偏向報道

2023年9月 2日 (土)

農水大臣の「汚染水」発言を束になって非難する政治家やメディアの“言葉狩り”・・・正直者が馬鹿を見る!!

 中国の禁輸政策を「想定外」とのたまって呆れられた農水大臣、野村君が、さらに「処理水」発言で非難囂々の憂き目にあっている。海洋放出された汚染水を「処理水」と言い換えてきたヘタレ総理にすれば、身内から出たとんでも発言に地団太踏む思いだったに違いない。

 そんな空気を察知したか、想定外の野村君は早速、「言い間違えたことを全面的に謝罪したい。福島県をはじめ関係者の皆さまに不快な思いをさせて申し訳なかった」って頭下げちゃいました。

野村農相 “汚染水”発言 謝罪し撤回 野党側は追及の構え

 いやいや、アンタは正直に言ったまでのことなんだから、謝る必要なんてありませんて。謝るなら、「汚染水」を「処理水」と言い換えて平然としているヘタレ総理の方だろう。

 それにしても、この「汚染水」発言に、野党もメディアも一緒になって責め立てているけど、これって「言葉狩り」なんじゃないのか。「処理水」って言うことで、海洋放出を正当化しようとする思惑がそこにはある。

 NHKは「中国が使う『汚染水』」って表現をしたそうだが、デブリに触れた冷却水は「汚染水」以外の何物でもない。それなのに、敢えて「中国が使う」という枕詞を付けるNHKの政権へのすり寄り具合は、公共放送局としてなんとも不気味なものがある。

 「処理水」と呼ぼうが「汚染水」と呼ぼうが、その実態に変わりがないわけで、BS-TBS『報道1930』では原発推進派の中からもこんな発言が出ているくらいで、海洋放出の危険性に右も左もないってことなのだ。

「アルプスというのは導入された当初からずっと『トリチウム以外の60種以上の放射線物質を全部取り除くんだ』と言ってきたにも関わらず、残念ながら処理された水の7割で基準値を上回ってますのでアルプスの性能が問われている。2次処理で本当にどの程度取れるのか?ということを専門家が入った第三者機関がきちんと検証して国際社会に発信して、それで海洋放出ということにすれば、アルプス処理水の海洋放出がここまで他国から、あ~だ、こ~だと言われるような問題にならない」(笹川平和財団・小林祐喜)

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2019年11月24日 (日)

ペテン総理との会食で、「首相は何も悪くない。一体何が問題なのか」とおもねって尻尾振る内閣記者会のポチ野郎!!

 どう考えても、「桜を見る会」にまつわる初老の小学生・ペテン総理の政治資金規正法&公職選挙法違反は明らかで、状況証拠的にはもはや詰んでいる。だからなんだろう、ペテン総理は実にこまめにマスコミ関係者と夜毎に会食して、善後策を練っているんだね。20日の夜に内閣記者会加盟報道各社のキャップが高級中華でペテン総理の接待を受けたことは21日のエントリーで書いた。それ以外にも、「15日、パレスホテル東京の「和田倉」でフジサンケイグループの日枝久代表と会食。18日は創作和食の「春秋ツギハギ 日比谷」で読売新聞東京本社の柴田岳常務取締役論説委員長、田中隆之取締役編集局長と会合」とあり、21日には取り巻きの売文芸人やネトウヨの女王と高級フレンチに舌鼓打っとります。

安倍首相がメディアと連続会食「桜を見る会」大炎上に焦り

 東京新聞の望月記者によれば、20日の内閣記者会加盟報道各社のキャップとの会食では、「桜を見る会 の説明責任を果たすべきでは、と問い質した記者は1人もいなかったという。中には『首相は何も悪くない。一体何が問題なのか』と首相を持ち上げる記者もいた」っていうから、何をかいわんやなのだ。

 東京新聞朝刊のコラムで、ライターの武田砂鉄氏が、ペテン政権がここまで続く要因のひとつとして、メディアがペテン政権の悪事の数々を「指摘する言葉が弱い」からではないかと書いていたが、まさに核心を突いてるんだね。「無闇な断定はいけないが、事実に対して、もっと厳しい言葉をぶつけるべき局面ではないか」という氏の指摘は、「桜を見る会」疑惑を上っ面の報道でやり過ごそうとするヘタレなマスコミへの痛烈な批判でもあるだろう。

