障害者雇用率水増し、数千人規模。ゼロの省庁も！＆野党ヒアリングに「状況を精査中」を連発のヒラメ役人！！

　さすがに力尽きたか。それでも、金足農の吉田君に拍手を送りたい。と同時に、勝って当たり前のプレッシャーの中、２度目の春夏連覇した大阪桐蔭にも万雷の拍手を！　エリート軍団対雑草軍団みたいな図式で、大阪桐蔭のような野球エリート校への批判めいた意見もあるようだけど、選手に責任はありませんからね。

　それを言うなら、そうしたエリート校の存在を許している高野連や主催の朝日新聞にこそその原因はある。日本全国の高校が金足農みたいに地元の生徒オンリーというシステムを義務づけるくらいの改革しないとダメなんじゃないの。そこをちゃんと議論しないで、メディアが「金足農、スゲー」って浮かれるのはどこかいびつだと敢えて言いたい暑さ復活の朝である。

　そんなことより、中央省庁の障害者雇用率水増し問題だ。なんと、水増しは数千人規模で、その結果障害者雇用率がほとんどゼロなんて役所もあるってさ。「障害者の働く場が奪われた」って怒りの声が上がるのもむべなるかなってことだ。

・「障害者働く場 奪われた」　水増し 数千人規模

　でもって、その実態について野党によるヒアリングがあったんだが、なんとまあ官僚は「状況を精査中」の連発で、まともに答えようとしないってんだから、森友・加計学園疑獄のヒアリングのデジャヴュを見ているような気になってくる。

障害者雇用水増し問題野党合同ヒアリング

　ていうか、これこそが官僚の本質なんだろうね。「全体の奉仕者」なんてのは空念仏にすぎなくて、どいつもこいつもヒラメになっちゃてるってことだ。もはや、官僚ってのは税金でわざわざ養っている穀つぶしみたいなものと言っても過言ではないだろう。

　シュレダー佐川君を筆頭に、初老の小学生であるペテン総理のポチになって森友・加計学園疑獄を賑わした官僚どもの姿はけっして特別なものでなく、それこそが霞ヶ関の日常ってことが、障害者雇用率水増し問題で改めて赤裸々になったってことなんだね。どこまで腐っていくのだろう、この国は。