メディア

2016年2月13日 (土)

甘利ワイロ事件とゲス不倫とどっちが重要な問題か・・・ちょっと考えればわかりそうもんなのに、新聞・TVはそこまで落ちぶれちまったのか。

 ゲス不倫の宮崎君が議員辞職。女子アナ崩れの丸川君はここにきて発言撤回。それにしても、どちらの会見も、「こいつ反省してないな」ってのがミエミエで、「お前ら何様のつもり」ってのが正直な感想ですね。

 公募で採用された男と元女子アナという人気稼業の女性議員。およそ政治家としての素養とは関係ないところで候補者選びするのが自民党の得意技ですからね。「SPEED」の今井君もこのラインの延長線上にあるわけで、ますますこの国の政治は劣化の坂道を転げ落ちていくことでしょう。

 でもって、化粧崩れの総務大臣・高市君の「言うこと聞かないと電波止めるぞ」発言が権力による言論弾圧に繋がるという声がかまびすしい最中に、なんと産経新聞の論説委員と政治部長がペテン総理と会食。こういう無神経さに、この国のメディアと権力とのズフズブの関係が垣間見えるってわけだ。化粧崩れの総務大臣の発言というのも、こうした背景を十分にわかった上でのアドバルーンで、こうやって世論の反応を探ってるんだね。

<電波停止>「政治的公平性」解釈で政府統一見解

 閣僚のスキャンダルが相次いで浮上するのは、第一次安倍政権の末期ととてもよく似ているんだが、あの時と今との大きな違いは、なんと言っても新聞・TVがお仲間に加わっているってことだ。だから、閣僚スキャンダルをテコにして政権を揺るがすことは、けっこう難しい。権力の監視という機能を新聞・TVが果たしていれば、ワイロ甘利だってパテイー高木だって、今頃は議員辞職に追い込まれていても不思議じゃないんだからね。それがいまだに白昼堂々と永田町を闊歩しているんだから、まさにこの国の政治は無法地帯ってことだ。

 そんなことをツラツラ考えていたら、せっかく治りかけていた風邪がぶりかえしそうな土曜の朝であった。

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2015年11月26日 (木)

岸井成格『NEWS23』降板決定? TBSは権力に跪くつもりか・・・!?

 ホリエモンに巨額な賠償命令の判決が出た日に、旧村上ファンドの物言う株主・村上君には株価操縦で強制捜査。にしても、株価操縦ってのはなんだかなあ。年金注ぎ込んで株高を演出しているアホノミクスとどこが違うんだろうね。

 そんな懐かしい名前が出てきたと思ったら、伝説の女優、原節子の訃報が。『東京物語』がイッチャン好きかな。もっとも、名画座で観た世代だけど・・・合掌。

 ところで、「放送法遵守を求める視聴者の会」とかいう怪しげな団体が、言論弾圧まがいの意見広告で毎日新聞のチョビ髭・岸井君にイチャモンつけてきたことは17日のエントリーで紹介した。その後、TBSがどんな動きをするか興味津々だったんたけど、ここにきて問題とされた発言をした番組『NEWS23』から岸井君を降板させるという噂が流れている。さらに、後任には朝日新聞を退職するほっかむり男・星浩をもってくるらしいなんてまことしやかな尾ひれもついている。

『NEWS23』でキャスター岸井成格の降板が決定の情報!「安保法制批判は放送法違反」の意見広告にTBSが屈服?

