甲子園で飛び交った優勝校への差別意識に根差した誹謗中傷を、政治家もメディアももっと強い言葉で糾弾すべきだろう!!
京都国際高校が甲子園で勝ち上がるごとに、校歌がハングルだの何だのと誹謗中傷が相次いで、聞くに堪えないヘイトがSNS上を飛び交っている。ヤフコメなんかもはやヘイトの巣と言っても過言でないほどで、こんなのを野放しにしているプラットフォームがそれを助長していることをもっと自覚すべきだろう。いまさらだけど。
・甲子園Vの京都国際高校への差別投稿、京都府知事が削除要請 韓国語校歌などに中傷相次ぐ
それまで影を潜めていた朝鮮・韓国への差別意識が一気に表面化したのは、思えばペテン師・シンゾーが「美しい国」なんて言い出してからなんだね。在特会なんてのが朝鮮学校の門前でヘイトスピーチをがなりたてたりしたものだ。
それもこれも、政治家が差別意識を隠さなくなったことがきっかけになっているのは間違いない。フリップ小池君がいまだに関東大震災における朝鮮人虐殺への追悼文を拒否し続けたり、群馬県知事のスピッツ一太君が戦時中に動員された朝鮮人労働者の追悼碑を撤去したりなんてのはその典型だ。
クルド人への誹謗中傷を声高に叫ぶ「川口自警団」なんてのがツイッター(現X)で旗揚げを宣言して顰蹙を買ったのは記憶に新しい。現在はそのアカウントは削除されているが、テレビ朝日のアナウンサーはあたかも治安を守る集団であるかのようにツイートして顰蹙を買っている。これなんか、メディアも差別に対していかに鈍感になっているかの証だろう。
イギリスでは、ダンス教室を刃物を持って襲った少年の事件をきっかけに、各地でムスリム差別と移民排斥を煽る暴動が起きた。そのきっかけとなったツイッター(現X)への投稿をした人物は逮捕され、暴動に関与した数百人のヘイターも続々と逮捕されている。
・イギリス各地で騒乱続く 6日間で400人近く逮捕と警察当局
ああ、それなのに、日本ではそうしたヘイターが野放しになっているだけでなく、それを煽る政治家まで大手を振ってお天道様の下を闊歩して、裏では統一教会とズブズブなんだから、ホント、情けなくて涙もでない今日この頃なのだ。
知事はまともな対応。しかし、こういうことを知事が言わなければならない事態が情けない 。日本を差別的な国にしたい連中を、SNSの運営会社は自主的に対応しろよ、と思う→甲子園Vの京都国際高校への差別投稿、京都府知事が削除要請 韓国語校歌などに中傷相次ぐ | 京都新聞 https://t.co/pJjPNGgFjq
— Shoko Egawa (@amneris84) August 23, 2024
小池百合子都知事、朝鮮人虐殺の事実は「それぞれが研究されている」 自身の考えは示さず 関東大震災当時:東京新聞 TOKYO Web https://t.co/5ufhAgNvXr
— 山口二郎 (@260yamaguchi) August 23, 2024
でたらめを並べて虐殺を否定する議論についても「それぞれが研究」と言うことは、悪しき相対主義の典型。
クルド人を標的にした自警団の結成宣言に1万いいねがつく由々しき事態。かつての韓国・朝鮮人に対する憎悪がクルド人に入れかわっただけで、その憎悪のメカニズムは不変。放っておけば川口・蕨もこういう連中が跋扈する街になるだろう。 https://t.co/pz3YE1AADw pic.twitter.com/wieqf85kQu
— 麦とろ (@Pn9Mss) August 13, 2024
【まだまだあるぞ気になるニュース】
・小林鷹之氏側が事務所費を不記載 衆院選で無償提供、28万円
・アーチェリーの重定選手がパリ・パラリンピック辞退 東京大会選考中のライバル中傷で賠償命令
【お知らせ】
これまで「今日の気になるX」で気になるツイートをご紹介してきましたが、今後は「くろねこの短語」の「X」に掲載していきますので、フォローしていただけたら幸いです。
https://twitter.com/Kuronekono28802
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コメント
ウクライナvsロシア。
24日は、ウクライナの「独立記念日」。
ゼレンスキーは、
「私たちの国に悪の種を蒔こうとしてる者は、
自国での実を収穫する事になる。ウクライナと
ウクライナ人が、如何に生き、どんな道を歩き、
どんな選択をするか決める。それが独立の在り方だ」
と国民を鼓舞した。
ロシア軍は、ウクライナ東部ドネツクで拠点の
アウディーイウカを掌握して以降も、ウクライナ軍と
激しい攻防を繰り広げながら集落を掌握している。
一方、ウクライナ南部のザポリージャ、オリヒウ、
グリャイピルスケ方面の攻防は停滞。ウクライナの
報道官は、戦闘がゼロというのは、最近では異例。
ロシアは複数方面に同時に効果的な攻撃を行う
兵士も資源も無いのでは無いか、と強調した。
ところで、ロシア政府は、政権の構成者や国防の
関係者などの国外脱出を防ぐため、連邦保安局が
パスポートを没収している。勿論、秘密漏洩を
防ぐための措置と見られる。
おまけ。
原爆被爆者の全国組織「日本原水爆被害者団体
協議会」が、高齢化による担い手不足で、解散の
岐路に立っている。かつては47都道府県にあったが、
現在は36団体まで減少、解散を視野に入れている
団体もある。核なき世界を如何に本気で目指すか
覚悟が問われている、と団体関係者。
投稿: 岡目五目 | 2024年8月24日 (土) 21時16分