偏向報道

2016年9月 7日 (水)

小池応援団の処分問題と衆院補選を絡めての報道は、知名度の低いヤメ検にとって大きなアドバテージとなるだろう。これって偏向報道じゃないのか?&築地移転にまつわる怪しげな金の流れが発覚!?

 都知事選でぼったくりバーのチーママ・小池君を応援したヤメ検のエロ髭・若狭君の処遇がどうなるかと思っていたら、なんとまあ厳重注意でシャンシャン。しかも、チーママの後釜として衆院東京10区補選の自民党公募に応募することも認められた。小池応援したら一族郎党処分するぞってお達しは、結局のところただの脅しだったってことか。

 チーママが落選してたら即刻除名だったんだろうが、自民党のまま都知事に当選しちゃったから事を荒立てることはないってことね。ようするに、何の信念も理念もない政党でございますって自ら言ってるようなものだ。もっとも、それは自民党に限ったことではなく、この国の政党の業みたいなものなのだが・・・。

 それはともかく、ただでは転ばないのが自民党で、エロ髭・若狭君の処分問題を衆院東京10区補選に絡めることで、新聞・TVを選挙運動に上手に使っとります。土建政治の二階君との会談を終えたエロ髭・若狭君をまるで凱旋将軍のように取り扱ってますからね。テレビ朝日『スーパーJチャンネル』なんか、そのへんを突っ込まれることを百も承知だったんだろう、このニュースの最後に既に発表されている民進党と共産党の候補者をアリバイつくりで紹介していた。これって、都知事選の時のその他の候補者ってやつと同じ扱いだね。

 公示前だってのに、「小池都知事も支持してくれる」なんて見出しが新聞紙面を飾るんだもの、それだけでエロ髭・若狭君の知名度は急上昇。投票前に勝負あったようなものだ。陸山会事件では郷原弁護士にさんざん論破されたヤメ検が、いまや時の人ですからね。腐ったとはいえ、新聞・TVの影響力というのはまだまだ侮ってはいけないということだ。もうひとつ言えば、ペテン総理の鼻薬がここでも効いているってことなんだね。

衆院東京10区 出馬意向の若狭氏に厳重注意処分 自民、分裂回避を模索

 ところで、築地市場の移転問題なんだが、これまでも自民党都連と中卸組合の幹部との癒着が噂されていたんだが、移転推進派が「2013年の東京都議選直前に、自民党東京都連(自民党東京都支部連合会)に200万円の献金をしていた」って週刊文春がスクープしている。

 なんでも、築地・水産仲卸政策協力会ってのが献金していたそうなんだが、「この政策協力会は、築地市場に住所を置く任意団体で、政治団体としての届け出はない」のだとか。さらに、「代表を務める伊藤淳一氏は、東京魚市場卸協同組合(東卸)の理事長を務め、移転推進派の中心人物」で、この御仁はチーママ・小池君のヒアリングの時に声を荒げるようにして移転を主張している姿がニュースで流れていた。

 ところが、この献金については、組合員には知らされていなかったというから、なにやらきな臭くなってくる。落選中だった都議会のガン・内田君がこの時の選挙で復活。でもって、移転先の豊洲市場の電気設備工事を受注したのが内田君が役員を務める企業ってんだから、まあ、皆さんやりたい放題です。

築地移転推進派が自民党都連に200万円献金

 厳重注意でエロ髭・若狭君の処分問題が幕引きされたことに、自民党都蓮は不満タラタラだそうで、そこにもってきて築地の移転問題に絡む怪しげな金の流れにチーママ・小池君が手を突っ込んできたら、それこそガチで抗争が勃発。オリンピックも含めて、すべてが卓袱台返しになったらさぞかし愉快なんだが・・・。

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2016年3月 1日 (火)

ほら、言わんこっちゃない。再稼働直後に高浜原発が緊急停止&「私たちは怒っている」。テレビキャスターが高市発言に反撃開始。

 再稼働準備中に一次冷却水が漏れたのもなんのその、再稼働を強行して顰蹙を買った高浜原発が、試運転4日目にして原子炉停止。「今後詳しい原因や対策を国に報告するまでは稼動しない」って関電は説明しているそうだが、なんのことはない世界最高水準の安全技術なんてものただのまやかしだったってことが暴露されちゃったってことだ。

