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2018年1月 5日 (金)

「国のかたち、理想の姿を示すものが憲法」(安倍晋三)。「立憲主義が権力者を縛るものという解釈は古い解釈」とほざいた男がよくもまあぬけぬけと・・・!!

 年頭所感で「明治150年」をかましたペテン総理が、昨日の年頭記者会見で「改憲」に意欲を示したってね。その言い草がなんとも笑止千万。こんな具合です。

「今年こそ、憲法のあるべき姿を国民にしっかりと提示し、憲法改正に向けた国民的な議論を一層深めていく。自民党総裁として、そのような一年にしたい」

「国のかたち、理想の姿を示すものが憲法。時代の変化に応じ、国のかたちを考えていく議論をするのは当然のことだ」

 「みすぼらしい憲法」だの「立憲主義が権力者を縛るものという解釈は古い解釈」だのとほざいていた男がよくもまあぬけぬけと、ってなもんです。そもそも、「憲法とは何か」「立憲主義とは何か」をまったく理解していないんだから、こんな男の「改憲議論」にそう簡単に乗れたものではありません。「安倍首相の下での改憲」に53%が反対という世論調査結果もむべなるかなということだ。

 でもって、「今後も国民主権などの基本理念は変わることがないが、時代の変化に応じて議論するのは当然だ」なんてこともぬかしてるんだが、ま、大きなお世話としいうものです。ていうか、自民党改憲草案を一読すれば、「今後も国民主権などの基本理念は変わることがない」とはとても読めないことは明白だ。

改憲議論「今年こそ」 首相「あるべき姿提示」

【自民党憲法改正草案】見やすい対照表で現憲法との違いが分かる!

 そんな中、立憲民主のエダノンがこうしたペテン総理の改憲前のめりを「安倍さんの趣味だ」って一蹴していたのには大いに笑えたのであった。そう、「安倍の趣味」。改憲ってこれに尽きるんだね。なんとなれば、国民の多くは特に改憲を喫緊のテーマとは考えていないからだ。多くの世論調査でも「改憲を急ぐ必要はない」という声が70%近くもあるんですからね。それこそが「民意」というものだ。

性急な改憲議論「首相の趣味」 枝野氏「必要性感じない」

 ペテン総理の「趣味」である「改憲音頭」に踊らされていると、ハーメルンの笛吹き男にかどわかされた子供たちのように、とんでもないところへ連れて行かれることになりますよ。

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コメント

戦争したい総理が出てきて、なんだかハチャメチャになってきた今日このごろ、私は妙にこんな歌を思い出すのです。

大正生まれの今は亡き母が口ずさんでいた歌のひとつです。

♪ 一列談判破裂して 日露戦争始まった
  さっさと逃げるはロシアの兵
  死んでも尽くすは日本の兵
  ………
  クロパトキンの首をとり
  東郷元帥万々歳

またこんな歌を子供が歌う時代が来るんでしょうか。

投稿: さやこ | 2018年1月 6日 (土) 09時23分

安倍政権が主導する、改憲議論、自民党改憲草案に関し、私の中のlittle土偶が、安倍晋三にこう叫ぶ。

「この晋三おじさんには、憲法の中身なんかどうでもよいのだ。
目的は、ただ 憲法を変えた初の総理として、歴史に名前を残したいだけだ!。
自己の名声欲・承認欲求を満たしたいだけだ!。」

上記のように、本当に「“みっともない”総理」が安倍晋三なのだ!

投稿: 土偶 | 2018年1月 6日 (土) 00時37分

遅ればせながら
「あけましておめでとうございます」

オイラ今日から仕事始めだが、仕事ありません。
まぁ10日過ぎからだろうな。

「総理の趣味」って言ってしまえばそれまでだけど、自分の趣味に国を巻き込んだりしないでおくれや!
信濃毎日によるとエダノンは「総理は憲法を理解しているのか?」とも言ったとか。
イヤもちろん理解なんてしてないけどね。

TVは今度は「貴乃花親方の処分」がど~だこ~だとやっております。

どうなってるんだ?
この国は!

それはともかく
今年もよろしくお願いします

投稿: こなつ | 2018年1月 5日 (金) 16時11分

「国のかたち、理想の姿を示すものが憲法」って、
「無知無恥」なんぞに言われたくないや。
それをいう前に「憲法は、権力者を縛るために
あるんだ」ってェことを忘れるなってんだ。

ところで、日本はこれまで三度の海外侵略を試みて
三度とも失敗している。
一つは、白村江の戦い(百済救援名目)
一つは、文禄・慶長の戦い(秀吉の朝鮮出兵)
一つは、日清戦争に始まる太平洋戦争(50年戦争)
いずれも当時の権力者が権力におぼれて始めた戦争だ。
「軍事大国」を目指す「でんでん」には、軍隊の先頭に立って
「進め、進め」と叫ぶことが夢なんだろうが、
小市民は、社会保障が充実した「平和」を望む。

ついでに、アメリカでは「花札」の大統領としての資質や
ホワイトハウスの内幕を暴露した「炎と怒り」が出版され、
これに怒った「花札」が発売禁止を求めている。
出版社は、「花札」ありがとう、と皮肉って発売日を繰り上げた。
「総理」(山口敬之)や「約束の日」(小川栄太郎)など、
ヨイショ本しか出せない日本とは、えらい違いや。

訂正
昨日のコメントで「兵隊時代」は「騎兵隊時代」につき訂正。


投稿: 岡目五目 | 2018年1月 5日 (金) 12時09分

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