「NEWS23」岸井氏を名指し攻撃…異様な“意見広告”の真の狙い

 こうした具体的な人事まで流れてきているということは、おそらくそれに似た動きがTBS内部で起きているってことなんだろう。すぎやまこういち/代表(作曲家)、渡部昇一(上智大学名誉教授)、渡辺利夫(拓殖大学総長)、鍵山秀三郎(株式会社イエローハット創業者)、ケント・ギルバート(カリフォルニア州弁護士・タレント)、上念司(経済評論家)、小川榮太郞(文藝評論家)といった発起人の名前を一瞥しただけでも「放送法遵守を求める視聴者の会」とやらがいかなる思想・信条に基づいた団体かがわかろうというもので、当然、その裏にはペテン総理の息のかかった輩が蠢いているだろうことは容易に妄想できる。

 ならば、TBSはここは一歩も引いてはいけない。かつて、オウム真理教に情報を流したことで坂本弁護士一家殺害の遠因となったことについて、現在の『NEWS23』の初代のニュースキャスターだった筑紫哲也は「TBSは今日、死んだに等しいと思います」と番組の中で語った。もし、ここで岸井君を降板させるようなことがあったら、それこそ「TBSは死にました」ってことなんだね。権力の介入に屈したってことになるんだからさ。

 そもそも放送法で言うところの「公平・中立」というのは「権力におもねらない」っていう、戦前の大本営発表に与した反省からきているものだ。だから、政権に批判的な発言を放送・報道したからといって、けっして「偏向放送・報道」とはならない。ていうか、「政権批判」こそ「中立・公平」な放送・報道を担保する唯一の手段とも言える。「権力におもねらない」姿勢か放送への介入を権力に躊躇させる抑止力になる。

 チョビ髭・岸井君は、小沢狂想曲の際には急先鋒のジャーナリストの一人だった。あの時の狂乱報道が、今日のペテン総理によるメディアコントロールを容易にさせたという側面もあるに違いない。小鳩政権壊滅のためにジャーナリズムが捜査当局とその裏にいたであろう政治勢力と手を組んだんだからね。そのことに爪の先程でもいいから反省があるなら、ここは当事者であるチョビ髭・岸井君を筆頭に、日本のジャーナリズムが結集して、この怪しげな団体を動かしているであろう安倍ペテン政権に対して、「銃ではなく、紙や、ペン、音楽という武器」で宣戦布告して欲しい。

古賀茂明氏、ニューヨーク・タイムズに寄稿。「日本では報道の自由に脅威が」との題で、テレ朝問題など語る #テレ朝 #古賀茂明

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私達は、政治家に対し「放送法」の遵守を求めます!!(報道への介入をやめて下さい)

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2015年7月14日 (火)

「(沖縄は)もう国としてもある意味、見限ってもいいような気がするが、いかがでしょうか「もう、そんな連中は放っておいてもいいと思うが、いかがでしょうか」(時事通信記者)・・・こういう心根の腐ったのがジャーナリスト面していることに、安倍晋三を調子づかせる一因がある。

 安保法制=戦争法案は、何が何でも明日強行採決する腹のようですね。

「私も丁寧に説明してきて、理解は進んできたと思う。各議員の協力でさらに理解を得られるようにしていきたい」(安倍晋三)

「もう論点は出尽くしている。賛成と反対の視点が固まっていれば、同じ事の繰り返しになる」(谷垣禎一)

「審議時間が100時間を超えており、また、維新の党から対案を出されたこともあって、論点はだいぶ整理されて、議論がされてきているというふうに思ってます」(菅義偉)

 こういう言い草ってのは、国民を舐めきってる証拠だね。どこの世論調査だって「説明不足」という声が圧倒的だってのに、よくもまあヌケヌケと口にできるもんだ。ここまでレレレのシンゾー一派が国民を舐めきった発言してもドヤ顔してられるのは、ひとえに新聞・TVの偏向報道のおかげです。なんてったって幹部連中が夜毎の接待漬けで飼いならされちゃってますからね。

 で、上が腐れば下も腐るのが世の常で、現場の記者連中もロクなもんじゃありません。とうとう、時事通信の記者が昨日の官房長官の定例記者会見で、沖縄県議会が埋め立て用の土砂の規制条例を成立させたことについて、「沖縄が(第2滑走路の)工期短縮を難しくするような決断をしたことについて、もう国としてもある意味、見限ってもいいような気がするが、いかがでしょうか」「もう、そんな連中は放っておいてもいいと思うが、いかがでしょうか」ってぬかしたってね。

