国の貧困支援に反対が38%。「思いやり」なんて言葉が死語になりそうなトホホな国になったものだ。
昨日のTBS『サンデーモーニング』で紹介していた数字は衝撃的だった。「自分だけで生活できない貧しい人を、国が救うべきか」という質問に、「救うべきだとは思わない」と回答したひとの割合が日本はなんと38%だったとか。なんでもかんでも自己責任のアメリカでさえ 28%だというのに、う~ん、長谷川某のような男にも一定程度の賛同者がいるってことを考えれば、さもありなんてことか。
それにしても、中国でさえ「救うべきだとは思わない」との回答は9%だというのに・・・。ま、差国会議員がネットで貧困女子高生をdisする時代ですからね。「思いやり」なんて言葉が死語になる時代も間近ってことか。トホホな国になってしまったことだこと。
というわけで、二日酔で絶不調の月曜の朝であった。
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コメント
いつの頃からか、強い者には媚び諂い、
より弱い者には尊大になる風潮が当たり前のようになり、
慈しむ心や絆などどこかに吹き飛んでしまった。
そして、長谷川某や植松某にさえ「よく言った」
「よくやった」などの声が平気で飛び交うようになった。
多分、そうした風潮が顕著になったのは、
嘘と詭弁の「歴史歪曲政策詐欺師毒宰小3和製ヒトラー」が
政権を担当するようになってからだと思う。
止んぬる哉、宜なる哉だ。
ところで、「くろねこ」深酒はいかんぞよ。
投稿: 岡目五目 | 2016年10月 3日 (月) 20時10分
くろねこさま、そうじゃないと思います。
それだけ日本全体が貧困に陥っているという証しだと思います。
「自分に余裕があれば困っている人に手を差し伸べたい」という気持ちが生まれますが、その自分に余裕がなくなれば、弱者、例えば生活保護者を攻撃したくなるものだと思うのです。
たまにいるんです、目に余る自堕落な保護世帯。
毎日コンビニで弁当とペットボトルとタバコを買い、パチンコで暇をつぶし、缶ビール片手に散歩。おまけに医者はタダ、家賃も支給という、そういう「悠々自適」の保護世帯を見ていると「あああ、私は生活保護費以下でいろいろ工夫して生きているのになあ」とグチが出ます。
問題なのは「裕福な」政治家が「貧しい白人をけしかけて黒人を攻撃させる」みたいな「貧しい者同士を反目させる風潮」だと思います。テレビなどはそれに加担してさらに煽るのですから最悪です。
投稿: さやこ | 2016年10月 3日 (月) 15時34分