dot.〉

 いずれにしても、言論弾圧まがいの意見広告があってから、岸井降板って噂がさっと広まったのは事実で、TBS内部で何らかの対応を協議したってことはあるんだろうね。でなけりゃ、岸井降板や膳場降板なんていう噂が飛び出すわけありませんから。

 しかし、この一連の動きの中で、どうしても解せないのがTBSの態度なんだね。報道機関としての矜持ってものがあるなら、キャスターやコメンテーターの降板なんて噂が広まっているいまこそ、外部に向かって何らかのリアクションを起こすべきだと思うんだが、まったく素振りさえありません。事は「表現の自由」「報道の自由」に関わる問題ですからね。少なくとも、膳場君に降板否定させるんじゃなくて、局としてしっかりとした方針を打ち出すべきだと思うけどね。それをしないから憶測が憶測を生んで、どんとん噂がエスカレートする。

 「報道のTBS」の名をほしいままにしてきた時代はいまや昔。怪しげな団体の恫喝に怯んじゃってるとしたら、そんな過去もお笑い種だ。たかがつむじが右に曲った集団の意見広告ごときに目くじらたてるのは大人げない。なんて思ってたとしたら大間違い。沈黙しているってことは脅しに負けたって雰囲気がいつのまにか広がってるからこそ、降板報道がタイミングよく出てきてるんだからね。

 ベトナム戦争をめぐる一連の報道で、自民党の圧力に屈してニュースキャスターの田英夫を降板させざるを得なかった暗い歴史がTBSにはありますからね。果たして、この騒動はどう決着するのか。膳場君の降板否定を鵜呑みにするのはいかがなものかと妄想する金曜の朝であった。

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2015年12月 3日 (木)

「そもそも国家存亡にかかわることを知事が判断できるわけがない」とさ。辺野古新基地建設が「国家存亡にかかわる」とは、馬鹿も休み休み言え。

 世の中にはあまりにもタイミングが良すぎすると、ついその裏側を斜め読みしたくになることがある。チョビ髭・岸井君への言論弾圧意見広告のきっかけとなったTBS『NEWS23』のメインキャスターである膳場貴子アナウンサーが、「育児に専念」という理由で来年3月いっばいで番組を降りることになった。額面通りに「はい、そうですか」って聞き流すわけにはいかないね。おそらく、彼女の降板を口実に、番組刷新ということでチョビ髭・岸井君の降板もおっつけ発表されるんじゃなかろうか。チョビ髭・岸井君の代わりのコメンテーターに朝日新聞のほっかむり男・星浩の名前が上がっていたのも、こうした既定路線があったからかも。こうして、暗黙のうちに日本会議や成長の家が資金源と噂される怪しげな団体の圧力に屈するわけですね、TBSは。

TBS膳場アナ、「NEWS23」来年3月末降板へ「育児に専念したい」

 そんなことより、いよいよ辺野古新基地建設をめぐる沖縄VS国の裁判が始まった。翁長沖縄県知事の意見陳述は必読です。意見陳述としてだけでなく、戦後沖縄の通史として読んでもとても参考になる。それに引き換え、国側の主張ってのはとこまでいってもアメリカのポチしてるんだから何をかいわんやなのだ。しかも、言うに事欠いて、「県は辺野古に移設する根拠が乏しいと言うが、そもそも国家存亡にかかわることを知事が判断できるわけがない」なんて喚く始末だ。

「沖縄のみ負担は正常か 国民に問いたい」 辺野古代執行訴訟始まる

・琉球新報
代執行訴訟 翁長知事陳述書全文

 おいおい、いつから辺野古新基地建設が「国家存亡にかかわる」重大事になったんだ。そもそもは、普天間基地を閉鎖するってことから始まった話で、辺野古移設ってのは日本がお願いして始まったことじゃないか。普天間の海兵隊は日本を守っているわけではなくて、極東で紛争が起きた場合の米国民救出のための部隊なんだよね。だから、普天間基地の危険性を排除するなら、さっさと普天間を閉鎖してしまえばいいだけの話で、辺野古新規地建設とセットではないんだね。

 つまり、普天間の海兵隊は当初の予定通りにグアムに移転すれば八方丸く収まるってことだ。しかも、その移転費用は日本が負担するってんだから、アメリカが四の五の言うはずありません。それを利権がらみで辺野古移設なんてことを提案したから話がややこしくなって、いまでは移設どころか巨大な新基地建設へと話がすり替わっている。

 ようするに、普天間の危険性なんてのはいまやどうでもよくて、何が何でも辺野古に新基地を建設するというのがことの本質というわけです。アメリカにすればこんなおいしい話はない。日本が勝手に新基地建設してくれるんだから、それに意義を唱える馬鹿はいません。

 単純に普天間返還で終わっていたことを、辺野古移設なんてことでより複雑にして、いまでは「国家存亡にかかわる」なんて脅しまでかけてくるんだから、いまどきヤクザだってこんな悪辣なことはしやしまんよ。

 辺野古に反対する住民について、「あの鉄板の入った頑丈な靴で、思いっきりけとばせばいいんだよっ」てツイートして大炎上中の兵庫県洲本市の市会議員がいるけど、おそらくペテン総理も腹の底ではそう思っているんだろうね。「国家存亡の危機」ってのは、つまりはペテン総理が企んでいる緊急事態事項のシミュレーションしているようなもんで、骨の髄まで沖縄をしゃぶりつくそうだなんて、なんてこったいなのだ、ったく。

・沖縄タイムス
辺野古反対派「けとばせばいい」 小松茂・洲本市議が本紙Fbに書き込み

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2015年12月 2日 (水)