 時事通信は「不適切な表現で、極めて遺憾だと考えている。すでに本人に注意をした」ってんだが、この発言は売文家・百田尚樹の「沖縄の新聞はつぶせ」発言と根っこは同じです。沖縄に対する明らかな差別意識の発露で、注意だけでシャンシャンと済ませていいもんじゃない。それこそ、ジャーナリストとしての資質の問題が問われている。もっとも、レレレのシンゾーと酒食を共にすることが仕事の田崎史郎なんてのが解説委員務めてる通信社ですからね。ジャーナリズムとしての自覚なんてのを期待するほうが土台無理な話なんだね。

時事通信、記者を注意 沖縄巡る質問で「不適切な表現」

 こういう心根が腐った記者もどきは、匿名報道なんてのは生ぬるい。実名報道して、ちゃんと落とし前つけないと、日本のジャーナリズムそのものが腐り果てていると世界中から物笑いのタネにされますぜ・・・って、もうとっくにされてるか。なんてったって、沖縄慰霊の日に「なぜ、安倍首相に『帰れ!』と言っている人々を映さないんだ」って海外メディアにツイートされちゃっても、蛙の面になんとやらでダンマリ決め込んじゃうヘタレですからね。

 明日とも噂される強行採決に、この国のジャーナリズム(そんなのがあったらのことだけど)は、いったいどんな報道をするのか、興味は尽きない今日この頃である。

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2015年6月30日 (火)

韓国女子高生のコメント捏造で、切り張りミスったけど、「日本嫌い」って言ってたもん、って居直ってます&ローン返済の目途も立たないのにマンション買っちゃうようなレベルの事業計画なんか、とてもじゃないけど国家的プロジェクトと呼べる代物ではありません

 韓国の女子高生のコメント捏造について、フジTVがホームページにお詫びを掲載。ところが、これがなんともいけすかない文面で、発言内容を切り張りする時のミスで、「この女性は、インタビューの別の部分で、実際に『日本が嫌いです』と答えています」だとさ。世間では、こういうのをお詫びじゃなくて言い訳と言います。

 仮に、「日本が嫌いです」って言ってる映像があったにしても、捏造したコメントでは「嫌いですよ、だって韓国を苦しめたじゃないですか」ってなってるんだね。ということは、「だって韓国を苦しめたじゃないですか」って箇所はどうなるんだ。こうした発言もしているのかどうか。それだって大きな問題だ。「韓国を苦しめたじゃないですか」って発言があったのかなかったのか、それを確かめるためにもノーカットの映像をフジテレビは流す義務がありますね。

 どう言いつくろっても、ようするに自分たちたちのシナリオにそったおいしい発言を切り取って演出してたことは確かなわけで、その裏には嫌韓ムードを煽ってやろうという魂胆があったに違いない。

お詫び

 で、知ったかぶり池上君の対応はというと、朝日新聞の取材に「私の名前がついた番組のなかで起きたことであり、申し訳ないことだと責任を感じています。番組スタッフ全体でのチェックが不十分でした」てなことのたまってます。ジャーナリストを自認する池上君にしては、ずいぶんと意気地のないコメントだこと。チェックミスかどうか、「池上彰緊急検証スペシャル!」でもなんでも作って、ちゃんと番組上で検証すべきなんじゃないのかねえ。「番組スタッフ全体のチェックが不十分」なんて責任おっつけてないで、自分のケツは自分で拭きやがれ・・・なんてお下劣になっちまった火曜の朝である。

