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2023年3月

2023年3月31日 (金)

「サル」発言はさすがに言い過ぎだが、「憲法をまじめに議論しようとしたら、毎週開催できるわけがない。衆議院の憲法審査会は、誰かに書いてもらった原稿を読んでいるだけだ」(小西ひろゆき)はその通りなんじゃないの!!

 何やら、コニタンの「サル」発言が問題になっている。なんでも、週1回開催されている憲法審査会について、

「参議院では、毎週開催はやらない。毎週開催は、憲法のことを考えないサルがやることだ。何も考えていない人たち、蛮族の行為で、野蛮だ」
「憲法をまじめに議論しようとしたら、毎週開催できるわけがない。衆議院の憲法審査会は、誰かに書いてもらった原稿を読んでいるだけだ」

 って憲法審査会幹事会後に記者団に話したんだとか。これを産経新聞が鬼の首を取ったように報道したからさあ大変。与野党から石礫が飛び交って、コニタンは渋々謝罪しました。

 どうやらオフレコでの発言だったようだが、確かに「サル」はまずい。でも、「憲法をまじめに議論しようとしたら、毎週開催はできるわけがない」ってところはその通りだと思うけどねえ。

小西氏、憲法審の毎週開催「サルがやること」「蛮族の行為」

 そもそも、今の憲法審査会ってのは、一刻も早く改憲したいひとたちの独壇場ですからね。国民民主のタマキンなんか「緊急事態条項」にやる気満々で、維新と衆院会派「有志の会」と共に「緊急事態条項のうち、国会議員の任期延長に関する憲法改正条文案を発表」しているくらいだ。

維新・国民など3党派が改憲条文案 緊急事態条項の議員任期延長

 「サル」発言は口が滑ったにしても言い過ぎだけど、その言わんとする憲法審査会に対する疑義は真っ当なんだよね。そんな思いもあったのか、コニタンはフジサンケイグループに宣戦布告して、「産経とフジテレビについては今後一切の取材を拒否します」ってヒートアップしている。

 憲法審査会のあり様とは別に、コニタンとフジサンケイグループの戦いの行方はどうなることやら。そして、他のメディアはそれをどう報道するのか・・・けだし見物の場外乱闘になりそうだ。

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2023年3月30日 (木)

「捏造文書は配慮した言葉。作成者不明、配布先も不明、作成目的も不明。いわば怪文書の類い」(高市早苗)・・・ああでもないこうでもないと御託を並べる鉄面皮!!

 テレビ朝日は、スポーツ専門チャンネルになっちまたようだ。昨日も性懲りもなく『スーパーJチャンネル』はのっけから大谷を中心としたWBCと大リーグの話題でてんこ盛り。そんなことより、保津川舟下り事故はどうなった、ってなもんです。当然、国会での議論なんて、どこ吹く風。

 こんなんだもの、平気で嘘をつく高市君が、ああでもないこうでもないと御託を並べて自己保身に邁進するわけです。28日の参院予算委員会で、「捏造と断言する根拠を示してほしい」と問われて、こんな御託を並べやがりました。

「『偽造』『変造』という用語は、総務省の一部職員に対しても非常に厳しすぎると考えた」
「捏造文書と、かなり配慮して申し上げたつもりだ」
「作成者不明、配布先も不明、作成目的も不明。いわば怪文書の類いだ」

 凄いなあ、「捏造」ってのは気を使って言っただけで、その真意は「怪文書」だとさ。「捏造」って言い張ってるうちに、だったら誰が「捏造」したんだって雲行きになってきて、これはまずいと思ったんだろうね。「怪文書」って言い換えることで、責任の所在をアヤフヤにしようってことなんだと思う。

高市氏、捏造は「配慮した言葉」 放送法文書は「怪文書の類い」

高市早苗氏は地元や総務省から総スカン…捏造発言は職員への「配慮」と主張の支離滅裂

 ああ、それなのに、こうした平気で嘘をつく高市君の御託はほったらかしで、野党がまるで無駄な議論しているような印象づけしようとするメディアもあるんだね。いやいや、高市劇場がいつまでたっても終わらないのは、「放送法解釈変更」という大前提を問題にしないメディアにもその責任の一端はあるんだね。

 28日のエントリーで、時事通信の「放送法文書、高市氏逃げ切りか 野党に手詰まり感」という見出しに見え隠れするメディアの傍観者的態度について書いたけど、そんな中、テレビ朝日『報道ステーション』で存在感が希薄になりつつあったキャスターの大越君が「放送法解釈変更」をめぐる問題点についてかなり踏み込んだコメントをしたそうだ。

 これが、単なるガス抜きで終わらないことを切に願う今日この頃なのだ。

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2023年3月29日 (水)

統一強化に5回目の質問権・・・こんな茶番をいつまで続けるつもりだ!!&黒人文化ルーツの髪型で校則違反を理由に卒業式から隔離!!

 統一教会(現世界平和統一家庭連合)に5回目の質問権だとさ。いったいいつまでこんなだらだらとしたことを続けるつもりなんだろう。ようするに、ヘタレ総理には統一教会への解散命令を要請するつもりはないってことなんだね。

旧統一教会への質問権、5回目行使へ 過去最多203項目 文化庁

 もはや、茶番でしかないわけで、統一地方選が終わるまではこの調子なんだろう。そして、選挙終わった頃には、一般大衆労働者諸君は統一教会ことなんか忘却の彼方になって、そんなことより子供手当てだなんだってのに焦点をシフトしていこうという魂胆なのに違いない。

 だからこそ、統一地方選の結果は重要なんだけど、壺議員の調査はどうなってるんだ。日本テレビ『ミヤネ屋』もすっかり統一教会離れが進んでいるよだし、このままだと統一地方選が終わったら、地方議会はツボ議員だけらけってことになりかねませんよ。

 ところで、兵庫県の県立高校が、父親のルーツである黒人文化の髪型を校則違反ということで、「卒業生用の席に着席することを認めず、他の生徒がいない2階席に隔離」していたってね。

 「名前を呼ばれても返事しないように念押し」されたっていうから、いくらなんでもですね。「別の場所で出席させるということで、生徒が卒業式に出席できなかったわけではない」って教頭はうそぶいているようだが、腹の中にはさぞかし差別意識が充満してるんでしょうね。

黒人伝統の髪形に“校則違反”と卒業式隔離。噴出する「差別」批判に教育委員会は「生徒のルーツは知らなかった」と苦しい弁明

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2023年3月28日 (火)

「放送法文書、高市氏逃げ切りか 野党に手詰まり感」(時事通信)・・・「逃げ切り」だの「手詰まり感」だの、傍観者面してまるで他人事だな。これだからメディアが政権から舐められる!!

 「放送法解釈変更」をめぐる高市劇場の先行きにさついて、時事通信が観測記事を出した。その見出しが、「放送法文書、高市氏逃げ切りか 野党に手詰まり感」だとさ。

 「逃げ切り」だの「手詰まり感」だの、何とも他人事なんだね。でも、「放送法解釈変更」の行政文書を読めば、これはもう政治による報道の自由への介入であり、言論弾圧も辞さないという当時の安倍政権の姿勢が露骨に表れているのは一目瞭然なのだ。

 そんな権力の暴走に怒るべきは、野党よりもメディア自身であり、時事通信も例外ではない。それが「逃げ切り」だなんて見出しで、これまでの国会での議論を並べ立てるだけで、そこにはジャーナリズムとしての視点がカケラもむないんだから呆れちまう。ようするに、単なる傍観者になっちゃってるんだね。

 悲しいことに、これが日本のジャーナリズムの現状で、そんなんだもの昨日の夕方のTV各局のニュースも、国会そっちのけで大谷とWBC関連のニュースが幅をきかせるわけです。もうこの国では「ジャーナリズム」は死語になってるってことか。

放送法文書、高市氏逃げ切りか 野党に手詰まり感

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2023年3月27日 (月)

地方議会からどれだけ壺議員を排除できるか・・・それこそが統一地方選で問われるべき最大のポイント!!