 サラブレッドだって休養明けのレースは細心の注意を払うもの。それが原発ならなおのことだ(ってなんのこっちゃ)。原子炉ってのは中性子線によってどんどん劣化していくもので、へたするとバリンと割れちゃう可能性があるんだね。今回はどんな理由かはさだかではないけど原子炉の緊急停止でおさまったからいいようなもんで、最悪の場合を考えたらとてもじゃないけど再稼働なんてしちゃいかんのですね。奇しくも昨日は東電幹部が強制起訴された日でもあるわけで、同じ日に高浜原発の原子炉緊急停止ってのは、「もう原発やめなはれ」っていう天の声かもしれないね。

高浜原発4号機が緊急停止 再稼働直後、変圧器で異常か

 ところで、化粧崩れの総務大臣・高市君の「言うこと聞かないと電波止めるよ」発言に、ようやくテレビキャスターが反撃開始です。会見したのは、田原総一朗、青木理、鳥越俊太郎、金平茂紀、岸井成格、大谷昭宏の6人のキャスター。「私たちは怒っている」っていうスローガンはいかさないなあと突っ込みいれるのをじっとガマンして、とりあえず拍手を送りたい。

 この会見で田原君は「全テレビ局の全番組が抗議すべきだが、残念なことに、多くのテレビ局の多くの番組が何も言わない」と語っているんだが、もうこの言葉に尽きるんだね。化粧崩れの愚かな発言があってからというもの、どのTV局もまったくリアクション起こしませんからね。そんなんだから鮨友だなんだって揶揄されちゃうんだが、それにしたってまったく反論もしないというのは、ある意味で視聴者を舐めてるよね。

「私たちは怒ってる」高市氏発言に抗議 岸井氏降板語る

 そんな中でのテレビキャスターの会見ってのはとても意味のあるものなのだが、問題がないわけでもない。それはこうした動きを持続できるかどうかということだ。特定秘密保護法の時は声明出したのはいいけど、それっきり尻すぼみでしたからね。そうしたもどかしさをどうにか払拭して、市民も巻き込んだ大きなうねりとなるように、とにかくあらゆる機会に声を上げ続けて欲しい。でなけりゃ、ただのガス抜きになっちゃいますよ。

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2016年2月21日 (日)

「言うこと聞かないと電波止めるぞ」って脅した直後に、ニッポン放送のラジオ番組でペテン総理が言いたい放題。さすが、グループの会長がゴルフだバーベキューだと腰巾着しているだけのことはある。

 ペテン総理が自分のケツも拭けない辛坊治郎のラジオ番組に出演して言いたい放題だったそうだ。「リーマンショックのようなことが起こっているとは考えていない」「自衛隊の存在をしっかりと明記すべきだ」なんてことをほざきつつ、あげくのはてには「民主党全体の質問を見ていると、だんだん共産党と似てきた」とか「民主党の政治家なら、政治家を辞めるという選択肢もある」とか、民主党批判を繰り広げたってね。フジサンケイグループのニッポン放送ならではの政府広報番組ってわけだが、こういう放送こそ「公平中立」を逸脱するもので、世間では「偏向」と言う。

<安倍首相>衆院10減、今国会で…公選法改正に意欲

 それにしても、放送への権力の介入が問題なっているこのタイミングで、自分の言い分を無批判に垂れ流してくれる番組に嬉々として出演するその政治的センスの傲慢さってのは、恥ずかしい限りだ。と同時に、それをまたヨイショする放送局ってのも、さすが会長がゴルフだバーベキューだとペテン総理の腰巾着していることだけのことはある。

 こういうメディアの権力へのおもねりについては、世界中のメディアが実は深刻な問題として捉えているようで、イギリスの「ザ・ガーディアン」は「日本のTV報道番組のアンカー3人が失職する。安倍政権を批判したからだ。失職しない報道部長らは安倍首相と頻繁に会食して、安倍の意見を拝聴しているらしい」と報道しているほどだ。

日本のテレビ司会者は、政治的圧力によって、彼らの仕事を失った

 もはや、国際社会から見たら日本のジャーナリズムってのはほとんど開発途上国並みどころか、それ以下の扱いなんじゃないのかねえ。報道の自由度ランキングで日本は世界61位という事実がそれを物語っている。ちなみに、韓国は60位で台湾やパプアニューギニアだって日本よりは上位に位置している。こういう現実を日本の新聞・TVはほとんど報道しませんからね。

