シリアで拘束されている安田純平さんの情報に動きが・・・ペテン総理は、また自国民を見殺しにする気か。
6月下旬からシリアでゲリラに拘束されたとされるフリージャーナリストの安田純平さんの安否については過去のエントリーで何度か書いたんだが、ここにきて「国境なき記者団」が「シリアで武装勢力に拘束されているとして、早急な解放を求める声明をホームページに掲載」したそうだ。身代金を要求していて、それに応じなければ殺害するって脅迫もしているってんだが、身代金の要求はしていないって情報もあって、いまひとつその信憑性には疑問が残る。
いずれにしても、安田さん拘束されていることは間違いないことで、これまで日本政府は何をしてきたんだろう。その方が、よっぽど問題だ。海外にいる邦人保護、ってのが集団的自衛権行使容認の理由のひとつにもなっていたはずで、ペテン総理は稚拙なイラストボード使ってさんざん喚いていたんだよね。ああ、それなのに、後藤さんと湯川さんがISISに拘束された時には、いたずらに相手を挑発するばかりで、結局見殺しにしちまった。
今回の安田さんだって、とっくのとうに拘束された事実は伝わっていたはずなのに、ここまでなんのリアクションも起こした様子はない。新聞・TVもまるで他人事で、危険地域に指定されているシリアに潜入したのは自己責任だなんて空気なんだろうね。
そもそも、「国境なき記者団」の声明がなければ、安田さんの存在そのものがこの国ではなかったことになってたかもしれない。現に、どのメディも真剣に安田さん拘束を報道してませんからね。報道しないってことは、そんな事実はないって言ってるようなもんだ。
理由はどうあれ、半年もの間、海外で理不尽な拘束にあっている自国民の消息すら掴めない、そればかりか何の手立ても講じた様子もないんだから、安倍ペテン政権が喚き続ける安全保障ってのはけっして「国民の生命、財産を守る」ためのものではないってことです。
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コメント
たぶん、またスルーして見殺しなんでしょうね。
何のためにうちら国民が税金払っているのか、安倍晋三の野郎は分かっているんでしょうか、分かっちゃいないでしょうね。
現憲法はGHQの押し付けだ、と言いながら完全な押し付けである集団的自衛権を立法化する、という自己矛盾も気づかない政府だから、きっと国民は煮え湯を飲まされるまで気づかないふりを、するんでしょう。
投稿: 土瓶蒸し | 2015年12月24日 (木) 17時53分