「改憲の賛否を問う国民投票の実現に至れば、自民の血管に再び血が流れるようになる」(小泉進次郎)・・・「改憲」で口を揃える自民党総裁候補のおぞましい面々!!
自民党総裁選を前に、総裁候補としてマスコミ辞令の出ている面々がやたら「会見」を口にし出している。
24日のエントリーに書いたように、万年候補のアンパンマン石破君の「自民党総裁選に出馬するなら、戦力の不保持を定めた憲法9条2項の削除を争点に」発言がちょいとネットを賑わせていたのは記憶に新しい。
でもって、これまで「改憲」についての発言を聞いたことがない口だけの進次郎までが、こんな物騒なことを言い出している。
「改憲の賛否を問う国民投票の実現に至れば、自民の血管に再び血が流れるようになる」
言うも言ったり、「自民の血管に再び血が流れる」とはねえ。
・自民総裁選の有力候補から「改憲」言及相次ぐ 党員・党友票を意識か
#小泉進次郎 って...石丸伸二よりマシかと思ったら....とんでもない🐎&🦌....🤮
— sammit (@sam_itto) July 25, 2024
「自主憲法制定が自民のルーツだ」。5日の党川崎市連大会でこう訴えたのは小泉進次郎元環境相。周囲には「改憲の賛否を問う国民投票の実現に至れば、自民の血管に再び血が流れるようになる」と漏らす。 https://t.co/zIl5CABzhX pic.twitter.com/JPLNdt4FoT
さらに、総裁候補の新顔としてこのところ取り沙汰される小林鷹之とかいう前経済安全保障担当相が、遅れてはならじと産経新聞のインタビューで、「緊急事態条項」と「自衛隊明記」を優先事項として上げている。
このインタビューで、新参者・小林君は、「憲法は国の形を示すもの」なんて与太も飛ばしてくれている。この発言が大間違いなのは周知の事実で、憲法は政治権力が暴走しないよう抑制するもので、それこそが立憲主義なんだね。
・自民・小林鷹之氏「いつか国のかじ取り担う覚悟」 改憲「緊急事態」「自衛隊明記」優先を
#自民 #小林鷹之 議員
— 🌈ラナンキュラス(川上 真二) (@Lanikaikailua) July 26, 2024
「改憲を何らかの意図をもってその手段に使うべきではない」
と言いながら
改憲「緊急事態」「自衛隊明記」優先を
https://t.co/vXuIhMFOir
政治家からこうした誤った発言が出た時には、憲法とは何かという注釈を付けるべきだと思うのだけど、産経新聞に限らずどの新聞・TVもやらないのはおかしな話なのだ。
それはとてもかく、ここまで自民党総裁選に名前の上がるシェンシェイたちが「改憲」で口を揃えるってのは、支持母体である右翼カルト集団への阿りという意味もあるのな違いない。しかし、もし維新や国民が連立含みで自民と手を組んだりすると、かなり危険な危険な状況になるから要注意なのだ。
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【お知らせ】
これまで「今日の気になるX」で気になるツイートをご紹介してきましたが、今後は「くろねこの短語」の「X」に掲載していきますので、フォローしていただけたら幸いです。
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コメント
ウクライナvsロシア。
ウクライナ軍は、26日ロシア占領下にあるクリミア
西部のサキ航空基地をミサイルで攻撃した、と
明らかにしたが、ロシアは、ウクライナの
攻撃について、コメントしていない。
また、ウクライナ軍は、ロシア軍が黒海に繋がる
アゾフ海から全ての艦艇を撤退させた、としている。
一方、EUは、EU域内で凍結しているロシア
中央銀行の資産、2100億ユーロ(35兆円)のうち、
ウクライナへの軍事支援や復興に向けて、
15億ユーロ(2500億円)の活用を始める、と発表。
ロシアは、何も無しでは済まされない、と強く
反発している。
ところで、プーチンがソビエト帝国の再建を
夢見ている、として、バルト3国やスカンビア、
ノルウエーなど欧州諸国では、徴兵制の復活や
防衛予算の倍増などの防衛力の強化対策を
進めている。
おまけ。
佐渡金山に続いて、天安門広場も世界遺産に
登録されるようだ。佐渡金山は韓国人強制労働、
天安門は民主化運動などの問題を抱えているが、
忘れられない歴史上の事象だ。
長野県で自分で採ったキノコ食べた20代の男性が
食中毒で死亡した。毒キノコでの死亡は、1953年
以来の事だそうで、長野県は、有毒キノコ注意報を
出して、注意を呼び掛けている。
投稿: 岡目五目 | 2024年7月27日 (土) 23時56分