  知事選に続き市長選が告示され、31日の県議選と市議選の告示をもって統一地方選がいよいよ佳境へと突入する。その最大のポイントは、統一教会(現世界平和統一家庭連合)と政治の関係だ。統一教会と地方議会の癒着は想像を絶するほどに強固なものがあり、今回の統一地方選でどれだけ壺議員を排除できるか。

統一教会への解散命令請求が遅々として進まないのも、おそらく統一教会との関係なくしては当選が覚束ない壺議員が多いのも影響しているに違いない。そんな地方議員と統一教会の関係について、25日のTBS『報道特集:第17弾 統一教会と地方議会』が克明にリポートしてくれた。

その中で、都道府県別に議会にどれだけ壺議員が占めているかが一目でわかる、旧統一教会の元2世ら有志で作られたデータベースが紹介されていた。改めてそのデータベースを見ると、統一教会と地方議会との関係は、宗教団体による選挙支援の枠を超えて、政治への介入と言っても過言ではないほどの状況になっているのがよくわかる。

報道特集「旧統一教会 検証第17弾 政治は本当に関係を遮断したのか」

 併せて放映された「問われるメディアと政治の関係性」もなかなかに興味深い内容で、こちらも是非ともご視聴いただきたい・・・というわけでお後がよろしいようで。

報道特集「検証 政権と放送メディアの関係~放送法問題の本質は…~」

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2023年3月26日 (日)

駐日中国大使の離任の挨拶を足蹴にしたヘタレ総理・・・礼節なき外交は喧嘩売ってるってことか。まるで子供だな!!

 昨日のエントリーでヘタレ総理の「必勝しゃもじ」が、いかにこの男の政治センスのなさを象徴しているかと書いたんだが、その余韻が冷めやらぬ中またしてもやらかしてくれました。

 なんとまあ、中国の駐日大使からの離任の挨拶を断っていましたとさ。「硬化する国内の対中世論に配慮」したからってんだが、それとこれとは別だろう。離任の挨拶ってのはつまり儀礼的なことで、それまでも足蹴にするようなことするのって、喧嘩売っていると思われても仕方ないんじゃないのか。

 離任の挨拶を受けるというのは、主義主張とはまったく無縁の「礼儀」というものだろう。「礼節をわきまえる」ことこそ、外交の基本中の基本でもあるんんだから、こういう嫌がらせみたいなことは、それを報道するメディアもただ垂れ流すのではなく、きっちりと叱ってやらなくてはいけないと思うけどねえ。

 もっとも、政権に諫言できるくらいだったら、「放送の政治的公平性」なんてことに口出しされることもなかったか。

首相、前中国大使の離任面会断る 世論硬化に配慮、異例の対応

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児童手当、18歳まで支給延長 多子世帯に増額、所得制限撤廃 少子化対策たたき台・政府

中国 北京で日本人男性拘束 スパイ行為などの疑い持たれたか

大阪・松井市長も高市早苗とそっくりの暴挙! カジノ用地鑑定額談合疑惑の証拠公文書を「業者の記載ミス」と強弁し、会見から逃亡

【くろねこの競馬予想】

 今年の高松宮記念は大混戦。どの馬が勝ってもおかしくないが、ポイントは馬場適正。おそらく、渋った馬場になるだろうから、それを苦にしない馬から・・・。

 というわけで、重馬場得意のロータスランドに期待。相手は人気はないけど、これまた重は苦にしないヴェントヴォーチェ。メイケイエールが飛ぶと思わぬ穴馬券となるか・・・。
◎ロータスランド、○ヴェントヴォーチェ、▲アグリ、△メイケイエール、トウシンマカオ、ナムラクレア、ウインマーベル、ファストフォース

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2023年3月25日 (土)

戦争当事国に戦意を煽る「必勝しゃもじ」・・・この政治センスでG7は大丈夫か!!&「放送への政治介入」を「高市の進退」へすり替えるヘタレ政権の罠!!

 ウクライナを訪問したヘタレ総理のゼレンスキーへの土産が広島名物の「必勝しゃもじ」だったとかで、「高校野球じゃあるまいし」と集中砲火を浴びてます。戦争真っ最中の国を訪問して、和平への道筋を話し合うのではなく、戦意を煽るような「必勝しゃもじ」ですからね。そりゃあ、批判もされるでしょう。

 こういう間の抜けた政治センスこそが、ヘタレ総理という男の本性なんだね。政策云々の前に、1人の人間として勉強し直した方がいいんじゃないか。遅すぎだろけど。

地元広島の名産品「必勝しゃもじ」岸田首相がゼレンスキー大統領に贈呈 日露戦争勝利時の縁起物

 こんなんだから、平気で嘘をつく高市君の罷免を求められて、

「総務省が精査した結果によれば内容の正確性は確認できなかった。引き続き正確性の議論をしていかなければならない段階で、更迭うんぬんというのはあまりに論理が飛躍している」

 なんてピント外れな答弁しちゃうんだね。「論理が飛躍」してるったって、そもそも「捏造でなかったら辞任」って口にしたのは平気で嘘をつく高市君の方なんだよね。総務省は「捏造ではない」って明言してるんだから、「正確性の議論が必要な段階」は遠に過ぎて、もはや「罷免を要求」することは「論理の飛躍」でも何でもなく、至極真っ当なことなのだ。

立民 高市大臣の罷免を要求 岸田首相は拒否 “論理が飛躍”

・植草一秀の『知られざる真実』
論理の飛躍という飛躍した論理

 もっとも、こうしたヘタレ流のやり過ごし方の裏には、そもそもの「放送法解釈変更」に伴う「政治の介入」という問題を、「高市の進退」へすり替えようという魂胆があるわけで、それに乗っかっちゃってる立憲の追及の仕方はちょいと修正した方がいい。

「放送への政治介入」と「高市の進退」をごっちゃにしちゃうから、問題の核心がぼやけちゃってるんだね。このままだと何も解決せずに、平気で嘘をつく高市君に逃げ切られて終わっちまいますよ。

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ベトナム人元技能実習生に逆転無罪判決 死産児遺棄の罪 最高裁

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2023年3月24日 (金)

備前市が給食費だけでなく市営バス運賃も減免するマイナカード“差別”条例案を可決!!&ジョンソン元首相、虚偽答弁で失職の可能性・・・118回の嘘でもお咎めなしの日本とは・・・!!