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 野党は予算委員会開催要求を突きつけるようだが、ペテン総理が火達磨になることはどんなことがあっても避けなくてはいけないから、おそらく自民党は拒否するはずだ。マスコミがこれをどう報道するか。それいかんでは、マスコミの存在意義そのものが問われることになるだろう。

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2019年7月18日 (木)

ジャニーズ事務所の圧力に屈したTV局!? 芸能界でもこうなんだから政治報道においておや!! 民放各局の言い訳やいかに!!

 参議院選挙終盤のタイミングで、ジャニーズ事務所が公取委から注意処分のニュース。なんでも、元SMAPの3人のTV出演に圧力をかけたのがその理由だそうで、これまたいまさら感が強いんだよね。そんな噂はSMAP解散直後から囁かれていたわけで、やっぱり政財界に大きな影響力を持っていたボスの死ってのが大きく影響してるんだろう。CIAとも関係があったなんて都市伝説(?)もあるくらいだから、ひょっとしたら公取委もこれまでそんな影に怯えていた・・・なんな妄想もできないことはない。

元SMAP3人の出演に圧力か ジャニーズ事務所に注意 公取委

 で、このニュースを受けて、民放各局はどうするんでしょうねえ。今日のワイドショーはけだし見ものです。どんな言い訳するんだろう。それとも、自分たちのヘタレ具合はスルーか。

 それはともかく、芸能界ですらこうなんだから、政権による圧力が日常茶飯だろうことは容易に想像がつこうというものだ。ペテン総理への「忖度」なんて、忖度している自覚もないくらい当たり前のこととして報道マニュアルに組み込まれているのだろう。

どうやら、ジャニー喜多川の闇の部分についても週刊誌が動き出しているようで、死んだらどんな悪事も容赦なく晒されるってことなんだね。そんなんだもの、ペテン総理が「あんなひとたちに負けるわけにはいかない」って喚くわけだ。ひとたび権力の座を滑り落ちたらお縄になることは自分がよく知っているだろうから・・・妄想だけど。

アベが最も聞かせたくない街頭演説はコレだ!「権力側が憲法を変えたいなんて図々しい」(山本太郎)

アベが最も知られたくない数字はコレだ!下がり続ける賃金と苦しくなる生活。

・れいわ新選組街頭演説スケジュール

7月18日(木) 山本太郎 計3本
12:00-13:30 福島・福島駅東口
15:30-16:30 栃木・宇都宮駅西口
19:00-20:00 茨城・水戸駅南口デッキ

7月19日(金) 山本太郎 計2本
12:00-13:00 愛知・名古屋栄松坂屋前
17:00-20:00 東京・品川駅港南口「れいわ祭2」

7月20日(土) 山本太郎 計3本
12:00-13:00 山梨・甲府駅南口
16:00-17:30 東京・多摩センター駅南口
16:00-20:00 東京・新宿駅西口小田急デパート前「新宿センキョ」

【字幕入り動画&文字起こし】政見放送・れいわ新選組代表 山本太郎

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2019年5月10日 (金)

北の飛翔体は「安全保障に影響ない」(安倍晋三)。避難訓練まで演出したヒステリーはどこへ!!&「表現の自由」を楯に、改憲のCM規制に民放連が反対意見!&経産省のキャリアが覚醒剤・・・ワイドショーの静かなことよ!!