報道の自由度ランキング

 ペテン総理になってからというもの、報道の自由度ランキングは下がる一方で、そのくせたとえば教育への公的支出なんかはOECD(経済協力開発機構)加盟国中最下位という体たらくだ。なんか、とても大切なことが日本という国から失われつつあるんだね。そうした現実を、我々一般大衆労働者諸君がどれだけ認識しているか。おそらく、世界中の目が極東の島国に注がれているはずで、それを知らないのは日本国民ばかりなり・・・ってことで、本日のところはお後がよろしいようで。

教育への公的支出、日本また最下位 12年OECD調査 

【くろねこの競馬予想】

 今年もやってきましたG1の季節。その第一弾フェブラリーステークスは、ちょいと混戦模様。3連覇を狙うコパノリッキーに期待したいところだが、ダートの新星ノンコノユメの一気の末脚も侮れない。さらに、デムーロを鞍上に迎えたモーニン、根岸ステークスで復活の兆しが見えたグレープブランデーなど、伏兵も多士済々。
 というわけで、本命はモーニン。東京のダート1600mはかなりタフなコースだから、できるだけ前につける馬が有利なことは言うまでもない。先行抜け出しでしのぎきった根岸ステークス上がり35.4秒はダテじゃない。相手筆頭はこれまた逃げてよし、抑えてよしのコパノリッキー。ノンコノユメは後方一気の脚質でとりこぼしもあると見て単穴まで。
◎モーニン、●コパノリッキー、▲ノンコノユメ、△ロワジャルダン、グレープブランデー、タガノトネール、ホワイトフーガ

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2016年2月 9日 (火)

「アベ自民党の言うこと聞かないと電波止める」ってさ。

 「SPEED」の今井絵理子が自民党から出馬するらしいという噂が流れていたんだが、どうやら内定したとか。本人がどう思っているかはわからんけど、もしこれが事実なら、残念ながらこれからの人生を「裏切り者」の刻印背負っていくことになるんじゃないだろうか。それにつけても、沖縄のひとたちを舐めるのもいいかげんにせーよなのだ。

今井絵理子氏の公認内定=参院比例、SPEEDメンバー―自民

 ところで、化粧崩れの総務大臣・高市君が、「政治的に公平でない放送を続けたら、そのうち電波停止もあるかんね」ってな脅しをかけたってね。放送法違反を念頭においてのことなんだが、そもそも放送法ってのは倫理規定であって、だからって放送局を処罰するものじゃない。もし放送法違反の疑いがあば、それはBPO(放送倫理・番組向上機構)がそれなりの判断をくだすべきことだ。

 ようするに、「アベ自民党の言うこと聞かなければ電波止めますよ」ってこと。平たく言えばそういうことだ。もう呆れて言葉もありません。ほとんど狂気の沙汰というか、こんなあからさまな恫喝されても、放送局がダンマリを決め込むようなら、自らの手で首を絞めるようなもんです。

高市総務相、電波停止に言及 公平欠ける放送に「判断」

 それにしても、ペテン総理一派ってのは、なんでこうもわかりやすい脅しを平然とやってのけられんだろう。こういう強権発動ってのは、たいていは政権末期に起こるようなことなんだよね。独裁国家の終盤ってのは、たいていそうだ。自分たちに都合のいい数字を持ち出して、なんでもその場しのぎの言い訳してるのも、もうアホノミクスの終焉が見えているからなのかもしれない。もしかしたら、薬漬けの生活でとうとう「殿、御乱心」なんてこともあるかも・・・なんて妄想してみた、ますます風邪がひどくなる火曜の朝であった。

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2016年1月17日 (日)

朝日放送『正義のミカタ』をBPOに申し立て。ネトウヨ化する御用タレントの言いたい放題にお灸をすえることになるか。

 『たかじんのそこまで言って委員会』に代表される関西民放のトーク番組のネトウヨ化って、以前からとても気にはなっていた。たとえば、ペテン総理の幇間俳優・津川雅彦なんか東京ではそれほどでもないくせに、関西ではネトウヨ脳に気合を入れてでさんざんぱら喚き続けている。突貫小僧・山元太郎君が反原発で干されそうになった時には、