 岡山県備前市が「マイナンバーカードの取得を条件に、小中学校の給食費や保育料などを免除する条例案をすべて可決」しましたとさ。賛成8の反対7で可決されたってんだが、賛成した8名の議員ってどんなひとたちなんだろうね。少なくとも、「法の下の平等」には無関心ってことだけは確かってことだ。

 さらに驚かされるのが、「マイナンバーカードを提示することで、市営バスや乗り合いタクシーの運賃を無料にする条例案も可決」されたことだ。

 市長は「反対意見は意見として受け止めたい。個人情報の漏えいなどまったく危惧はなく、何の問題もないと考えている」ってコメントしているようだが、そういう問題ではなくて、ここまでマイナンバーカードの有無で行政サービスに差をつけるってのは、差別そのものってことなのだ。

 マイナンバーカードのなし崩し的な「義務化」の動きには、そろそろ訴訟による戦いを始めるべきなんじゃなかろうか。

備前市議会 マイナンバーカード関連条例すべて可決

 ところで、イギリスのジョンソン元首相が、国会における虚偽答弁で議員失職の可能性が出てきたってね。どこかの国の総理大臣は国会で118回も嘘ついてもお咎めなしだったのとは大違い。

 政治家の嘘ってのは、それほど大きな問題ってことなんだね。ああ、それなのに、いかに上手に嘘をつくかってことが、永田町で出世する重要な要素になってるんだから、何をかいわんやなのだ。

英ジョンソン元首相が議員失職の可能性 議会で嘘の答弁をした疑惑

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初の「空き家税」、国が同意へ 住宅供給狙い京都市提案

MBS、上念氏の降板発表 朝鮮学校「スパイ」発言

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2023年3月23日 (木)

「放送事業者そのものが政治的に公平であるべき」(菅義偉)・・・NHKに露骨な圧力かけた恫喝政治屋がよく言うわ!!

 WBC決勝戦は緊張感のある素晴らしいゲームだったけど、「日本凄い」の大合唱はちと鼻白む。WBC勝利に浮かれるだけのスポーツジャーナリズムは、日本野球の強さを強調するリポーターに対してアジアの野球に言及した大谷の爪の垢でも煎じて飲んでみたらどうだ。

 そんなことより、「放送法解釈変更」問題だ。なんとまあ、ガースーが「放送事業者そのものが政治的に公平であるべき」ってのたまいましたとさ。NHKに露骨な圧力かけたスダレ頭がよく言うわ。

菅前総理「放送事業者そのものが政治的に公平であるべき」

 そもそも、放送法の解釈自体が間違ってますね。放送法とは、その第一条にあるように「放送の自由・自律を守るため」のもので、「放送の不偏不党、真実及び自律を保障することによつて、放送による表現の自由を確保すること」が目的なんだね。言ってれば、自社規制みたいなものなのだ。

 だから、政治家が放送の内容について口出しすること自体が法律違反と言っても過言ではない。てことは、高市劇場の発端となった総務省の行政文書でシンゾーのポチ・礒崎君が「けしからん番組は、取り締まるスタンスを示す必要がある」と発言したと記載されているが、事実だとしたらこれ一発で首相補佐官の首が飛ぶほどのトンデモ発言なんだね。

 政治家が「放送の公平性」を口にする時ってのは、自分たちの対抗勢力を応援するような番組を頭に描いているわけで、政権ベッタリの関西のタガがはずれたテレビ局に圧力かけたなんて話は聞きませんからね。

【まだまだあるぞ気になるニュース】

岸田首相、ゼレンスキー大統領と会談 5億ドル追加支援など表明

総務省、放送法文書の「原案作成」 閣僚辞任要求、高市氏は拒否

袴田事件 検察、再審公判で有罪立証見送りへ 早期の無罪決着か

はだしのゲン教材から削除撤回を 5万人署名提出、広島

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2023年3月22日 (水)

電撃と言いつつWBCの前に霞んでしまったヘタレ総理のウクライナ訪問・・・お土産はな~に!?&練馬区がマイナンバーカードの個人情報流出の事実を取材受けるまで把握せず!!

 ヘタレ総理は、やることなすこととことん間が抜けている。ウクライナに電撃訪問で向こう受け狙ったたものの、なんとWBCの日本の劇的な勝利の前にそんな話はどこかに飛んじゃいました。電撃と言いつつ、ヘタレ総理の動きは日本テレビが逐一報道していたわけで、川口探検隊を彷彿とさせるそのやらせ感にはほとほと呆れます。ゼレンスキーに会って、いったい何を約束させられて返ってくるんでしょうねえ。

【随時更新】岸田首相 ウクライナでゼレンスキー大統領と会談

 そんなことより、練馬区が「マイナカード再発行者50人の住所、氏名などを利用者に手渡して流出」させてましたとさ。なんでも、住民がマイナンバーカードの再発行手続きをした際に職員から手渡された資料の中にA4の紙が1枚、紛れ込んでいたとか。

 そして、そこにはマイナンバーカードの再発行を要請した住民50人分の住所や名前が並んでたってんだから、驚き桃の木なのだ。でもって、そのことを区役所に連絡したところ、練馬区はその事実を把握していなかったというから恐ろしい。

 マイナンバーカードは情報漏洩が最も懸念されるところで、こうした小さな情報漏洩は日常的に起きている可能性がないとは言えない。この事実を区役所に連絡した住民は、ブロック大王・河野君のツイッターにも書き込みしたそうだが、いまだに反応なしだとか。いやはや。

練馬区は「取材があるまで気がつかなった」マイナカードの個人情報、住所、氏名50人分が流出

【またまだあるぞ気になるニュース】

冤罪被害者のため「再審法」改正を…日弁連が意見書 袴田、日野町事件の再審可否決定前に

自民、LGBT法案議論を先送り「統一選に悪影響」 与党内に不満も

欧州最高の"知の巨人"が語る「日本復活への3条件」

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2023年3月21日 (火)

袴田事件の特別抗告を検察が断念・・・ようやく再審の扉が開いた!!&高市早苗が末松予算委員長から「閣僚が国会議員の権利である質疑を揶揄したり否定したりするのは大きな間違い」と叱られる!!

 昨日の午前中には、検察が特別抗告するのが決定的というニュースが流れてたので、なんとなく気が滅入っていたところに、夕方になって「検察、特別抗告断念」の速報が飛び込んできた。我が家のドラ猫と目を合わせながら小さくカッツポーズ。

 「捜査機関による証拠捏造の可能性」にまで裁判所が踏み込んだ判決出してるんだから、さすがの検察も「法の規定する特別抗告の申し立て事由があるとの判断に至らず特別抗告しないこととした」ってコメントせざるを得ないほど、追い詰められてたってことなんでしょうね。

 袴田事件に限らず、冤罪と思われる事件の再審請求の際に問題になる検察の特別抗告ってのは、もうそろそろ禁止した方がいいと思うけどねえ。再審に不満があるなら、法廷で議論すればいいだけの話なんだよね。それを上級審に不満を申し立てて、時間かせぎする特別抗告ってのは、言ってみれば「嫌がらせ」だろう。

 こんなんだもの、日本では冤罪の被害者が救済される可能性は極めて低いのが当たり前になるはずだ。

 おそらく袴田さんは無罪となるだろうけど、特別抗告した検察が「再審開始を認めた東京高裁の決定には承服し難い点がある」とコメントしているのも気になるところだ。「承服しがたい」って感覚は、これまでの検察のやり口に対して袴田さんこそそう思っているはずなんだね。

 検察がそこまで言うんだから、再審では「捜査機関による証拠捏造の可能性」についてもしっかりと審理してくれることを願ってやまない火曜の朝である。

「袴田事件」検察が特別抗告を断念 再審開始へ

袴田さん再審確定 追い詰められた検察、高裁の緻密な認定覆す余地はなく…

 ところで、平気で嘘をつく高市君がその傲慢な態度を参議院予算委員会委員長から「閣僚が国会議員の権利である質疑を揶揄したり否定したりするのは大きな間違い」と窘められちゃいました。いやあ、みっともない。

 総務省は「捏造はなかった」と認めたようだし、ここらで潔く退場するのが行政文書を「捏造」と言い切った政治家の矜持というものじゃないのかねえ。

【速報】「ねつ造なしと総務省が報告」 立憲議員が明らかに

【まだまだあるぞ気になるニュース】

「政府の放送介入を憂慮」「口出し間違っている」 ペンクラブが声明

岸田首相、インド太平洋のインフラ・安保支援750億ドル

放送は誰のものか~公表された総務省文書が示した、官邸によるメディア規制の強い意志

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2023年3月20日 (月)

政府が都道府県教委に「マイナンバーカード普及」を要請していた事実が発覚・・・学校は政府の広報機関か!!