・フジテレビ、韓国人の発言訳誤る 池上さんの番組で

 ところで、新国立競技場の総工費2520億円、完成は2019年5月で決定。でも、お金はありませんだとさ。少なくとも1000億円は足りないそうで、競技場の命名権販売、民間からの寄付、totoの売上なんかが検討されてるそうだ。多額の寄付にはネームプレートを競技場に飾るなんてことまで言ってます。そんなにうまくいくわけないじゃない。ギリシャがデフォルト寸前で、そうなれば株価暴落で日本経済は大混乱。のん気に新国立競技場のために寄付なんかしている場合じゃありません。

 それに、命名権にしたって、オリンピックのオフィシャルスポンサー以外は、企業名を大手振ってさらすわけにはいきません。命名権取得したのはいいけど、オリンピック期間中に企業名隠されちゃったら、なんのためのに大枚はたいたんだかわかんなくなっちゃます。それどころか、へたすりゃ株主が黙っちゃいませんよ。

 それにしても、頭金どころかローン返済の目途も立たないのにマンション買っちゃうようなレベルの事業計画でもって、とてもじゃないけど国家的プロジェクトと呼べる代物ではありません。明治神宮の森への影響など、環境問題だってまったく議論されてる気配がないようだし、こうなったら東京オリンピック返上するのが一番の解決方法じゃないんでしょうか。

最後に、くろねこも参加する「健全な法治国家のために声を上げる市民の会」が、「自衛隊の海外活動拡大を図る安全保障関連法案」および「刑事訴訟法等の一部を改正する法律案」について、いずれも看過しがたい問題であると認識し、声明を発表しました。是非、ご一読を。

「自衛隊の海外活動拡大を図る安全保障関連法案」および「刑事訴訟法等の一部を改正する法律案」に関する声明

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2015年6月29日 (月)

フジテレビ「池上彰緊急スペシャル!」が韓国女子高生のコメントを捏造。知ったかぶり池上彰はほっかぶりか?

 強面の奴に限って実は小心ってのが多い。弱い犬ほどよく吠えるのたとえもある。売文業の百田センセイなんてのはその典型なんだが、吠えまくったあげくに「私が本当につぶれてほしいと思っているのは、朝日新聞と毎日新聞と東京新聞です」って墓穴掘ってくれてます。朝日、毎日、東京の各紙は、うつけのたわ言として鼻先であしらうか、それともこの喧嘩買ったって逆に叩きつぶすか。ちょと興味あるなあ。

 ところで、フジTVがとんでもない捏造をしたって騒ぎになってるようだ。事の起こりは、6月5日に放送された金曜プレミアム『池上彰緊急スペシャル! 知ってるようで知らない韓国のナゾ』で、このなかでソウルでの街頭インタビューに答えた韓国の女子高生のテロップが実際に話した内容とはまったく別のナレーションと字幕が流されたんだとか。

 番組中では、「嫌いですよ。だって韓国を苦しめたじゃないですか」という反日感情丸出しの違憲が勝てたられたことになっていたんだが、これがとんでもない捏造で、女子高生は「文化がとても多い。そして外国人が本当にたくさん訪れてくれるようです」って好意的な意見だったていう指摘があったっていうからさあ大変。

 おそらく、最初に台本ありきで女子高生の発言を捏造したんだろうが、知ったかぶりの池上君はいまのところ何のコメントも出してないんだね。慰安婦問題の時には朝日にさんざん噛みついてたくせに、まさか自分の冠番組でひとのコメントを捏造するという犯罪行為にはダンマリ決め込むつもりじゃないでしょうね。

池上彰氏の番組で韓国人のコメント捏造か 「日本嫌いですよ」実際は何と言った?

・フジテレビ『池上彰 緊急スペシャル!「反日韓国」特集』が字幕/吹き替えを「捏造」した疑惑→確定?