 どうやら、北のカリアゲ君が再び「謎の飛翔体」をぶっ放したようだ。初老の小学生・ペテン総理は、「現時点で、わが国の安全保障に影響があるような事態は確認されていない」って平然を装っている。でも、ちょっと待って、プレイバック、プレイバックなのだ。だったら、去年、さんざん北のミサイルの脅威を煽って、戦時中の空襲警報まがいの避難訓練まで仰々しく演じてみせたのは何だったんだってことだ。

 ようするに、北のカリアゲ君と会談したいものだから、必要以上に危機感を煽るのはまずいってことなんだね。つまりは、北の脅威ってのはその程度のものってことで、メディアもそのへんはしっかり忖度して、以前のように危機感煽るようなヒステリックな報道してませんからね。

首相「安全保障に影響ない」北朝鮮また2発 批判は抑制へ

 そうした報道姿勢は、メディアがいかに「総理のご意向」に敏感になっているかの証明みたいなもんなんだが、特にTVはその傾向が顕著なんだよね。たとえば、昨日の憲法審査会で審議された国民投票時におけるCM規制についての民放連(日本民間放送連盟)の意見なんか、その典型だ。なんとまあ、「表現の自由」を引き合いに出して、CM規制に反対しましたとさ。

 「表現の自由」ってんなら、バラエティーショー化した日頃のニュース番組をまずはどうにかしてから言いやがれ。ペテン政権のリークを垂れ流すだけでなく、切り張り編集で印象操作してきますからね。

 それはともかく、改憲の国民投票に関わるCMを規制もせずに好き放題にさせてご覧なさい。そりゃあ資金力のある勢力のいいようにやられちゃいますよ。もっとも、それだけTV局は儲かるわけで、「表現の自由」なんてことより企業利益の追求を優先しているだけじゃないのかねえ。

テレビ局が憲法国民投票のCM規制を拒否した裏! 金欲しさに公平性無視、安倍自民党の「改憲CM」大量放送に全面協力

 最後に、経産省のキャリアが覚醒剤で逮捕され、省内の机からは注射器が発見されたってね。本来なら、事務次官、大臣はもとより、ペテン総理も国民に向って謝罪すべきなんじゃないのか。ピエール瀧の時には相方の石野卓球まで謝罪しろんなんて喚いていたTVの何と静かなこと。ここでも、何らかの忖度してるんでしょうねえ。

経産省内で覚せい剤使用か=逮捕官僚の机から注射器-警視庁

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2019年3月15日 (金)

官邸前でマスコミ労組が望月記者支援で抗議集会&NHKへの偏向報道批判に「指摘は真摯に受けとめる」・・・どこかで聞いたセリフをぬけぬけと!!&「4選は禁じられている。ルールに従う」(安倍晋三)。どの口が抜かすか!!

 昨日は、「マスコミ記者らで作る労働組合の団体、日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)」が官邸前で、官房長官記者会見における東京新聞・望月記者への「異常な締め付け」に対する抗議集会が開かれた。でも、この集会を自分たちの問題として報道したメディアがどれだけあっただろうか。内閣記者会の自覚のなさは問題外だが、それを他人事のように傍観するメディアもまた同罪だ。

「会見は何の場かと聞いたところ、長官はあなたの質問に答える場ではないと暴言を吐いた。なんという権力者の驕りだろうか。政権が長期化する中、官邸会見が政府にとっての広報になっていないかと日々感じている」(望月記者)

・田中龍作ジャーナル
マスコミ労組が史上初の官邸前抗議 「望月記者を孤立させるな」

 ところで、NHKによる官邸忖度の偏向報道がこのところ一段とエスカレートしている。野党議員の国会演説を恣意的に編集した暴挙はその典型で、当事者である立民会派の小川君が昨日の衆議院総務委員会で「野党の主張を報道の骨子に取り入れてない。政権与党に都合のいいことを言う(報道)という批判がある」と指摘したそうだ。

 これにNHKの幹部は「指摘は真摯に受けとめる」だとさ。初老の小学生・ペテン総理の口移しかい。こやつらの使う「真摯」ってのは、その裏側に「そんなこと知ったことか。バーロー」って意味が込められているのは子供だって知っている。調べたわけではないけど。

 さらに、「自主的な編集判断」なんてことも繰り返し答弁しているんだが、ようするに「官邸の関与」を否定したいがための方便なのだろう。でも、「自主的」ってことはNHKが独断で偏向的編集しているってことを認めたようなもので、これはこれで受信料で成り立つ公共放送局としてはあってはなにらないことだ。