 4月から「マイナ保険証」を持っていないと、一部の医療機関では初診料などが値上がりする。「マイナンバーカードを作らないとペナルティー」が何の議論もなく進んでいるわけだ。

 そんな中、政府が都道府県教育委員会に対して、「マイナンバーカードの申請などに関する情報を学校現場で児童や生徒らに提供し、普及促進に協力するよう呼びかける文書を昨夏配布」していましたとさ。

 おいおい、学校とマイナンバーカードは何の関係もないだろうに、これじゃあまるで「学校が政策の広報機関」になったようなものだ。

政府が学校通じマイナ普及要請 昨夏、都道府県教委に

 給食費を人質にしてマイナンバーカード取得を「強制」している岡山県備前市の例もあるように、いつのまにか「「マイナンバーの義務化」が既定路線になっているんだね。でも、政府が表立って旗振りするのはまずいので、あたかも一般労働者諸君が「自主的」に取得しているという体裁を取り繕うとしているわけだ。

 そのために、政府は「地方交付税の補助金化」というこで、マイナンバーカード交付率が高い地方自治体への優遇政策を画策もしているんだね。

給食費と引き換えに「マイナカード作れ」と市が通知 背景に見える国の強引な普及策

 そもそも、「任意」だったはずなのに、あたかも「義務化」に政策変更されたかのような動きは、立法機関である国会への冒涜でもあるんじゃないのかねえ。

【まだまだあるぞ気になるニュース】

検察、特別抗告へ最終調整 袴田さん再審、決定に不服

旧統一教会と議員の接点調査を 春の選挙前に全国弁連が声明

高市早苗は統一教会問題でも“嘘”をついていた! 政治資金不正隠しの問題では領収書偽造、収支報告書“勝手に修正”が筆跡鑑定で…

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2023年3月19日 (日)

麻生派への多額献金に見る日医連から政治家への巧妙な献金システム!!&「総務省文書の内容を私が『捏造』と断じた理由を、時が来たら書かせて頂きます」(高市早苗)とツイッターでやらかして炎上中!!

 11日の【まだまだあるぞ気になるニュース】で紹介した「日本医師会の政治団体が麻生派に異例の高額献金」の第2弾を東京新聞が今朝の1面で報じている。

 それによれば、どうやら麻生派へ4000万円寄付していた「国民医療を考える会」ってのは、「政治資金規正法の寄付の上限規制を逃れるために設立」されたとか。

 「政治団体間の寄付は年間五千万円まで」という規制があるものだから、東京など都市部の医師連盟が集めた莫大な寄付を日医連(日本医師会連盟)に寄付するにしても余っちまうわけだ。だから、もうひとつ寄付する先を作ってそこへも上限の5000万円の寄付をする。そのもうひとつの先が「国民医療を考える会」なんだね。

 でもって、日医連と国民医療を考える会の両方から政治家へ献金すれば、単純に2倍の額が政治家に渡るって寸法だ。

 麻生派に渡った5000万円の献金もこうした構図の中で行われたわけで、いわばあの手この手の迂回献金システムの典型がここにある。

 法律上は何のやましいところもないって言い逃れできるわけだから、ひょっとこ麻生にとってはだから何なんだってことなのだろう。でも、こうした献金システムが多くの業界で行われていて、おそらくマイナンバーカードにまつわる利権のシステムも同じような構図があるんじゃないのか・・・なんてことを妄想してみる日曜の朝である。

関連団体を設立して5000万円の寄付上限逃れ 日医連による麻生派への高額献金問題 小分け、迂回も駆使

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 最後に、平気で嘘をつく高市君のフォロワー向けのツイートが炎上してます。もう壊れちゃってますね。さっさと辞めればいいのに。

【まだまだあるぞ気になるニュース】

「捏造だ」→「確認できない」高市早苗氏の答弁が迷走中 それでも国民民主・玉木氏が擁護する理由は

マイナカードないと給食費有料、市の方針に「違法性の疑い」指摘 岡山・備前市、人口超える反対署名

4月から「マイナ保険証」を使わないと医療費アップに!対策を知って備えよう

コロナワクチン、少なくとも7783万回分廃棄 2000億円超か

安倍政治を検証した「妖怪の孫」監督「成熟した大人の言動とは思えない」

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2023年3月18日 (土)

「放送法解釈変更」のキーパーソンは礒崎元首相補佐官・・・なぜ、この男の国会招致を自民党は頑なに拒否するのか!!

 WBCではしゃぎまわるテレビ各局のスポーツウォッシングは、さすがに目に余る。夕方のニュースなんか、国会そっちのけでWBC一色ですからね。なかでも、テレビ朝日はWBC専門チャンネルになったんじゃないかと錯覚するほどの入れ込みようで、常軌を逸してます。

 そんなことより国会だ。相も変わらず平気で嘘をつく高市君の悪あがきが続いているようで、昨日も改めて「捏造」発言は撤回しないって記者会見で喚いたってね。記者からは「だったら文書作成者を訴えたらどうだ」って突っ込まれて、時効がどうのこうのと誤魔化したらしい。

高市氏、「捏造」発言撤回せず=礒崎氏は「議論」認める―放送法文書

高市氏「撤回するつもりはない」 “総務省文書”「捏造」発言が波紋

高市大臣「捏造」文書の調査結果を22日までに提示へ 自民幹部も高市氏の答弁に苦言

 そもそも、「放送法解釈変更」に関するシンゾーのポチ・礒崎君を初めとする関係者の動きや言動ってのは、当事者を呼んで確認すれば一気に解決することなんじゃないのか。

 ああ、それなのに、自民党が頑なに関係者の国会招致を拒否するのは理解できません。メディアもなぜそこを突っ込まないのかねえ。突っ込まないどころか、この問題は自らの存在理由にだって関わってくるってのに、まったく他人事なんだよね。なかには、平気で嘘をつく高市君に与するような番組まであるんだから、何をかいわんやなのだ。

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2023年3月17日 (金)

生活困窮家庭に3万円給付・・。統一地方選前に買収まがいの税金バラ撒き!!&袴田事件に検察が特別抗告という鬼畜の所業!!