 いまさらTVのやらせには驚きはしないが、コメント捏造はやらせとは違いますからね。言ってみれば、作為的に嘘のニュース流したのと同じで、これこそ免許取り消し値するような行為なんだね。ネットではジンワリと噂が広がっているんだが、放送から3週刊杉たというのにフジ以外の新聞?TVがとんと無頓着なのは、自分達にも無思い当たる節があるからなのかと勘ぐりたくなる、ちょいと肌寒い月曜の朝であった

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2015年6月26日 (金)

「マスコミをこらしめるには広告収入をなくせぱいい」「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない」・・・自民党がメディアに宣戦布告。それをまた他人事のように報じる新聞の体たらく。

 昨日のエントリーで、性懲りもなくメディアの幹部世連中がレレレのシンゾーにゴチになってたってことを紹介したんだが、それでもまだまだ手ぬるいってんでしょうか、なんとまあ違憲総理のお稚児さん議員40人が「マスコミをこらしめるには広告収入をなくせばいい。文化人が経団連に働き掛けてほしい」って喚いたそうだ。

 憲法改正を推進する勉強会「文化芸術懇談会」の初会合での発言っていうんだが、お願いされた文化人の代表が売文家の百田センセイだそうで、このオッサンは会合の講師として何をとち狂ったか、「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」って息巻いたってね。クズです。

 ていうか、新聞・TVはもとより、表現に携わるすべてのメディアは、こんな発言をとことん糾弾すべきでしょう。こんなにあからさまに挑発されて、しかも「マスコミをこらしめるには広告収入をなくせぱいい」とか「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない」なんて宣戦布告までされてるんだから、ここは売られた喧嘩は買わなくちゃいけない。

「経団連に働きかけ、マスコミ懲らしめを」 自民勉強会

百田尚樹氏「沖縄の2つの新聞はつぶさないと」発言

 夜毎にレレレのシンゾーにゴチになっている幹部連中を吊るし上げるくらいの気概が、新聞・TVの現場の記者たちにあれば、おそらくこんな言い草が国会議員から飛び出すことはなかったはずなんだね。ようするに、御しやすしって舐められている証拠です。

 でもって、とりあえずリベラル派と目されている「過去を学び『分厚い保守政治』を目指す若手議員の会」が予定していた、小林よしのりを講師に招いての勉強会は急遽中止になった。改憲論者ではありつつも、レレレのシンゾーのやり口を批判し続けている小林よしのりに、ここで改めて「違憲」発言されようものなら、火に油を注ぐことになりかねないから、おそらく自民党執行部から圧力かかったんでしょう。これって党内言論弾圧です。自由民主党なんて党名は、ブラックジョークにもなりゃあしない。

 それにしても、こんなにも野蛮な政治屋が跳梁跋扈する時代がやってくるとは・・・お釈迦さまでもご存知あるめえってなもんです。

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2015年4月24日 (金)

テレビ朝日はテレビの三振王です。

 自民党の愛国婦人会所属の閣僚が、隠し砦の三悪人さながらに靖国神社に参拝してくれちゃいました。形ばかりとはいえ日中会談の直後にってのが、嫌がらせそのものですね。参拝後には、三人が三人ともちょいと高揚したドヤ顔でインタビュー受けていたのが、なんとも恥ずかしい気分の今日この頃なのだ。

 でもって、ドローンです。これってどう考えても危機管理が問われるような出来事で、規制がどうしたこうした以前の問題だ。ああそれなのに、昨夕のテレビ朝日『スーパーJチャンネル』で、御用コメンテーターの萩谷君が「危機管理で政権を揶揄するのでなく、与野党が一緒になってこの問題を考えなくてはいけない」なんて意味のことを口走ってました。こいうのが事の本質から目を逸らさせるための政権への配慮ってやつなんだね。

 馬鹿言っちゃいけないよ。どこをどうひねくったって、官邸の屋上にドローンが落ちてたことに気づかなかったってのは、危機管理能力の欠如以外の何ものでもありません。自称とはいえジャーナリストを気取るなら、そこははずしちゃいかんだろう。この御仁は法政大学で教授もしてるようだが、学生たちを前にして与太飛ばしてるんだろうね。講義聞いたわけじゃないけど。

 テレビ朝日は、「古賀の反乱」以来、日々没落の一途を辿っているようで、『報道ステーション』ではキンキンの訃報を報じる際に、『パックインジャーナル』の映像を使って、前後の脈略をカットした上で、まるでキンキンが「原発事故は心配いらない」と語っているかのようなシーンを流したってね。TV朝日は、メディアのウンコですね。

 くろねこのfacebookではご本人の投稿をシェアさせていただきましたが、詳細はコチラ↓で。

報道ステーションが愛川欽也の訃報で暴言!

