「自民党が信頼を失ったのは国民との約束を守らなかったから。だから、結党以来の約束である憲法改正に全力を尽くしたい」(小泉進次郎)・・・この論理の飛躍にこそ世襲のバカボンの危険性が潜んでいる!!
出るぞ出るぞ詐欺だったら面白いのにと期待したんだが、さすがにそうはならなかったか。レジ袋・進次郎が自民党総裁選出馬表明しましたとさ。
これまで出馬表明した候補者と同じく、口当たりのいい政策を羅列するだけで中身はスッカラカンの会見だったんだが、居並ぶ記者の質問も軽い軽い。「私が総理になったら」って言葉を何度も繰り返すたびに背筋がザワついてしまった。
この会見で一番気になったのが、憲法についてだ。
「政治とカネ問題で自民党が信頼を失って以降、どうしたらもう一度自民党の語る国家ビジョン、政策に耳を傾けてもらえるんだろうかと考え続けてきた」
「約束を守ることから始めないといけない。そう思いました」
「自民党の立党以来の国民の皆さんとの約束を守ることに全力を尽くしたい」
「一度も国民に憲法改正の是非を問う機会すら提供しなかった現状を打破したい」
ようするに、「自民党が信頼を失った→信頼回復には約束を守ることが大事→結党以来の国民との約束を守りたい→だから憲法改正」ってことなんだが、凄い論理の飛躍だよね。
そもそも、自民党の自主憲法ってのは国民との約束ではなくて、党の綱領のひとつに過ぎない。国民が自民党に頼んだわけではない。
何度も言うけど、国会議員、ましてや総理大臣には「憲法遵守義務」があるんだから、こんなことを軽々しく口にする世襲のバカボンに、やっはり国の舵取りをまかせてはいけないってことだ。
小泉氏の出馬会見はまさに軽薄の極み。驚いたのが、政治と金問題で自民党が失った信頼を取り戻すために結党以来の国民との約束の憲法改正をやると述べている。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) September 6, 2024
本来、裏金議員は公民権停止で議員の資格を剥奪されるべき者であり、改憲論議も発議の資格もない。
狂ってます。。https://t.co/7EasStYdtI
本日9/6は「小泉進次郎」氏の記者会見に参加。
— 白坂和哉|ジャーナリスト|”突き刺さる” 政治情報を提供します! (@shirasaka_k) September 6, 2024
残念ながら質問には指名されなかったが、記者の指名自体に妙な不公平感を感じる会見であった。… pic.twitter.com/vWUNBjB7OA
小泉進次郎の出馬会見。
— Dr.ナイフ (@knife900) September 6, 2024
予想通り、裏金問題を「憲法改正」にすり替えてきた!
政治とカネ問題で国民から信頼を失ったから、自民党結党以来の約束である「憲法改正」を成し遂げ、国民の信頼を取り戻すそうです。
意味不明。
よーく考えたら、すぐわかります。
一体、何を無茶苦茶言ってるんだと
進次郎が首相になったら、官邸での記者会見はさらに酷くなるのではないか https://t.co/25dBUswvaX
— 西村 カリン (Karyn NISHIMURA)💙💛 (@karyn_nishi) September 6, 2024
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コメント
ウクライナvsロシア。
ウクライナ軍は、新たに火を噴きながら飛行する、
「ドラゴンドローン」と名付けたドローンを開発し、
ロシア軍に対抗するようだ。
4日ウクライナ軍が投稿した動画によると、
森林地帯の陣地に潜んでいると想定した
ロシア軍を火を噴きながら低空飛行であぶり出す、
「ドラゴンドローン」の模様が映っている。
ところで、ゼレンスキーは、ドイツで開かれた
欧米の会議に出席し、ロシア攻撃のため射程の
長いミサイルが使えるよう制限の撤廃を訴えたが、
アメリカは、2億5000万㌦=(350億円)の支援を
明らかにしたものの、長距離ミサイルの供与は、
依然否定的な考えを示した。
一方、イランは、これまでも攻撃型ドローン
「シャヘド」をロシアに提供しているが、
加えて射程110kmのミサイル200発を提供した、
と、イギリスのタイムズが伝えている。
おまけ。
プーチンが、米・大統領選挙について
2015年の選挙では、トランプ支持だったが、
今度は、ハリスを支持する、と発言している。
トランプは、これまでどの大統領が行った
事の無い、様々な制限と制裁をロシアに
課しているが、ハリスは、我々「お気に入り」
の、バイデンの後継者だから、と言っている。
余り真面目に考えない方がいいのかも・・・。
投稿: 岡目五目 | 2024年9月 7日 (土) 23時16分