「捏造文書は配慮した言葉。作成者不明、配布先も不明、作成目的も不明。いわば怪文書の類い」(高市早苗)・・・ああでもないこうでもないと御託を並べる鉄面皮!!
テレビ朝日は、スポーツ専門チャンネルになっちまたようだ。昨日も性懲りもなく『スーパーJチャンネル』はのっけから大谷を中心としたWBCと大リーグの話題でてんこ盛り。そんなことより、保津川舟下り事故はどうなった、ってなもんです。当然、国会での議論なんて、どこ吹く風。
こんなんだもの、平気で嘘をつく高市君が、ああでもないこうでもないと御託を並べて自己保身に邁進するわけです。28日の参院予算委員会で、「捏造と断言する根拠を示してほしい」と問われて、こんな御託を並べやがりました。
「『偽造』『変造』という用語は、総務省の一部職員に対しても非常に厳しすぎると考えた」
「捏造文書と、かなり配慮して申し上げたつもりだ」
「作成者不明、配布先も不明、作成目的も不明。いわば怪文書の類いだ」
凄いなあ、「捏造」ってのは気を使って言っただけで、その真意は「怪文書」だとさ。「捏造」って言い張ってるうちに、だったら誰が「捏造」したんだって雲行きになってきて、これはまずいと思ったんだろうね。「怪文書」って言い換えることで、責任の所在をアヤフヤにしようってことなんだと思う。
・高市氏、捏造は「配慮した言葉」 放送法文書は「怪文書の類い」
・高市早苗氏は地元や総務省から総スカン…捏造発言は職員への「配慮」と主張の支離滅裂
#国会
— あらかわ (@kazu10233147) March 28, 2023
・野党⇒行政文書を怪文書と言った責任は?
・高市早苗⇒怪文書?と言った記憶はない。
・野党⇒3月2日に怪文書と言っている。
・高市早苗⇒ぶら下がりで発言したことを今確認した。これは怪文書のたぐい。
総務省が行政文書と認めるものをいまだに「怪文書の類いだ」と高市早苗。 pic.twitter.com/iAslT4U28y
ああ、それなのに、こうした平気で嘘をつく高市君の御託はほったらかしで、野党がまるで無駄な議論しているような印象づけしようとするメディアもあるんだね。いやいや、高市劇場がいつまでたっても終わらないのは、「放送法解釈変更」という大前提を問題にしないメディアにもその責任の一端はあるんだね。
28日のエントリーで、時事通信の「放送法文書、高市氏逃げ切りか 野党に手詰まり感」という見出しに見え隠れするメディアの傍観者的態度について書いたけど、そんな中、テレビ朝日『報道ステーション』で存在感が希薄になりつつあったキャスターの大越君が「放送法解釈変更」をめぐる問題点についてかなり踏み込んだコメントをしたそうだ。
報ステに移ってずっと弱腰だった大越さんがこれほど厳しいことを言ったのは初めてだろう。安倍や高市をはじめ自民党のやってきたことは民主主義の破壊です。今こそ全てのメディア関係者は団結して声を上げてほしいと切に思う
— 滑稽新聞@選挙に行こうよ (@akasakaroman) March 29, 2023
pic.twitter.com/ZoaDLELg3O
これが、単なるガス抜きで終わらないことを切に願う今日この頃なのだ。
【まだまだあるぞ気になるニュース】
・WHO 新型コロナワクチンの接種指針改定 健康な成人「追加接種を推奨しない」
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コメント
ウクライナVSロシア。
ウクライナ東部ドネツクの「バフムト」では、
ロシア軍の攻撃にウクライナ軍が良く耐えて、
死守しており、ロシア軍も攻めあぐねている。
この状況に、ロシアの囚人部隊「ワグネル」の
責任者が、「ウクライナ軍を実質的に壊滅させた」
と強がりを見せたが、かなりの損失を出している
事も認めた。
そりゃそうだ。「ワグネル」の戦いは、命令通り
ひたすら突進、前進、第1陣が倒れたら第2陣が
1陣兵士の武器を拾って戦う戦法なのだから。
で、堪りかねたアメリカが「ワグネル」を
「国際犯罪組織」に指定。
ロシアの戦争能力を低下させるとともに、
ロシアへの圧力強化を進める、と強調した。
一方、ロシアは撤退する企業に「自発的寄付金」を
要求していたが、これを義務化し資産評価の5%を
納入させる事に改めた。
おまけ。
「放送法」を巡る総務省の行政文書について、
「平気で嘘をつく化粧崩れ」の、捏造やら
怪文書やら、言いたい放題の発言に、
一部のメディアが他人事の様に、水掛け論とか、
論戦かみ合わずなどと書いているが、事は、
報道全般に関わる事だと何故自覚しないのだ。
1、反戦、反軍的言論や軍民離間を招く事項
2、日本の国策を侵略主義と疑わせる事項。
3、日本に不利なる外国新聞の記事の連載。
などと言う不埒な通達を出した前科のある
政府の事だから、放送法が思い通りになれば、
何時、どのような理由で新聞、雑誌が発行を
(HANADAとWILLを除く)停止されるかに、
考えが及ばないのだ?
黒人を父に持つ高校生が、髪形を理由に
同年生徒と同じ席での卒業式を拒否された事を
書いたが、中・高校の「ブラック校則」には、
凄まじいものがあるようだ。
福岡県弁護士会の調べだと、県内69校のうち
下着の色指定、57校、制服の指定、50校、
髪形の指定、62校、眉毛の加工禁止、56校。
この他、不登校生徒が登校したのに
服装違反で学校に入れなかった。
生徒総会で校則に付いての議論を教師に
止められた、などの意見あったそうだ。
教師は、ツマラナイ校則より、自由ない所に
文化が育たない事を知るべきだ。
投稿: 岡目五目 | 2023年3月30日 (木) 23時47分
実は当時の総務大臣は平気でウソつく化粧崩れなんで、つまりは「私が大臣の時に、省内で出鱈目な文書を作っていました」と言ってるようなもの。
まぁ「少なくとも私の時にはそのような文書は確認していない。今頃になって出てきているので怪文書の類と申し上げている」とかなんとかゴマカスだろうけどね。
さてヘタレメディアだが、その論調は「野党が反発」とか「手詰まり感」とかが常套句。
「反発」じゃなく「批判」だろ。
つまりメディアは常に権力側からモノを見ているんだね。
考えてみたんだが、これはメディアに在籍する人間のエリート意識だね。
新聞社や放送局は給料がいいとこともあるし、取材と称して一般の人が入れない場所に出入りしたり、結構な人とも話もできる。
「実はオレ県警本部長とは知り合いなんだ。ちょっとした交通違反くらいは見逃してもらえるんだ」とかね。
そういう「みんなとはチョット違うんだ」という思い上がった意識、勝ち組だという意識が報道姿勢にも表れるんじゃないかな?
メディアに勤めてると聞いたら「ホー、すごいね」と言うのは止めましょう・
「しっかり仕事しろよ!」と言うようにしましょう。
基本的にメディアは「権力側」ということを肝に命じつつ、それでもいい記事、放送には応援を送ろう。
投稿: こなつ | 2023年3月30日 (木) 14時23分