「高浜原発運転差し止め裁判に勝訴したら損害賠償請求も考えられる」(関西電力会長)。電力会社が市民を脅してる&防衛大学生の任官拒否が2倍に・・・さもありなん。
もっとニュースになってもおかしくないのに、なぜかスルーされているので改めて書くんだが、一昨日の電気事業連合会の定例記者会見で関西電力の会長が、高浜原発運転差し止めの裁判について、「もし上級審で勝訴したら損害賠償請求も考えられる」って発言したそうだ。おいおい、これってどう考えたって、原発差し止め訴訟に参加している市民に対する脅しだろう。
この発言に輪をかけたのが関西経済連合会副会長で、「なぜ一地裁の裁判官によって、国のエネルギー政策に支障をきたすことが起こるのか」「こういうことができないよう、速やかな法改正を」(朝日新聞『天声人語』より)って喚いてます。
これって明らかに「三権分立」をないがしろにする発言ですね。『天声人語』も言うように、「司法は行政の言うことを聞け、聞かないなら立法で抑え込め」ってことなんだね。これだけの強気な発言するってことは、ペテン総理が後ろ盾になっているからに他ならないわけで、原子力村の神をも畏れぬその所業、ここに極まれりってなもんだ。
おお、上等じゃないか。「一地裁」ってんなら言ってやる、「一企業」ごときに舐められてたまるか。
ちなみに、この副会長は、阪急阪神ホールディングス代表取締役社長で宝塚音楽学校理事長でもあります。作詞・作曲も手がけるそうだが、さぞや軍歌なんか作らせたらお上手なんでしょうね。
ところで、昨日は日比谷野音で「戦争法廃止!安倍政権の暴走許さない3・19総がかり日比谷大集会」が開催され、5000人を超える人々で会場が埋めつくされた。夏の参議院選挙あるいは衆参ダブル占拠に向けて、こうした声は全国各地で盛り上がっていくに違いない。
こうした声に押されたってわけではないんだろうが、防衛大学卒業生の任官拒否が昨年度の2倍、卒業生の1割を超えたってね。戦争法が成立して、「戦死」が身近に迫ってきてたことへの懊悩ってのは切実なものがあるだろうことは容易に想像がつく。
任官拒否はれからますます増えていくんだろうが。そうなった時には任官拒否ができないシステムになっていくんだろうね。へたすりゃ、秘密裏の思想・信条調査でそうした学生は「駆けつけ警護」で真っ先に海外に送り出される。軍歌の響きが現実味を帯びてきたいま、「戦死」はけっして絵空事ではないってことです。
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コメント
関電社長の発言は、いわゆる「スラップ訴訟」を念頭に
置いたもので、事前に国民の反原発の声を圧殺しようといものだ。
以下は、化粧品大手のDHC・吉田嘉明が弁護士の澤藤統一郎を相手取った「スラップ訴訟」の顛末だが、こんなものが言論封じや萎縮に使われたらたまったもんじゃない。
⇓
http://article9.jp/wordpress/?p=6534
ところで、東電がまたまた5800億円のおねだりをしています。
これで、合計7兆4695億円余。
電事連で負担せい、と言った所で電気料金値上げで回り回って
負担は国民。国民は搾取されるばかりだ。
投稿: 岡目五目 | 2016年3月20日 (日) 17時45分
ペテン政権も関経連も三権分立など屁のカッパ…ところがどっこい支持率急降下、「日比谷大集会」「オールジャパン決起集会」(小沢一郎氏出席:本サイトリンク先『知られざる真実』)…反ペテンの怒り爆発だー
ところでフランケン岡田が小沢イッチャンと極秘会談し土下座して今後の協力を要請したという永田町発噂あり。おまけに衆院小選挙区295中200選挙区で共産が候補者を取り下げる予定だそうな。いよいよ潮目変わるか。
投稿: アル中 | 2016年3月20日 (日) 17時12分