 統一地方選を意識してか、自民党がばら撒き作戦を展開するようだ。なんでも、「生活困窮世帯に一律で3万円を給付したうえ、子育て世帯に対しては、子供1人あたり5万円を給付」するんだとか。

 これって考えようによっては税金使って票を買うようなもので、買収なんじゃないのか。それにしても安く見られたものだ。3万円ですよ、3万円。しかも、対象となるのが「非課税世帯」に限られているんだね。

 でも、物価高で生活苦にあえでいるのは「非課税家庭」だけでなく、非正規の低賃金に悩むひとたちだって同じなんだよね。言ってみれば、一部の富裕層以外のすべての国民が大なり小なり影響を受けている。

 本来なら、物価高、低賃金を打破するための恒常的な政策を打ち出すのが政治の役目なのに、雀の涙ほどの一時金、それも「非課税世帯」という限定付きなんだから、これはもはや政治とは言いません。

 ああ、それなのに、壺売りの萩生田君は「追加の物価高対策」ってドヤ顔する始末だ。こ奴の頭の中では、こんなのに恩を感じて統一地方選で自民党に投票する有権者の顔が飛び交ってるんでしょうねえ。

「物価高騰は国民全員」「選挙前のバラマキ」低所得者に3万円&子供1人5万円 自民党の物価高対策に噴出する異論

 ところで、再審開始の決定が出た袴田事件について、検察が特別抗告する方針だとさ。いやあ、ひとの命を弄ぶのもいい加減にしやがれ。裁判所は「捜査当局による証拠捏造の可能性」にまで踏み込んでるってのに、面子のためならひとを冤罪に陥れても意に返さないってことか。

 それにしても、特別抗告ってのは「判決に憲法解釈の誤りその他憲法違反があることを理由とした場合に限り行うことができる」っていうのが決まりなんじゃないのか。袴田事件の再審開始決定のどこに憲法との関係があるんだ。

 袴田事件は世界のメディアからも「世界最長の拘置」として日本の人権感覚が疑われるひとつの要因として知られている。検察の特別抗告でそうした見方がさらに強まるだろうし、G7にだって影響が出てくるんじゃないのかねえ。

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2023年3月16日 (木)

「答弁が信用できないなら質問しないで」(高市早苗)!!&減税について問われて一言・・・「質問が難しいのでスルーしていいですかいアハハ!」(政治家女子48党党首・大津綾香)!!

 モリ・カケ・サクラに始まって、統一教会問題、そして今絶賛上映中の「放送法解釈変更」に伴う平気で嘘をつく高市君の悪あがき劇場までの流れを見ていくと、とことんメディアのだらしなさがその根底にはあるんだね。

 野党がどうのこうのと言う前に、「権力の監視者」としてのジャーナリズムがちゃんと機能していれば、ペテン師・シンゾーはもっと早くに失脚していただろうし、ひょっとしたら銃撃されなくても済んだかもしれな。

 平気で嘘をつく高市君の悪あがきにしたって、事の本質は「レクがあっかなかったか」ではなくて、政権が放送法に手を突っ込んで言論弾圧を画策したことにある。そこをしっかりとメディアが抑えて報道していれば、平気で嘘をつく高市君の進退問題にここまでスポットが当たることはなかったはずだ。

 ていうか、メディアの権力監視がしっかり機能していれば、「捏造」発言そのものが政治家の口から出ることもなかったかもね。つまり、メディアが舐められてるってことだ。そんなんだから、「答弁が信用できないなら質問しないで」(高市早苗)なんて暴言を、平気で吐くようになっちまう。

野党追及に高市氏が反論「答弁が信用できないなら質問しないで」 行政文書“ねつ造”発言

 そんな政治家の幼児性にさらに輪をかけたニューフェイスが登場した。NHK党改め政治家女子48党のお姉ちゃん党首が、減税に対する考えを問われて、「質問が難しいのでスルーしていいですかいアハハ!」だとさ。この舐めた態度に記者も一緒になって笑ってるようじゃ駄目だろう。

 平気で嘘をつく高市君の暴言やお姉ちゃん党首のお茶らけってのは、つまるところメディアに対する緊張感がないのが原因なのだ。それもこれも、「権力の監視」というジャーナリズムの仕事をどこかに置いてきちまったメディアの責任ってことだ。国民を舐めた政治状況を生みだしたのはメディアの体たらくにそもそもの原因があるってことを痛感する今日この頃なのだ。

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2023年3月15日 (水)

NHK、読売、日経、毎日の幹部+田崎史郎がヘタレ総理と会食・・・放送法の政治的公平性で紛糾している最中によくもまあ!!&「高齢者は集団自決」の御仁をMCに起用するテレビ朝日の凋落!!

 何と申しましょうか。これが日本のメディアの実態なんでしようね。放送法に時の政権が手を突っ込んで「言論弾圧」まがいの動きを見せたのではないかと国会が紛糾している真っ最中に、なんと「時事通信元特別解説委員の田崎史郎 、NHK元解説副委員長の島田敏男、読売新聞東京本社調査研究本部客員研究員の小田尚、日本経済新聞論説フェローの芹川洋一、毎日新聞特別編集委員の山田孝男、日本テレビ取締役常務執行役員の粕谷賢之」のお歴々がヘタレ総理と会食しましたとさ。

 当事者意識がないというか、そもそも「権力の懐に飛び込むのが腕のいいジャーナリストジャーナリスト」という風潮がこの国にはあるんだね。読売のナベツネなんてその典型なんだろうが、「懐に飛び込む」つもりがいつのまにか「権力に取り込まれ」ちゃうのが世の常というものなのだ。

 こんなひとたちが、いまでも幹部として権勢をふるっているとしたら、もうこの国のジャーナリズムは死んでますね。それにしても、朝日新聞が参加してないのは何か理由があるのだろうか。

首相動静(3月14日)

 ところで、「高齢者は集団自決」のおでんメガネ・成田君をMCに起用した新番組が、テレビ朝日で始まるとか。何考えてるんだか。夕方のニュースがWBC一色ということを考えれば、もうこの局は終わってるってことなんでしようね。だめだコリャ。

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2023年3月14日 (火)

袴田事件再審決定・・・警察による証拠捏造の可能性に言及!!&「レクがあった可能性が高い」(総務省)に「多数レクがあって日時は特定出来ない」(高市早苗)・・・「レクはなかった」ってドヤ顔してたのはどこのどいつだ!!

 袴田事件再審開始決定・・・この判決を聞いて思わず心の中で小さくガッツポーズしちまった。東京高裁は単に再審開始を認めただけではなく、「衣類は第三者が隠した可能性が否定できず、事実上、捜査機関による可能性が極めて高い」と、警察による証拠の「捏造」にまで言及したのは凄い。

 これでも、検察は特別抗告するのだろうか。そろそろ白旗上げないと、「捏造」で進退窮まった平気で嘘をつく高市君みたいになっちゃいますよ。

袴田事件” 東京高裁 再審認める決定 検察の対応が焦点に

 というわけで、国会だ。平気で嘘をつく高市君が「捏造」と言い張っている文書の内容について、総務省が「高市早苗総務相に対する2015年2月13日の大臣レク(説明)は行われた可能性が高い」と答弁しちゃいました。

 これに対して、平気で嘘をつく高市君は「多数レクがあって日時は特定出来ない」ってまたしても微妙に言い方を変えてきてるんだね。どなたかが、「頭にパンツを被りながら『私は盗ってない』とシラをきる下着ドロのようだ」ってツイートしてたけど、言い得て妙で笑っちまった。

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 おそらく、総務省としてはレクがあったことは既に確認してるんだね。でも、それをハッキリ言っちゃうと、平気で嘘をつく高市君は辞任せざるを得なくなる。だから、「レクが行われた可能性が高い」ってあやふやな答弁になってるんだね。

 ここまで来たら、シンゾーのポチ・礒崎君をはじめとして、文書作成に関わった関係者を証人喚問すればいいと思うのだが、自民党が頑なに拒否してるそうだ。平気で嘘をつく高市君を晒し者にして、「放送法解釈変更」の波がヘタレ政権に及ばないようにしてるってわけか。いま頃、「捏造」発言が高くついたことに、さぞかしは手嘘をつく高市君は臍を噛んでいることだろう。

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2023年3月13日 (月)

「政治に関心がないのは悪いことではない。健康なときに、健康に興味がないのと同じだ」(麻生太郎)・・・○○につける薬はない!!&「捏造」発言を補強するため文書作成者とされる当時の課長補佐にプレッシャーがかからないことを祈るばかりだ!!

