「機関銃の弾がないから日本に継戦能力なし」(安倍晋三)・・・「武力」だけでは勝てないのが戦争。「素人は“戦略”を語り、プロは“兵站”を語る」とはよく言ったものだ!!
ロシアのウクライナ侵略を奇貨とするペテン師・シンゾーの一連の「戦争」発言に新たな言葉が加わった。「継戦能力」だとさ。曰く、
「機関銃の弾からミサイル防衛の(迎撃ミサイル)『SM3』に至るまで、十分とは言えない。継戦能力がない」
簡単に言えば、「弾丸がないから戦争を続ける能力がない」ってことだ。だから防衛費のGDP比2%へと繋がっていくわけだが、戦争ってのは「武器」や「兵力」だけで戦えるものではない、実際のところは「兵站」こそが最重要なんだよね。
「兵站」とは「後方支援活動」のことで、「人員・兵器・食糧などの整備・補給・修理」を主とする部隊だ。中国や南方へ出張った日本軍の死者のうち、餓死や病氏が最も多かったというのも、この「兵站」を疎かにして、やたら戦線を伸ばし過ぎたからなんだよね。
そもそも、日本は食糧自給力が極めて低い。中国や南方では「現地調達」が義務付けられ、そのおかげで略奪や強姦が横行したとも言われている。そして、戦後となって、自民党のアメリカ依存政策により、日本の食糧自給率はとことん劣化してしまったというわけだ。これでは戦争なんてのは夢のまた夢。
そんな現実も見ないで、あたかも戦闘機やミサイル、最終的には核武装という軍備増強にだけこだわるのがペテン師・シンゾーに代表される戦争大好き政治屋というものなんだね。
「継戦能力」なんてことを軽々しく口にするこの虚けの頭の中では、さぞかしドンパチと弾丸が飛び交っていることなのだろう。
【またまだあるぞ気になるニュース】
・ウクライナでの戦争、世界的な食料危機を引き起こす恐れ=国連
・田中龍作ジャーナル
【キーウ発】日本人が現場で取材して書く戦争報道が必要な理由
・「戦い方を知らない人ばかり」党内でも苛立ち広がる低迷立憲 正念場は“棚ぼた”予算委員会
・観光大使はウクライナ侵攻で物議醸した元外交官 任命した南丹市「問題ない」
【くろねこの競馬予想】
拮抗したメンシバーによる今年のオークス。どの馬にもチャンスがありそう。そんな中で、期待したいのがサークルオブライフ。直線で不利があった桜花賞では、負けてなお強しという快走を見せてくれた。桜花賞組以外からは、フローラステークスを勝ったエリカヴィータと忘れな草賞の勝ち馬アートハウスに期待。桜花賞場のスターズオンアースは、ここで勝つなら3冠も夢ではないかも。
◎サークルオブライフ、〇エリカヴィータ、▲スターズオンアース、△アートハウス、ルージュエヴァイユ、ハーソナルハイ、ライラック、ウォーターナビエラ
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コメント
プーチン、引くナ引くナ。コロナ、引け引け。
で「お決まりの今日のコロナ陽性者」ネネネッ。
東京3317人、大阪2253人、北海道2065人など、
明日に備えて昨日より1500人程少ない31457人。
明日は、3万人を切れるか?
死者は、東京6人、埼玉3人、以下北海道など
9県が1人で、11都道県18人。少ない事は言い事だ。
ところでウクライナVSロシア。
今から461年前の上杉VS武田の川中島の戦いで、
上杉は、一点集中突破の「車懸かりの陣」、
武田は、翼で全体を覆う「鶴翼の陣」で対峙したが、
今のウクライナVSロシアの戦いは、ロシア=武田、
ウクライナ=上杉の戦いを再現しているようだ。
つまりロシアは、キーウからミコライフ迄、
兵士の数を頼りに約千㎞渡って軍を張り付ける
いわば「鶴翼の陣」を敷いたが、余りにも
前線が広がり過ぎた結果、兵站が困難になった上、
部隊相互に協力できない弱さを露呈した。
それでもロシア軍が何とか持ちこたえているのは、
弓矢と刀の戦いではないからだろうが、
欧米の新火器がウクライナ軍にいき渡れば、
プーチンがいくら引くナ、と号令を掛けても、
ロシアの劣勢は避けられないだろう。
おまけ。
やっぱり▲からか?
投稿: 岡目五目 | 2022年5月22日 (日) 23時21分