「役者が政治的発言を するというのは、やっちゃあいかんことだよ。特に若いうちはね。役を演じる上でニュートラルであるべき。 いろんな役をやるので色がついてない方がいい。ぼくの歳になると、体制に対する反抗は色がつくものじゃないし、自分で処理ができる(けれど)」
「同情申し上げる。(でも)自業自得だね」

 なんてことを口走っていた。で、「男は徴兵に行き国を守る訓練をして一人前になれる」てなことものたまってくれちゃっているんだが、そんなんでペテン総理の覚えめでたきを得て、「『日本の美』総合プロジェクト懇談会」の座長に抜擢されたんだから、さぞかし本望なことだろう。

 それはともかく、そんな関西民放のなかでもいろいろと評判の朝日放送『教えて! ニュースライブ 正義のミカタ』に対して、奈良-沖縄連帯委員会が「番組で翁長雄志知事や沖縄県民を差別、愚弄する発言があったとして放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送人権委員会へ申し立てた」ってね。

 番組の中で、「辺野古の反対運動の3分の2は本土から。仕事です。日当も労働組合から出ている」とか「沖縄県や知事は新基地と言うけれど、新基地ではなく改築」なんて阿呆くさい気告げんがあったことに対して堪忍袋の緒を切ったってわけだ。そう言えば、ケント・ギルバートも同じようなこと喚いていたし、たけし軍団の玉袋筋太郎もNHKの番組で玉袋筋太郎も「辺野古の反対運動しているのはプロ市民」なんて与太を飛ばしてたこともあった。御用タレントってのはどいつもこいつも似たような多磨の回路してるもんなんだね。

朝日放送「正義のミカタ」をBPO申し立て 奈良-沖縄連帯委

「あさイチ」で玉袋筋太郎が沖縄の基地反対派をけん制「プロ市民も出たり」

 関西民放のトーク番組のネトウヨ化ってのは、大阪W選挙の結果にも少なからず影響しているような気もする。いわゆる時事ネタをいじりまくる「ぼやき漫才」とは意味が違いますからね。明らかにある意図を持って、皆さん発言してますから、やっぱりここらでお灸すえたほうがいいんじゃないかと思う今日この頃。果たして、BPOがどんな結論出しますやら。

 そうそう、これは余談だけど、お子ちゃま弁護士・橋↓君って、爆笑問題のカミさんが社長のタイタン所属なんだっけ。なんだ、みんなお仲間か。

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2015年3月 8日 (日)

選挙権年齢引き下げによる政治教育について、高校の授業で「立憲主義に言及することは政権批判であり、偏向教育だ」って喚く産経新聞の反知性主義。

 秋篠宮の娘の成年式のニュースが、「安全保障法制整備」や「政治とカネ」を押しのけてトップで扱われるTVは最早終わってますね。金曜のTV朝日『スーパーJチャンネル』なんか、速報のテロップ打っちゃって、バッカじゃなかろかなのだ。

 でもって、いまひとつ注目されないのが選挙権年齢引き下げです。一昨日のエントリーで、教育再生会議が乗り出して高校生の世論操作する恐れがあるんじゃないのかって書いたんだけど、自民党の機関紙であるところの産経新聞が日教組の偏向教育なんてことを書いてます。こんな具合です。

(これより引用)

 総務省や文部科学省は、模擬投票など体験型の学習を含め、憲法や政治に関する教育の充実を教育委員会や学校に促している。

 懸念されるのは、こうした教育の機会を捉えて一部の教員らが特定の政治的主張を教室に持ち込むことだ。

 今年の日教組教研集会でも、中学の授業で「立憲主義」について「権力を持つ者をしばる」といった説明を強調し、憲法改正を目指す安倍晋三首相を批判するような授業が報告された。教員の一方的な考えを押しつけたり、生徒を誘導したりする授業が相変わらず行われているのが実態だ。

 自民党は主権者としての自覚を促す教育のあり方を検討するとともに、偏向指導の歯止めも打ち出す方針だ。教員には政治的中立が強く求められ、政治活動を教室に持ち込むことがあってはならない。早急な手立てが必要だ。

(引用終わり)

 いやはやです。「立憲主義に言及することは政権批判であり、偏向教育だ」ってんだから、恐れ入谷の鬼子母神とはこのことです。これって、逆に言えば、国の主張を生徒に押し付ける教育も可能ってことだよね。ようするに、選挙権年齢引き下げの裏には、それにかこつけた「政治教育」ってのが横たわってるってことです。

