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2017年10月10日 (火)

「“国民の上に国家を置く”ことを目指す、国粋主義化という名の国難から国民を守り切れるか」(浜矩子同志社大学教授)・・・これこそが今回の選挙の争点だ!

 衆議院選挙公示日だというのに新聞休刊という、なんとも間抜けな月曜の朝である。

 そんなことより、党首討論や街頭演説で、やたらペテン総理が口にする言葉に、「この国を守り抜く」ってのがある。おいおい、「守り抜く」のは「国」じゃなくて「民」だろう・・・なんて突っ込みするまでもなく、やっぱりこの言葉には違和感あるんだよね。ようするに、こやつの頭の中では、いつだって「国民の上に国家」があるんだね。そうした思いがあればこそ、委員会で野党議員に痛いところを突かれると、口汚ない野次をとばしたりするのだ。議員に唾するということは、そのバックにいる国民に唾することだ・・・なんてことは想像したこともないに違いない。

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 それはともかく、「国民の上に国家」があるという発想は、何もペテン総理に限ったことではなく、ぼったくりバーのチーママ・小池君率いる希望しかり、大阪のチンピラ知事・松井君率いる維新しかりで、だからこそ今回の選挙の結果では、この国のカタチが戦前に回帰する危険性が極めて高くなるってことなのだ。

 たとえば、東京新聞の調査によれば、「北朝鮮への米軍による軍事力行使」を支持するとした割合は、自民党39.6%、希望21.3%、維新にいたっては77.5%とくるんだから、そんなに戦争期待してるのかと思うと頭がクラクラしてくる。「国民を守り抜く」ということに思いを馳せれば、こんなにも米軍の武力行使に前向きになれようはずがない。ちなみに、立憲民主党にも9.3%と少なからず支持者がいることも念頭に置いておいた方がいいだろう。

北朝鮮に米軍事力行使 自民39%が「支持」

 集団的自衛権行使容認を閣議決定してしまった以上、北朝鮮有事の場合は自衛隊が戦闘に参加する可能性があるってことだ。国会の容認というのがあるけど、自民+希望+維新が組めば、そのハードルだって簡単にクリアできてしまうかもしれない。公明党は「どこまでもついていきます下駄の雪」だから、防波堤にはなりません。

 というわけで、今回の選挙の争点は、戦う経済学者、浜矩子女子の指摘するように「国民の上に国家を置く」ことを目指す」という「国粋主義化という名の国難から国民を守り切れるか」ということなのだ。この1点をしっかりと心に刻み込んで、投票に行こう!

安倍首相の土俵に乗ってはいけない 総選挙「本当の争点」

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コメント

総選挙が告示された。

ウィキによると、保守というのは、
従来からの伝統、習慣、制度などを尊重し、
それらを保存、維持するための社会的、政治的な
団体を指す、とある。

また、革新というのは、
現行の制度を適切と思われるものに変更することとあり、
改革、刷新、更新、新機軸などを指す、とある。

で、今度の選挙では、保守と言われる政治団体が、
憲法改定や自衛隊の国軍化、緊急事態法などへの
変更を公約に掲げている一方

革新と言われる政治団体が、
憲法9条改定反対、専守防衛、原発0実現など
現行制度を変えない、現状維持を掲げていて、
政治的立場が、保守と革新が入れ替わっている。

保守が革新で、革新が保守で、一体、どっちが
本物の保守で、どっちが革新なんだ、と、
干からびた脳みそがカラカラと音を立てる。

ところで、共同通信によると、
北朝鮮に対する米軍事力行使を支持する立候補者は、
維新・77.5%、自民党・39.6%、希望・21.3%だそうで、
いわゆる保守陣営の人たちは戦争が好きなのね。

で、青瓦台の大統領特別補佐官が、北朝鮮の核を認めた上で、
軍事力でなく北朝鮮との共存を図るため、
「米韓同盟破棄」も有り得ると述べたそうだ。

日本とはエライ違い。

投稿: 岡目五目 | 2017年10月10日 (火) 16時06分

どこかのヘンテコな党が出した・・・
①原発ゼロ
②隠ぺいゼロ
③企業団体献金ゼロ
④待機児童ゼロ
⑤受動喫煙ゼロ
⑥満員電車ゼロ
⑦ペット殺処分ゼロ
⑧フードロスゼロ
⑨ブラック企業ゼロ
⑩花粉症ゼロ
⑪移動困難者ゼロ
⑫電柱ゼロ
の政策?なるもの・・・・もうお笑いの世界に突入ですね。
13番目として、
⑬庶民の希望ゼロ
とでもすればいいものを・・・。

投稿: ススム | 2017年10月10日 (火) 14時31分

市役所前の広場を通ったら黒山の人だかり。当地は保守王国で、こういう光景はいつも自民党だからと冷ややかに見てみたら、なんと立憲民主党。ビックラした!

私、がぜん、熱くなったね。
でも今度はムサシなんとかが心配になってきて…。
油性マジックで書いたら無効にされちまうかなあなんて考えながら帰宅したのでありました。

投稿: さやこ | 2017年10月10日 (火) 12時40分

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