政権批判の学者6名の日本学術会議任命を拒否・・・「学問の自由」に牙を剥くカス政権の危険性!!
自称苦労人・カス総理が、「内閣記者会(官邸記者クラブ)に加盟する全国紙や在京キー局などの常勤幹事社19社の総理番記者」を集めて「完全オフレコ朝食懇談会」を開催するってね。さらなるゴマすり報道を期待してメディアを丸め込もうという魂胆なんだろうが、異論を唱える役人は排除すると公言して憚らないこの男の本性は、ひょっとしたらペテン師・シンゾーよりも危険かもしれない。なんてったって、ペテン師・シンゾーは、「担ぐ神輿は軽くて馬鹿がいい」の神輿にすぎなかったけど、カス総理は担ぐ側だったんだからね。
・菅首相が総理番記者60人と朝食付きで「完全オフレコ懇談会」! 記者会見を制限しながら裏で懐柔、丸め込まれる大新聞とテレビ局
そんな男が、「学問の自由」にまで手を突っ込んできたようだ。なんと、日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を拒否したってね。日本学術会議法には「会員は同会会議の推薦に基づき、総理大臣が任命する」とあるけど、「推薦に基づく任命」というのは憲法23条「学問の自由」を守るためのいわば法慣行であって、それは「天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する」(憲法第6条)と同じなんだね。天皇に任命権があるからって、内閣総理大臣の任命拒否することはできないんだから、カス総理が日本学術会議が推薦する会員候補を拒否したのは、明らかに法律違反と言わざるを得ない。
しかも、その6人は、かつて安全保障関連法や特定秘密保護法などの政府方針に批判的だったひとたちで、「異論を唱える役人は排除する」ってのと同じ発想がそこにはあるんだね。だからこそ、任命拒否の説明もせずに、ダンマリを決め込んでいるのだろう。
そもそも、1983年の中曽根政権の時には、「学会から推薦したものは拒否しない、形だけの任命をしていく、政府が干渉したり中傷したり、そういうものではない」って答弁している。だから、ジャパンライフの広告塔・下等官房長官が「首相の下の行政機関であねる学術会議において、政府側が責任を持って(人事)を行うのは当然」という言い草は、それこそ「その指摘は当たらない」ってなもんです。
自称苦労人・カス総理がそろそろ“牙”を剥き出しにしてきたようで、本来ならいまこそメディアが「権力の監視」という機能を果たすべき時なんだろうが、「完全オフレコ朝食懇談会」にぞろぞろ参加するようじゃ、推して知るべしってことか。
・【動画】政権批判の学者排除か、理由明かさぬ政府に不信感 学術会議任命拒否
・菅首相が学術会議の任命を拒否した6人はこんな人 安保法制、特定秘密保護法、辺野古などで政府に異論
・「この政権、とんでもないところに手を出してきた」 学術会議任命見送られた松宮教授
日本国憲法第6条「天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する」
— 宮本徹 (@miyamototooru) October 1, 2020
日本学術会議法第7条2「会員は、第十七条の規定による推薦に基づいて、内閣総理大臣が任命する」
「〜に基づいて、××が任命する」という解釈が、××が任命を拒否できるという解釈になると大変なことになる。
「国会で定められた条文の規範を逸脱する違法な解釈を強行し、制度を私物化する」という手法は、黒川検事長の定年延長の時と同じだ。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) October 1, 2020
政権発足直後からこの調子であれば、全ての検察官の定年延長を制度化した「検察庁法改正案」も必ず臨時国会に提出してくるだろう。 https://t.co/dNUoMDHEps
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コメント
「学術会議の6名任命拒否」問題、トレンドでは、
19時30分現在25万人超が異議を申し立てているが、
実は平成30年に、内閣法制局が、ひっそりこっそり、
「総理が任命を拒否するも可」と決めている。
下等官房長官が「首相の下にある学術会議の人事は、
政府の責任で行うのは当然」と答えているのは、
この辺のことを踏まえているんじゃないの?
だからと言って、当事者の学術会議にも諮らずに、
こっそり決めたものが世間に通用するのかと言えば、
そんな事ありません。
それとも、政府に都合の悪い学者を血祭りにあげて
他の学者を委縮させる高等戦術とか・・。
「吉松芸能の芸人」ハシゲが、学術会議のメンバーに
入らなくても学問は出来るのだから学問の自由を
侵すことにはならない、などと言ってるが、
言論の自由が保障されているから、女は嘘を付くの
汚水脈は、謝らなくてもいい、となるわけかな。
にしても、任命拒否された6人の他の99人は
政権忖度学者と認定されてことになるのか、
学術会議はこっちの方が大問題じゃないの?
が、いずれにしてもこの問題は、
「貧相顔」の強権支配を露わにしたものだ。
投稿: 岡目五目 | 2020年10月 2日 (金) 22時46分
>この男の本性はペテン師シンゾーより危険かもしれない。
ってその通り。
ただ、今まではアヘの後ろに隠れて悪さをしていたのが、今度は堂々と表に出てきた。
黒子が黒衣を脱いだようなもの。
さて、この強権発動振りうっかりすると命取りになるかも。
番記者を取り込もうとしているらしいが、地元の秋田魁新報は忖度なしの記事を載せているらしい。
おらほの信濃毎日もここんとこ、中曽根の葬儀、汚水脈の発言、そして今回の学術会議人事への介入、けっこう大きく報じている。
地方紙、頑張れ!
津田大介君が、今回の人事介入について、そのうち
科研費についても介入してくるぞって警告しとります。
↓
http://twitter.com/tsuda/status/1311648508928118785?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1311648508928118785%7Ctwgr%5Eshare_3&ref_url=https%3A%2F%2Fjohosokuhou.com%2F2020%2F10%2F02%2F37736%2F
投稿: こなつ | 2020年10月 2日 (金) 13時55分