東京湾の水質悪化でパラトライアスロンのスイム中止! 汚染は大腸菌のせいばりではない。放射能の方がもっと深刻だ!?
このところ東京湾で来年の東京オリ・パラのテスト大会が開かれている。そこで浮き彫りになったのは、予想していた通りの水温、水質、悪臭などの問題だ。そして、昨日開催されたパラトライアスロンのW杯では、お台場海浜公園の水質悪化(なんと、大腸菌の数が国際トライアスロン連合が定める基準値の2倍)により、スイムが中止となった。おかげで、バイクとランのデュアスロンとして実施されたってんだが、こんなことが本番で起きたらどうなっちゃうんでしょうね。
ちなみに、2017年夏の水質検査では、基準値より20倍の大腸菌が検出されていたそうだ。水中スクリーンなんてのは焼け石に水だったわけで、ようするにJOCは何の対処もしていなかったってことじゃないのか。
・水質は最悪の「レベル4」 パラトライアスロンW杯スイム中止
・水泳オープンウオーター選手悲鳴!お台場は悪臭と猛暑Wパンチ「トイレみたいな臭い」
汚染の原因は除菌されていない下水が流れ込んでいるのが原因のひとつとされているようだが、ちょっと待てだよね。汚染とくれば、福島第一原発爆発による放射能汚染の方がもっと深刻だ。過去の調査では、「東京湾の旧江戸川河口で採取した泥からは、最高で1平方メートルあたり約10万4千ベクレルの放射性セシウムを検出」なんてこともあった。
マスコミは大腸菌がどうしたこうしたということばかり報道しているけど、放射能汚染には完全に口を閉ざしている。オリンピックに浮かれて、初老の小学生・ペテン総理の「アンダーコントロール」なんて嘘を世界にばら撒いたJOCも同罪で、ここまできたらせめて会場を東京湾から伊豆あたりの海へ変更するくらいの誠意を見せてみやがれ・・・って出来ない相談してみた猛暑の日曜の朝であった。
| 固定リンク
« 大手電力会社の新電力会社への「いじめ」は、再生可能エネルギー潰しのためか!?&「北のミサイルの影響はない」(安倍晋三)。避難訓練までして危機感煽ってたくせに、「新しい判断」ってやつか!! | トップページ | また河野太郎が韓国相手にやらかした! »
「東京オリンピック」カテゴリの記事
- 「IOC委員に官房機密費で贈答品」(馳浩・石川県知事)→「IOCの倫理規定」違反の疑いで炎上→「誤解を与えかねない不適切な発言」で撤回←イマココ (2023.11.18)
- 「人件費は1人1日20万円」で仕事はお茶汲みの東京五輪の闇(TBS『報道特集)』・・・人材派遣の中抜きと同じ手口で公金横領した広告代理店!!(2023.03.05)
- 東京オリ・パラ談合で大会組織委元次長逮捕・・・もう一人の森のXデーはいつ!?&「左翼勢力が既成の家族、伝統的な価値観を粉砕する運動をしている。LGBTの方々がその先方を担がされている」(西田昌司)・・・イカれてるなあ!!(2023.02.10)
- 「五輪テスト大会の入札談合疑惑」は、東京オリ・パラを私物化した「電通の闇」(郷原弁護士)を暴く一里塚となるか!!(2022.11.22)
- 東京五輪汚職事件で逮捕の大会組織委員会元理事の関連会社から長島昭久議員(自民)に55万円の献金!!&政治とカネでドロドロの寺田総務大臣、今日にも更迭か!!(2022.11.20)
コメント
「四面楚歌」という故事がある。
かつて日本は、中国・ロシア・北朝鮮を
仮想敵国としていたが、今や韓国と同時に
大量の兵器や農産物を売りつけるアメリカをも
仮想敵国としなければならなくなった。
1933年(昭和8年)、日本は国際連盟を脱退したが、
当時の斎藤内閣は脱退には消極的だった。
しかし、全国の新聞社132社が連名で脱退は
「名誉ある撤退だ」と大キャンペーンを張り
日本を誤った方向に誘導した。
メデイアは、今また世界の大局を見過ごし、
再び過ちを繰り返そうとしている。
「四面楚歌」が聞こえないのか。
ところで、
「花札」が日米安保はアメリカだけが一方的に
負担を強いられている、と不満を持っていることは
周知の事実だが、海兵隊の普天間からの撤退なら
日本に普天間(の土地)を買い取らせると言っている
とアメリカの通信社が伝えている。
「花札」は政治家を装った「商売人」ですから・・。
おまけ。自己責任東京五輪。
海浜公園の水質浄化の切り札として、
牡蠣を放流したところ、見事に牡蠣が死滅した、
というお粗末。
投稿: 岡目五目 | 2019年8月18日 (日) 22時23分