戦没者追悼式で「歴史に向き合う」かわりに「積極的平和主義」を口にするペテン総理!&靖国参拝でしたり顔の進次郎に「そこじゃない。モーリシャスへ行け」の声!!
昨日の戦没者追悼式で、初老の小学生・ペテン総理の挨拶から「歴史と向き合う」という文言が消えた。その代わりに持ち出してきたのが「積極的平和主義」だ。これって、なんのことはない2013年12月に閣議決定されたペテン政権の「国家安全保障戦略」の基本理念なんだね。
「積極的平和主義」をペテン政権が言い出した時にも議論されたんだけど、そもそもこの言葉は平和学の研究家、ヨハン・ガルトゥング博士が提唱した理念で、「戦争がなく、かつ『構造的暴力』も排された真に人々が平和である状態を『積極的平和(Positive Peace)』と説いたものだ。
それを、ペテン総理がパクったわけだけど、こやつの口にする「積極的平和主義」には、集団的自衛権の行使や武器輸出三原則の形骸化といった「戦争ノスタルジー」の色合いが濃いんだね。そんな文言を「歴史と向き合う」代わりに口にしたってことは、ひょっとしたら居直りやがったのかもね。オリンピックにかまけてコロナ対策に失敗し、あげくに体調不良まで噂され、「辞任」「退陣」の二文字がチラつく中、総理大臣としての「最後っ屁」だったりして・・・妄想ですけど。
・安倍首相の式辞から「歴史と向き合う」消える 「積極的平和主義」に初めて言及 全国戦没者追悼式
そんな中、4人の閣僚が靖国神社参拝をしたってね。その中には、口だけの進次郎、加計のポチ・みのたけ萩生田の顔もあって、いろんな野次が飛んでます。
・安倍政権で最多の4閣僚 靖国参拝 終戦の日の閣僚参拝は4年ぶり
環境大臣でもある口だけの進次郎には、「そこじゃないだろう。モーリシャスへ行け」てな声があって、これは日本タンカー座礁による海洋汚染にまったくコメントしないヘタレぶりを揶揄してるわけですね。
でもって、文科大臣でもある加計のポチ・みのたけ萩生田君には、元文部科学事務次官の前川喜平氏が痛烈な批判の礫を投げかけてます。曰く、今こそ、小泉進次郎 環境大臣様の出番やないのか? https://t.co/GW88MIRbRc
— Goboppy 💢 (@Goboppy) August 14, 2020
閣僚、中でも宗教を所管する文部科学大臣が、靖国神社に参拝することは、憲法の政教分離原則に違反する行為である。
— 前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民) (@brahmslover) August 15, 2020
これはもう、おっしゃる通り。政教分離原則という視点で見ると、戦没者追悼式の挨拶で「御霊(みたま)」という言葉がしょっちゅう使われるんだが、これだって元々は神道用語なんだね。国家神道の元、戦場に送られて悲惨な最期を遂げた戦没者に対して使うべき言葉ではありません・・・なんてことをツラツラ考えてみる日曜の朝である。
| 固定リンク
« 「内閣の準備不足などとして、召集時期を合理的期間を超えて大幅に遅らせるのは、悪意すら感じさせる」・・・「立憲デモクラシーの会」が臨時国会を拒否するペテン政権を一喝!! | トップページ | 自民・甘利明税調会長が、ペテン総理に鳥肌立つお追従・・・「ちょっと休んでもらいたい。責任感が強く、自分が休むことは罪だとの意識まで持っている」!そんなに「責任感が強い」なら、責任取って辞めるのが筋ってものだ!! »
「安倍晋三」カテゴリの記事
- 「定年延長に関する法解釈の変更は黒川氏のためと考えざるを得ない」(大阪地裁)・・・東京高検検事長の定年延長に関する文書開示を命じる判決!!(2024.06.28)
- 自民党が官房機密費を選挙対策に流用・・・元官房長官の証言を中国新聞がスクープ!!(2024.05.12)
- 「紅麹サプリ」でその危険性が露わになった「機能性表示食品」は、規制緩和を進めるアベノミクスの経済成長戦略の落とし子だった!! (2024.03.29)
- パー券裏金は会長案件・・・細田と安倍に責任なすりつけて逃げ切り図る安倍派5人組のおぞましさ!!(2024.01.16)
- 安倍派のパー券裏金の流れを、事務総長以下幹部がすべて把握・・・西村、高木逮捕もあるか!?(2023.12.24)
「小泉進次郎」カテゴリの記事
- 「自民党が信頼を失ったのは国民との約束を守らなかったから。だから、結党以来の約束である憲法改正に全力を尽くしたい」(小泉進次郎)・・・この論理の飛躍にこそ世襲のバカボンの危険性が潜んでいる!!(2024.09.07)
- 「国民投票にかけ憲法改正を実現する段階に入った」(岸田文雄)・・・えっ、いつ入ったの? 勝手なことほざくんじゃない!!(2024.09.03)
- 「総裁になった暁には、国民投票を1日も早く実現するために全力を尽くしていきたい」(小泉進次郎)・・・世襲のバカボンご乱心!!(2024.09.01)
- ツボホーク(小林)に続けとばかりにレジ袋(小泉)が自民党総裁選出馬表明・・・神輿は軽くてパーがいい!!(2024.08.21)
- 「小泉進次郎首相、9月に誕生へ」・・・その理由が「中身がないと言われるが、それだけに敵も少ない」からだとさ!!(2024.08.12)
「萩生田光一」カテゴリの記事
- ヘタレ総理は金メダリストに電話パフォーマンス、裏金壺議員は横綱の優勝パレードに同乗・・・あまりにも露骨なスポーツの政治利用!!(2024.07.30)
- 朝日新聞政治部記者が蓮舫への誹謗中傷投稿でお詫びの体たらく!!&萩生田光一が都連会長辞任に、「議員も辞めろ」の大合唱!!(2024.07.17)
- TBS『報道特集』が、裏金壺議員の領収書とヘタレ総理の脱法パーティにまつわる新たな疑惑をスクープ!!(2024.06.23)
- 「蓮舫都政を絶対阻止」(萩生田光一)・・・対立候補を呼び捨てにする無礼な裏金壺議員の存在は、小池陣営にとってとんだアキレス腱になるかもしれない!!(2024.06.16)
- 都知事選で自民都連(萩生田会長)が小池支援を表明・・・裏金自民とカルト統一教会が学歴詐称疑惑の後ろ盾!!(2024.06.11)
コメント
インド洋のモーリシャスでは、商船三井のタンカーが座礁、
積み荷の重油1000㌧が流出し、海岸線などを汚染している。
モーリシャス政府は自然環境に深刻な影響を与えるとして
非常事態宣言を出したが、自然と観光が立国の
モーリシャスにとって、汚染の除去がいつになるのか
自然の回復が可能なのか、見通しが立たない中で
苛立ちを募らせている。
靖国参拝には躊躇なく行った「党内評論家」も、
ようやく重い腰を上げ、近く専門家と環境省職員を
現地に派遣することになったが、重油流出による
海洋汚染は、対モーリシャスに収まらず、
国際社会に与える影響にまで考えが及ばない
「党内評論家」の対応の遅れに憤りを感じる。
投稿: 岡目五目 | 2020年8月17日 (月) 00時57分