 日教組の偏向教育をあげつらうことで、産経はいみじくもそうしたレレレのシンゾーと不愉快な仲間たちの目論見をほのめかしちゃったったてわけです。「教育を政治の場にするな」っていう見出しは、逆に言えば「政治の場にする絶好の機会」ってことを意味しているわけで、産経の言を借りるなら「懸念されるのは、こうした教育の機会を捉えて『国』が特定の政治的主張を教室に持ち込むこと」に他ならないってことです。そのうち、21世紀版の「修身」や「教育勅語」が学校で語られるようになりますよ・・・桑原、桑原。

【主張】18歳選挙権 教室を政治の場にするな

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2015年2月13日 (金)

「バスポートは無期限に返さない」・・・これが事実なら、「報道の自由」どころか「基本的人権」の侵害の疑いのあるバスポート返納強制事件に口をつぐむ新聞・TVの許されざる堕落。

 やるやる詐欺まがいのレレレのシンゾーの施政方針演説といい、「安全性を確保したことは認定するけど、何が起きても責任はとりません」と高浜原発再稼働に無責任なお墨付きを与えた原子力規制委員会といい、突っ込みどころ満載のニュースが目白押しなんだが、ほとんどの新聞・TVが見て見ぬ振りをしいるのがフリーカメラマンのパスポート強制返納事件です。

 で、その当事者である杉本祐一氏の記者会見が日本外国特派員協会で開かれた。いつも思うんだが、日本の記者クラブってのはこういう時にいつもただの傍観者なんだね。そんなんだから、幹部がレレレのシンゾーと酒池肉林しててもダンマリ決めこんじゃうんだね。それはともかく、この記者会見でちょいと気になったのが、「(返納は)無期限です、返納しません」「どんな条件のもとでも、お返しすることはありません」って外務省が言ってるってことだ。

 今回のパスポート返納ってのは、とりあえず外務省としては人質事件もあったことだし、緊急措置的なものではなかったのだろうか。それだって、十分に職権濫用のところにもってきて、「パスポートは無期限に返さない」ってのが事実だとしたら、これはもうホンチャンの憲法違反でしょう。こうなると、事はいちフリーカメラマンだけの問題ではなくて、憲法で保障された「渡航の自由」「報道の自由」、つまりは基本的人権の侵害じゃないのか。

・田中龍作ジャーナル
【旅券返納事件】 フリーカメラマン「最後まで争う」

 どうして、新聞・TVは、この記者会見をスルーしてるんだろうね。これを認めちゃったら、ジャーナリストとしての生殺与奪の権を権力者に握られちゃうことになりますよ。杉本氏は記者会見で、「私の事例が悪しき先例になり、他の報道関係者まで強制返納を命じられ、報道の自由、取材の自由を奪われることを危惧している」って指摘しているけれど、そんな危機感はこの国のお気楽記者クラブには爪の先程もないんだろうね。でなけりゃ、バスポート強制返納に対して抗議声明くらい出してますよ。

 この問題が勃発した時に危惧したように、ネット上では杉本氏に対してのバッシングも始まっている。「アリの一穴」って言葉があるけど、今回のパスポート強制返納事件は明らかな人権侵害であり、この国にとって大きなターニングポイントのひとつになるかもしれないってことを肝に銘じたほうがいい今日この頃なのだ。

【会見動画】パスポート返納・杉本祐一

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2015年2月 9日 (月)

麻生太郎の甥がニコ動の取締役。キー局の株買占めの噂もあるし、コッソリ進行する麻生一族のメディア支配&「仇討ちしろ!」て産経が喚いてます。

 金曜日のエントリーで、「有名ブログが突然削除されたり、一時的にアクセス不能になったり、なんて噂が飛び交っている」ってなことを書いたんだけど、どうも想像以上に深刻な事態になっている、そんな気がする月曜の朝である。

 レレレのシンゾーと不愉快な仲間たちによるネット世論の支配の構造ってのはかなり進んでいるようで、自民党のネトサポなんてのはその末端組織みたいなもんなんだろうけど、なんとあのニコ動の取締役にひょっとこ麻生の甥っ子の名前があるんだってね。そもそも、「麻生の長男はニコ動の会社であるドワンゴの会長・川上量生氏の遊び仲間で、ニコ動立ち上げプロジェクトの初期に携わっていた」というから、けっこう古くからひょっとこ麻生はネットに食い込んでいたわけですね。

