「世界の団結の象徴となる東京五輪を開催」・・・これがコロナ禍の総理大臣の年頭所感とは!!
明けましておめでとうございます。
とは言ったものの、コロナ感染者が東京で1300人を超え、全国では4500人超という、なんとも重苦しい年明けとなったものだ。こういう緊急事態の時ってのは、どんな世界でもトップのリーダーシップがモノを言うのだが、特高顔のカス総理の年頭所感からは危機感の「き」の字も感じられず、正月早々、頭がクラクラしちまった。
「我が国は、多国間主義を重視しながら、『団結した世界』の実現を目指し、ポストコロナの秩序づくりを主導してまいります」
「今年の夏、世界の団結の象徴となる東京オリンピック・パラリンピック競技大会を開催いたします。安全・安心な大会を実現すべく、しっかりと準備を進めてまいります」
コロナがいつ終息かるのか見当もつかないってのに、「ポストコロナの秩序づくり」ってなんのこっちゃ。「人類が打ち勝った証」と言い募っていたオリンピックを「世界の団結の象徴」に表現を変えてきたのは、何が何でもオリンピック開催宣言ってことなんだろうね。これまた空気の読めないことで。
おそらく、この原稿って何日か前から用意されていたんだろうね。でなけりゃ、東京で1300人超のコロナ感染者というその日、こんな能天気な年頭所感なんて公表できるわけがない。
4日にも緊急会見があるってんだが、そんなことより早く国会を開きやがれ。年末には「必要なことであれば躊躇することなく、特措法改正案を次期国会に提出し、成立させたい」って言ってたんだから、四の五の言わずに正月休み返上してでも国会を召集するのが正しい危機管理の在り方だろう。
コロナに明け、コロナに暮れた2020年が終わり、2021年がコロナで世界が終わりにならないことを祈りつつ、今年もよろしくお願いします。
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コメント
謹賀新年・返歌。
コロナに暮れ、コロナに開ける江戸の春。
「ゲンテン」が、年頭所感で「コロナの拡大防止と
経済回復に総力」おまけに「世界の団結の象徴となる
五輪開催」とね。
今日もコロナ陽性者は、4千人を割ったとはいえ
3200人と高水準。いつになったら下降線を示すか?
新春を祝って五目のザレ歌(人生劇場風)
🎼やると思えばどこまでやるさ、
それが男の意気地じゃないか、
金が切れればこの世は闇だ、
なまじ止めるな五輪花。
あんな男に任せていいか、
任せ過ぎるはオレの負け、
サメの心はサメ脳でなけりゃ、
分かるもんかとケツ叩く。
時よ時節よ変ろとままよ、
コロナ世界は成り行き次第、
オレは生きたや五輪とともに、
金と脅しのこの世界。
投稿: 岡目五目 | 2021年1月 1日 (金) 21時09分