 そもそも、放送法27条には「協会は、その業務に関して申出のあつた苦情その他の意見については、適切かつ迅速にこれを処理しなければならない。」とある。つまり、「指摘は真摯に受けとめる」なんておためごかしで許されるものではないんだね。切り張り編集は放送法4条2項「政治的に公平であること。」に抵触するだけでなく、3項の「報道は事実をまげないですること。」に明らかに反している。

NHK、野党の「政権寄り」批判に「真摯に受け止める」

小川淳也議員、NHK幹部と国会で対峙

 タレントの薬物騒動で放映自粛するなら、野党議員の演説を切り張りで歪曲したNHKは組織解体に値するだろう。

 最後に、「4選」についてペテン総理は「自民党の規約で(総裁連続)4選は禁じられている。ルールに従うのは当然だ」とさ。おいおい、既にルールを破って3選を可能にしたのはどこのどいつだ。「どの口が」ってのはこういうのを言います。ルールを勝手に変更するのはペテン総理の得意技なんだが、それを世間では「独裁」と呼ぶ。

安倍首相「最後の任期に全力」=自民総裁4選論に

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2017年12月15日 (金)

「税金とは国民から吸い上げたもの」(安倍晋三)。だから、増税。そのうち「死亡税」なんて言い出すに決まってる!&「放送してはならないものが放送された」(BPO委員長)。東京MXテレビ『ニュース女子』の沖縄ヘイトを糾弾!!

 選挙戦の最中にはまったく触れもしなかった政策を、選挙に勝ったとたんに持ち出してくるってのはペテン政権の常套手段で、この手口に何度騙されても懲りない有権者がこやつらをのさばらせているんだね。

 でもって、師走の慌しい中でやってくれました。与党税制改正大綱が、議論がまったく深まらないままに決定。年収850万円以上のサラリーマンは所得税が上がり、いつものようにほぼガラス張りのサラリーマンの収入が狙い撃ちにあったってわけだ。

 さらに、森林環境税、国際観光旅客税なんて目的税が課せられるんだと。国際観光旅客税って何のこっちゃなんだが、ようするに出国する時に一律1000円の税金が取られるんたと。だったら素直に出国税って言えばいいのものを、こういう言い換えでわざと分かりにくくするのはいつもの手口です。

 しかしなんですね、森林環境税とか国際観光旅客税といった目的税ってのは、これまでも無駄遣いの温床とされていたんだよね。たとえば、森林環境税なんてのは、へたすると無理矢理差使い道をデッチ上げて、伐採しなくてもいい樹木に敢えて手をつけるなんてこともあり得ますからね。とにかく税金を使い切ることが目的化しちゃうってことだ。それでも余ったら、研修なんて名目で海外旅行てなこともやりかねない。

 結局のところ、「取りやすいところから取る」ってわけで、だからこそサラリーマンがターゲットなるんだね。年収850万円以上は増税といったって、富裕層といわれる金満家にとっては増税なんか屁でもない。なんてったって、彼らの収入の多くは株の配当などの金融所得で、その所得税は20%に据え置かれたままなんだからね。

 「途上国の医療改善に3300億円支援」ってニュースが流れていたが、こうやって吸い取った税金も、その一部はペテン総理の人気取りのために海外にばら撒かれることになるんだから、一般大衆労働者こそいい面の皮なのだ。

 ペテン総理は国会で「税金とは国民から吸い上げたもの」って口を滑らせたことがあったが、あれは本音だね。だからこそ海外に大盤振る舞いしても何の痛痒も感じない。政治ってのは税金をいかに公平、公正に分配するかってことにを悩ませるものなのに、どうやって税金を吸い上げるかってことに腐心する政治屋ってのは、ま、古臭く言えば「万死に値」しますよ、ったく。

所得税・たばこ税…増税、個人に照準 税制改正大綱決定

 ところで、沖縄の辺野古新基地建設に反対する住民を悪し様に罵った東京MXテレビ『ニュース女子』に対して、BPOは「重大な放送倫理違反」があったと発表した。これは当たり前の話で、「放送してはならないものが放送された」というBPO委員長の言葉は重い。

 とは言え、『ニュース女子』だけでなく「放送してはならないもの」が放送されているのがTVの日常ということもけっして忘れてはいけない。

・放送倫理検証委員会 委員会決定
東京メトロポリタンテレビジョン『ニュース女子』沖縄基地問題の特集に関する意見

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2016年9月 7日 (水)

小池応援団の処分問題と衆院補選を絡めての報道は、知名度の低いヤメ検にとって大きなアドバテージとなるだろう。これって偏向報道じゃないのか?&築地移転にまつわる怪しげな金の流れが発覚!?

