「報告書はもうないわけですから。予算委員会にはなじまない」(森山裕国対委員長)。そのうち「報告書はなかった」って閣議決定するんじゃないか!&「貧すれば鈍す」・・・雑誌「ViVi」が広告費目当てに自民党とコラボの愚!!
香港では市民と学生が立ち上がり、中国に取り込まれた香港政府に抗議のデモが続いている。ああ、それなのに、「美しい国、日本」では、世襲の政治屋どもがやりたい放題しているってのに、なんとも気だるい空気が漂っているんだね。
そんな空気を見越してか、金融庁の報告書問題で、ひょっとこ麻生の受取拒否に続いて、自民党の国対委員長の森山君がこんな発言して炎上してます。
「この報告書はもうないわけですから。なくなっているわけですから。予算委員会にはなじまないと思います」
いやいや、報告書はしっかり存在している。ダウンロードだってできるぞ、とネットでは批判の集中砲火が炸裂している。それだけじゃない、土建政治の幹事長・二階君も「有識者、その人らだけが勝手に言ってんじゃないの」とのたまってくれるし、昼間の幽霊・岸田君も「極めてずさんなもの」ときたもんだ。これでは、報告書作成した有識者とやらも、いい面の皮だ。
・自民・森山氏、金融庁の報告書「もうないわけですから」発言にSNSで反発広がる
それにしても、「報告書はなくなっているから、予算委員会にはなじまない」ことを理由に、この期に及んでも予算委員会拒否するのって、これこそ職場放棄だろう。審議会の報告書ってのは公文書なんであって、それを政権の都合でなかったものにできるんだったら、審議会なんていらないし、極論すれば数さえあれば国会審議もいらないってことになっちまいますよ。
新聞・TVは、「足りない2000万円」だけにスポットを当てるんじゃなくて、こうした政治屋どもの言動にもっと神経をとがらせなくてはいけない・・ってないものねだりか。
ところで、「貧すれば鈍す」とはよく言ったもので、広告費目当てに講談社の雑誌「ViVi」が自民党とコラボして呆れられてます。「わたしたちの時代がやってくる!権利平等、動物保護、文化共生。みんなはどんな世の中にしたい?」というキャッチコピーでキャンペーンを展開しようってんだが、講談社はこんな言い訳してます。
「このたびの自民党との広告企画につきましては、ViViの読者世代のような若い女性が現代の社会的な関心事について自由な意見を表明する場を提供したいと考えました。政治的な背景や意図はまったくございません」
よくもまあ言ったものだが、ネットでは「これって、一緒にベットには入ったけど浮気はしてない、って言い訳と同じだよね」なんて言い得て妙な声も聞こえてくるのもむべなるかなってことか。「広告批評」の主宰者だった故天野祐吉さんが「国の宣伝・広告が巧みになったら危険」とよく言ってたが、「ViVi」のやってることってまさにこの言葉通りに踊らされてるってことなんでしょうね。
・わたしたちの時代がやってくる!権利平等、動物保護、文化共生。みんなはどんな世の中にしたい?
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コメント
追記で失礼します。年金破綻するかも問題は事実に基づかない事ばかりやり続けて政府与党は破綻すればいいって思いました。年金問題だけでなく森友・加計・日報・統計不正も含めてもうあの政府与党の顔なんて見たくないとも思いました。おしまいにホルムズ海峡付近で日本の積み荷が含まれている貨物船が襲撃されたというニュースを見て、やはりペテ総理は信頼されていなくてなんだかなぁって思いました。イランの首脳さんは信念を強く持っているのに対してペテ総理は何を世界の首脳さんに対してやってんだかって思いました。どうせ日本の国益はそっちのけで譲歩の連続ばかりなんだろうなって思いました。追記なのに長文失礼しました。(>_<)。。。
投稿: ゆら | 2019年6月14日 (金) 06時04分
「花札」パシリの「外交のでんでん」が、
イラン・最高指導者のハメネイ師が
「核兵器を持たない。製造しない。保有もしない」と
約束したと記者団に語った、が、
そのことは、すでにハッサン中田が、
「イランは核兵器をもつ意志はない」と
当たり前のこととして言うだろうと予想していた。
中田の予想通りになったが、
メデイアや政治評論家は「でんでん」外交の
成果として褒め称えるだろう、と皮肉。
まァ、パシリの役目は果たしたということだろう。
「鳴かぬなら鳴いたことにしようホトトギス」
(明石順平)
投稿: 岡目五目 | 2019年6月13日 (木) 19時58分
はたまた失礼します。まずは年金破綻するかも問題について。あの罪務大臣の撤回発言に似た発言どこかで聞いた事あるって思ったらありました、森友問題の国有地の不当値引きと公文書改竄の話で、この年金破綻問題もペテ総理や罪務大臣から通達があったから理財局や航空局の官僚や報告書を作成したワーキングチームが動いたのに(上から通達なければ単独では動かない)野党や国民にビビって何もかも撤回や知らんぷりをするとか何を考えてんだって思いました。官僚が作成した公文書も年金問題の具体的な報告書も事実に基づいて作成された書類なのに何もかも否定してしまったら官僚もワーキングチームも反乱待ったなしだなって思いました。こうやってあらゆる問題が山積しているのにペテ総理はイランに遊びに行くとか…どうせ平和解決はおろかイランとアメリカの火花に油を注ぐ事しかやれないって思いました。同盟国のアメリカと反する事なんてペテ総理には出来ないって思いました。遊びに行く前に国会の審議に出席してあらゆる問題を解決をって思いました。おしまいに若者雑誌がバカ政党とコンビを組んで若者を間違いの渦に引き込もうと動いていると
いうのをこちらのブログで知って唖然としました。こうやって政治をあまりよく知らない若者や判断力が衰えているお年寄りをふんだんに煽動してダメな国にしていこうという政府与党のスタンスには呆れて言葉になりませんって思いました。日本崩壊が現実味を帯びているこの頃です。
投稿: ゆら | 2019年6月13日 (木) 16時36分
「報告書はもうないわけですから」って
あるよ。
お前らが受け取り拒否してるだけだろ!!
アホウも「政府の政策スタンスと異なる」って、本来だからこそ諮問する意味があるんだろうが。
しかもこのウソすぐバレました。
毎日新聞によると「老後2000万不足」って厚労省が作った資料が元で、各種の会議で堂々と使われてるって。
↓
http://mainichi.jp/articles/20190612/k00/00m/010/356000c
なんだ、政府のスタンスじゃねぇ。
どうして、こういうすぐバレルうそをつくんだろうね。
たぶんその場しのぎで出まかせ言うからなんだろうね。
おまけ
ウーマン村本君が芸人の闇営業にひっかけて、国会を通さない総理の闇営業ももっと問題にしてほしいって言っていた。
言えてる。
投稿: こなつ | 2019年6月13日 (木) 14時06分