 そういえば、麻生一族がRKB毎日の株を買い漁っているとか。現役の閣僚の一族がメディアの株を買い占めるという行為自体、大いに問題だろうに、東京のキー局にも手を延ばし始めているという噂もあるそうだ。

 そんな麻生一族のメディア支配とレレレのシンゾーとメディア幹部との夜毎の酒池肉林とを重ねあわせると、新聞・TVによる安倍政権提灯記事=偏向報道ってのもおおいに納得できるというものだ。

・ネトウヨの温床「ニコ動」と自民党の関係 麻生太郎の親族も取締役に

・真実を探すブログ
インターネットの世論も自民党がほぼ支配済みか?18歳選挙権法案、再提出へ!来年参院選実施目指す!

 なんか、この国は面舵いっぱいに大きく舵をきってしまったような気がする。人質事件に絡んで「仇をとってやらねばならぬ、というのは人間として当たり前の話である」なんて臆面もなく喚き散らす産経新聞のコラムなんて、その典型です。その語調は、まるで極右団体の機関紙だもんね。

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クリックすると拡大します。

 世論調査で「自己責任論」を煽る読売も似たようもんです。「自己責任論」って、ようするに「レイプされた女性の側にも落ち度がある」ってな差別発言とまったく根っこは同じなんだね。かつて、沖縄の女性暴行事件で、ダボガミ君が「朝の4時ごろに街中をうろうろしている女性や女子高生は何をやっていたのでしょうか」ってツイートしてセカンドレイブだって炎上したことがあったが、「自己責任論」ってのはまんまそれと同じ感性なんだね。そういえば、この件に関して、ダボガミ君は謝罪のひとつもしてませんね。後藤氏、湯川氏の家族を弔問すらしないあの男とクリソツです。類は友を呼ぶってわけか。

危険地域のテロ被害「責任は本人にある」83%

 それはともかく、レレレのシンソビーと不愉快な仲間たちによるネット世論支配とそれに伴う有名ブログの強制閉鎖ってのは、権力亡者の世襲政治屋たちがなりふりかまわず言論統制に動き始めた証なのかもしれない・・・なんてことを妄想しつつ、寒さのせいだけでなく背筋がゾクっとする今日この頃なのだ。

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2012年10月15日 (月)

新聞・TVの政局報道をみてると、まるでこの国には民自公+日本維新の会以外には政党が存在しないみたいだ&「奮励努力」なんて訓示たれちゃって、気分は大日本帝国連合艦隊司令官・野田佳彦だったんだね。

 レイシスト知事と会談したり、みんなの党に詫びを入れたり、さらには既成政党への挨拶まわりをしたりと、先週末から今週にかけて日本維新の会のお子ちゃま市長はメディア露出にあの手この手を使っている。それにまた、新聞・TVは大げさに反応して、提灯報道を繰り広げている。そこへもってきて、日教組のゾンビ輿石君は、「民主・自民・公明の3党の党首会談は、幹事長レベルで合意が得られたら、今週中に開催するのは結構だ。できるだけ早く党首会談を実施したい」てなことをTV番組でかましている。まるで、この国には、民自公と日本維新の会しかないみたいな雲行きだ。

 おかしな話だね。国民の生活が第一なんか存在すら無視されているし、他の野党だってせいぜいがみんなの党がお子ちゃま市長がらみで語られるくらいだ。こんな偏った政局報道を垂れ流していて恥ずかしくないかね。そのくせ、民主も自民も選挙になったら過半数はとれそうもないって煽るのは、総選挙後の民自公の大連立を既定路線として押しつけようっていう魂胆があるんでしょうね。何かといっちゃ、日本維新の会にスポットを当てるのは、そうしておけば民自公3党以外の動きもおさえてますよっていうアリバイ作りにもなるわけだから・・・。。

 そもそも、自公以外の野党に対して、「中小野党」なんてまるで差別的な呼称を平然と使うこと自体、明らかな偏向報道でしょう。そう考えると、中小企業っていう言い方もどこかひっかかるなあ、なんてことをとりとめもなく綴り始めた月曜の朝である。

