辞めてよかったんだろうか・・・?
鳩山ポッポ君辞任騒動から一夜明けて、メディア報道のなんと凄まじいこと。どなたかが「総産経新聞化」と嘆いていたが、朝日なんか昨日の社説では、鳩山続投を擁護してたくせに、今日になったら民主党のダメさかげんをここを先途と垂れ流しまくっている。坊主憎けりゃとはよく言ったものだ。
でも、ポッポ君には辞めてほしくなかったといまでも思う。確かに、普天間問題のヘタレはあったけど、約束したことが達成できなかったからって、簡単に総理大臣が辞めていいものだろうか。また、すぐ辞任を求めるメディアというのもよくわからん。議員総会で演説するのではなく、国民に向かって普天間問題のヘタレを謝罪し、どのように国づくりをしていくのかを語るべきだったんじゃないのか。それでも辞めろコールがあったなら、解散総選挙が筋だったのでは。
辞任の理由として、「政治とカネ」の問題もあげていたが、小沢君云々というのはどうも解せない。何よりも、小沢君は不起訴処分なのであって犯罪人ではない。秘書もただいま係争中だ。ポッポは、ひょっとして検察に屈したか。小林議員の名前まで飛び出したが、彼女はもはや議員辞職を表明しているんじゃないの。何をいまさら・・・。
ようするに参議院選挙を視野に入れての辞任なのは容易に察しがつく。つまり、今夏の参議院の改選組に引きずり降ろされたってとこだろう。これこそ旧式な政治のやり方だね。自分達の選挙のことしか考えてないんだよな、こいつらは。
ポッポ君はともかく、小沢君まで辞めたってのがメディアはうれしいらしい。朝日の星浩なんか、「古い政治」の象徴のように今朝の紙面で書いていたが、官房機密費に関して口を閉ざしたままの君の意見なんて聞く耳持たんからね。いずれにしても、これまでの既得権益に手を突っ込もうとした小沢君が辞めてくれたんだから、メディアにとっては望外の喜びでしょう。
小沢君が仲間を引き連れて離党したら面白いけどね。そしたら自民党も割れる。一挙に政界再編だけど、それくらいのこと考えてるかもしれないな。
ところで、コソ泥官房長官の河村君の官房機密費持ち逃げに対する告発が、ようやく受理されそうだ。東京地検特捜部が動きだすらしいから、どんな展開になるのか見ものだね。ひょっとこ麻生君も参考人で引っ張られたりしたら面白いのだが・・・。
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