これから勉強しますの今井絵理子と神武天皇実在説の三原じゅん子が憲法審査会メンバーに・・・なんてこったい。
赤のブレザーに白のパンツとスカート。そろそろどうにかならないものだろうか。赤と白のカラーコーディネイトはともかくとしても、ブレザー、パンツ、スカートのシルエットはいくらなんでもセンスなさすぎ。つい1964年の東京オリンピックかと錯覚しちまった。
そんなことより、昨日の広島平和記念式典のペテン総理の挨拶は、相も変わらず役人の作文みたいなもんで情けないものだった。式典の後の被爆者団体の代表との会見でも、護憲を訴える声にけんもほろろの対応だったそうだ。そのくせ、面会後の記者会見では、「憲法審査会において議論を進めていく中で、どの条文を代えていくかは収斂していく」なんてことをほざいたってんだから、どこまでいってもひとでなしってなもんです。
でも、内閣総理大臣という立場で改憲を口にするというのは、それこそ憲法違反だろう。改憲の発議は国会だけに認められているものであって、行政府の長たる内閣総理大臣は憲法遵守の義務こそあれ、改憲を口にすることはご法度なはずだ。どうして、新聞・TVはこうした基本原則を楯にペテン総理の改憲発言に突っ込まないのかねえ。
しかしまあ、いまほど憲法がないがしろにされいてる時代はありません。なんてったって、「いったん現行の憲法を停止する、廃止する、その上で新しいものをつくっていく」なんてことを平然とほざくぼったくりバー永田町のチーママ・小池君が都知事になっちゃったり、これから勉強しますの今井絵理子君や神武天皇実在説の三原じゅん子君が憲法審査会のメンバーになるようなご時勢ですからね。何も勉強してこなかっただろう新人のペーペーや八紘一宇だのと喚く時代錯誤名議員シェンシェイに憲法をとやかくいじりまわされてたまりますかい。
・小池百合子の恐るべき憲法観-「いったん廃止し、その上で新しいものを」
この人選ひとつからも、改憲ありきで員数合わせの憲法審査会ということがわかろうというものだ。総裁任期延長を手土産に棚ボタで幹事長の椅子を手に入れた二階君が、年内にも党規約を変えちまおうって画策しているようだけど、これをきっかけに岸田、石破の連合軍が造反したら愉快なんだが、そこまでの度胸も器量も・・・あるわきゃないか。
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コメント
斎藤美奈子に言わせれば、どちらも「会心の無知」だそうですから、「憲法」の成り立ちさえ知らない者が「憲法審査会」委員だなんて「ビックリポーン」じゃなく「ビックリパー」ですら?
ところで、国士気取りの三宅洋一がつい浮かれて「話せば分かる」とばかりに「家庭内野党」を名乗る「ガス抜き女」を連れて、沖縄は高江に現れたそうな。
現場を見たい、と宣う「ガス抜き女」の要望によるそうだけれど、バカなことをしていることさえ気が付かないということはやっぱりバカなんでしょうね。
で、この「ガス抜き女」は、幼稚園の子どもたちが、教育勅語や五か条の御誓文を唱和したり、君が代を斉唱したり、伊勢神宮に向かって遥拝することに痛く感動し、感激の涙を流したほど右翼思想の持主だって。このことを三宅は知っているのかねえ。
投稿: 岡目五目 | 2016年8月 7日 (日) 22時35分