« 元検事総長ら検察OBが検察庁法改悪反対の意見書!! それでも、強行採決に前のめりなのは、よほどやましい犯罪に手を染めてるからか!? | トップページ | 「定年延長は法務省が持ってきた」「黒川さんと2人でお目にかかったこともない」・・・コロナ禍の真っ最中に、ネットTVで嘘八百並べ立てたペテン総理の絶体絶命!! »

2020年5月16日 (土)

「朕は国家である」との中世の亡霊のような言葉を彷彿とさせる・・・検察OBによる検察庁法改正反対の意見書に込められた圧倒的な熱量に感動すら覚える!!

 松尾邦弘元検事総長を中心とする検察OBによる検察庁法改悪反対の意見書を読んで、その怒りの熱量に圧倒された。最初に意見書と聞いた時には、専門家ならではの法律論が展開されるのだろうと思っていたのだが、実際はさにあらず。もちろん、異論をはさむ余地のない法律論がベースとなってはいるのだが、おそらのこの意見書の肝は「検察官としての矜持」にある。だからこそ、読んでいてその切迫した思いに、ある種の感動を覚えるのだ。

 さらに、初老の小学生・ペテン総理への批判も、ここまで書くかと驚くほどの舌鋒の鋭さだ。曰く、

本年2月13日衆議院本会議で、安倍総理大臣は「検察官にも国家公務員法の適用があると従来の解釈を変更することにした」旨述べた。これは、本来国会の権限である法律改正の手続きを経ずに内閣による解釈だけで法律の解釈運用を変更したという宣言であって、フランスの絶対王制を確立し君臨したルイ14世の言葉として伝えられる「朕(ちん)は国家である」との中世の亡霊のような言葉を彷彿(ほうふつ)とさせるような姿勢であり、近代国家の基本理念である三権分立主義の否定にもつながりかねない危険性を含んでいる。

時代背景は異なるが17世紀の高名な政治思想家ジョン・ロックはその著「統治二論」(加藤節訳、岩波文庫)の中で「法が終わるところ、暴政が始まる」と警告している。心すべき言葉である。

 さらに、法改正の真の目論見には、こうスバリ切り込む。

今回の法改正は、検察の人事に政治権力が介入することを正当化し、政権の意に沿わない検察の動きを封じ込め、検察の力を殺(そ)ぐことを意図していると考えられる。

 そして、検察改革(成功したとは言い難いが)の発端となった、証拠改竄などの不祥事についての反省も忘れない。

検察の歴史には、(大阪地検特捜部の)捜査幹部が押収資料を改ざんするという天を仰ぎたくなるような恥ずべき事件もあった。後輩たちがこの事件がトラウマとなって弱体化し、きちんと育っていないのではないかという思いもある。それが今回のように政治権力につけ込まれる隙を与えてしまったのではないかとの懸念もある。検察は強い権力を持つ組織としてあくまで謙虚でなくてはならない。

 現役の検察幹部は「声を上げにくい現役世代としては、ありがたくもあり、情けなくもある」とコメントしているが、忸怩たる思いがあるのならOBに続いて声を上げて欲しいものだ。意見書の最後の「追記」は、そんな現役世代へ向けたエールともとれるのは深読みというものか?

【意見書全文】首相は「朕は国家」のルイ14世を彷彿

<#ウォッチ 検察庁法改正案>「政権の意のまま」懸念 元検事総長ら「適正・公平 理念崩れる」


【国会中継】検察庁法改正案、森雅子法務相が出席し審議 採決は先送り(2020年5月15日)

|

« 元検事総長ら検察OBが検察庁法改悪反対の意見書!! それでも、強行採決に前のめりなのは、よほどやましい犯罪に手を染めてるからか!? | トップページ | 「定年延長は法務省が持ってきた」「黒川さんと2人でお目にかかったこともない」・・・コロナ禍の真っ最中に、ネットTVで嘘八百並べ立てたペテン総理の絶体絶命!! »

検察 」カテゴリの記事

コメント

松尾邦弘元検事総長らOB検察官の
「朕は国家である」の意見書もさることながら
弁護士ら500人が「桜を見る会」と「前夜祭」
について、「でんでん」を「背任罪」で告発した。
しかし、これより前の1月には既に憲法学者らが
「桜を見る会」を私物化していると告発している。
さあ、黒川弘務検事総長がらみで、
検察は動くのか、動かないのか、力量が試されている。

ところで、「でんでん」は、5月15日の
「言論テレビ」のネトウヨ女王との対談で、
黒川とは会ってない、とシラを切ったが
2018年12月11日と2019年1月15日に
官邸で黒川と会っていることが分かっている。
嘘は「でんでん」の得意技だが、
嘘を付くのもいい加減にせい、ってんだ。

ついでだから、相澤冬樹の
「必要至急」の検察法改正を張って置く。⇩
https://hbol.jp/218851

おまけ。
「小さな声を聴く」とポスターを
張りまくっていた政党があったが、
検察庁法改悪に反対する大きな声は
聞こえないらしい。

おまけのついで。
布マスクと掛けて森友学園と桜を見る会
と解く。心は、口封じに使います(小田嶋隆)

投稿: 岡目五目 | 2020年5月16日 (土) 21時43分

追記
河井案件に関し新たな情報
河井陣営に渡った1億5千万、一部がアヘに
還流か?

真偽のほどは判りませんが、ネタ元はアクセス・ジャーナルなので信じていいかな?

http://access-journal.jp/50510

投稿: こなつ | 2020年5月16日 (土) 15時16分

ウ~ン感動した

非の打ちどころのない「意見書」
「朕は国家である」の引用なんて、どうぞこれを見出しに使ってくれという感じだ。

やや遅きに失した感はあるものの、検察OBからこれだけの意見書が出たことは、かなり大きな影響を与えると思うのだが・・・

ただ一つ懸念は、アヘが「ルイ14世」とか「ジョン・ロック」と言われても理解出来ないってこと。
それ以前に「カエルの面になんとかやら」で意に介さないからなぁ~

この意見書、広島地検へのエールにも感じるな。

おまけ
イヌ・アッチイケーの「チコちゃんに叱られる」の最後に「岡村隆史さんの民放での発言に対し当番組にも多くのご意見を頂戴いたしました。本人も・・云々・・」という字幕とコメントが流れた。

そんなことより、アンタんとこは「岩田明子をどうにかせい」という苦情については知らんぷりですか?

投稿: こなつ | 2020年5月16日 (土) 13時25分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 元検事総長ら検察OBが検察庁法改悪反対の意見書!! それでも、強行採決に前のめりなのは、よほどやましい犯罪に手を染めてるからか!? | トップページ | 「定年延長は法務省が持ってきた」「黒川さんと2人でお目にかかったこともない」・・・コロナ禍の真っ最中に、ネットTVで嘘八百並べ立てたペテン総理の絶体絶命!! »