 都知事選でぼったくりバーのチーママ・小池君を応援したヤメ検のエロ髭・若狭君の処遇がどうなるかと思っていたら、なんとまあ厳重注意でシャンシャン。しかも、チーママの後釜として衆院東京10区補選の自民党公募に応募することも認められた。小池応援したら一族郎党処分するぞってお達しは、結局のところただの脅しだったってことか。

 チーママが落選してたら即刻除名だったんだろうが、自民党のまま都知事に当選しちゃったから事を荒立てることはないってことね。ようするに、何の信念も理念もない政党でございますって自ら言ってるようなものだ。もっとも、それは自民党に限ったことではなく、この国の政党の業みたいなものなのだが・・・。

 それはともかく、ただでは転ばないのが自民党で、エロ髭・若狭君の処分問題を衆院東京10区補選に絡めることで、新聞・TVを選挙運動に上手に使っとります。土建政治の二階君との会談を終えたエロ髭・若狭君をまるで凱旋将軍のように取り扱ってますからね。テレビ朝日『スーパーJチャンネル』なんか、そのへんを突っ込まれることを百も承知だったんだろう、このニュースの最後に既に発表されている民進党と共産党の候補者をアリバイつくりで紹介していた。これって、都知事選の時のその他の候補者ってやつと同じ扱いだね。

 公示前だってのに、「小池都知事も支持してくれる」なんて見出しが新聞紙面を飾るんだもの、それだけでエロ髭・若狭君の知名度は急上昇。投票前に勝負あったようなものだ。陸山会事件では郷原弁護士にさんざん論破されたヤメ検が、いまや時の人ですからね。腐ったとはいえ、新聞・TVの影響力というのはまだまだ侮ってはいけないということだ。もうひとつ言えば、ペテン総理の鼻薬がここでも効いているってことなんだね。

衆院東京10区 出馬意向の若狭氏に厳重注意処分 自民、分裂回避を模索

 ところで、築地市場の移転問題なんだが、これまでも自民党都連と中卸組合の幹部との癒着が噂されていたんだが、移転推進派が「2013年の東京都議選直前に、自民党東京都連(自民党東京都支部連合会)に200万円の献金をしていた」って週刊文春がスクープしている。

 なんでも、築地・水産仲卸政策協力会ってのが献金していたそうなんだが、「この政策協力会は、築地市場に住所を置く任意団体で、政治団体としての届け出はない」のだとか。さらに、「代表を務める伊藤淳一氏は、東京魚市場卸協同組合(東卸)の理事長を務め、移転推進派の中心人物」で、この御仁はチーママ・小池君のヒアリングの時に声を荒げるようにして移転を主張している姿がニュースで流れていた。

 ところが、この献金については、組合員には知らされていなかったというから、なにやらきな臭くなってくる。落選中だった都議会のガン・内田君がこの時の選挙で復活。でもって、移転先の豊洲市場の電気設備工事を受注したのが内田君が役員を務める企業ってんだから、まあ、皆さんやりたい放題です。

築地移転推進派が自民党都連に200万円献金

 厳重注意でエロ髭・若狭君の処分問題が幕引きされたことに、自民党都蓮は不満タラタラだそうで、そこにもってきて築地の移転問題に絡む怪しげな金の流れにチーママ・小池君が手を突っ込んできたら、それこそガチで抗争が勃発。オリンピックも含めて、すべてが卓袱台返しになったらさぞかし愉快なんだが・・・。

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2016年3月 1日 (火)

ほら、言わんこっちゃない。再稼働直後に高浜原発が緊急停止&「私たちは怒っている」。テレビキャスターが高市発言に反撃開始。

 再稼働準備中に一次冷却水が漏れたのもなんのその、再稼働を強行して顰蹙を買った高浜原発が、試運転4日目にして原子炉停止。「今後詳しい原因や対策を国に報告するまでは稼動しない」って関電は説明しているそうだが、なんのことはない世界最高水準の安全技術なんてものただのまやかしだったってことが暴露されちゃったってことだ。