 で、昨日、ノダメ君は、海上自衛隊観艦式に出席して、「諸君が一層奮励努力することを切に望む」なんて、まるで田舎の大将気取りで訓示をたれたってね。「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」ってわけですか。アナクロというにはあまりにも時代錯誤で、「戦争を知ろうとしない世代」のまさに典型ですね。そういえば、ノダメ君の心のこもらない演説ってのは、戦前戦中の東条英機の演説によく似てる時があるもんな。

 さらに、「安全保障環境はかつてなく厳しさを増し、領土や主権をめぐるさまざまな出来事が起きている。新たな時代を迎え、自衛隊の使命は重要性を増している」てなことものたまっているが、そんなに興奮してどうするんだ。APECの時には、胡錦濤を前にして緊張のあまり目が泳いじゃってたくせに、よく言うよであります。「奮励努力」しなくちゃいけないのは、自衛隊員じゃなくて総理大臣たるあなた自身なんだよ、ノダメ君。

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2012年6月25日 (月)

ねえ、枝野君、覚えてないの? 鉢呂君が申し送りした「エネルギーに関する基本問題委員会」の人選リストを。脱原発派を半分にするってやつさ。

 生活保護費不正受給では、さんざん芸人を叩きまくったマスメディアも、タツノリの1億円恐喝事件についてはまるでなかったかのような静観ぶりだ。芸人の生活保護費不正受給ってのは、法的には不正かどうかもさだかでないグレーな部分があるのだけれど、それに比べたらタツノリの1億円恐喝事件ってのはプロ野球全体のコンプライアンスの問題でもあるんだから、実はけっして小さな出来事ではないんですね。スポーツ新聞は、こういう時こそジャーナリズムとして機能しなくちゃいけないのに、提灯記事に慣れ親しんじゃってるもんだから、何も書けません、ていうより書く気がありません。読売なんか、タツノリの名前でわざわざ「清武さんへ」なんてメッセージ出しちゃって、これって明らかに名誉毀損でしょう。ま、メディアがスポーツに絡むとロクなことはないっていう証です。このままでは、おそらく日本のプロ野球は衰退の一途でしょう。サッカーのように、一日も早く読売を追い出すことです。そして、朝日、毎日を高校野球と手を切らせること。日本の野球の将来に「ツケをまわさない」ためにも、これが大事です。

 さて、今朝の文化放送『吉田照美のソコダイジナトコ』では、「死の町」発言や「つけちゃうぞ」発言で経済産業大臣を辞任した鉢呂君へインタビューしていた。鉢呂君てのは筋金入りの脱原発志向で、それが原因ではめられたってのが、くろねこが妄想するところなのだが、たとえば、エネルギーに関する基本問題委員会の人選なんかも、原発推進派ばかりの現状をぶち壊して、脱原発派を半分にまでもっていこうと人選まで決定していたんだね。で、そのリストは鉢呂君の後釜についた二枚舌猪八戒・枝野君に引継ぎの際に申し送りをしたって証言しているのだが、いまだに実現していないところをみると、二枚舌猪八戒と経産省の官僚がグルになって握りつぶしたってことなんでしょう

 こうした証言を聞くにつけ、鉢呂君の辞任ってのは民主党の「脱原発依存」が後退する分水嶺だったということがよくわかる。そこには、マスメディアが一枚も二枚も噛んでいて、鉢呂追い落としの共同正犯といっても過言じゃない。kappamanさんが、昨日のブログ「誰も通らない裏道」で紹介していた「丸山邦男のニュースの類別」を借りれば、まさに「歪報」ということになる。

・「歪報」・・・文字どおり事実を歪めた報道だが、そこには(イ)誇報と(ロ)矯報の二種類がある。語法上おかしいかも知れないが、誇報とはある事実をとくに誇大につたえることであり、矯報とは何らかの意図で、逆に事実よりも矮小化して報道することを指す。

 で、こうした「歪報」ってのが政権交代後やたら多いと薄々感じていたのだが、特に3.11以降はなりふり構わぬといった体で、そら恐ろしくなってくることがある。その典型が鉢呂追い落としに見られるってわけです。この問題は過ぎちゃったことで終らせるのではなく、その背景にある権力とメディアの癒着の構造をしっかりと検証しないと、ただでさえきな臭くなってきた政治状況の中で、取り返しのつかない道に日本が踏み出すことにつながっていくかもしれない・・・と、今夜も眠れなくなっちまいそうな週明けの朝であった。

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