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2016年10月11日 (火)

「領収書等は支出を受けた者が発行するものであり、支出の目的、あて名についても発行者が記載すべき」(総務省)&自民党幹事長ごときが「解散」を口にするなんておこがましい。「解散は首相の専権事項」の嘘。

 南スーダン視察旅行に赴いた網タイツの防衛大臣・稲田君の現地滞在時間はたったの7時間だったとか。へたすると戦死者が出るかもしれない駆け付け警護の判断材料とするための視察がこれだもん。しかも、危険区域には足を運ばなかったようで、こんなお飾りにもならない防衛大臣に誰が命を預けるもんですか。

南スーダンPKO 稲田防衛相、厳戒の視察 滞在7時間

 駆け付け警護容認のためのアリバイつくりで南スーダンまで出かける暇があるなら、白紙領収書問題をどうにかしろってなもんだが、実は白紙領収書に関して総務省は「国会議員関係政治団体の収支報告の手引き」の「収支報告書等の作成(P62)」中でちゃんと見解を述べている。

「領収書等は支出を受けた者が発行するものであり、支出の目的についても発行者において記載すべきであり、国会議員関係政治団体側で追記することは適当ではありません」

「領収書等は支出を受けた者が発行するものであり、あて名についても発行者において記載すべきであることから、発行者から追記の要請がある場合を除き、国会議員関係政治団体側で追記することは適当ではありません」

Photo
(ブログ「まるこ姫の独り言」より)

 化粧崩れの総務大臣・高市君がこれを知らないとは言わせない。もし知らなかったとすれば、お馬鹿な大臣ってことだ。おそらく、新聞・TVもこういう手引きの存在を知っているはずで、それでもワイドショーなんかは豊洲問題一色でワイワイやってるってことは、白紙領収書問題に切り込む意志はないってことなんだね。なんこったい。

 ところで、へたすりゃ政権が倒れてもおかしくない白紙領収書問題に、「政治とカネの問題で細かいことばかり追求している。そんなことを詰めるより、政治の責任はもっと大きい問題で命がけでやっていくことが大事だ」ってほざいた土建政治の二階君が、「選挙の風は吹いているか、吹いていないかと言われれば、もう吹き始めているというのが適当だ」なんてことをほのめかしたってね。

二階氏、解散風「吹き始めてる」

 それにしても、いったいどんな大義名分があって解散を口にしてるんだろう。おそらく、ペテイン総理の意を汲んでの発言なんだろうが、そもそも「解散は首相の専権事項」ってのがおかしな話なんだよね。さらに、「衆院解散については首相はウソをついてもいい」ってが永田町の常識ってんだから、国民を舐めるのもいい加減にしろってなもんです。

 衆議院の解散については、憲法69条で「内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、十日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。」とされている。ところが、憲法7条には「天皇の国事行為」として「衆議院を解散すること」とあるのだが、それには「内閣の助言と承認により」という注釈が付いている。この「内閣の助言と承認により」ってのを利用して、69条があるにもかかわらず内閣が好き勝手に解散を決められるという屁理屈をひねりだしたのがひょっとこ麻生の爺さんであるところの吉田茂だったとか。

政権基盤を固め直すだけの“私利私欲解散”を許すのか

 つまり、我田引水で憲法解釈するという集団的自衛権行使容認と同じ手口を、すでに使ってたわけですね。そのおかげで、いつの間にか「解散は首相の専権事項」が定着したってわけで、あくまでも永田町の都合のいい常識にしかすぎません。だから、新聞・TVが土建政治の二階君のたわ言に乗っかって、年明けにも解散かなんて報道することがそもそも間違っている。「自民党の幹事長ごときが解散を云々するなんておこがましい」くらいのことを言ってやるのがジャーナリズムというものだろうに・・・。

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コメント

「総統閣下」の動画
既に岡目さんがUPしてましたね。
岡目さんも仕事が早い。

と言うより、よく調べず失礼しました。

投稿: こなつ | 2016年10月13日 (木) 09時14分

以前から何で憲法7条が、総理が勝手に解散できる根拠なのか疑問だった。
文学部出身で法律に疎い吾輩には、何度読み返しても理解できませんね。

そうそう、まともなことを言う総統閣下シリーズで
「総統閣下は白紙領収書にお怒りのようです」

http://www.youtube.com/watch?v=_aCQYgYp9L0
「稲田さん泣いても・・・」が笑えると評判です。
(相変わらず仕事が早いですね)

投稿: こなつ | 2016年10月12日 (水) 12時55分

人様のツイートから切れ切れに・・。

南スーダンでは政府側と反政府側の戦闘が続いているが、
「嘘と詭弁の歴史歪曲政策詐欺師小2和製ヒトラー」は、
「衝突はあったが戦闘行為に当たらず」とノタマワッタた。
これは、太平洋戦争中「戦争ではなく事変だ」と
言い換え、国民を騙したのに似ている(清水潔)。

国防相ともなれば
「チョット間の視察」で、複雑怪奇な現地の事情が
分かるんでしょうか。

PKOが政府側に近いと見られれば
反政府側(政府側からはテロ組織)から攻撃され、
反政府側に近いと見られれば政府側から襲われる。
どっちにしても、生死の境を彷徨うことになる、
と、masanorinaitoがツイートしている。

国民も自衛隊員も騙されてはいけない。

また「愛国婦人会会長の防衛相」について、
早尾貴紀は、
稲田朋美防衛大臣の軍需企業株大量購入事件とか、
白紙領収書大量捏造事件とかは、
稲田大臣が崇高な国家主義者なんかではなく
単なるカネの亡者であったということではなく、
国家主義者とカネの亡者は同一だということを示している。
通底しているのは、市民に犠牲を強いて自分たちだけが
栄えるこ、と、厳しく指摘。

投稿: 岡目五目 | 2016年10月11日 (火) 23時37分

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