災害や感染症対策を口実に、緊急事態条項の先取りとも言える「地方自治法改正案」が衆議院で審議入り!!
コロナ禍を口実に「国民の生命等の保護のために特に必要な場合」に、国が自治体に対応を指示できる地方自治法改正案が衆議院で審議入りした。
この法案の恐いところは、「国民の生命等の保護のために特に必要な場合」の範囲が曖昧で、国が恣意的に非常事態を宣言することが可能なことにある。そうなった場合は、国が地方自治体に対策を支持することができ、つまりは地方分権どころか中央集権の独裁国家への道を開く危険だってあるんだね。
しかも、指示権行使には国会のチェック機能は働かないシステムになっている。これについて、「国会承認などを義務付けると運用面で機能性に欠ける」からって立法趣旨を説明してイるが、つまりは国権の最高機関である国会を無力化するってことを意味しているわけだ。
地方自治法改正案は、事実上の緊急事態条項であって、災害や感染症対策のための法改正と見過ごしていると大変なことになりますよ。
・「国が自治体に指示」発動条件は不明、チェック機能なし…地方自治法改正案 審議初日に指摘が出た多くの問題
昨日、私が危惧している「地方自治法改正案」が審議入りした。「感染症蔓延」や「大規模災害」等の際に、国が閣議決定で地方自治体に「補充的指示」をするという内容だが、どういう時なのかに明確な回答がない。総務省自身が「立法事実はない」と認めるほどだ。不要不急な法改正ではないか。 https://t.co/khl2h0BKZg
— 保坂展人 (@hosakanobuto) May 7, 2024
危険すぎる「地方自治法改正案」が明日5/7に審議入り。これは政府が「非常時」との判断で地方自治体を支配できて事実上 緊急事態条項と同じ機能を持つ改悪。こんな重要なことを多くの国民は知らない。腐敗政府の暴走が止まらない。危機だよ!
— himuro (@himuro398) May 6, 2024
https://t.co/8nDFuy8oVV pic.twitter.com/MaY8pv6XFi
何度でも言う。
— 弁護士福山和人 (@kaz_fukuyama) May 6, 2024
明日から審議入りする地方自治法改正案はヤバすぎる❗️
自民党は、国民の安全のための改正だと弁解している。
but
①国民の安全に重大な影響を及ぼす事態が発生or発生するおそれがある場合、という要件は非常に曖昧で、
②…
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コメント
ウクライナvsロシア。
ゼレンスキーの暗殺計画が公になり、国家警護局の
大佐2人が逮捕された。
2人は、ロシア連邦保安局の指示で、暗殺の機会を
狙っていた、という。
計画では、国防省情報総局のブダノフ長官、保安局の
マリュク長官も同時に暗殺する計画だったようだ。
ところで、プーチンが、2022年2月24日に
ウクライナ侵略を首都のキーウから始めたのは、
まずゼレンスキーを殺害し、ウクライナ国民の戦意を
喪失させるためだった、と言われているが失敗した。
一方、プーチン暗殺は、既に2012年3月に
暗殺計画に関与した疑いで、男2人が拘束されている。
この計画は、チェチェン共和国を地盤とするイスラム
武装勢力指導者、ドク・ウマロフ司令官の指示で
計画されたとされ、プーチンをモスクワで襲撃をする
計画だったという。
以来、プーチンは暗殺を恐れて地下要塞に籠ったり、
大統領公邸以外にも同じ内装の執務室を作ったり、
携帯電話を使わない、連絡には専用電話を使うなど
暗殺防止には様々な防止策を凝らしていると言う。
おまけ。
厚労省の推計によると、2040年の認知症患者は、584万人。
軽度認知障害者は、613万人になるそうだ。
オイラもそのうちのひとりか?クワバラ・クワバラ。
千葉県南部を中心に大繁殖している特定外来生物・
シカ科の「キョン」が、県境を越えて茨城県でも
見かけるようになったため、茨城県では、チラシの他
有力な情報には奨励金出すなどの対策強化に乗り出した。
繁殖力が強く、農作物を荒らす厄介者だそうだ。
投稿: 岡目五目 | 2024年5月 8日 (水) 22時15分
最近の自民党のやり方を見ていると、国会無視だったり国会無視の方向へもっていく提案ばかり。
「緊急時」とは言うものの、そもそも今のままでなにか不都合があるか?
そのへんのところをメディアはもっと深堀りしなきゃいけないだろうに、政府にシッポ振ってるメディアばかりじゃそれも期待できない。
しかしなぁ、政府の言うことは信用できずそれを糺すメディアも無いって、悲しいなぁ。
おまけ
偽造マイナカードでスマホの機種変更され詐欺被害にあったというどこぞの市議のニュース。
この市議、自民党らしい。
な、だからマイナカードなんてダメなんだ!
ブロック太郎に言っとけ。
投稿: こなつ | 2024年5月 8日 (水) 10時30分