北京の大気汚染はトップニュースになっても、福島の子供たちの甲状腺がんは言の端にも上らない。これが日本だ。ぼくらの国だ・・・と思うと泣けてくる。

  流行語大賞なんてもうやめたらどうだろう。「トリプルスルー」なんて流行語でもなんでもないでしょ。こんなのが夕方のトップニュースだなんて、世の中どうかしている。

 世の中どうかしているってくれば、北京の大気汚染の騒ぎようも尋常じゃありません。テレビ朝日『スーパーJチャンネル』では、現地からの中継でリポーターがなんとマスク姿で登場。その仰々しさに、テレ朝の女子アナ崩れの環境大臣・丸川君の完全防備のフクイチ視察姿がふと頭に浮かんじまった。やっぱり、マスク姿ってのは、どう見ても胡乱な雰囲気なんだね。

 それにしたって、北京の大気汚染がそんなに日本にとって重要かねえ。もっと凄い汚染が日本にはあるんじゃねえ。だからこそ、パリでは頭に煙モクモクの原発が生えたペテン総理のポスターが皮肉たっぷりに登場したんだね。これは、COP21で温暖化がどうしたこうしたと話し合うのもいいけれど、「自分の頭のハエをどうにかしろ」ってメッセージなんであって、世界は福島第一原発事故をけっして忘れてなんかいない。それどころか、ますます深刻化する放射能による大気汚染、海洋汚染を警戒してるってことだ。

 北京の大気汚染はさも大事件であるかのように報じても、福島の子供たちの甲状腺がんについては新聞・TVはまったくスルーなんだからとてもじゃないけど報道機関としての体をなしていません。それなのに、帰還政策は住民無視でどんどん進んでいく。自主避難している被災者への支援も2017年3月には打ち切るそうだ。

甲状腺がん悪性・悪性疑い152人〜福島県民健康調査

・ファクトシート:福島県の子どもたちの甲状腺がん 「悪性または疑い」151人に リンパ節転移、肺転移など深刻な症状 しかし受診率は低下

 さらには、農林水産省は大々的な「食べて応援」キャンペーンを仕掛けてきている。農林水産省のホームページには、「食べて応援しよう!」のキャッチコピーが麗々しく掲げられ、

◆農林水産省では、被災地産食品を積極的に消費することによって、産地の活力再生を通じた被災地の復興を応援するため、多様な関係者間で一体感を醸成できるよう、フード・アクション・ニッポンと連携し、共通のキャッチフレーズ「食べて応援しよう!」の利用を呼びかけております。

◆今、東日本大震災の被災地及びその周辺地域で生産・製造されている農林水産物、加工食品(以下「被災地産食品」)を販売するフェアや、社内食堂・外食産業などでもこれらを優先的に利用しようという取組が全国に広がっています。

 なんてことが書かれている。この能天気ぶりだもん、そりゃあペテン総理の頭に原発が生えてくるわけだ。

 北京の大気汚染はトップニュースになっても、福島の子供たちの甲状腺がんは言の端にも上らない。これが日本だ。ぼくらの国だ・・・と思うと泣けてくる今日この頃なのだ。

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2015年12月 1日 (火)

同性カップルは「男女による結婚を重視し祝福する日本社会の価値観を否定するもの」だそうです。おとといきやがれ、この唐変木が。

 水木しげるが亡くなった。またひとり戦争を知っているひとが逝ってしまったか。戦争も締め切りもないあの世で妖怪と宴会してるかもね。お疲れ様でした。

 ところで、昨日は海老名市議のオッサンの「同性愛は異常」発言を取り上げたんだが、今度は練馬区議の自民党のオヤジが、同性カップルに「結婚に相当する関係」の証明書を発行する渋谷区の条例について、「男らしさや女らしさ、男女による結婚を重視し祝福する日本社会の価値観を否定するもの」と区議会で批判したそうだ。

 さらに、「婚姻は次の世代を産み育てること」「同性カップルから子供は生まれない」なんてことまで口走ったってね。海老名市議のオッサンは「酔っ払って調子こいた」って言い訳してたけど、こちらは確信犯です。この練馬区議の小泉純二とかいうオヤジの発言というのは、まんま自民党の憲法改正草案に盛り込まれている「家族制度」の概念そのものなんだね。

渋谷区条例「日本の価値観否定」  練馬区議が議会で批判

 安倍ペテン政権をこのままのさばらせておくと、いずれ自民党の改憲草案が政治日程に乗っかって、気がついた時にはこのオヤジの言うような「日本の価値観」とやらでがんじがらめにされる社会になっちまってるかもしれない。こういう発言に対して、その他の区議はどう思ってたんだろう。単に聞き流していたとすればそれそれで問題だし、もし心の中で頷いてたりしたらこれはもうとんでもないことだ。

 ペテン総理が事あるごとに口走る「女性活躍社会」ってのは、一皮剥けばこういう戦前回帰の「家族制度」が鎮座ましましているわけで、子供を産め、社会に出て働け、家にあっては良き妻・母であれっていう男に都合のいい女性のあるべき姿ってのが横たわっている。自民党の愛国婦人会のシェンシェイたちは、どいつもこいつも男性社会の中で認められる女性像の具現化でしかありませんから。男性社会の中で媚売って権力握った奴らだもん、「家族制度」も男の目線で見てるんだね。だから、練馬区議のオヤジの発言にも拍手を送るんじゃなかろうか。そうだとすれば、女性による女性差別でもあるのだ・・・って、なんか話がどんどん広がっちまったので、今日のところはここらでお後がよろしいようで。

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