戦後の安全保障政策の大転換を自公合意で閣議決定・・・有識者会議の議事録も非公開・・・国会無視したままで、国民主権の崩壊か!!
「増税だ」「国債だ」と防衛費増額の財源をめぐって自民党で意見が分かれてるふりをしつつ、実はその対立構造そのものが見せかけで単なるガス抜きなんだよね。ああ、それなのに、メディアは「防衛費増額(軍拡)」ありきの報道に終始している。
・自民・公明 “安保3文書”案で合意 「反撃能力」保有を明記
戦後日本において最大級の政策大変更なのに、与党二党の話し合いで決めていい話ではない。防衛費の増額規模も桁違いだ。選挙で信を問うべき事で、メディアも事後承諾みたいに淡々と報じてる場合ではない/自民・公明 “安保3文書”案で合意 「反撃能力」保有を明記 | NHK | https://t.co/fS0zq0pTsQ
— ガイチ (@gaitifuji) December 12, 2022
なんてこったいと思ってたら、ようやく東京新聞がやってくれました。「安保大転換 国会素通り」の見出しが躍る1面に、小さくガッツポーズした雨の朝である。
そもそも、有識者会議とやらが密室で議論して、その議事録もないってのがおかしな話なんだね。そして、それをまた自民と公明が国会に諮ることもなく閣議決定する。ペテン師・シンゾーの手口をヘタレ総理もまた踏襲してるってわけだ。
・「密室」実務者協議15回 議事録非公開…国会素通りの安保大転換 政府3文書改訂で事項合意
・安全保障、国民巻き込んだ議論必要 武力によらない道筋を…憲法や軍縮の専門家らが安保3文書の対案提言へ
12日の記者会見で、テレビ東京の記者の「選挙の公約なく増税という話が出てきたことで、総理がふだん大事にされている政治の信頼という点で、そこを毀損しかねないのではないかという思いもあるのですけれども、この点について総理はどのようにお考えでしょうか」という質問に対して、ヘタレ総理はこんな返答してるんだね。
「国民の皆様に選挙を通じて考えを問う、これは選挙の時期等に合わせていろいろ選挙の公約等で訴えること、もちろん大事だと思いますが、選挙の時期にかかわらず、政治はずっと動いています。その動きの中で、今、こういった議論が詰まっている、こういったことでありますし・・・」
これじゃまるで、「政治はずっと動いている」から「公約なんかどうでもいい」って言ってるようなものだろう。そう言えば、ペテン師・シンゾーが消費税増税再延期を「お約束と異なる新しい判断」って言い訳して、政権浮揚を画策した解散総選挙に打って出たことがあった。それにならえば、いまこそヘタレ総理は「お約束と異なる新しい判断」について民意を問うべきだろう。
今年の漢字は「戦」だそうだが、ロシアのウクライナ侵略、統一教会汚染、敵基地攻撃能力、なんでもかんでも閣議決定・・・そんなことをツラツラ思うに、我が家の今年の漢字は「怒」に決まりと我が家のドラ猫に囁いてみるのであった。
【まだまだあるぞ気になるニュース】
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コメント
ウクライナVSロシア。
アメリカの情報当局が、ロシアはミサイルが
枯渇している、との見方をする中で、
ウクライナ国防省は、ロシア軍は3回~5回の
大規模なミサイル攻撃を仕掛けるだけのミサイルを
保有している、として警戒を深めている。
一方、プーチンは、
ウクライナ侵略が計画通り進まない事から、
これまで恒例の年末記者会見を見送る方針のようだ。
プーチンの進める「特別軍事作戦」に質問が
集中することを懸念している、と言われている。
ロシア政府の内部資料によると、7月の侵略支持
57%が、11月には25%まで下がり、和平交渉が
32%から55%に上がっており、ロシア国内での、
反戦感情の広がりを考慮したものと見られる。
ところで、ゼレンスキーは、G20サミットに
オンラインで参加し、〇放射線と原子力の安全、
〇食料の安全保障、〇ロシア軍の撤退と戦闘停止、
〇文書による戦争終結の確認など10項目を提案した。
これが、ウクライナの和平条件かどうかは不明だ。
おまけ。
「厚化粧の狐」こと高市早苗経済安全保障担当相が、
防衛費の増税を巡り「増税の論議は時間を掛けて
行うべきだ」と発言したことに「キシダメ」は、
大層お怒りの様で、「狐の罷免」を口にしている。
こりゃァ、内閣意見不一致で「明治憲法」なら、
即刻、内閣総辞職だ。
ついでに、お待ちかねの「今日のコロナ陽性者」
昨日12日は月曜日でお望み通り「62336」人まで
下がったのに、今日13日は「175961」人まで
跳ね上がり。死者も127人から214人に追従。
175000人は、8月31日の169000人超。
投稿: 岡目五目 | 2022年12月13日 (火) 22時00分