 

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2015年4月18日 (土)

「辺野古は唯一の解決策」とか「代替案を出せ」とか、沖縄県民の前で言ってみろ。チキン野郎!&BPOを息のかかった組織にすることで検閲強化を図ろうって魂胆か。

 レレレのシンゾーと翁長沖縄県知事との会談、安保法制、自民党によるテレビ朝日、NHKへの事情聴取・・・これからの日本の正念場のようなニュースが目白押しなのに、TVは愛川欣也追悼がトップ。東京新聞も夕刊一面はキンキンの訃報だった。「戦争はしちゃいけないよ」って事あるごとに発言していたキンキンは、こんな報道のあり方に草葉の陰で嘆いてるんじゃないのか。「オレのことなんかどうでもいいからさ。もっと伝えるべき重要なニュースがあるんじゃないの」ってね。

 で、レレレのシンゾーと翁長沖縄県知事との会談です。レレレのシンゾーは、相も変わらず「辺野古が唯一の解決策」って、まるで壊れたテープレコーダー(って古いね)みたいに木偶の坊してくれてます。この言い草は貧相顔の官房長官もよく口にするんだが、だったらその根拠を説明して欲しいもんだ。

 そもそも、辺野古基地建設については、「飛行場の軍民共用」「15年の使用期限」という条件がついてたんだね。だからこそ、当時の県知事と名護市長は、辺野古を移設候補地として容認した。1999年の閣議決定ってのは、そうした条件付きの辺野古移設だったんだね。ところが、これを2006年に小泉政権が反故にして、沖縄県の同意なしに恒久的な基地建設を決定したってわけです。

【普天間基地返還・辺野古移設問題】年表

 だから、レレレのシンゾーと不愉快な仲間たちの「辺野古が唯一の解決策」という言い草には何の根拠もありません。そしうた経緯を踏まえた翁長知事の反論に、レレレのシンゾーは口をつぐむしかないのも道理です。ましてや、「代替案を出せ」なんてのは盗人猛々しいにも程があるってなもんです。

 辺野古をめぐるこうした歴史は、新聞・TVだって百も承知です。でも、そこはスルーして、安全保障がどうしたこうした、抑止力がどうしたこうしたっていう話にすり替えちまうんだね。つまりは、メディアも国の沖縄切り捨てに加担してるんだから、世話ありませせん。

「反対、米大統領に伝達を」 首相と初会談 平行線

 そんなんだから、たかが一介の政党にしかすぎず、何の権限もない自民党の呼び出しに、NHKもテレビ朝日もノコノコ出かけちゃうわけです。で、これがどんどんエスカレートしているようで、ていうかひょっとしたらコレこそが目的だったかもしれないんだけど、BPO(放送倫理・番組向上機構)に申し立てをするぞって脅しつつ、BPOに対しては「テレビ局がお金を出し合う機関できちんとチェックできないなら、独立した機関の方がいい。BPOがお手盛りと言われるなら、少し変えなければならないのかなという思いはある」なんてことを言い出してます。

 つまり、放送のチェック機関そのものを自民党の息のかかった組織にしようってわけですね。こうした動きに、NHKとテレビ朝日の事情聴取受け入れってのは、結果としてひと役買ったことになる。今後、こうした検閲まがいの動きはエスカレートしていくだろうから、NHK、テレビ朝日の今回の対応はメディア全体の自殺行為と言っても過言ではない。

