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2016年2月13日 (土)

甘利ワイロ事件とゲス不倫とどっちが重要な問題か・・・ちょっと考えればわかりそうもんなのに、新聞・TVはそこまで落ちぶれちまったのか。

 ゲス不倫の宮崎君が議員辞職。女子アナ崩れの丸川君はここにきて発言撤回。それにしても、どちらの会見も、「こいつ反省してないな」ってのがミエミエで、「お前ら何様のつもり」ってのが正直な感想ですね。

 公募で採用された男と元女子アナという人気稼業の女性議員。およそ政治家としての素養とは関係ないところで候補者選びするのが自民党の得意技ですからね。「SPEED」の今井君もこのラインの延長線上にあるわけで、ますますこの国の政治は劣化の坂道を転げ落ちていくことでしょう。

 でもって、化粧崩れの総務大臣・高市君の「言うこと聞かないと電波止めるぞ」発言が権力による言論弾圧に繋がるという声がかまびすしい最中に、なんと産経新聞の論説委員と政治部長がペテン総理と会食。こういう無神経さに、この国のメディアと権力とのズフズブの関係が垣間見えるってわけだ。化粧崩れの総務大臣の発言というのも、こうした背景を十分にわかった上でのアドバルーンで、こうやって世論の反応を探ってるんだね。

<電波停止>「政治的公平性」解釈で政府統一見解

 閣僚のスキャンダルが相次いで浮上するのは、第一次安倍政権の末期ととてもよく似ているんだが、あの時と今との大きな違いは、なんと言っても新聞・TVがお仲間に加わっているってことだ。だから、閣僚スキャンダルをテコにして政権を揺るがすことは、けっこう難しい。権力の監視という機能を新聞・TVが果たしていれば、ワイロ甘利だってパテイー高木だって、今頃は議員辞職に追い込まれていても不思議じゃないんだからね。それがいまだに白昼堂々と永田町を闊歩しているんだから、まさにこの国の政治は無法地帯ってことだ。

 そんなことをツラツラ考えていたら、せっかく治りかけていた風邪がぶりかえしそうな土曜の朝であった。

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コメント

ブログの記事とは話題がそれるが、また岸井氏を攻撃した、気持ち悪い意見広告が今日の読売に載ったそうだ。
今度の標的は吉永小百合氏。サユリストを敵に回すとは、いい根性してるじゃねーか。しかも、吉永氏は共産党の広告塔とか、わけわからん攻撃をしてるキチガイ広告。
二匹目のドジョウを狙ったと思われるが、そうは問屋が卸さんぜ。

http://lite-ra.com/2016/02/post-1973.html

投稿: オクやん | 2016年2月13日 (土) 20時43分

今井なんたらは、生贄。事務所からの仕事を減らされ、子供の養育にも事欠いていたみたいですよ。きっと九管鳥辺りが画策してそのように導いたんでしょう。
仕事減→事務所から選挙に出るよう促される→自分の考えを押し曲げられ、利用される、、。
 それにしても安倍の支持が落ちないのは浮遊層が「だって野党がさぁ、纏まらないじゃん」と見限っているからだ、この頃思うようになりました。ココで起死回生はフランケン岡田と前原辺りが、小沢氏や共産党は「嫌いだ」を脱却できるかどうかに掛かって来たように思いますね。
 結構浮遊層もチャンと世の中見ているんじゃないかと思うようになってきました。
 あ~あぁもう、劇的に変わってくれ~!!

投稿: 武尊 | 2016年2月13日 (土) 19時05分

今井なんたらが自民公認候補ってことですが、泥舟自民も沖縄のことも日本国が傾きつつあることもなあ~んも知らない人ですね。
今のこの混迷と腐敗の政治社会で、手話やって福祉だの障害者だのって強調することこそこの人の程度が知れるってもんです。

それにしても自民のチャラ男。悪夢を思い出してしまいました。かつてのチャラ夫を。彼はこんなもんじゃなかった。なにしろワタクシメは彼の女のために命まで狙われましたから。浜の真砂は尽きぬとも、ですね。

投稿: さやこ | 2016年2月13日 (土) 12時14分

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