TBS『報道特集』がリポートする安倍政権の「公平性」を盾にした選挙報道への圧力・・・しかし、そうした恫喝に断固反論しなかったテレビ局にも権力を図に乗らせた一因があるのでは・・・!!
2日(土)に放映されたTBS『報道特集』の「検証 選挙報道とテレビの役割」は、「メディアが選挙期間中にもっと報道すれば、投票率も違う」という観点から、第二次安倍政権後の政府による選挙報道への介入をレポートしていて、それはそれでなかなか見応えはあった。
・「メディアが選挙期間中にもっと報道すれば、投票率も違う」放送時間は20年で半減…選挙報道とテレビの役割を検証【報道特集】
しかし、そうした脅しまがいの圧力があった時に、なぜ断固として要請を拒否しなかったのだろう。いまさらのようにこんな圧力があったんですよって言われても、それを唯々諾々として受け入れたテレビ局の責任はどうなんだってことだ。
電波は国が許認可権を握っているからなかなか抗い難いという意見もあるようだけど、第二次安倍政権以前のテレビの報道ってのは「権力の監視者」としてちゃんと機能していたんだよね。
やっぱり、脅しまがいの圧力があった時に、しっかりと反論しなかったことが、権力(=自民党)を図に乗らせた一因ってことなのだ。
だから、渾身を込めたであろうリポートも、「だったら選挙前に報道しろ」って野次を飛ばされてしまうのだ。
選挙に落ちた裏金議員、たとえばルーピー丸川やチン晒し・音喜多、さらには杉田汚水脈などをコメンテーターに起用しようとテレビ局が動き出しているという噂も既に流されている。「権力の監視者」としての矜持があるなら、そうした噂に恥じ入るべきなんだが、杉村太蔵や金子恵実なんてのが幅を利かしている現状を考えたら、期待するだけ無駄ってことなんでしょうね。
#報道特集
— 但馬問屋 (@wanpakuten) November 2, 2024
報道の萎縮の加速をさせたきっかけとなった、2014年11月放送のnews23…
砂川浩慶教授… pic.twitter.com/Lw50F00Kwh
テレビ局への政治的権力が強まったのは第2次安政権からでそのアシストをしていたのは統一裏金議員の萩生田氏だった。
— しろんぼ🍉🐾多忙につき低浮上とお返し遅くてすみません。siro_a🌏No war (@siro_war) November 2, 2024
何が言論の自由だよ?#報道特集 pic.twitter.com/vLtvhMJv5E
泉房穂さんがメディアの選挙報道をバッサリ。
— Suzuki (@shige516) November 2, 2024
「(テレビ局からの圧力を)感じていますよ、そいなのしょっちゅうです。テレビ出る直前に言われます」
「選挙が始まったら逆に連日のように政治特集組んだらいいんですよ」
「今の日本の選挙期間中のテレビ報道は異常ですよ」#報道特集 pic.twitter.com/kSkBH2Ox7N
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コメント
ウクライナvsロシア。
ロシア軍は、3日ウクライナ東部ハリコフの要衝、
クピャンスクまで3kmに迫ったと発表した。
クピャンスクは、ハリコフやイジュームに繋がる
幹線道路が集まる兵站の要衝地で、ウクライナが
2022年9月に奪還したが、再び制圧される恐れがある。
また、ロシア国防省は、ウクライナ東部ドネツクの
要衝・ポクロウシクの南東15kmの集落を制圧した
と発表した。
此の所ロシア軍の攻勢が強まっている。
一方、ロシア内務省は、3日特別軍事作戦に参加する
外国人3344人がロシア国籍を取得したと発表した。
この取得者が全て兵士になるのか不明だが、
ロシアも兵士不足から報酬によって外国人に
頼るざるを得ない状況になっているようだ。
ところで、ウクライナ国家安全防衛会議傘下の
偽情報対策センターのセンター長が、ロシア西部
クルスクで北朝鮮軍が、ウクライナ軍の攻撃を
受けていると、SNSに記している。
クルスクでは、北朝鮮軍8000人が駐留していると、
アメリカが指摘しているが、戦闘の詳細は、
ウクライナ当局はもとより他国メディアも
触れていない。
一方で、ゼレンスキーは、ロシアが10月1ヶ月で、
2000機以上のドローンでウクライナに攻撃して
いるが、この製作には電子部品17万コ以上が
必要であり、供給源に対する規制強化を訴えている。
おまけ。
ウクライナと接するモルドバで大統領選挙があり、
親欧米派の現職サンドウ大統領が当選した。
モルドバでは、EUへの加盟を問われた10月の
国民投票で、親欧米派路線が支持されているが、
この選挙では、ロシアから3900万㌦(59億円)が、
親ロシア派に渡された疑惑があり警察が調べている。
投稿: 岡目五目 | 2024年11月 4日 (月) 22時52分