 サラブレッドだって休養明けのレースは細心の注意を払うもの。それが原発ならなおのことだ(ってなんのこっちゃ)。原子炉ってのは中性子線によってどんどん劣化していくもので、へたするとバリンと割れちゃう可能性があるんだね。今回はどんな理由かはさだかではないけど原子炉の緊急停止でおさまったからいいようなもんで、最悪の場合を考えたらとてもじゃないけど再稼働なんてしちゃいかんのですね。奇しくも昨日は東電幹部が強制起訴された日でもあるわけで、同じ日に高浜原発の原子炉緊急停止ってのは、「もう原発やめなはれ」っていう天の声かもしれないね。

高浜原発4号機が緊急停止 再稼働直後、変圧器で異常か

 ところで、化粧崩れの総務大臣・高市君の「言うこと聞かないと電波止めるよ」発言に、ようやくテレビキャスターが反撃開始です。会見したのは、田原総一朗、青木理、鳥越俊太郎、金平茂紀、岸井成格、大谷昭宏の6人のキャスター。「私たちは怒っている」っていうスローガンはいかさないなあと突っ込みいれるのをじっとガマンして、とりあえず拍手を送りたい。

 この会見で田原君は「全テレビ局の全番組が抗議すべきだが、残念なことに、多くのテレビ局の多くの番組が何も言わない」と語っているんだが、もうこの言葉に尽きるんだね。化粧崩れの愚かな発言があってからというもの、どのTV局もまったくリアクション起こしませんからね。そんなんだから鮨友だなんだって揶揄されちゃうんだが、それにしたってまったく反論もしないというのは、ある意味で視聴者を舐めてるよね。

「私たちは怒ってる」高市氏発言に抗議 岸井氏降板語る

 そんな中でのテレビキャスターの会見ってのはとても意味のあるものなのだが、問題がないわけでもない。それはこうした動きを持続できるかどうかということだ。特定秘密保護法の時は声明出したのはいいけど、それっきり尻すぼみでしたからね。そうしたもどかしさをどうにか払拭して、市民も巻き込んだ大きなうねりとなるように、とにかくあらゆる機会に声を上げ続けて欲しい。でなけりゃ、ただのガス抜きになっちゃいますよ。

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2016年2月21日 (日)

「言うこと聞かないと電波止めるぞ」って脅した直後に、ニッポン放送のラジオ番組でペテン総理が言いたい放題。さすが、グループの会長がゴルフだバーベキューだと腰巾着しているだけのことはある。

 ペテン総理が自分のケツも拭けない辛坊治郎のラジオ番組に出演して言いたい放題だったそうだ。「リーマンショックのようなことが起こっているとは考えていない」「自衛隊の存在をしっかりと明記すべきだ」なんてことをほざきつつ、あげくのはてには「民主党全体の質問を見ていると、だんだん共産党と似てきた」とか「民主党の政治家なら、政治家を辞めるという選択肢もある」とか、民主党批判を繰り広げたってね。フジサンケイグループのニッポン放送ならではの政府広報番組ってわけだが、こういう放送こそ「公平中立」を逸脱するもので、世間では「偏向」と言う。

<安倍首相>衆院10減、今国会で…公選法改正に意欲

 それにしても、放送への権力の介入が問題なっているこのタイミングで、自分の言い分を無批判に垂れ流してくれる番組に嬉々として出演するその政治的センスの傲慢さってのは、恥ずかしい限りだ。と同時に、それをまたヨイショする放送局ってのも、さすが会長がゴルフだバーベキューだとペテン総理の腰巾着していることだけのことはある。

 こういうメディアの権力へのおもねりについては、世界中のメディアが実は深刻な問題として捉えているようで、イギリスの「ザ・ガーディアン」は「日本のTV報道番組のアンカー3人が失職する。安倍政権を批判したからだ。失職しない報道部長らは安倍首相と頻繁に会食して、安倍の意見を拝聴しているらしい」と報道しているほどだ。