自民党:BPOに政府関与検討 「放送局から独立を」

 この呼び出しについて、テレビ朝日は夕方の『スーパーJチャンネル』ではコメントなしでただ映像のみをたんたんと流しただけ。出入り業者のフルイタチ君の『報道ステーション』は観ていなかったけど、漏れ聞くところによれば、「テレビを見ている方々にできる限り真っすぐ向いて、伝えるべきだというニュースを伝えていく」ってコメントしてたそうだ。何のこっちゃ。「世の中、百人いれば百通りの考え、意見がある」とも言ったそうだが、ご隠居ソーリの「人生いろいろ」答弁を思い出しちまった。

 オウム真理教事件でTBSが揺れた時に、筑紫哲也は『NEWS23』の冒頭で「TBSは、今日、死んだに等しいと思います」とコメントしたが、まさに昨日は、「日本のメディアが死んだに等しい日」として長く記憶に止まることになるかもしれない。こんな時代がやってくるとは・・・お釈迦様でもご存知あるめえの土曜の朝であった。

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2015年4月16日 (木)

自民党の事情聴取にテレビ朝日は応じるそうだが、なんで断乎拒否しない。いまが報道機関としての瀬戸際だってことが、わかってるんだろうか。

 浪速のジョー・辰吉の息子、寿以輝が、今日、デビュー戦とか。そんな記事を読みつつ、辰吉と薬師寺の壮絶なタイトルマッチが甦った朝である。あれがボクシングなんだよなあ。亀ちゃんにはわかんないだろうんあ。

 それはともかく、テレビ朝日はどうやら自民党の呼び出しに応じるようですね。NHKはいまのところハッキリした態度はとっていないようだけど、ま、ここはレレレのシンゾーの息がかかっているイヌアッチイケー会長が居座ってますから、容易に想像がつこうというものです。

 それにしても、どちらの局も現場のスタッフたちってのは何やってんだろうね。ただ黙って自民党の脅しに屈するつもりなんだろうか。それこそ自殺行為じゃないの。昨日のエントリーにも書いたけど、こういう時こそ特番組んでしっかりとしたレジタンスすべきなんだね。その昔、TBSのキャスターだった田英夫は、ベトナム戦争報道に対する自民党の圧力で番組を降板さらせれる時、「それではみなさん、さようなら」と一言残して最後の放送を終えたことがあった。視聴者にもその無念さはひしひしと伝わったものだが、そんな矜持もいまのTV局のスタッフには望むべくもないのだろうか。

・東京新聞社説
権力と放送法 統治の具と成す不見識

 この自民党の常軌を逸した脅迫的行為に、共産党の穀田君は、「腹の底がよこしまだ」ってコメントしてるんだが、共産党にしては言い得て妙な表現で、ちょいと拍手です。

 そんなことはどうでもいいんだが、この自民党の乱暴狼藉に他のTV局は我関せずを貫いてます。自分のところに火の粉が飛んできちゃ困るってわけなんだろうが、情けないねえ。なんのための許認可事業なんだ。電波ってのが公共物ってことは、とりもなおさず国民から負託されてるってことなんだよね。けっして国からありがたく許可されてるものではない。だからこそ、ジャーナリズムとしての義務があるはずで、その義務を果たせないなら、その時こそ国民に免許返納しなくてはいけません。

 いまこそ、その瀬戸際だってことがわかってるんだろうか。事情聴取は17日だそうだが、どのツラ下げてテレビ朝日は出かけていくのだろう。「古賀の反乱」以来、すっかり出入り業者ヅラしちゃってるおもねりが顔のフルイタチ君は、その夜の『報道ステーション』とでどんなコメントかましてくれるんだろう。「それではみさん、さようなら」って席を立つ・・・なんてせんない妄想した自分に苦笑してしまう今日この頃なのだ。

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2015年4月13日 (月)