 かつて、選挙の最中に「政治に関心がないと言って寝てしまってくれればいい」って言い放ったあげくに辞任に追い込まれた鮫の脳みそに喩えられる総理大臣がいた。口は禍の元の典型としていまも語り継がれる逸話だが、そんな教訓とは無縁な木偶の棒、ひょっとこ麻生が有権者を舐め腐った発言をしてくれたってね。

「政治に関心がないことは決して悪いことではない。健康なときに、健康に興味がないのと同じだ」

 これをまた「麻生節」で片づけちゃうのがメディアなんだろうね。でも、こういう発言の根本には、国民を下に見る選民意識があることを忘れちゃいけない。

 そうした選民意識が頂点に達したあげくが、「放送法解釈変更」でもあるわけで、でなけりゃ官僚上がりの首相補佐官ごときが「俺と首相が決める話。俺の顔をつぶせば首が飛ぶぞ」なんてチンピラまがいの脅しをかけられるわけがありません。

政治に無関心「悪くない」 麻生氏、健康に例えて持論

 ところで、その首相補佐官であるシンゾーのポチ・礒崎君からのレクを頑なに否定している平気で嘘つく高市君。どうやら、文書作成したのは当時の放送政策課課長補佐ってことが確認されたようで、安易な「捏造」発言でいよいよ進退窮まってきたか。

総務省「高市大臣レク」メモの作成者を確認 レクがあったかは精査中と説明

 ここでひとつ心配なのは、文書作成者とされる当時の放送政策課課長補佐にいらぬプレッシャーがかかることだ。へたすると、森友学園疑獄の赤木さんのように、文書を改竄させられる可能性がなきにしもあらずなんだね。

 ガーシーの除名問題もあるし、今週の国会は目が離せませんよ。

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2023年3月12日 (日)

「礒崎さん知らない」発言の大嘘がバレて、「詳細な質問通告も頂けず即座に答弁する中で日本語が乱れました」(高市早苗)・・・なんでも他人のせいにして言い逃れする心の腐ったひと!!

 ああ、またか・・・と言われてしまいそうだが、平気で嘘をつく高市君がやたらネタを提供しくれるのだから仕方ない。え~、昨日のエントリーで「礒崎さんという名前は今年3月になって初めて聞きました」という大嘘を紹介したんだが、なんとこの発言について当の高市君が言い訳しとります。

高市早苗氏「日本語が乱れました」と答弁〝修正〟も…立憲・小西議員バッサリ「荒唐無稽」

 凄いなあ、「日本語が乱れました」だとさ。それも、「事前通告がなかったから」って、ここでも他人のせいにしてるんだね。これが、現職の大臣ってんだから、そりゃあこの国の政治が腐るわけだ。

 それはともかく、ここでもう一度ハッキリさせておきたいのは、「放送法解釈変更」にまつわる内部文書問題の本質は、法律解釈が大臣の答弁ひとつで変えられるってことなんだね。で、そのためのプロセスを政権内部で詳細にシナリオにしていたのがバレちゃったのが、いわゆるコニタン文書ってことなのだ。

 質問する議員、それに答える大臣・・・すべてはシナリオ通りに動いていたわけで、電波メディアに政治が介入するという現実に、当のメディアが腰が引けていることがその恐怖を物語っている。

 というわけで、昨日のTBS『報道特集』(【元総務省官僚が証言】放送法解釈めぐる文書「忖度の走り」)をご紹介して、お後がよろしいようで。

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2023年3月11日 (土)

「私が大臣であった総務省に正確性が確認されていない文書が保存されていたということは責任を感じております」(高市早苗)・・・「捏造」って啖呵切っておいてこれかい!!

 「放送法解釈変更」をめぐるコニタン文書について、総務省が調査状況を発表した。それによれば、ンシゾーのポチ・礒崎君からの「強要があったとの認識は示されなかった」ってさ。

 でもって、肝心の平気で嘘をつく高市君については、「捏造だ」と喚いた4枚の文書を含めて「多くが正確かどうか確認できていない」「関係者の記憶があいまいなことなどから引き続き精査が必要」だとさ。

 いやいや、正式な行政文書と認めた時点で「捏造」でないことは明らかなんだね。それを「多くが正確かどうか確認できていない」からって逃げを打つのは、平気で嘘をつく高市君の言い訳が「捏造」から「不正確」に変化したことに応えたからに違いない。

「政治的公平」に関する行政文書の正確性に係る精査について

政治的公平めぐる行政文書 高市氏4文書含め確認できず 総務省

 だからなんだろうね。平気で嘘をつく高市君は記者会見で、「当時、私が大臣であった総務省に正確性が確認されていない文書が保存されていたということは責任を感じております。大変申し訳ないことだったと存じます」って白々しくものたまってくれた。

 おいおい、自分で「捏造」って啖呵切っておきながら、「正確性が確認されていない文書が保存されていたということは責任を感じております」って蛙の面になんとやらなのはお天道様が許しても、一般大衆労働者職は許しちゃくれませんよ。

高市大臣「責任感じる大変申し訳ない」正確性確認できない文書が総務省に保存で

 そう言えば、「礒崎さんという名前は今年3月になって初めて聞きました」なんてこともどや顔で答弁していたが、それも真っ赤な嘘だったことがわかっちゃいました。

 それにしても、政権が放送法に手を突っ込んだという事実が目の前にありながらら、メディアの反応がいまひとつ他人事のようなのはどうしたものだろう。今こそ「言論の自由」「表現の自由」の重要性を問いかけなくてどうする。

 最後に、今日は東日本大震災から12年目で、年忌法要で言えば「13回忌」となる。そんな節目の年に、ヘタレ政権は原発の60年超運転を可能にする法案を閣議決定するんだから、いまでも避難生活を強いられている3万人の被災者の悲しみや怒りについて思いを馳せたことなんかないんでしょうねえ。

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2023年3月10日 (金)

高市醜態劇場の影で、着々と進む「緊急事態条項」への布石・・・なんと、維新、国民も条案作成へ!!

 平気で嘘をつく高市君の醜い独り芝居にばかりスポットが当たっている国会だが、実は憲法審査会が開かれていて、昨日は緊急事態条項について議論が交わされた。注目すべきは、維新、国民、無所属議員でつくる「有志の会」が「月内に緊急事態条項の条文案をとりまとめる方向で実務者協議を始めた」ことだ。

 国民のタマキンは「審査会の議論加速に寄与したい」って意欲的ってんだから、何をかいわんやなのだ。とにかく、改憲に積極的な勢力は発議に必要な「数」を持ってますからね。統一地方選の結果次第では、一気に改憲に向けて憲法審査会の議論が活発化する可能性は大いにある。

 ロシアのウクライナ侵略やトルコ・シリア大地震などの天変地異もあったりして、そんな危機的状況の中では政権に強い権限を持たせることの必要性を説く絶好のタイミングですからね。

 緊急事態条項という字面に騙されてはいけない。その実体は、ナチスに無制限の立法権を与えた「全権委任法」そのものなのだから。

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2023年3月 9日 (木)

ハッタリかましたあげくに辞職するどころか居直る高市早苗は確かに下衆だが、問題の本質は「政権が放送法に手を突っ込んで言論弾圧を画策」したことにあるのを忘れてはいけない!!

