マイナンバー法改正案採決に自民と立憲が合意・・・何考えてんだか!!&「同性婚を認めないのは違憲」と名古屋地裁が判決!!
自民と立憲がマイナンバー法改正案の採決で合意したってね。マイナンバーカードにまつわるトラブルがこれだけ多発して、システムそのものに疑問が持たれているってのに、何を考えてるんだ。
6月2日にも参議院本会議で法案成立の流れってんだが、昨日のエントリーにもあるように医療現場からはこのままだと国民健康保険制度そのものが揺らぐって悲鳴が上がっているのに、立憲はそうした声を無視してまでなぜなぜ採決に合意したのか。
・マイナンバー法改正案の採決で合意 6月2日に成立へ 5日に集中審議行うことで合意
野党第1党として何を為すべきか・・・立憲はそんなことも分からなくなっちまったんだね。提案型なんて生温いことやってるうちに、野党としての闘争心を失くしちまったようだ。
マイナンバー法改正案の肝であるマイナ保険証は、国民健康保険証を廃止することでマイナンバーカードの義務化への道を開くものだ。つまり、それ自体が違法行為なんだよね。なんてったって、マイナンバーカードはあくまでも「任意」ってことが大前提。マイナ保険証はマイナンバーカード強制に繋がるもので、そこを論点に議論するのが野党第1党の正しいあり方だろうに、この調子だとそのうち改憲発議にも合意なんてことにもなりかねませんよ。
こんなの絶対ダメですよ。まだトラブルが全部出尽くしていないし解決も全然されていない。なのに「健康保険証廃止」に合意するんですか、立憲民主党は。
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) May 30, 2023
与党も野党第一党も茶番。
医療現場や福祉現場から悲鳴のような訴えが出ているのに無視。野党第一党の存在価値は何だ?https://t.co/iJIwxw72f3
ところで、名古屋地裁が「同性婚を認めないのは憲法違反」とし「同性カップルを保護する枠組みすら与えていないのは国会の立法裁量の範囲を超える」とまで踏み込んだ判断を示した。これは憲法24条2項に違反すると言っているわけで、かなり踏み込んだ画期的な判決なんだね。
さらに、同性婚を認めても「伝統的な家族観を重視する国民との間でも、共存する道を探ることはできる」とまて言い切っている。これって、ツムジが右に曲がった勢力に対する牽制でもあるんじゃないのかねえ。
ボールは政治家に投げられたわけられたわけで、国会はどう動くのか・・・そこれが問題だ。
・同性婚を認めないのは憲法違反…名古屋地裁判決を聞いた東京訴訟の原告は涙した
名古屋地裁が「『法の下の平等』を定めた憲法14条と『婚姻の自由』を定めた24条に違反する」として、同性婚を認めないのは「違憲」と判決。権利と自由の擁護を謳う憲法の要請に応えた真っ当な判決。寧ろ、拒む正当性も何もない。政府与党は直ちに同性婚を法制化すべき。 https://t.co/6NAg5L6Ii6
— 異邦人 (@Narodovlastiye) May 30, 2023
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