五輪スポンサーの大手新聞6紙が「五輪開催賛否」のアンケートに回答拒否!!
コロナがなければ、今頃はメディアを上げてオリンピックで舞い上がていたことだろう。そんなメディア、特にオリンピックのオフィシャルパートナーになっている大手メディアにとっては、オリンピック特集を組むわけにもいかず、かといって開催を強行しようとするIOC、その尻馬に乗るカス総理を批判することもできないんだから、なんのためにオフィシャルパートナーになったのか臍を噛む思いがしていることだろう。
でも、よくよく考えてみれば、こうした状況ってのは、これからのオリンピックのあり方を議論するには絶交のチャンスなんだよね。ジャーナリズムがこの国にあるのであれば、メディアはいまこそオリンピック特集を組むべきなんだが、息をこらしたまま沈黙を守っているんだから情けない。
そんな大手メディアに対して、週刊ポストが「オリンピックどうよ」とばかりにアンケートをとりましたとさ。結果、読売、毎日は社説で取り上げているからと逃げを打ち、朝日、日経、産経、北海道の各紙は「お答えはしません」と回答そのものを拒否しちまいました。
(これより引用)
読売新聞グループ本社「当社は『安全な大会の実現に万全を尽くすことが大切だ』と社説で繰り返し述べています。ただ、観客の有無については東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の結論が出ていない段階で、お答えしかねます」
朝日新聞社「お答えをいたしかねます」
毎日新聞社「新型コロナウイルス変異株による感染が拡大する中での東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催につきましては、選手やスタッフ、観客の安全が確保される一方で、医療体制に悪影響を与えることがあってはならないと考えており、5月1日付社説でも取りあげたところです」
日本経済新聞社「お答えはしません」
産業経済新聞社「回答は差し控えさせていただきたいと存じます」
北海道新聞社「ご回答を控えさせていただきます」
(引用終わり)
かつては、「インテリが作ってヤクザが売る」と揶揄されたものだが、ジャーナリズムとしての誇りも矜持も捨てちまった新聞は、面子に命を賭けるヤクザの爪の垢でも飲んだらどうだ。
・IOC「緊急事態でも五輪」発言に 競泳主将の入江「議論を」
五輪スポンサーに雁首揃える大新聞6社に「開催賛成か」直撃https://t.co/1vMEkbD4zq
— 毛ば部とる子 (@kaori_sakai) May 22, 2021
⇒よく聞いた。
回答を控えるマスコミが、回答を控える政治家から回答を引き出せるはずがない。 pic.twitter.com/vH83mb1Nho
【くろねこの競馬予想】
桜花賞馬、ソダシがダントツの1番人気となった今年のオークスは、そうすんなりといないのでは。なんといっても、ソダシには距離の不安がある。クロフネ産駒は2000m以上のG1で実績がないだけに、単勝1.8倍(前日売り)ほどの信頼性はないのでは。
というわけで、広い府中の2400mはピッタリのアカイトリノムスメに期待。相手にはこちらも距離延長が好材料のユーバーレーベン。2000mの前走を快勝したクールキャットとステラリアに注意。
◎アカイトリノムスメ、〇ユーバーレーベン、▲ソダシ、△クールキャット、ステラリア、タガノパッション、スライリー、スルーセブンシーズ
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コメント
お決まりの今日のコロナ陽性者。降下開始?
ならいいが4046人(20.30現在)昨日は5040人。
トップ争いの大阪が脱落し、北海道605人。
東京535人、愛知431人。
但し死者は、大阪14人、北海道11人、兵庫9人。
大阪、兵庫は医療の立て直しが迫られている。
ところで、今日の東京の例だが、十代以下が55人、
20代~50代が399人、60代以上が81人で、
所謂働き盛りが74%を占めている。
また、感染経路は家庭内100人、施設内51人、
職場内35人、会食7人となっていて、食堂や
飲み屋がやり玉に挙げられる理由が分からない。
それとも感染経路不明者が314人おり、この人達が
全て食堂や飲み屋を利用して感染源になっている
ということなのか?
ある食堂が「これ以上はやっていられません。
助けてください」という張り紙をしていた。
休業や時短を要求するなら、ちゃんとした補償を
しろということだ。
おまけ、には少々重いが、23日、
信濃毎日新聞が、「東京五輪・パラ大会」
「政府は中止を決断せよ」の社説を掲げた。
社説は、政府の取り組みを総括した上で、
「何のため、誰のための大会かが見えない。
政府には国民の命と暮らしを守る決断が求められる」
と結んでいる。
大手新聞の「お答えを控えます」に比べれば、
何と小気味の良い事か、流石「桐生悠々」を
輩出しただけの社ではある。
ついで。
〇ー◎で良。
投稿: 岡目五目 | 2021年5月23日 (日) 21時57分