 平気で嘘をつく高市君が鬼の形相で言い訳を繰り返す国会って何なんだろうね。「怪文書」→「捏造」→「不正確」←イマココと言い方を変えてはいるけれど、総務省は本物の行政文書と認めてるんだから、何と言おうと平気で嘘をつく高市君にもはや明日はないのは明らかなんだね。

 メディアはそんな高市君の進退問題にスポットを当てて報じているが、昨日も書いたようにこの問題の本質は「政権が放送法に手を突っ込んで言論弾圧を画策した」ってことにある。

 だから、メディアはそこを突っ込まないといけないんだね。ここをウヤムヤにしちまうと、加計学園疑獄の「総理のご意向」と同じように、問題の本質が見えなくなって、そのうち風化することになりますよ。

 それにしても、行政文書を「捏造」と罵倒された総務省の役人は、いったいどんな思いで日々過ごしているのだろう。

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2023年3月 8日 (水)

「捏造」から「不正確」にトーンダウン・・・さらに、内部文書作成当時の総務大臣のくせに立証責任も小西議員に責任転嫁する高市早苗!!

 総務省が行政府文書と認めたってのに、平気で嘘をつく高市君は「私に関係する4枚の文書は不正確だと確信を持っている」と微妙に言い方を変えて、あくまでも徹底抗戦するつもりらしい。

 でも、コニタンが公開した「放送法解釈変更」に関わる内部文書を総務省が作成した当時の総務大臣は、平気で嘘をつく高市君自身なんだよね。だから、「捏造」だの「不正確」だの言うなら、それは自らの責任で検証する必要がある。

 ああ、それなのに、「私に対して大臣を議員を辞職するということを迫られるのであれば、4枚の文書は完全に正確なものであると、相手さまも立証されなければならないんではないでしょうか」って居直っちまいました。

 行政文書が正確かどうかをいちいち国会が検証してどうする。こういう物言いって、役人に対しても失礼極まりない。平気で嘘をつく高市君は、総務省に喧嘩売っているってことなんだね。こうなると、売られた喧嘩は買ってやろうじゃないかってんで、さらなる内部文書が流出したりして・・・。

内部文書公開

窮地?「行政文書」認定も“不正確”主張 高市早苗氏「辞職迫るなら立証を」


2023年3月7日 高市早苗経済安全保障担当大臣 記者会見

 進退窮まった平気で嘘を就く高市君ってのはなんとも哀れで、ワイドショーのネタとしては美味しいとは思うのだけど、「放送法解釈変更」にまつわる内部文書の核心はそんなところにはないんだね。

 この問題の核心は、「言論弾圧」に繋がるような法律の解釈変更を一部の権力者が画策したってところにこそある。だから、ゲッベルス気取りの世耕君が「外形的に行政文書だからといって、中身が全部真性である、真実を伝えているかどうかは、また別問題」とほざいたり、国民民主のタマキンが「文書流出が政治的意図のもと行われたなら問題」とのたまったりするのは、問題を矮小化する行為以外の何物でもない。

 おそらく、「関係者の認識が異なる部分がある」なんてことを総務大臣が言い出したってことは、平気で嘘をつく高市君の窮状を慮ってのことなのだろう。「捏造」から「不正確」への微妙な変化の裏で、責任を押し付けられるスケープゴートが出てこないことを祈るばかりだ。

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2023年3月 7日 (火)

放送法解釈変更の内部文書を総務省が認める方針。でも、その細部については「引き続き精査する」って、何のこっちゃ!!

 いやあ、凄いなあ。2打席連続で3ランとはねえ。スポーツ新聞の見出しじゃないけど、「異次元」とはこういうことを言うのだよ、岸田君。

 そんなことより、「放送法解釈変更」をめぐる総務省の内部文書に新たな動きがあったようだ。どうやら、「総務省が7日にも同省が作成した行政文書だと大筋で認める方針」だとか。

 ただし、「記載されている内容については、発言などが確認できなかったり疑義があったりするとして、引き続き精査する」んだとさ。おいおい、「公文書管理法に基づく行政文書」と認めるのに、その内容については「精査する」っておかしくないか。これだと、総務省が出してくる「行政文書」は、すべてその内容について疑義を差しはさむ余地があるってことになるんじゃないか。

 さらに言えば、「精査する」中で、森友学園疑獄の公文書改竄と同じようなことが起きる可能性だってある。となれば、またしても犠牲者が出ることに繋がりはしないか。

 いずれにしても、総務省が本物と認めるってことだから、平気で嘘をつく高市君は首洗ってまってるこった。

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2023年3月 6日 (月)

「アベノミクスは失敗ではない。もし失敗して経済が悪くなっているんだったら、とっくに選挙に大敗して政権を失ってる。アベノミクスは成功だった」(世耕弘成)・・・寝言は寝て言え!!&「放送法解釈変更」の内部文書を公開!!

 NHK『日曜討論』でゲッベルス気取りの世耕君がアベノミクス讃歌を喚いたってね。曰く、

 凄いなあ。「選挙に負けなかったからアベノミクスは成功だった」ってさ。我田引水も極まれりってところだが、おそらくこう強弁した背景には、白川前日銀総裁にアベノミクスの肝だった「異次元緩和」を批判されたことへの反発があったんだろうね。

白川氏、黒田氏政策を批判「壮大な金融実験」 IMF季刊誌に寄稿

白川前日銀総裁を痛烈批判 自民・世耕氏「自身の時代総括を」

 それにしたって、こうした言い草は舌が滑ったでは済まないと思うけどねえ。これじゃあ、「選挙に勝ったら何でもあり」って言ってるようなものなんだからさ。

 政策に失敗しても選挙には負けないってのは、たとえば統一教会との関係、それに伴う壺議員の存在などまた別の要因があるんだよね。もちろん、選挙制度だって一役買っている。そうしたことが積もり積もって日本って国はダメになってきたわけで、その元凶がこういう言い草を平然と垂れ流す小僧がいる自民党ってことなのだ。

 最後に、放送法の解釈変更にまつわる総務省の内部文書が公開された。さあ、平気で嘘をつく高市君の胸中やいかに・・・というわけで、お後がよろしいようで。

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2023年3月 5日 (日)

「人件費は1人1日20万円」で仕事はお茶汲みの東京五輪の闇(TBS『報道特集)』・・・人材派遣の中抜きと同じ手口で公金横領した広告代理店!!

