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2019年5月 3日 (金)

憲法記念日にあたり、またしても口にした「改憲は結党以来の党是」(安倍晋三)の嘘っぱち!!

 憲法記念日にあたり、初老の小学生・ペテン総理がお仲間の産経新聞のインタビューに答えているんだが、これが相変わらずのたわ言。こんな具合です。

「自民党は憲法改正の旗を掲げ続けている。結党以来の党是であるにもかかわらず、わが党の中にも改憲に反対する人がいたが、その余地はなくなった」

【憲法記念日】安倍首相「改憲の旗揚げている」 与野党超え結集努力

 「改憲は立党以来の党是」ってことをペテン総理はなんとかのひとつ覚えでよく口にするんだが、保守大合同で自民党が誕生した時の立党宣言や党綱領に「改憲」の「か」の字もないってことはよく知られている。

 では、いつから「改憲」が党綱領に登場するかというと、結党50年をきっかけに当時の小泉政権が新たな党綱領を作成した時なんだとか。そして、第一次安倍政権下で出版された「自由民主党50年史」で「憲法改正を党是に」という文言が躍るこになるんだとさ。

 つまり、「改憲は立党以来の党是」ってのは嘘っぱちってことだ。歴史修正は党の歴史にも及んでいたという、笑えない話なんだね。

・天木直人のブログ
「改憲は立党以来の党是」という安倍首相の大嘘

 そんなペテン総理の爺さん譲りの「改憲」への妄執を、元衆議院憲法調査会会長の中山太郎君が東京新聞のインタビューで一刀両断している。曰く、

「『政治的な思惑・党利党略から距離を置いて冷静に議論する』という共通認識を持つことが必要」
「『改憲勢力』というくくりが憲法論議を阻害した最大の要因に思えてならない。与党には『いざとなったら押し切れる』という慢心が、野党は『もしかしたら押し切られる』という恐怖心が芽生え、結果として与野党を分断し、建設的な議論を阻害してしまった」

 さらに、2020年に新憲法というペテン総理のたわ言には、

「憲法改正は国会の仕事だから、これより先の議論は、国会での各党の取り組みに任せればよい。国会は期限をもうけることなく熟議してほしい」

 と手厳しい。ようするに、憲法遵守義務のある総理大臣が、これ以上憲法についてくどくど口にするんじゃない、ってことだ。

与党の慢心と野党の恐怖心 改憲議論を阻害 元衆院憲法調査会長・中山太郎氏に聞く

 それにしても、こうした常識的な意見が通じないのがいまの国会であり、この国の政治状況なんだよね。「国家権力は憲法によって制約、拘束される」という立憲主義の原点を、どこまで永田町のシェンシェイたちが理解しているか。それは、実は野党にも言えるということが、なんともお寒い今日この頃なのだ。

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コメント

ブログとは関係なく・・
シンガーソングライター、小室等(76)が、
「老後」に檄を飛ばす。

「総理大臣、副総理大臣、官僚たちの答弁。
これが吉本新劇場だったら、どんなにか
面白かろうと思えるほどのとぼけた言語が
平然とまかり通る日本の国会。
(中略)
あの日、長髪を切る前に同じ夢を見たはずの
(1940年代の)老人たちには、
もう一つの仕事が残されている。
ここは人肌脱いで、知りぬいた強者の手口を
逆手にとり、弱者のために残された老後を生きる
というのはどうでしょう」

「ジジイが計画し、オヤジが煽り、若者が行く」
のが、戦争の方程式と聞いたことがあるけれど、
今やオヤジが憲法を変えて戦争を煽っている。
戦中・戦後を生きたジジイにはそれを止める
義務がある。

投稿: 岡目五目 | 2019年5月 3日 (金) 21時32分

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