統一地方選の低投票率は案の定だけど、「国民の選挙離れ」には、「公平中立」を建前に何も問題提起しない新聞・TVがひと役買っていることを忘れちゃいけない。

 日曜日とはいえ、JR山手線が9時間もストップってのは、異常事態ですね。しかも、その原因となった架線支柱の倒壊というのが、その危険性が事前にわかってたのに「まだ大丈夫だろう」ってほったらかしだったっていうから、これはもう人災です。人の命を預かっているのに、緊張感のカケラもないってのは、どこかタガが外れちゃってる証拠です。JRのお偉いさんが、「過去に支柱が倒れたことはないから・・・」って言い訳してたけど、これって福島第一原発事故の時の「こんな大きな津波が起きるのは想定外」っていう東電幹部の言い草とよく似てます。にしても、倒れた柱に電車が突入してたら、もしくは電車めがけて柱が倒れてきてたら、これはもう大参事だったわけで、ケガ人もいなかったってのは不幸中の幸いか・・・。

 ところで、統一地方選です。地方選というより痴呆選じゃないのと馬鹿のひとつも言いたくなるほどの凄まじいことになってます。まず、投票率。41道府議選の推定平均投票率は45%。10の知事選でも投票率50%割れ。知事選は、なんてったって与野党相乗りが多数を占めてるんだから、有権者が白けちゃった結果です。で、道府議選の中には無投票なんてところもあったってんだから、こんなのは本来なら選挙やり直ししなくちゃいけません。

 でもって、全体の投票率の低さについては、有権者の選挙離れなんてことを新聞・TVはさかんに喧伝してるけど、本当にそうかい、ってなもんです。なんとなれば、新聞・TVって、普段はさんざん権力におもねった報道を垂れ流してるくせに、選挙になると突然「公平中立」なんてこと言い出すんだよね。「公平中立」ってのは都合のいい言葉で、ようするに「何もしない」ってことです。へたすりゃテレビ朝日の二の舞と思ったかどうかはともかく、昨年暮れの総選挙の時にレレレのシンゾーの争点ぼかしにひと役買ったことを思い出せば、今回の統一地方選で地元メディアがどんな報道をしたかってことは大いに疑問なんだね。

投票率、軒並み低調 道府県議選では過去最低相次ぐ

 このところ、政治家の「嘘」にはとてつもなく寛容になってるから、候補者の争点ぼかしのための「誤魔化し」を突っ込むなんてことはしませんからね。たとえば、北海道知事選なんて、原発再稼働反対を訴えた新人候補が選挙戦終盤までけっこう健闘してたんだけど、現職の方は本音は再稼働賛成のくせに、公約では「「原発に依存しない北海道を目指す」なんて争点ぼかしをしてたんですね。ここでメディアが「原発が争点」って動けば知事選はどう転んだかわからない。なんか、マキゾエが勝っちまった都知事選を彷彿とさせるんだね。あの時も、争点は「原発」だったのに、新聞・TVは押し黙ったままで、ワイドショーのコメンテーターの中には「東京オリンピックも大きな争点」なんてアホ抜かしてたのもいたくらいだ。

 ようするに、「国民の選挙離れ」ってステレオタイプな言い回しで低投票率を総括しちまう新聞・TVのキャンペーンに乗っかっちまうのはとても危険なことなのだと思う。有権者を白けさせてるのは、実は「公平中立」を金科玉条のごとく振りかざしつつ、そのくせ権力と日々酒食を共にしているマスメディアなんだということです。「郵政民営化」ひとつで解散した総選挙の時の新聞・TVの煽りに思い致せば、有権者を選挙に駆り立てるのは実に簡単なことなんだよね。だからこそ、逆もまた真なりであって、有権者の選挙離れをリードするのも容易だってことです。

 もっとも、そんなことにすら気付かないナンチャッテ有権者もいることも事実で、それなのに18歳に選挙権引き下げちゃって本当にいいのだろうか、とため息ばかりの月曜の朝であった。

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