日本のテレビ司会者は、政治的圧力によって、彼らの仕事を失った

 もはや、国際社会から見たら日本のジャーナリズムってのはほとんど開発途上国並みどころか、それ以下の扱いなんじゃないのかねえ。報道の自由度ランキングで日本は世界61位という事実がそれを物語っている。ちなみに、韓国は60位で台湾やパプアニューギニアだって日本よりは上位に位置している。こういう現実を日本の新聞・TVはほとんど報道しませんからね。

報道の自由度ランキング

 ペテン総理になってからというもの、報道の自由度ランキングは下がる一方で、そのくせたとえば教育への公的支出なんかはOECD(経済協力開発機構)加盟国中最下位という体たらくだ。なんか、とても大切なことが日本という国から失われつつあるんだね。そうした現実を、我々一般大衆労働者諸君がどれだけ認識しているか。おそらく、世界中の目が極東の島国に注がれているはずで、それを知らないのは日本国民ばかりなり・・・ってことで、本日のところはお後がよろしいようで。

教育への公的支出、日本また最下位 12年OECD調査 

【くろねこの競馬予想】

 今年もやってきましたG1の季節。その第一弾フェブラリーステークスは、ちょいと混戦模様。3連覇を狙うコパノリッキーに期待したいところだが、ダートの新星ノンコノユメの一気の末脚も侮れない。さらに、デムーロを鞍上に迎えたモーニン、根岸ステークスで復活の兆しが見えたグレープブランデーなど、伏兵も多士済々。
 というわけで、本命はモーニン。東京のダート1600mはかなりタフなコースだから、できるだけ前につける馬が有利なことは言うまでもない。先行抜け出しでしのぎきった根岸ステークス上がり35.4秒はダテじゃない。相手筆頭はこれまた逃げてよし、抑えてよしのコパノリッキー。ノンコノユメは後方一気の脚質でとりこぼしもあると見て単穴まで。
◎モーニン、●コパノリッキー、▲ノンコノユメ、△ロワジャルダン、グレープブランデー、タガノトネール、ホワイトフーガ

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2016年2月 9日 (火)

「アベ自民党の言うこと聞かないと電波止める」ってさ。

 「SPEED」の今井絵理子が自民党から出馬するらしいという噂が流れていたんだが、どうやら内定したとか。本人がどう思っているかはわからんけど、もしこれが事実なら、残念ながらこれからの人生を「裏切り者」の刻印背負っていくことになるんじゃないだろうか。それにつけても、沖縄のひとたちを舐めるのもいいかげんにせーよなのだ。

今井絵理子氏の公認内定=参院比例、SPEEDメンバー―自民

 ところで、化粧崩れの総務大臣・高市君が、「政治的に公平でない放送を続けたら、そのうち電波停止もあるかんね」ってな脅しをかけたってね。放送法違反を念頭においてのことなんだが、そもそも放送法ってのは倫理規定であって、だからって放送局を処罰するものじゃない。もし放送法違反の疑いがあば、それはBPO(放送倫理・番組向上機構)がそれなりの判断をくだすべきことだ。

 ようするに、「アベ自民党の言うこと聞かなければ電波止めますよ」ってこと。平たく言えばそういうことだ。もう呆れて言葉もありません。ほとんど狂気の沙汰というか、こんなあからさまな恫喝されても、放送局がダンマリを決め込むようなら、自らの手で首を絞めるようなもんです。

高市総務相、電波停止に言及 公平欠ける放送に「判断」

 それにしても、ペテン総理一派ってのは、なんでこうもわかりやすい脅しを平然とやってのけられんだろう。こういう強権発動ってのは、たいていは政権末期に起こるようなことなんだよね。独裁国家の終盤ってのは、たいていそうだ。自分たちに都合のいい数字を持ち出して、なんでもその場しのぎの言い訳してるのも、もうアホノミクスの終焉が見えているからなのかもしれない。もしかしたら、薬漬けの生活でとうとう「殿、御乱心」なんてこともあるかも・・・なんて妄想してみた、ますます風邪がひどくなる火曜の朝であった。

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