 このところTBS『報道特集』の紹介が恒例となる日曜の朝。昨日の第一特集は「五輪談合・・・巨額の公費の闇」というテーマで、「五輪費用3.6兆円オーバーの“裏側”」をリポートしていた。

 これを観て思ったのは、ようするに東京五輪ってのは、広告代理店が口入屋となって人件費のピンハネをして大儲けしたという側面があるんだね。この構図って、中抜き中抜きで命懸けの末端の作業員には雀の涙みたいな日給しか支払われないという福島第一原発事故の後始末に関わった原発利権と同じなんだね。

 東京オリンピックでは、「人件費は1人1日20万円」が準備段階から始まり4年間続いたそうだ。仕事の内容はお茶汲みなんてこともあったそうで、当然そこには中抜きが当たり前になっていたってことなんだね。

 それにしても、「1人1日20万円」ってのはベラボーな額で、ざっと見積もって4年間で「1人総額1億9200万円。10人なら10億円超」にもなるってさ。

 バブルの時代と広告代理店のやり口ってのは変わらないんだね、あの当時、広告などの制作の現場にいて、広告代理店のマージンがなければ、総製作費は大幅に下げられるものをと痛感したものだ。

 あらゆるジャンルのイベントが広告代理店頼りでしか成り立たないという状況をどうにかしないと、東京オリンピックのような巨額の公費の無駄遣いはけっしてなくならない。それには、電通や博報堂の幹部を逮捕するだけじゃ解決にはならない。そこには政治家の思惑が必ず関与しているんだから、東京オリンピックの場合なら最終的に大会組織委員会会長だったシンキロー森まで捜査の手が及ばないと、それこそ「画竜点睛を欠く」ことになりますよ。

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2023年3月 4日 (土)

「捏造文書だ」(高市早苗)→「捏造文書じゃなければ、大臣も議員も辞めるでいいですか?」(小西洋之)→「結構だ」(高市早苗)←イマココ!!

 まるでデジャヴを見るような展開になってきた。昨日のエントリーで紹介した放送法の「政治的公平性」に関する総務省の内部文書について、「怪文書」とのたまった平気で嘘をつく高市君が、今度は国会で「文書は捏造だ」とドヤ顔したのも束の間、若武者・コニタンに「捏造でない場合大臣を辞職するか」っ突っ込まれて、血相変えて「結構だ」って明言しちゃいました。

放送法の「政治的公平」 解釈“変更”めぐり議論 参院予算委


小西洋之 予算委員会 質疑 2023年3月3日(金)

 昨日も書いたけど、この流れって、ガースーの「怪文書」発言やペテン師・シンゾーの「総理大臣も国会議員も辞める」発言を引き出したモリ・カケ疑獄を彷彿とさせるんだね。

 となれば、「放送法の解釈変更」を画策したとされる内部文書の信憑性が問われることになるんだが、なんと内部文書の立役者とも言えるシンゾーのポチ・礒崎君がこんなツイートしてくれちゃいました。

 つまり、内部文書に書かれていることは事実だと認めちゃったようなものだろう。こうなると、平気で嘘をつく高市君の立場は微妙なものになってくる。今後の展開に心ウキウキしてくるというものだ。

 「放送法の解釈変更」を画策したのが事実なら、報道の自由への侵害にもなりかねないし、放送局の独立性への政治の介入といういつか来た道への一里塚となる可能性だってある。そりゃあ「政府内でこうした話が持ち上がること時代がおかしい」(在京キー局関係者)という声が上がるのも当然なんだね。

 ああ、それなのに、WBCで大はしゃぎのテレビ朝日『スーパーJチャンネル』は、参議院予算委員会での丁々発止のやり取りを一切報道せずじまい。だめだな、テレ朝。

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2023年3月 3日 (金)

安倍政権による放送法「政治的中立性」の解釈変更を謀議した内部文書を入手・・・今日の国会で立憲・小西議員が爆弾質問か!!

 久しぶりに永田町で超ド級の爆弾が炸裂しそうだ。昨日、立憲の若武者・小西君が記者会見して、「放送法の政治的公平性をめぐる解釈などについて、安倍政権下で首相官邸側と総務省側でやりとりした内容を示す政府の内部文書とされる資料を公表」しましたとさ。

 その資料は総務省から流出したものだそうで、「一つの番組ではなく放送事業者の番組全体をみて判断する」というのが放送法の「政治的中立性」についての解釈だったのが、「一つの番組で判断できる」という新たな解釈が加わったプロセスについて記されているとか。

 ペテン師・シンゾー、平気で嘘をつく高市、シンゾーのポチ・礒崎首相補佐官が密室で協議していた様子がリアルに記載されているそうで、「総理からは、政治的公平という観点からみて、現在の放送番組にはおかしいものもあり、こうした現状は正すべき」なんて発言もあるってさ。

 2014~15年にかけてこうした協議がなされたそうなんだが、ペテン師・シンゾーがTBS『NEWS23』に出演して、アベノミクスに批判的な街頭インタビューに「おかしいじゃないですか」とキレたのもこの時期なんだね。

 で、新たな解釈が加わった結果、平気で嘘をつく高市君の「停波命令」発言に繋がっていくいうわけだ。

 平気で嘘をつく高市君は「怪文書だと思う」とコメントしているようだが、加計学園騒動の際に「総理のご意向」文書を「怪文書」と切って捨てて赤っ恥かいたガースーの二の舞にならなければいいけどね。

 というわけで、今日の国会からは目が離せませんよ。

安倍政権下の内部文書か、放送の公平性巡りやりとり 立憲議員が公表

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2023年3月 2日 (木)

「トマホークは何のために買うのか?」(辻元清美)と問われて「さまざまミサイルを用意しなければならない…国産配備までには時間がかかるので…」(岸田文雄)・・・で、何が言いたいの!?

 ヘタレ総理は国会ではまともな議論をする気がないんだね。たとえば、同性婚や選択的夫婦別姓についての見解を求められても「議論が必要」と壊れたレコードみたいに繰り返すだけ。

 爆買いが問題になっているトマホークについても、ピースボート辻元君に「飽和攻撃(一斉発射)で使うのか」と問われて「スタンドオフ防衛能力」がどうしたこうしたとフニャラフナャラと質問をはぐらかすだけ。

トマホーク400発導入で首相「飽和攻撃用」明言せず 立民は米軍開戦時に大量発射指摘「専守防衛逸脱」

 昨日のピースボート辻元君の軍備に関する質疑はなかなか見応えのあるもので、おかげでヘタレ総理のいい加減さが鮮明になったのはお見事。というわけで、四の五の言うよりも、まずは参議院予算委員会の動画をご紹介して、お後がよろしいようで。(1:28:09あたりから辻元君の質疑開始)


【国会中継】参院予算委 岸田首相出席で基本的質疑(2023年3月1日)

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2023年3月 1日 (水)

「同性婚を認めないことは、国による不当な差別ではない」「同性婚制度は家族観とも密接に関わる問題」(岸田文雄)・・・まだ言ってやがる!!

 ヘタレ総理が同性婚ついて、この期に及んでまだこんな答弁してくれちゃいました。

「少なくとも同性カップルに公的な結婚を認めないことは、国による不当な差別であるとは考えておりません」

 これは共産党のがらっぱち宮本君の「同性婚を実現しないことそのものが差別ではないか」という質問に答えたもので、併せてこんな答弁もしやがりました。

「同性婚制度の導入は国民一人ひとりの家族観とも密接に関わる問題だ」

 またもや出ました「家族観」。「家族観」なんてものはひとりひとり違って当たり前で、それと同性婚を認めるかどうかとは何の関係もないんだよね。なぜなら、同性婚が認められたことで何らかの損害を受けるひとなんていませんから。

 ようするに、ヘタレ総理が「家族観」を口にする時は、戦前の家父長制度を家族の中心に置こうというつむじが右に曲がったひとたちへの忖度があるんだね。その中には、統一教会(現世界平和統一家庭連合)も入ってるわけで、ヘタレ総理がどこ向いて政策を進めているかわかろうというものだ。

 こんなんだもの、この国会中に「差別禁止」を盛り込んだ「LGBT理解増進法案」が成立する余地なんてありませんよ、ったく。

岸田総理 同性婚認めないのは「不当な差別とは考えない」

岸田総理 同性婚認めないのは「差別だとは考えていない」 衆院予算委

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